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「高齢者との会話が続かない」
「会話のネタがなくて盛り上がらない」
高齢者との会話が続かなくて困ることありますよね。
会話が一瞬で終わってしまうと、その後、沈黙の気まずい時間が流れます。
生まれた時代が違うので、話題に困るのは仕方がありません。
高齢者との会話を盛り上げるためには、相手の興味や関心に合わせて、話題を選ぶことが大切です。
この記事では、高齢者との会話に困っているあなたのために、次のことを詳しく解説しています。
- 高齢者との会話のネタ
- 高齢者との会話のコツ
- 高齢者との会話で注意すること
会話を通じて、相手と信頼関係を築けるので、多少のミスも笑って許してもらえるようになりますよ。
<高齢者との会話のネタ>
- 趣味や興味のあること
- 家族や友人のこと
- 昔話や懐かしい話題
- 健康に関すること
- ニュースや時事ネタ
また、相手の話をよく聞き、質問をして話を膨らませていきましょう。
インタビューを意識すると、スムーズな会話ができますよ。
<高齢者との会話のコツ>
- 傾聴(けいちょう)する
- 相づちや表情を意識する
- 自分との共通点を探す
- インタビューを意識する
会話中に相手の地雷を踏まないように、次のことには注意しましょう。
あなたの信頼を失う原因になりますよ。
<高齢者との会話で注意すること>
- タメ口や若者言葉は避ける
- 下ネタや差別的な話題は避ける
- 相手の体調や気持ちに配慮する
高齢者に限らず、誰にでも使えるコツも紹介しているので、あなたのコミュニケーション能力を上げるためにも、ぜひ最後までお付き合いください。
この記事を書いた人
名前:介護おじさん
年齢:42歳
資格:介護福祉士、介護支援専門員
☑介護士歴14年目
☑介護施設のリーダー職
☑ブラック企業からホワイト企業に転職
☑介護職のためになる情報を発信中
筆者の詳しい経歴はこちら
・スーパーの精肉担当(超ブラック企業)
毎日6時~21時までの長時間労働で体力の限界
・本屋の店長(普通の企業)
面接など職員の採用にかかわるが会社倒産
・ITの会社で営業(超ブラック企業)
きついノルマ・飛び込みの営業で精神消耗
・CADオペレーター(ブラック企業)
休みなし、こき使われまくりで精神崩壊
・福祉用具専門相談員(ブラック企業)
上司のパワハラがエグすぎて精神の限界
・介護士(ホワイト企業) ☚今ここ
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高齢者と会話するときのネタ5選
<高齢者と会話するときのネタ5選>
- 趣味や興味のあること
- 家族や友人のこと
- 昔話や懐かしい話題
- 健康に関すること
- ニュースや時事ネタ
趣味や興味のあること
高齢者と会話するときに、相手の趣味や興味のあることをネタにしましょう。
なぜなら、自分の好きなことや興味のあることを話すのは楽しいので、会話が盛り上がるからです。
「○○さんの趣味はなんですか?」
「○○さんは何が好きですか?」
介護施設に入居されている中には「趣味がない」と答える方もいます。
そんなときは、若いころの趣味や楽しみを聞きましょう。
たとえば、「犬を飼っていて一緒に散歩するのが楽しかった」ということを引き出せば、そこから話を膨らませていきます。
- 犬の名前、品種、大きさは?
- 犬との思い出は?
- どんなところが好きだったか?
- 犬を飼うきっかけは?
犬を飼うきっかけが「子どもが犬を飼いたい」だったら、次は子どもの話題を振っていきます。
家族や友人のこと
家族や友人のことは喜んで話してくれます。
お孫さんや、ひ孫さんのことを話すときは目尻が下がり嬉しそうです。
相づちを打ちながら「立派なお孫さんですね」とほめたり、「ぜひ写真を見せてほしいです」と話を広げていきましょう。
ただし、家族と上手くいっていない方もいるので、相手のリアクションを見てイマイチなら話題を変えるべきです。
昔話や懐かしい話題
昔話や懐かしい話題を振れば、会話が長続きします。
なぜなら、相手の人生の方が長いので、ネタをたくさん持っているからです。
たとえば、子どもの頃にしていた「遊び」や「学校生活」を聞いて、今の子どもと比較してみましょう。
昔と今の違いを知ることで、お互いに驚きや新たな発見があります。
昔の遊びには次のようなものがあります。高齢者が思い出せないときは、こちらから聞いてみましょう。
<昔の遊び>
- めんこ
- おはじき
- あやとり
- お手玉
- コマ
- 竹馬
- 缶蹴り
- 竹とんぼ
- 紙風船
- ビー玉
- 将棋崩し
- 鬼ごっこ
- かくれんぼ
- 木登り
健康に関すること
高齢者は健康なことをほめると喜ばれます。
まずは、ほめてから話題を振りましょう。
- お元気そうですが、普段意識していることは何ですか?
- 姿勢がよくて、足腰もしっかりしていますね。元気の源は何ですか?
- すごく若く見えますが、若さの秘訣は何ですか?
ほめられて嫌な気持ちになる方はいないので、気分よく話してくれますよ。
ニュースや時事ネタ
高齢者が興味のありそうなニュースや時事ネタについて、日頃から情報を集めましょう。
全国ニュースもいいですが、ローカルなニュースも話が盛り上がりますよ。
たとえば、近所に新しいスーパーができるとか、どら焼きの美味しいお店があるとかです。
地元のことには関心が高いので、色々な情報を仕入れましょう。
高齢者との会話のコツ
傾聴(けいちょう)する
傾聴とは、相手の話に真剣に耳を傾け、理解しようとする姿勢です。
相手が話しやすいように、傾聴を徹底しましょう。
- 傾聴する環境を整える
- 目線は相手に合わせる
- 相手を否定しない
- 相づちを打って共感する
- 相手の話を遮らない
- 自分の考えを押しつけない
- 最後に感謝する
傾聴のコツは過去記事のこちらで詳しく解説しています。 傾聴とは?利用者さんの心を開き信頼関係を築く7つのコツ
相づちや表情を意識する
高齢者と会話するときは、相づちや表情を意識しましょう。
なぜなら、「聴いている」という姿勢が相手に伝わるので、話しやすい雰囲気を作れるからです。
大げさだと思うくらい首を振ってうなずいたり、手を叩きながら笑ったり、会話が楽しいことを全身で表現しましょう。
相手が気分よく話しくてくれますよ。
相手との共通点を探す
会話の中で、相手の共通点を探しましょう。
なぜなら、共通する話題は盛り上がりやすいですし、共通点が多い人には好意を持つからです。
たとえば、出身地が同じだと親近感がわきますし、趣味が同じだと「趣味について話したい」という意欲がわきます。
できるだけ多くの共通点を探して、会話を盛り上げながら信頼関係を築きましょう。
インタビューを意識する
インタビューを意識すると、会話が続くようになります。
話す割合は9:1で相手に話してもらいましょう。
たとえば、次のような流れです。
「趣味は何ですか?」
「いつ頃からしているのですか?」
「始めたきっかけは何ですか?」
「どんなところが好きですか?」
「興味深いので、詳しく教えてください」
「勉強になりました。また今度、話を聞かせてください」
「ありがとうございました」
耳が遠い高齢者との会話のコツ
耳が遠い高齢者と会話するときは、視覚と聴覚の情報を最大限に活かして、わかりやすく伝えましょう。
<耳が遠い高齢者との会話のコツ>
- 正面から話す
- ゆっくり話す
- 相手の表情をマネする
- 低めの声で話す
- ジェスチャーをつかう
詳しくは過去記事のこちらを参考にしてください。 耳が遠い高齢者と会話するときのコツ5選
高齢者との会話で注意すること
<高齢者との会話で注意すること>
- タメ口や若者言葉は避ける
- 下ネタや差別的な話題は避ける
- 相手の体調や気持ちに配慮する
タメ口や若者言葉は避ける
高齢者と会話するときに、タメ口や若者言葉は避けましょう。
なぜなら、相手に失礼ですし、高齢者が若者言葉を理解するのは難しいからです。
高齢者は「ヤバい」とか「マジ」って聞いても意味が分かりません。
「それ、マジですか?ヤバいっスね」➡「それは本当ですか?すごいですね」
丁寧な言葉づかいと、正しい日本語で会話しましょう。
下ネタや差別的な話題は避ける
下ネタや差別的な話題は避けましょう。
下ネタを言ったり、相手に言わせると高齢者虐待(性的虐待)に該当します。
相手に不快な思いをさせるだけでなく、あなたが処分されてしまうのです。
また、民族、政治、宗教などを差別するような話題も厳禁です。
なぜなら、相手が関わっているものであれば、信念や価値観を否定することになるからです。
もしかしたら、家族や友人に関係者がいるかもしれません。
相手の体調や気持ちに配慮する
高齢者は座っているだけでも体力が消耗してしまいます。
相手の体調を観察しつつ、会話を進めましょう。
また、”戦争”など思い出したくないこともあります。
会話しているときに、相手の表情や声のトーンを観察して、触れられたくないことだと思ったら話題を変えましょう。
まとめ
今回は「高齢者と会話するときのネタ」と「会話が盛り上がるコツ」について解説しました。
おさらいすると次のとおりです。
<高齢者との会話のネタ>
- 趣味や興味のあること
- 家族や友人のこと
- 昔話や懐かしい話題
- 健康に関すること
- ニュースや時事ネタ
<高齢者との会話のコツ>
- 傾聴(けいちょう)する
- 相づちや表情を意識する
- 自分との共通点を探す
- インタビューを意識する
<高齢者との会話で注意すること>
- タメ口や若者言葉は避ける
- 下ネタや差別的な話題は避ける
- 相手の体調や気持ちに配慮する
会話を盛り上げて、信頼関係を築きましょう。
最後まで読んでくれた、あなたを応援しています。
では、また。