【例文50選】介護業界の圧迫面接を切り抜ける方法｜うまい切り返し方を紹介

当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています。

介護業界の面接は穏やかなものが多いですが、あえてプレッシャーをかけ、ストレス耐性を試す面接官も存在します。突然、こんな質問をされたらどうしますか？

✅「この仕事、体力的にきついけど、あなたにできますか？」
✅「正直、あなたの経歴では厳しいと思いますが？」
✅「うちの施設で働くメリットを具体的に3つ挙げてください」

焦って、しどろもどろになりそうですよね。

しかし、ちょっとした「切り返しのコツ」さえ知っていれば、むしろ好印象につなげることも可能です。

今回は、圧迫面接のよくある質問と、その切り抜け方を徹底解説します。

この記事を読めば、落ち着いて対応できるようになりますよ。

自信を持って面接に臨みましょう。

圧迫面接の質問と回答【具体例50選】

事前に心の準備をしてないと、言葉が詰まるような意地悪な質問があります。

面接官から威圧的な態度で質問されると、頭が真っ白になりませんか？

それまで順調に受け答えができてても、回答に困り無言になったり、動揺しておかしな回答をすると印象が悪くなります。それまでの好印象が台無しです。

無関心な態度で対応されたり、こちらの回答に対して無言だったりすると不安や焦りにつながります。

このように、あなたを精神的に追い込んで反応を見るのが圧迫面接の目的です。

面接で失敗しないために、質問と回答の具体例を50パターン紹介します。

経歴・空白期間についての質問

1. 面接官：「空白長いね。サボってたの？」
   あなた：「いえ、家族の介護で主担当でした。夜はeラーニングを40時間受講していました。現場では記録徹底を意識してきたので、ここでも活かせます。」
2. 面接官：「転職回数、多くない？」
   あなた：「契約満了と、夜勤専従から常勤へ切り替えたくての転職が主です。今回は長く腰を据える前提で応募しています。」
3. 面接官：「なんで介護？他で通用しないから？」
   あなた：「人の変化が目の前で分かる仕事が好きで選びました。食事介助で姿勢ととろみを調整し、むせゼロの週を作れたのがやりがいでした。」
4. 面接官：「前職をすぐ辞めた理由は？」
   あなた：「労働条件の認識差でした。交渉と調整でも埋まらず退職。今回は条件を事前にすり合わせ済みです。」
5. 面接官：「管理職経験ないのに応募？」
   あなた：「まず現場で成果を出してから責任を広げたい考えです。リーダー代行で勤務表を見直し、残業を約15％減らした経験があります。」

志望動機・適性についての質問

6. 面接官：「うちじゃないとダメな理由は？」
   あなた：「認知症ケアでユマニチュードを取り入れている点に惹かれました。前職でも“見る・話す・触れる”を意識して拒否が減った経験があります。」
7. 面接官：「夜勤、きついよ。大丈夫？」
   あなた：「可能です。睡眠と食事を固定して体調管理しています。前職は夜勤8回/月でインシデントゼロでした。」
8. 面接官：「うちは給与は高くないけど？」
   あなた：「成長機会と役割を重視しています。業務改善の提案で処遇改善加算に寄与した経験もあり、貢献で報われる環境なら頑張れます。」
9. 面接官：「通勤遠いよ。遅刻しない？」
   あなた：「時刻表で30分の余裕を見ています。予備ルートも2本用意していて、前職でも遅刻ゼロです。」
10. 面接官：「うちの文化、合うの？」
    あなた：「記録と連携が強みです。SOAPに統一して引継ぎ漏れを減らした経験があるので、御施設の運用にも合わせます。」

ストレス耐性についての質問

11. 面接官：「家族に怒鳴られたらどうする？」
    あなた：「まずお気持ちに寄り添って、事実と要望を分けて伺います。その上でできる対策を一緒に決め、文書で再確認します。」
12. 面接官：「上から強く言われたら反論できる？」
    あなた：「その場は安全優先で従い、落ち着いたタイミングで事実ベースに相談します。感情ではなく運用の改善に焦点を当てます。」
13. 面接官：「忙しいのに質問ばかり？」
    あなた：「最初に段取りの図だけ確認して、必要最小限にします。初回勤務でミスを出さないための投資と考えています。」
14. 面接官：「間違えたらどう責任取る？」
    あなた：「すぐ共有→是正→再発防止の3点です。ヒヤリハットは必ず記録し、KYTで手順を見直します。」
15. 面接官：「怒鳴られたら固まるタイプじゃない？」
    あなた：「呼吸を整えて要点を要約し直します。役割分担を確認して、次の一手をすぐ出します。」

倫理・安全についての質問

16. 面接官：「人手不足だから、オムツ替えは飛ばしてと言われたら？」
    あなた：「安全と尊厳に関わるので飛ばせません。人員支援の要請と優先順位の組み替えで対応します。」
17. 面接官：「記録は後で。今は動け」
    あなた：「救命が最優先です。ただ、最低限のメモだけ残して、落ち着いたら記録を整えます。」
18. 面接官：「転倒は隠しておいてと言われたら？」
    あなた：「報告と記録は必須です。隠すと二次被害のリスクが上がるので、即報告します。」
19. 面接官：「身体拘束してでも止めろと言われたら？」
    あなた：「最終手段と理解しています。まず代替案→家族同意→多職種協議の順で進めます。」
20. 面接官：「薬を多めに飲ませてと言われたら？」
    あなた：「医師・看護師の指示系統に従います。逸脱はしません。」

スキル・再現性についての質問

21. 面接官：「食事でむせた。1分で方針言って」
    あなた：「姿勢→ペース→形態→とろみの順で確認します。まず90°座位、匙は半量、嚥下確認しながら進めます。」
22. 面接官：「ユマニチュード知ってる？どこが効く？」
    あなた：「ユマニチュードはフランスのケア技法です。効果的なのは“見る・話す・触れる・立つ”で安心を先につくる点です。」
23. 面接官：「排泄介助を早くしてと言われたら？」
    あなた：「準備8割を徹底します。物品配置と声掛けの定型化で、平均8分→6分に短縮できました。」
24. 面接官：「記録が長い。要点だけ伝えるにはどうする？」
    あなた：「SOAPで結論から書きます。引継ぎ時間が3割ほど減りました。」
25. 面接官：「新人にどう教えるの？」
    あなた：「見本→一緒に→任せるの3段階で、最後に1分のフィードバックを入れます。」

矛盾・追及について

26. 面接官：「“チームワーク得意”と言いながら単独行動多いのでは？」
    あなた：「先に役割を進めることがありますが、必ず共有して整合を取ります。報連相は口頭と記録の両方で残します。」
27. 面接官：「“丁寧”だと遅いよね？」
    あなた：「ムダを減らす丁寧さなので、全体では速いです。実際に所要時間が短くなった事例があります。」
28. 面接官：「“改善好き”は現場を乱すよ」
    あなた：「小さく試して数字で判断します。合意形成を先にするので混乱は起きにくいです。」
29. 面接官：「“責任感”は誰でも言う」
    あなた：「期日・品質・報告の3点で定義して運用しています。期限前日には必ず中間共有します。」
30. 面接官：「“利用者ファースト”は理想論」
    あなた：「安全・尊厳・効率のバランスで意思決定します。具体的には転倒リスクを優先に動きます。」

条件・待遇についての質問

31. 面接官：「希望給与は？（強め）」
    あなた：「現年収と夜勤回数から◯◯〜◯◯円を希望しますが、基準に合わせて相談可能です。」
32. 面接官：「残業は当たり前だけど、どうする？」
    あなた：「突発は対応します。慢性的な残業は業務の見直しで減らす提案をします。」
33. 面接官：「休みは取りにくいよ」
    あなた：「計画年休と相互カバーで運用したいです。事前に調整すれば現実的だと考えています。」
34. 面接官：「配属は選べないよ」
    あなた：「まずは任せていただいた部署で適応します。中期で希望の申告機会があれば活用します。」
35. 面接官：「資格手当は出ないけど大丈夫？」
    あなた：「承知しました。役割拡大とスキルで貢献し、総合的に評価いただければ十分です。」

ロールプレイ・無茶振り

36. 面接官：「家族クレーム対応、ここでやってみて」
    あなた：「承知しました。まずお気持ちに共感→事実確認→できる対策の合意→再確認、の順で進めます。」
37. 面接官：「30秒で自己PRお願い」
    あなた：「結論から、記録と連携が強みです。食事介助でむせゼロの週を作れました。御施設では記録の標準化で貢献します。」
38. 面接官：「10年後のキャリアは？」
    あなた：「現場力を磨き、後輩育成、小規模ユニットの統括へと進みたいです。」
39. 面接官：「自分の弱みを3つ言ってみて」
    あなた：「抱え込みやすい・早口・完璧主義です。タスク共有、意識してゆっくり話す、80点で出す、で対策しています。」
40. 面接官：「今すぐ質問ある？」
    あなた：「はい。職員の評価指標、記録の標準、夜勤帯の支援体制について伺えますか。」

 関連記事はこちら

退職理由についての質問

41. 面接官：「前職の不満は？（煽り）」
    あなた：「個人批判は避けますが、制度と運用の相違が大きかったです。話し合いでも埋まらず退職しました。」
42. 面接官：「人間関係トラブル？」
    あなた：「対話→合意→上長相談の順で対応しました。離職は最終手段と考えています。」
43. 面接官：「パワハラ？」
    あなた：「定義と事実を分けて記録しました。必要に応じて相談窓口を利用しました。」
44. 面接官：「戻る気はないの？」
    あなた：「今はありません。新しい環境での貢献に集中したいです。」
45. 面接官：「うちで同じことが起きたら？」
    あなた：「早めに共有し、記録と改善提案で再発を防ぎます。」

失敗談・学びについての質問

46. 面接官：「最大の失敗は？」
    あなた：「インシデントを出したことです。すぐ共有し是正、チェックリストで再発防止しました。」
47. 面接官：「叱られてどう変えた？」
    あなた：「行動レベルで直しました。所要時間の見積もりと声掛けの順番を変えています。」
48. 面接官：「数字で語れる成果は？」
    あなた：「配膳導線の見直しで移動時間を15％短縮しました。」
49. 面接官：「周囲の評価は？」
    あなた：「ご家族から感謝の手紙をいただきました。」
50. 面接官：「採用したら何が変わる？」
    あなた：「初月は記録の標準化、3ヶ月で夜勤帯の導線改善に着手します。効果は引継ぎ時間の短縮で示します。」

正解のない質問と回答

突然、正解がない質問をされると悩んでしまいますよね？

「あなたを物に例えると何ですか？」みたいな質問です。

正解のない質問には以下のような意図があります。

• どんな質問にも答えれるか？臨機応変な対応力の確認
• なぜそう思うのか？思考力の確認

Q1.「あなたを物に例えると？」

A案（地道タイプ）：「巻き尺です。長さを測ってから動く性格で、行き当たりばったりを避けます。現場では導線や所要時間を数えて、ムダを減らすのに向いています。勢いだけで動きそうな時は一度測ってから、を心がけます。」

B案（連携タイプ）：「付箋です。小さくても要点を貼ってチームをつなぐ役が得意です。引継ぎや指示の見落としを減らします。色で優先度を分けるクセがあります。」

C案（回復タイプ）：「モバイルバッテリーです。周りが疲れている時にサッと補助に回れます。急変後の片付けや記録のフォローで“電力供給”するのが得意です。」

Q2.「あなたを動物に例えると？」

A案（観察タイプ）：「フクロウです。静かに周りを見て判断します。夜勤でも落ち着いて全体を見渡し、必要な所に入っていきます。」

B案（協調タイプ）：「イルカです。合図と連携が好きで、声とジェスチャーで合わせるのが得意です。新人さんとも波長を合わせやすいです。」

C案（粘りタイプ）：「コツコツ歩く亀です。速さより確実性。転倒リスクのある場面ほど丁寧に進めます。」

Q3.「あなたを色に例えると？」

A案：「ネイビーです。派手さはないですが安心感があります。ご家族対応や看取り期など、落ち着きが必要な場面で力を発揮します。」

B案：「黄緑です。場を明るくしつつ目に優しい色。朝の立ち上がりやレクの導入で空気をほぐすのが得意です。」

C案：「グレーです。中立を保って調整役に回れます。意見が割れた時に要点をまとめるのが好きです。」

Q4.「あなたを季節に例えると？」

A案：「初春です。新しいことを少しずつ芽吹かせるのが得意。マニュアルを崩さず、改善を小さく試すタイプです。」

B案：「晩秋です。収穫と振り返りを大事にします。月末に指標を見て、翌月の改善点を一言で共有します。」

C案：「梅雨です。派手ではないけれど土台を潤す役。記録整備や物品補充など、地味な所を切らしません。」

Q5.「あなたを料理に例えると？」

A案：「お味噌汁です。毎日違う具でも土台は同じ。誰が相手でも基本の“安心”から入ります。」

B案：「おにぎりです。小さく握って素早く提供。忙しい帯でも要点をコンパクトにまとめるのが得意です。」

C案：「ぬか漬けです。急にはできませんが、手をかけ続けると良くなります。新人育成も同じ目線です。」

Q6.「座右の銘は？」（正解なし・価値観確認）

A案（安全重視）：「『急がば回れ』です。急ぐ場面ほど手順を守ります。」

B案（学習重視）：「『昨日より1%』です。今日の仕事に小さく上乗せするのが好きです。」

C案（連携重視）：「『言葉は橋』です。一言で安心が生まれるので、声掛けを丁寧にします。」

Q7.「超能力が1つ使えるなら？」（遊び質問）

A案（現実接続）：「“10秒だけ未来が見える”です。ヒヤリハットが起きる前に一歩早く動けます。現実では“予測と声掛け”を鍛えて近づけます。」

B案（チーム接続）：「“相手の疲労が見える”です。無理が見えたら早めに交代を提案できます。実際は表情と歩き方を観察して代替に入ります。」

C案（学び接続）：「“忘れない”です。記録や申し送りの質が上がります。現実ではテンプレとチェックリストで代替します。」

Q8.「最近気になったニュースと感想は？」（価値観・情報感度）

A案（現場直結）：「介護ロボの導入記事です。『人を置き換える』より『危険や重労働を補助』に軸があると感じました。導入時は“導線変更”を最初に検討したいです。」

B案（学び姿勢）：「高齢者の誤嚥予防の新ガイド案です。現場では姿勢と食形態の基本を徹底しつつ、エビデンスの更新に敏感でいたいです。」

C案（倫理観）：「身体拘束に関する報道です。現場の葛藤を感じました。多職種で合意形成し、最終手段として扱う姿勢を守りたいです。」

Q9.「AIに仕事は奪われる？」

A案：「“奪う仕事”もありますが、“危険・重い・繰り返し”をAIが引き受け、人は関係と判断に集中できると思っています。私は記録や導線設計にAIを活かし、接遇は人が担ぐ派です。」

B案：「短期は変化、中長期は役割の再配置だと考えます。利用者さんの安心は“目の前の人”が作る部分が大きいので、そこを磨きます。」

C案：「『補助輪』のイメージです。早く走るために使い、外す場所も見極めます。」

Q10.「30秒でアピールして」

A案（記録×連携）：「結論から、記録と連携が強みです。SOAPに統一して引継ぎ時間を3割短縮しました。初月は記録の型合わせ、3ヶ月で夜勤導線の改善に着手します。」

B案（安全×教育）：「安全最優先で、新人さんと二人三脚が得意です。見本→一緒に→任せるの三段階で早期に戦力化します。」

C案（家族対応）：「ご家族対応に強みがあります。共感→要望整理→合意→再確認の流れで、感情的な場面も落ち着かせます。」

---

NGな答え方と言い換え例

• 自虐が強すぎる：「石ころです」→「土台を支える基礎ブロックです」に言い換え。
• 抽象語だけ：「明るい色です」→「黄緑。朝の立ち上がりをほぐすのが得意」に具体化。
• 現場と無関係：「ドラゴンです」→「フクロウ。夜勤でも落ち着いて観察」に置換。
• 盛りすぎ：「万能です」→「ここは強い／ここは弱いを一言ずつ」。

圧迫面接でもNGな質問：人権を軽視したブラック企業の可能性あり

圧迫面接でも面接官が聞いてはいけないこと、言ってはいけないことがあります。

上記のような質問をされた場合、社員の人権を軽視してるブラック企業の可能性があるので注意しましょう。

最後に

圧迫面接のことを考えてると不安になるかもしれません。

しかし、これはチャンスと考えることもできます。

圧迫面接をうまく切り抜ければ「臨機応変に対応できる能力」を普通の面接以上に伝えることができるからです。

あなたの評価が爆上がりするチャンス。笑顔で落ち着いて対応するのがポイントです。

ピンチはチャンスです。

あなたを応援してます。

では、また。

履歴書を書くのも、面接に行くのも不安だという人には
「レバウェル介護」の無料サポートがオススメです。

就職のプロに履歴書や職務経歴書の添削をしてもらったり、面接のサポートをしてもらうのはいかかでしょうか？