介護求人の探し方5選|失敗しない仕事選びを現役介護士が解説

なぜ介護の仕事探しは「転職エージェント」がオススメなのか?|3つの理由を解説

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「介護の求人って、どこで探せばいいんだろう?」

求人サイト、ハローワーク、転職エージェント……。
探す方法がいくつもあるので、迷いますよね。

ぼくは介護職として15年以上働き、転職するときにはハローワークや転職エージェントを利用してきました。施設見学をせずに職場を決めて失敗した経験もあります。

その経験から伝えたいのは、介護求人は「どこで探すか」より、複数の方法で情報を集めて、自分の目でも確かめることが大切ということです。

転職エージェントが合う人もいれば、自分で求人サイトを見た方がラクな人もいます。最初から1つに決める必要はありません。

この記事の要約
  • 介護求人は1つの方法だけで探さなくていい
  • 自分で探すなら求人サイト、相談したいならハローワークや転職エージェント
  • 求人を見る前に「譲れない条件」を3つ決める
  • 求人票だけで決めず、できれば施設見学をする
  • まだ転職を決めていなくても、情報収集から始めていい

この記事では、介護求人の5つの探し方と、ぼく自身の失敗談をもとに「どう探せば転職後に後悔しにくいか」まで解説します。

【筆者紹介】
介護業界15年以上の現役介護士(施設勤務)
※現場経験と公的データ(厚労省など)をもとに執筆しています。
【所持資格】
介護福祉士/ケアマネ/上級心理カウンセラー

・無料メルマガ:【特典あり】介護職の心を守るメール講座
https://kokoro-room.jp/p/r/i2mzSFwE
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目次

介護求人の探し方は5つ|1つに絞らなくていい

介護求人を探す主な方法は、次の5つです。

探し方向いている人特徴
求人サイト・アプリ自分のペースで探したい条件検索しやすい
ハローワーク地元求人を相談しながら探したい窓口で相談できる
転職エージェント求人探しや転職活動を手伝ってほしい担当者に相談できる
施設の公式採用ページ働きたい施設が決まっている施設から直接情報を確認できる
知人紹介・就職フェア現場の話を直接聞きたい職場の情報を集めやすい

おすすめは、1つだけに絞らず、まず2つ以上の方法で求人を比較することです。

同じ施設でも、見る場所によって掲載されている情報量や求人の有無が違うことがあります。

「求人サイトで候補を探す→施設公式サイトを見る→気になる施設を見学する」のように役割を分けると、情報の偏りを減らせます。

介護求人の3つの主な探し方

1.求人サイト・求人アプリ|自分のペースで探したい人向け

求人サイトのメリットは、スマホやパソコンから勤務地・給与・雇用形態などの条件で求人を絞り込めることです。

まだ転職すると決めていなくても、「自宅の近くなら給料はいくらくらいなのか」「日勤のみの求人はあるのか」といった相場を確認できます。

担当者とのやり取りをせず、自分のペースで情報収集したい人にも向いています。

介護・福祉系の求人サイトを実際に見たい方は、こちらの記事も参考にしてください。

リジョブケアの特徴・求人の探し方を詳しく見る

2.ハローワーク|地元の求人を相談しながら探したい人向け

ハローワークでは、全国の求人を検索できるほか、窓口で職業相談や求人紹介を受けられます。

ハローワークインターネットサービスを使えば、自宅から求人を検索することもできます。

地域の求人を探したい人には便利ですが、ハローワークだけで職場を決める必要はありません。

求人サイトや施設公式サイトも確認し、できれば施設見学までしてから判断するのがおすすめです。

3.転職エージェント|一人で探すのが大変な人向け

転職エージェントは、希望条件を伝えたうえで求人を紹介してもらったり、転職活動について相談したりできるサービスです。

とくに、今の職場で働きながら転職活動をすると、求人検索、施設との連絡、面接準備などをすべて自分で進めるのが負担になることがあります。

そんなときに「第三者に相談しながら探せる」ことが転職エージェントのメリットです。

ぼくの実体験

ぼくがレバウェル介護を利用したとき、希望条件を伝えると「今は条件に合う求人はありません」とはっきり言われました。

無理に転職を勧められなかったので、ぼくは逆に信用できました。

マイナビ介護職でも、「通勤30分以内で年収が上がる求人」という希望に合うものがなかったとき、「今はまだ仕事を辞めない方がいいですよ」とアドバイスされた経験があります。

これはあくまでぼくが利用したときの体験ですが、転職エージェントは「すぐ転職するため」だけではなく、今より条件の合う求人があるのかを確認するためにも使えます。

ただし、担当者との連絡が面倒に感じる人もいます。

自分のペースで探したいなら求人サイト、相談しながら探したいなら転職エージェントというように使い分けましょう。

4.施設の公式採用ページ|働きたい施設が決まっている人向け

気になる法人や施設があるなら、公式サイトの採用ページも確認してみてください。

求人サイトだけを見るのではなく、公式サイトを見ることで、施設の理念、事業内容、研修制度、職場の様子などを確認できる場合があります。

求人票と公式サイトの両方を見ることで、応募前に得られる情報は増えます。

5.知人紹介・就職フェア|現場の話を直接聞きたい人向け

知人から職場を紹介してもらったり、介護・福祉系の就職フェアに参加したりする方法もあります。

実際に働いている人から話を聞ければ、求人票だけでは見えにくい職場の雰囲気を知るヒントになります。

ただし、知人にとって働きやすい職場が、自分にも合うとは限りません。

紹介された場合でも、給与・勤務時間・仕事内容などの条件は自分で確認しましょう。

介護求人を探す前に「譲れない条件」を3つ決める

求人を見る前にやってほしいのが、自分が転職先に求める条件を整理することです。

条件を決めずに求人サイトを眺めていると、給料が高い求人、休日が多い求人、家から近い求人……と目移りしてしまいます。

まずは「これだけは譲れない」という条件を3つ程度に絞ってみてください。

たとえばこんな条件
  • 通勤30分以内
  • 年収を今より下げない
  • 年間休日110日以上
  • 夜勤回数を減らしたい
  • 日勤のみで働きたい
  • 残業が少ない職場がいい

全部を満たす求人が見つかるとは限りません。

だからこそ、「絶対に譲れない条件」と「できれば叶えたい条件」を分けることが大切です。

転職活動全体の進め方から整理したい方は、こちらも参考にしてください。

介護職の転職を失敗しないためのロードマップを見る

失敗しにくい介護求人の探し方4ステップ

ぼくなら今、次の順番で介護求人を探します。

  1. 今の職場を変えたい理由を整理する
  2. 譲れない条件を3つ決める
  3. 2つ以上の方法で求人を比較する
  4. 応募前後に施設見学をして最終確認する
介護求人探しの4ステップ

STEP1.今の職場を変えたい理由を整理する

「なんとなく辞めたい」だけで次の職場を探すと、同じ不満を抱える職場を選んでしまう可能性があります。

給料なのか、人間関係なのか、夜勤なのか、休日なのか。

今の職場で何が一番つらいのかを言葉にしておくと、求人を見る基準ができます。

STEP2.譲れない条件を3つ決める

すべての条件を100点にしようとすると、求人を選べなくなります。

「これだけは外せない」という条件から優先順位を付けましょう。

STEP3.2つ以上の方法で求人を比較する

求人サイトだけ、ハローワークだけ、転職エージェントだけに決める必要はありません。

たとえば、求人サイトで相場を確認して、気になる求人を見つけたら施設公式サイトを見る。さらに必要なら転職エージェントへ相談する、という使い方もできます。

それぞれを競わせるのではなく、情報を補い合う道具として使うのがポイントです。

STEP4.施設見学と労働条件の最終確認をする

求人票を見ただけで転職先を決めない方がいいと、ぼくは考えています。

厚生労働省では、2024年4月から求人募集時などに、従事すべき業務や就業場所の「変更の範囲」なども明示することとしています。

厚生労働省|募集時等に明示すべき労働条件が追加されます

また、実際に労働契約を結ぶ際には、勤務地や仕事内容、労働時間などの労働条件を書面などで確認することが重要です。

厚生労働省「確かめよう労働条件」

求人票を見て終わりではなく、見学と最終的な労働条件の確認までが仕事探しです。

介護の求人票で最低限チェックしたい9項目

求人を比較するときは、給料だけを見ないようにしましょう。

求人票のチェック項目
  • 基本給・各種手当
  • 雇用形態・契約期間
  • 勤務時間・夜勤回数
  • 休日・休暇
  • 仕事内容
  • 仕事内容の変更範囲
  • 勤務地・勤務地の変更範囲
  • 時間外労働
  • 試用期間・福利厚生・研修制度

たとえば、同じ月給25万円でも、基本給が高い職場と、夜勤手当などを多く含んで25万円になっている職場では条件が違います。

夜勤を減らしたら月収はいくらになるのか。異動の可能性はあるのか。実際の残業はどのくらいなのか。

自分が働く場面をイメージしながら確認することが大切です。

求人票だけで決めず、できれば施設見学をする

ぼくが転職で特に大切だと思っているのが施設見学です。

給料や年間休日は数字で比較できますが、職場の空気までは求人票に書かれていません。

ぼくの実体験

ぼくがIT営業職から介護職へ転職するとき、いくつかの施設を見学しました。

日中なのに暗くどんよりしていた施設。入った瞬間に不快な臭いがした施設。挨拶をしても目を合わせず、会釈だけだった施設もありました。

一方、今の職場を見学したときは笑顔で迎えてもらい、職員と利用者さんが楽しそうに風船バレーをしていました。

その様子を見て「自分も輪に入りたい」と思えたことが、転職を決めた理由のひとつです。

結果、その職場で15年以上働いています。

求人条件がよくても、「ここで自分が働いている姿を想像できるか」は一度考えてみてください。

見学するときは、次のようなところを見ています。

  • スタッフや利用者さんの表情
  • 挨拶やスタッフ同士のコミュニケーション
  • 施設の清潔感や臭い
  • 設備やICT化の状況
  • 質問したときの説明の仕方

施設見学については、こちらで詳しく解説しています。

介護施設見学で確認したいポイントを詳しく見る

ぼくは「ハローワークだけ+見学なし」で転職して失敗した

ぼく自身、仕事探しで失敗したことがあります。

ぼくの転職失敗談

以前、ハローワークだけで求人を探し、そのまま応募したことがあります。

応募すると面接の日程を案内され、そのまま面接へ進みました。施設見学もしませんでした。

結果的に、ぼくにとって働きにくい職場へ転職してしまいました。

ハローワークが悪かったわけではありません。

振り返ると、ひとつの情報だけで判断し、「見学させてください」と自分から確認しなかったぼくの情報収集が甘かったと思っています。

この経験があるので、今なら求人サイト・公式サイト・転職支援サービスなど複数の情報を確認し、最後は自分の目で職場を見ると思います。

誰かに「ここがいい」と言われたから決めるのではなく、自分で納得して選ぶことが大切です。

転職エージェントが向いている人・使わなくてもいい人

転職エージェントは便利ですが、介護職全員に必要なわけではありません。

向いている人自分で探してもいい人
働きながら転職活動をしたい自分のペースで求人だけ見たい
希望条件を相談したい応募したい施設が決まっている
求人探しを手伝ってほしい担当者との連絡を避けたい
面接や応募について相談したい自分で比較・応募できる

「転職エージェントを使うか」ではなく、「自分にはどんな情報や支援が必要か」で選びましょう。

ぼくは転職エージェントを使って、自分だけでは気づかなかった求人や条件を知れたことがあります。一方で、自分で求人を見たいだけなら求人サイトの方が気楽です。

公式サイトはこちら

条件が合わなければ、応募しなくてOK

転職エージェントそのものの選び方を知りたい方はこちら。

介護転職エージェントの失敗しない選び方を見る

実際にどの転職サービスがあるのか比較したい方は、対応地域やサポート内容を確認してから選んでください。

介護職向け転職エージェントを比較する

介護求人の探し方でよくある質問

まだ転職すると決めていなくても求人を見ていい?

もちろん大丈夫です。

「今の職場を辞める」と決断してから仕事探しを始める必要はありません。

今の職場と他の求人を比べるだけでも、自分の働き方を考える材料になります。

ぼく自身も、転職エージェントを利用したときに「今すぐには転職しない」と伝え、情報収集をしていました。

転職に踏み出せないときは、まず求人を見るだけでも十分です。

求人サイトや転職エージェントは複数使ってもいい?

問題ありません。

ただし、たくさん登録しすぎると情報管理や連絡が面倒になります。

最初は求人サイト+ハローワーク、求人サイト+転職エージェントなど、2つ程度から始めると比較しやすいでしょう。

今の仕事を辞めてから求人を探した方がいい?

必ずしも辞めてから探す必要はありません。

働きながら求人を見れば、今の収入を維持した状態で比較できます。

一方で、心身の状態や家庭事情などによっては、転職活動より休むことを優先した方がいい場合もあります。

「辞めるか、我慢するか」の二択ではなく、自分の状況に合わせて考えてください。

まとめ|介護求人は「探す→比べる→自分の目で確かめる」

介護求人の探し方に、ひとつの正解はありません。

求人サイトが合う人もいれば、ハローワークや転職エージェントに相談した方がラクな人もいます。

大切なのは、ひとつの情報だけで決めず、「探す→比べる→見学する→条件を確認する」まで行うことです。

ぼく自身、情報収集と施設見学が足りずに転職で失敗したことがあります。

逆に、施設見学で「ここなら自分も働きたい」と感じた職場では15年以上働き続けています。

いきなり転職を決断する必要はありません。

まず今日できることは、「次の職場で譲れない条件を3つ書き出す」ことです。

そのうえで、今の職場より条件の合う求人があるのかを見てみてください。

介護職向け転職エージェントを比較して求人探しの選択肢を増やす

転職するかどうかを決めるのは、そのあとで大丈夫です。

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なぜ介護の仕事探しは「転職エージェント」がオススメなのか?|3つの理由を解説

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この記事を書いた人

【介護業界15年以上】
資格:介護福祉士、介護支援専門員、上級心理カウンセラー
施設のリーダーで採用から教育に関わる
現役介護士ならではの「体験談」や「介護現場の声」を発信しています。
「ブラック企業」から「ホワイト企業」に転職した経験を活かし、転職に失敗しない方法も紹介しています。

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