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介護職をしていると、毎日さまざまな出来事がありますよね。
- 思わず笑ってしまうこと
- びっくりすること
- 感動すること
- 癒されること
- ほっこりすること
この記事では、ぼくが体験した「ほっこりエピソード10選」を紹介します。
介護の仕事に携わり、ちょっとだけ心が疲れてしまった、あなたに向けて書きました。
ぜひ、この記事を読みながら、あなた自身のほっこりエピソードを思い出してみてください。
疲れた心が少しだけ元気になりますよ。
この記事を書いた人
名前:介護おじさん
年齢:42歳
資格:介護福祉士、介護支援専門員
☑介護士歴14年目
☑介護施設のリーダー職
☑ブラック企業からホワイト企業に転職
☑介護職のためになる情報を発信中
筆者の詳しい経歴はこちら
・スーパーの精肉担当(超ブラック企業)
毎日6時~21時までの長時間労働で体力の限界
・本屋の店長(普通の企業)
面接など職員の採用にかかわるが会社倒産
・ITの会社で営業(超ブラック企業)
きついノルマ・飛び込みの営業で精神消耗
・CADオペレーター(ブラック企業)
休みなし、こき使われまくりで精神崩壊
・福祉用具専門相談員(ブラック企業)
上司のパワハラがエグすぎて精神の限界
・介護士(ホワイト企業) ☚今ここ
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介護職のほっこりエピソード10選
ぼくは介護士歴10年以上で、たくさんのエピソードがありますが、厳選した10選を紹介します。
<介護職のほっこりエピソード10選>
- 夫婦愛にほっこり
- 利用者さんの行動にほっこり
- チャーミングな笑顔にほっこり
- 噛み合わない会話にほっこり
- 利用者さんの夢にほっこり
- コントのような状況にほっこり
- 利用者さんのギャップにほっこり
- 利用者さんのやさしさにほっこり
- 利用者さんの気遣いにほっこり
- ご家族の言葉にほっこり
夫婦愛にほっこり
夫婦で入居されている利用者さん(90代)の日常にほっこり。
ご主人は車椅子で生活している奥さんの身の回りの世話をしています。
ご主人の口ぐせは「若いときに苦労をかけたら、今度は自分が支える番だ」です。
車椅子を押したり、パジャマへの更衣もご主人が率先してされる。
パジャマに着替え終えると、奥さんが眠りにつくまで椅子に座って見守り、奥さんが眠ってから、そっと自分の居室に戻られ就寝される。
夫婦愛にほっこり。
人生のお手本にしたい夫婦です。
利用者さんの行動にほっこり
夜勤中にYさん(90代・女性)の居室から「ザバッ、ザバッ…」と物音がする。
恐る恐るドアを開けてみると、床が水浸し。
Yさんが洗面器の水を壁にかけている!
ぼく「Yさん、どうしました!?」
Yさん「あんた、逃げな!燃えてるよ!」
壁が燃えてると思って、水をかけていたのです。
ぼく「Yさん、もう大丈夫です!火は消えてますよ」
Yさん「よかった……」
Yさんの安心された表情を見てほっこり。
(ぼくのことを助けようとしてくれたんだな)
さて、床の掃除をしよう……
チャーミングな笑顔にほっこり
利用者さんの笑顔の中でもとくに好きなのは、入れ歯をしていないときの笑顔です。
普段よりも笑顔がチャーミングに見えるのです。
(これは介護職にしかわからないかも……)
食事のときに入れ歯を忘れて、笑ってごまかしたときの笑顔が何とも言えないほっこりを生みます。
噛み合わない会話にほっこり
利用者さん同士の会話が、絶妙です。
噛み合わない話をしているかと思うと、ところどころは絶妙に噛み合う。
利用者さん同士の名人芸です。
利用者さん同士の会話が始まると、ついつい聞き耳を立てて、ひとりでほっこりしています。
利用者さんの夢にほっこり
自称、生涯現役のSさん(80代・男性)のエピソード。
職員に「誰かいい人いないか?」と聞いてくる。
Sさんは現在婚活中とのこと。
「お見合いパーテーにでも行ってみるかな」
「パーテー」って。
夢は新婚旅行でハワイに行くこと。
さすが、生涯現役(自称)。
鏡を見ながら、入念に頭皮のお手入れをしている姿にほっこり。
何歳になっても、夢を持つことは大切ですね。
新聞の広告にある「高麗人参」などにも興味津々。
Sさん「これ以上、元気になったらどうする?ガハハハ…」
ぼく「ど、どうしましょう……(汗)」
コントのような状況にほっこり
食事でホールに集まってきた利用者さん同士のやりとり。
ある利用者さんが”服を後ろ前に着ている”のを、別な利用者さんが教えてあげる。
「服が後ろ前だよ。しっかりせいや」と声をかけている、その利用者さんも服が後ろ前。
(自分もやないかい)※心の声
利用者さん同士のやりとりを見ていると、ほっこりします。
今日も平和だな。
利用者さんのギャップにほっこり
利用者さんのギャップにほっこりすることがあります。
普段は寡黙で、頑固な性格のKさん(90歳・男性)のエピソード。
自分から話すことは少なく、何か聞いても返事をする程度。
気に入らないことがあれば、怒鳴ることも。
なかなか、気難しい方だな~っと思っていました。
そんなある日、Kさんの居室から歌い声が聞こえてくる。
気づかれないように、そーっとドアを少し開けて覗いてみると、NHK教育の子供向け番組を見ながら一緒に歌っているではありませんか。
「Kさんが楽しそうに歌っている!?」
「普段は不愛想な、あのKさんが!?」
ニコニコしながら、テレビの子どもたちを見ている姿がギャップすぎる。
利用者さんの意外な一面を知った時に、なんだかほっこりします。
利用者さんのやさしさにほっこり
新人のころ、ぼくが怒られてばかりで凹んでいると、よく利用者のYさん(80代・女性)が励ましてくれました。
Yさん「兄ちゃん、若いんだから人生これからだよ」
Yさん「早まるんじゃないよ」
(おいおい)
Yさん「ほら、これでも食べて元気出しな」
Yさんの手には、ティッシュに包まれた謎の物体。
Yさん「はい、おはぎ」
(一瞬、う○こかと思った……)
ぼく「すみません、利用者さんから物を受け取れない規則なんです」
Yさん「いいから、いいから、黙っているから」
Yさん「ほら、ここで食べていきな」
ぼく「気持ちだけ、ありがたく受け取ります。ありがとうございます。」
何とかして元気を出そうとしてくれる、利用者Yさんのやさしさにほっこり。
利用者さんを支える仕事だけど、自分も支えられていることを実感する。
おはぎを見るたびに、今でもYさんのことを思い出します。
利用者さんの気遣いにほっこり
夜勤のときに巡回に行くと……
「寝てないんでしょ?少し休んでいきな」
食事介助のときは……
「私はいいから、あんたが食べな。お腹すいたら仕事できないよ」
帰るときには……
「気をつけて帰りなよ。居眠り運転するんじゃないよ」
「次はいつ来るのさ?待っているよ」
ぼくの祖母はもうこの世にいないけれど、職場に行けば祖母がたくさんいる感じです。
ご家族の言葉にほっこり
ご家族の言葉にほっこりすることがあります。
ご家族「父はいつも楽しそうに、ここ(施設)での生活のことを話してくれるんですよ」
ご家族「施設に入居するか迷ったけれど、ここの施設にして正解でした」
ご家族からの言葉で、今までの苦労が報われたような気持になります。
「こんなぼくでも、誰かの役に立っているんだ……」
介護職をしていてよかったと思える瞬間ですね。
ご家族からの一言で「よし、明日も頑張ろう」という活力が湧いてきます。
まとめ
今回は「介護職のほっこりエピソード」を紹介しました。
おさらいすると、次のとおりです。
<介護職のほっこりエピソード10選>
- 夫婦愛にほっこり
- 利用者さんの行動にほっこり
- チャーミングな笑顔にほっこり
- 噛み合わない会話にほっこり
- 利用者さんの夢にほっこり
- コントのような状況にほっこり
- 利用者さんのギャップにほっこり
- 利用者さんのやさしさにほっこり
- 利用者さんの気遣いにほっこり
- ご家族の言葉にほっこり
介護職を長く続けるなら、自分なりに”やりがい”や”魅力”を見つけることが大切ですね。
仕事の楽しさを見つけようとアンテナを張っていると、「面白いエピソード」や「ほっこりエピソード」を見つけられるものですよ。
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介護職の悪い面ばかり見ていても、何のプラスになりません。
これからもどんどん、ほっこりエピソードを探していきましょう。
最後まで読んでくれた、あなたを応援しています。
では、また。