当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています。
「介護業界の今後はどうなるの?」
「これから介護職を目指すのはあり?」
介護士歴10年以上、介護業界にどっぷりと浸かったぼくが、介護業界の今後について予想したいと思います。
結論から伝えると、介護業界はこれからも需要が高まる市場なのは間違いありません。
介護士のニーズはますます高まるので、これから目指すのはありです。
なぜなら、将来は2.6人に1人が65歳以上の高齢者になると、内閣府が発表しています。
これからからも市場が拡大して、成長する産業なので目指す価値がありますね。
※随時、情報を追加します。
この記事をブックマークしておけば、いつでも読み返すことができますよ。
記事を書いた人
名前:なお(介護おじさん)
年齢:42歳
資格:介護福祉士、介護支援専門員
☑介護士歴14年目
☑介護施設のリーダー職
☑ブラック企業からホワイト企業に転職
☑介護職の悩みを解決する情報を発信中
筆者の詳しい経歴はこちら
・スーパーの精肉担当(超ブラック企業)
毎日6時~21時までの長時間労働で体力の限界
・本屋の店長(普通の企業)
面接など職員の採用にかかわるが会社倒産
・ITの会社で営業(超ブラック企業)
きついノルマ・飛び込みの営業で精神消耗
・CADオペレーター(ブラック企業)
休みなし、こき使われまくりで精神崩壊
・福祉用具専門相談員(ブラック企業)
上司のパワハラがエグすぎて精神の限界
・介護士(ホワイト企業) ☚今ここ
転職の失敗を繰り返して介護士に落ち着く
介護職のお悩みQ&A
【3分で悩みをスッキリ解決】
ここをクリック
介護職のお悩み【Q&A】
介護業界の今後を予想:介護サービスの需要がますます高まる
<介護サービスの需要が高まる理由>
- 平均寿命が今後も延びる見込み
- 高齢者の割合が今後も増える見込み
将来の平均寿命:今後も延びる見込み
平均寿命は今後も延びる見込みです。
<令和元年の平均寿命>
- 男性:81.41年
- 女性:87.45年
<令和47年の平均寿命見込み>
- 男性:84.95年
- 女性:91.35年
高齢者の割合:今後も増える見込み
令和2年10月1日時点の人口割合:65歳以上の割合28.8%
- 総人口:1億2,571万人
- 65歳以上の人口:3,619万人
令和47年の人口割合(推計):38.4%
- 総人口(推計):8,808万人
- 65歳以上の人口(推計):3,381万人
令和47年には国民の2.6人に1人が65歳以上になると推測されています。
介護業界のICT化が加速
介護業界もICT化が加速しています。
なぜなら、厚生労働省が介護現場におけるICT化を進めているからです。
国を挙げて介護業界のICT化を進める理由は次のとおり。
- 紙媒体での情報のやり取りを見直し効率化する
- 介護現場の情報をデータ化して、エビデンスに基づくサービスを提供する
- 働きやすい環境を作り、これまでの介護業界のイメージを刷新する
情報をデータ化して効率アップ
これまで紙媒体で管理していた情報をデータ化することで、情報のやりとりをスムーズにする狙いがあります。
ぼくが介護業界に飛び込んだ2010年はまだ介護記録が手書きで、紙媒体で管理していました。
現在はパソコンで介護記録を入力してデータで管理しています。
介護記録が手書きの時代は大変でした。
- 長文を書くのに時間がかかる
- 難しい漢字を調べる手間がある
- 間違えたときに訂正印を押して書き直さなければいけない
パソコン入力になった今では、サクサク仕事が進むので楽になりました。
ICT化デメリットを上げるなら、パソコンが苦手な人にとってはタイピングがストレスになったり、逆に時間がかかってしまうことです。
エビデンスに基づくサービスを提供
ICT化により、介護職員の感覚ではなく、利用者さんのデータを元にケアをすることが可能になりました。
たとえば、パラマウントベッドの「眠りSCAN」では、利用者さんの眠りの状態をデータ化することができます。
眠りSCAN(マットレスの下に敷くシート状のセンサー)では、利用者さんの体動など微弱な振動を捉えて、睡眠、覚醒、呼吸数、起き上がり、離床などの情報をパソコンやスマホなどに表示することができます。
担当医と情報を共有することで、眠りの状態をデータで確認しながら適切な睡眠薬の調整ができるなど、エビデンスに基づくケアが可能になるのです。
介護業界のイメージアップ
ICT化で介護業界の労働環境を整えて、人材の参入促進に繋げたい狙いがあります。
これから高齢者の割合が増え続ける社会を支えるためには、介護職の人材不足を解消しなければいけません。
これまで介護業界は3Kと言われる、次のようなイメージでした。
- きつい
- 汚い
- 給料安い
さらに「危険」が追加されて、4Kと言われることもあります。
現在、ICT化を進めて業務の負担を減らし「きつい」を解決したり、介護職員処遇改善手当で給料を上げて「給料安い」の解決を進めているところです。
「汚い」は解決できていないと思われるかもしれませんが、介護職で3ヵ月も働けば排泄ケアに慣れて、自然と解決されるのです。
3Kの「汚い」に悩むのは最初だけ、そのうちに「便の話をしながらカレーを食べれる」くらい慣れてしまいますよ。
詳しくはこちら
眠るの質をデータ化することで、担当医が夜間の状態を見て薬を処方することができます。
AIによる効率化
これからは、ChatGTPなどの文章生成AIによる業務の効率化も進んでいくでしょう。
AIで生成された文章は間違えた情報もあるため、すべてをAIに任せるのはダメですが、イベントの企画書や介護プランの原案に活用できます。
まずはAIで文章を作成して、それを人の手で修正する感じです。
それでも、一から作成するよりも時短になるでしょう。
介護業界が現在取り組んでいること
ぼくの職場の現状
ぼくの職場を例に出すと
入社した2010年は介護記録が手書きで、紙媒体での管理でした。
介護記録を記入する負担が軽減して、業務も効率化されました。
パソコンで勤怠管理をすると、残業時間や有休の残りが一目瞭然になりました。
介護職の不足:売り手市場なので働くチャンス
介護業界は人手不足なので、働くチャンスです。
- 学歴や年齢に関係なく活躍できる
- 未経験からでもキャリアを目指せる
ぼくの職場では、60代未経験でも採用されて活躍していますよ。
学歴や年齢に関係なく活躍できる
介護業界は慢性的な人手不足なので、学歴や年齢に問わず働けます。
ぼくの職場では60歳の未経験でも採用されて、正社員で活躍しているスタッフがいますよ。
「来るもの拒まず、去る者は追う」のが今の介護業界です。
未経験からでもキャリアを目指せる
介護業界では未経験の中途採用からでも、介護リーダーやユニットリーダーの役職に就くことができます。
実は、出世したくないと思っている人が多いので、介護業界の役職は狙い目ですよ。
出世したくない2つの理由は、「面倒だから」「給料が割に合わないから」
<役職が面倒だと思う理由>
- 責任が重くなる
- 上司と部下の板挟みになりストレスが増える
- シフトの作成や欠勤時の調整が面倒
- 残業や休日出勤が増える
- 事務処理が増える
【現場のリアル】介護リーダーを辞めたい9つの理由と7つの対処法
職場によっては、管理職になると給料が下がります。
理由は、役職に就くと夜勤の回数が減るからです。
もらえる役職手当よりも夜勤手当が減ることでトータルの給料が下がってしまいます。
- 役職手当5,000円
- 夜勤手当-15,000円
出世すると給料が減ることがあるのが、介護業界の不思議なところ。
責任や仕事量だけが増えて、給料が下がるのなら誰も役職に就きたくないですよね。
キャリアを目指すなら、出世すると給料が上がる会社に就職しましょう。
就職に失敗しないために、企業のリサーチをするべきです。
ぼくはハローワークの情報だけで転職して、転職先がブラック企業だった苦い経験があります。
企業の情報収集が不十分でした……。
失敗するのが嫌なら、転職エージェントから企業の労働環境や人間関係の内部情報を教えてもらうべきです。
転職サイトに無料登録すれば、高待遇の非公開求人を知ることができるので、登録しないのは損ですよ。
カンタンに1分程度で登録できます。
転職サイトについて詳しくはこちら
リーダー職を打診されても、断る人が多いので出世したい人はチャンスです。
これからも介護職の処遇改善は進められると予想されるので、今のうちにポジションを取ってしまいましょう。
他の人がやりたがらない役職を引き受けることで、今後、大きな恩恵があるかもしれません。
「人の行く裏に道あり、花の山」
どうしても出世の打診を断りたいときはこちら
介護リーダーやユニットリーダーの打診を断る方法 マイペースに働きたいあなたへ
まとめ
今回は「介護業界の今後」について解説しました。
平均寿命が延びて、高齢者の割合が増える見込みなので、今後も介護士のニーズは高まるでしょう。
介護職は学歴や年齢に関係なく挑戦できる成長産業ですよ。
他の産業と比べて給料が高いわけではないですが、安定しているのが介護業界の強みです。
副業が解禁された現在では、本業以外で収入を上げる方法もあるので、自分次第で稼ぐことができますよ。
面接・履歴書不要の単発バイトはこちら
【知らなきゃ損】介護士の副業に単発バイトが選ばれる理由とは?
介護職で働こうか迷っているのなら、挑戦してみるのもありです。
高齢者から学ぶことが多いですし、現場は楽しいですよ。
もしも、介護業界で働くなら間違えてブラック企業に就職しないように、転職サイトで情報収集をするのがオススメです。
転職サイトについて詳しくはこちら
最後まで読んでくれた、あなたを応援しています。
では、また。