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威圧的な上司がいると、仕事に行くのが嫌になりますよね。
上司の機嫌をうかがっていると、精神的に疲れてしまいます。
この記事では
「ポジティブに頑張ろう!」
「今はつらくても、明日はきっと大丈夫!」
なんて、きれいごとは言いません。
パワハラに「根性論」で立ち向かうのは無理ですから。
この記事では、パワハラの解決策と、パワハラ上司の撃退法を解説しています。
<パワハラの解決策3選>
- 相談や気分転換をしながら仕事を続ける
- 退職して体と心を休める
- 転職して新たなスタートを切る
<パワハラの撃退法は次の3ステップ>
- 情報を整理する
- 証拠を集める
- 会社や労働局・労働基準監督署に相談する
パワハラの問題を解説して、本当の笑顔を取り戻しましょう。
この記事を書いた人
名前:介護おじさん
年齢:42歳
資格:介護福祉士、介護支援専門員
☑介護士歴14年目
☑介護施設のリーダー職
☑ブラック企業からホワイト企業に転職
☑介護職のためになる情報を発信中
筆者の詳しい経歴はこちら
・スーパーの精肉担当(超ブラック企業)
毎日6時~21時までの長時間労働で体力の限界
・本屋の店長(普通の企業)
面接など職員の採用にかかわるが会社倒産
・ITの会社で営業(超ブラック企業)
きついノルマ・飛び込みの営業で精神消耗
・CADオペレーター(ブラック企業)
休みなし、こき使われまくりで精神崩壊
・福祉用具専門相談員(ブラック企業)
上司のパワハラがエグすぎて精神の限界
・介護士(ホワイト企業) ☚今ここ
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パワハラの解決策3選
![雲が3つ連なっているイメージ画像](https://kaigo-ozisan.com/wp-content/uploads/2023/05/AdobeStock_124196873-1024x683.jpeg)
冒頭にも書きましたが、ぼくには上司からのパワハラで退職した経験があります。
おとなしい性格なので、ターゲットにされたのでしょう。
他の職員は許されるのに、ぼくだけ怒られるみたいな扱いです。
なんとか仕事に行こうと車に乗ったけれど、職場に行くのが恐怖で家に引き返したこともあります。
情けなくて自己嫌悪になりました。
同僚から無視されたり大人のいじめを受けた経験もあり、もう最悪の人生でした。
しかし、今は気の合う仲間と、伸び伸びと働いてます。
ぼくが過去から学んだのは「相手は変わらないので、自分が変わるしかない」ということです。
パワハラから逃れるには、次の3つを参考にしてください。
<パワハラの解決策3選>
- 相談や気分転換をしながら仕事を続ける
- 退職して体と心を休める
- 転職して新たなスタートを切る
パワハラの解決策:相談や気分転換をしながら仕事を続ける
![相談しているイメージ画像](https://kaigo-ozisan.com/wp-content/uploads/2023/05/AdobeStock_371193528-1024x683.jpeg)
つらいときは、ひとりで抱え込まないで相談しましょう。
話を聞いてもらえるだけでスッキリします。
身近に相談できる人がいなければ、無料で相談できるところを活用してください。
「嫌がらせ」や「いじめ」に悩んでいる場合は下記に相談しましょう。
モヤモヤをため込んではいけません。
厚生労働省の「まもろうよ こころ」では、あなたをサポートするために電話相談やSNS(LINEやオンラインチャット)での相談を受け付けています。
また、労働基準法の違反に悩んでいる場合は、下記に相談しましょう。
厚生労働省の「ほっとライン」では
- 違法労働
- 過重労働
- 賃金不払い残業
などの労働基準関係法令に関する悩みを相談できます。
専門知識をもつ相談員が法令・裁判事例をもとに相談対応してくれますよ。
匿名で無料相談できるので安心です。
趣味が見つからなければ読書がオススメ
![読書のイメージ画像](https://kaigo-ozisan.com/wp-content/uploads/2023/05/AdobeStock_219718152-1024x683.jpeg)
没頭できる趣味を作り気分転換をするのが有効です。
家に帰ってからも仕事のことを考えてしまうので、好きなことを見つけて仕事を忘れてください。
趣味が見つからない人は読書がオススメ。
ぼくは毎日読書しています。朝活や寝る前に読むのがオススメです。
なぜなら、仕事に行く前に、自己啓発本でメンタルをコントロールしたり、寝る前に、小説の美しい文章に触れて、心を洗濯できるからです。
イギリスのサセックス大学の実験では、6分間の読書で68%のストレス軽減効果があることがわかりました。
読書でスキルアップと、ストレスの軽減ができるので、一石二鳥です。
今日から、あなたも読書を始めてみませんか?
パワハラの解決策:退職して体と心を休める
![心を休めているイメージ画像](https://kaigo-ozisan.com/wp-content/uploads/2023/05/AdobeStock_409772462-1024x768.jpeg)
本当につらいときは休んでくださいね。
ぼくは仕事を辞めて、ニートをしていた時期があります。
厳密に言うと、失業保険をもらいながら、自治体の職業訓練を受けていました。
仕事から離れて、心と体を休めるのも大切ですよ。
今では、仕事をしながらブログを書けるまで元気になりました。
まずは、あなたの心と体を最優先に考えてください。
退職ではなく、休職という選択もあります。
いきなり退職するのではなく、とりあえず休職して、ゆっくり考えるのもありです。
復帰できる場所があるのは心強いですから。
パワハラの解決策:転職して新たなスタートを切る
![スタートのイメージ画像](https://kaigo-ozisan.com/wp-content/uploads/2023/05/AdobeStock_478008436-1024x683.jpeg)
転職して新たなスタートを切るのもありです。
人間関係をリセットしましょう。
「仕事を辞めたいけど、生活があるからやめられない」と思っていませんか?
収入が0になる恐怖のあまり、視野が狭くなってしまいます。
会社は無数にあり、あなたには選ぶ権利があるのです。
介護業界はつねに人手不足で、猫の手も借りたい「売り手市場」ですから、強気でいきましょう。
会社に雇ってもらうのではありません。
あなたが、「会社のために働いてあげる」という姿勢でOKです。
あなたが、今の職場にこだわる理由はなんですか?
なぜ、他の職場ではダメなのかを冷静に考えてみましょう。
「他に雇ってくれる会社がない」と最初からあきらめてはいけません。
あなたを必要としている会社、あなたが笑顔で働ける会社を探してみませんか?
職場が変われば人生が変わる
あなたが抱えている悩みは、あなたのせいで起きているわけではありません。
あなたが何か悪いことでもしましたか?
何も悪いことなんてしていないでしょう。
あなたを取り巻く環境が、ストレスの原因なのですから。
あなたは何も悪くありません。
あなたに、嫌がらせをする人が悪いのです。
「あの上司さえいなければ……」
「あの同僚さえいなければ……」
願っていても、状況は変わりません。
残念ながら、他人を変えることはできないのです。
唯一変えられるのは。自分自身ですから。
今の仕事を続けながら、次の仕事を探してみてはどうですか?
働きながら、転職活動をすればノーリスクです。
働きながら転職活動をする理由は、過去記事の【介護士のあなたへ】働きながら転職活動をするべき3つの理由 失敗しないコツで詳しく解説しています。
転職して人生を変えたいなら、転職サイトを活用しましょう。
なぜなら、「希望の条件」を転職エージェントに伝えれば、あなたにピッタリの職場を探してくれるからです。
転職活動は時間と体力を使うので、転職エージェントにサポートしてもらいましょう。
パワハラで気力と体力が消耗している状態で、転職活動をするのはきついですから、負担が少ない方法で、転職先を探すべきですよ。
登録する手間はありますが、無料で利用できます。
親身に話を聞いてくれて丁寧な対応でしたよ。
もしも、転職サイトが自分に合わないと思ったら、いつでも退会できるので安心してください。
転職サイトのよくある疑問
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パワハラは許さない!撃退する3ステップ
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ここまではあなた自身ができる解決策(防御方法)を解説してきましたが、反撃する方法もあります。
「攻撃は最大の防御」というでしょう?
「やられたらやり返す、倍返しだ」の精神で毅然とした態度で立ち向かうのも効果的です。
実際にやるかやらないは置いておいて、撃退方法を解決します。
ステップ1:情報を整理する
![情報を整理しているイメージ画像](https://kaigo-ozisan.com/wp-content/uploads/2023/05/AdobeStock_318094683-1024x683.jpeg)
まずは情報を整理して、ハラスメントに該当するかチェックしましょう。
たとえば、
- 悪口を言われる
- 人格を否定される
- 外見を侮辱される
- 差別的発言
- サービス残業を強制
- 話しかけても無視される
- 単純作業しかさせてもらえない
何月何日の何時頃どこで発生したか忘れない内容にメモしましょう。
スマホのメモ帳やスケジュール帳を使うと便利ですよ。
証拠集めだと思ってこまめにメモしましょう。
ただリーダーや課長と書くのではなく、○○リーダー、○○課長というように名前を記入しましょう。
- 同僚の○○が見ていた
- 会議の時に言われた。参加者は○○、○○
ハラスメントに該当するか確認する
下記のサイトではハラスメントに該当するかカンタンにセルフチェックできます。
厚生労働省の「あるかい職場応援団」ではハラスメントに関する裁判事例を検索できます。
あなたが現在受けているハラスメントの特徴をチェックだけでカンタンに過去の裁判事例がわかるので便利です。
パワハラと認められなかった事例や、セクハラに関しても紹介されています。
- 自分が受けていることは、パワハラと認められるのか?
- パワハラをしている人だけでなく会社にも責任を問えるのか?
ステップ2:証拠を集める
![証拠のイメージ画像](https://kaigo-ozisan.com/wp-content/uploads/2023/05/AdobeStock_407829656-1024x683.jpeg)
ハラスメントの被害にあっている証拠をできる限りたくさん集めましょう。
- 暴言を吐かれている音声を録音
- LINEのやりとり
- 同僚の証言
- タイムカード
- 病院の診断書
- 日記やメモ
- 動画
動画があれば言い逃れのできない証拠となります。
とはいえ、動画に残すのはハードルが高いですよね。
動画を撮影したら気づかれるし。
そんなときは同僚に協力してもらうのも解決策のひとつです。
あなたがハラスメントを受けているところ遠くから撮影してもらうとか。
同僚もパワハラ上司に悩んでいるのであれば、喜んで協力してくれるかもしれませんよ。
過重労働の証拠として、仕事が終わった時間に上司にLINEやメールで業務終了の報告をすると、タイムカードがなくても何時まで仕事をしていたかの証拠になります。
家族に「仕事が終わったから、これから帰る」とLINEしたり、単体では弱い証拠でも積み重なれば効果を発揮することがあるので、できる限り集めましょう。
ステップ3:会社に相談する
![会社に相談するイメージ画像](https://kaigo-ozisan.com/wp-content/uploads/2023/05/AdobeStock_475122500-1024x593.jpeg)
「整理した情報」と「集めた証拠」をもとに、会社に相談しましょう。
相談できる上司がいなければ、会社の相談窓口でOKです。
証拠があることを伝えれば、会社として動かないわけにはいきません。
あなたが助けを求めても、何もしてくれない会社はブラックです。
そんなブラック企業にあなたの人生が奪われてはいけません。
労働局や労働基準監督署に相談する
会社に相談しても解決しない、会社が動いてくれない場合は、会社がある地域の労働局や労働基準監督署に相談しましょう。
適切な対処方法のアドバイスや都道府県労働局長による助言・指導や紛争調査委員会によるあっせんも行っています。
紛争調査委員会についてカンタンに説明すると、パワハラの加害者と被害者の話し合いを促進するために弁護士、社会保険労務士などで組織された委員会です。
紛争調査委員会について詳しく知りたければ、厚生労働省「紛争調査委員会によるあっせん」を確認してください。
問題解決までの手順は下記のとおりです。
![紛争委員会あっせんの手順の画像](https://kaigo-ozisan.com/wp-content/uploads/2023/05/059f31555f90bd1a1c2e66d29f06934d.png)
画像引用:あるかい職場応援団
まとめ
あなたがパワハラから助かる3つの方法をおさらいします。
- 相談や気分転換をしながら仕事を続ける
- 退職して体と心を休める
- 転職して新たなスタートを切る
あたなは上記の選択肢から自由に選ぶことができます。
まずは選択肢があることを知って、心に逃げ道を作りましょう。
今の職場で無理をするだけが人生ではありません。
ハラスメントの問題を解決するために労働局、労働基準監督署の協力も必要です。
- 情報を整理する
- 証拠を集める
- 会社や労働局・労働基準監督署に相談する
無理をしすぎたら心と体を壊します。
お願いですから、無理だけはしないでくださいね。
ぼくのブログを訪れてくれた人には幸せになってほしいと思います。
数少ない読者さんですからね。
人生を変えるには行動するしかありません。
けど、大丈夫です。
あなたはすでに行動しています。
ここまで文章を読むのも、立派な行動です。
忙しいのに、情報収集をしているのですから。
何もしないでグチっているだけの人とは違いますね。
ほとんどの人は行動しないで終わってしまうのです。
ここまで行動してきたあなたなら、大丈夫です。
自分をほめてあげてください。
大切な読者のあなたに幸せが訪れることを祈っております。
つらいときは何度でもこの記事を読み返してみてください。
他の人が何と言おうが、ぼくだけはあなたの味方ですから。
いつでもここにいます。
==追伸==
つい熱が入って本文が長くなってしまいました。
ここまで読んでくれたあなたの体力を信じて、もう少しだけ追記します。
厚生労働相の「労働者の疲労蓄積度自己診断チェックリスト」で現在のあなたの状態をチェックしてみましょう。
客観的に今のストレス状態がわかります。
数値が低ければ安心してください。
しかし万が一、数値が高ければ、早急に退職か転職をしないとまずいかもしれません。
自分が気づかないうちに心が蝕まれている可能性があります。
一度壊れた心はなかなか元には戻らないですから。
ご自分のことを第一に考えてくださいね。
では、また。
悩みを解決して不安のない毎日を送ろう
===== 追伸 =====
最後まで読んでくれた、あなただけに介護士の悩みをピンポイントで解決する方法を紹介します。
介護職が転職に失敗しないコツはこちらhttps://kaigo-ozisan.com/lp/recruitment-agent/
あなたの悩みをピンポイントで解決
介護士の悩み・疑問 Q&A
悩みを解決してスッキリしましょう。