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- 訪問介護の業務内容を知りたい。
- 働いてから後悔したくない。
この記事では、訪問介護で働くことのメリットとデメリットについて解説します。
メリット | デメリット |
---|---|
・時間の融通が利く ・利用者さんと深く関われる ・体力的に疲れにくい ・対応力が養われる ・ひとりの利用者さんに集中できる | ・人間関係に悩むことが少ない・ひとりで対応しなければならない ・介護施設に比べて収入が低い ・交通費が出ない事業所がある ・訪問先の環境を選べない ・厄介な家族との関わりもある | ・資格がないと身体介護ができない
随時、情報を追加・更新していきます。
記事を書いた人
名前:なお(介護おじさん)
年齢:42歳
資格:介護福祉士、介護支援専門員
☑介護士歴14年目
☑介護施設のリーダー職
☑ブラック企業からホワイト企業に転職
☑介護職の悩みを解決する情報を発信中
筆者の詳しい経歴はこちら
・スーパーの精肉担当(超ブラック企業)
毎日6時~21時までの長時間労働で体力の限界
・本屋の店長(普通の企業)
面接など職員の採用にかかわるが会社倒産
・ITの会社で営業(超ブラック企業)
きついノルマ・飛び込みの営業で精神消耗
・CADオペレーター(ブラック企業)
休みなし、こき使われまくりで精神崩壊
・福祉用具専門相談員(ブラック企業)
上司のパワハラがエグすぎて精神の限界
・介護士(ホワイト企業) ☚今ここ
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訪問介護で働くデメリット
まずは失敗しないためにデメリットからお伝えします。
<訪問介護で働くデメリット>
- 資格がないと働けない(身体介護ができない)
- ひとりで対応しなければならない
- 介護施設に比べて収入が低い
- 移動時間は業務外、交通費が出ない事業所もある
- 訪問先の環境を選べない
- 厄介な家族との関わりもある
資格がないと働けない(身体介護ができない)
訪問介護で働く場合は「介護職員初任者研修」(ホームヘルパー2級)の資格が求められます。
資格が無くても生活援助はできますが、身体介護はできません。
まずは資格取得を目指しましょう。
ひとりで対応しなければならない
入社して最初のうちは先輩が同行してOJT(実務を通じて行う研修)を行うことはありますが、その後はひとりで訪問して業務を行うことになります。
介護施設のように周りに他のスタッフがいないので、助けてもらえません。
介護施設に比べて収入が低い
介護施設では夜勤があり、夜勤手当が支給されますが訪問介護にはそれがありません。
毎月約3万円ほど給料が低いので年収で約36万円の差が出ます。
介護施設と比較した場合は給料は低い傾向にありますが、全体で見ると平均的な月収ですね。
介護職員全体の平均月収
- 月給・常勤者:31万7,540円
- 時給・非常勤:12万1,000円
平均値 | 特別養護老人ホーム | 介護老人保健施設 | 訪問介護 | デイサービス | 有料老人ホーム | グループホーム |
---|---|---|---|---|---|---|
月収(月給者) | 34万8,040円 | 33万9,040円 | 31万5,170円 | 27万5,620円 | 31万3,920円 | 29万1,080円 |
月収(時給者) | 14万1,980円 | 13万8,660円 | 10万7,200円 | 11万7,240円 | 14万0,050円 | 13万7,610円 |
労働時間(月給者) | 162.9時間 | 159.5時間 | 167.1時間 | 163.2時間 | 165.3時間 | 165.3時間 |
労働時間(時給者) | 104.8時間 | 103.1時間 | 66.8時間 | 94.2時間 | 104.9時間 | 104.6時間 |
年齢(月給者) | 41.0歳 | 41.9歳 | 48.8歳 | 45.5歳 | 43.1歳 | 47.5歳 |
年齢(時給者) | 52.3歳 | 51.0歳 | 59.3歳 | 53.5歳 | 54.6歳 | 58.6歳 |
勤続年数(月給者) | 9.3年 | 10.4年 | 8.2年 | 8.1年 | 7.4年 | 8.0年 |
勤続年数(時給者) | 8.1年 | 8.7年 | 9.2年 | 6.4年 | 6.9年 | 7.3年 |
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移動時間は業務外、交通費が出ない事業所もある
月給者以外の雇用形態では利用者さんのお宅で業務に入ってる時間しか時給が発生しません。
交通費が出ない事業所もありますが、1km10円のように交通費が支給される事業所もあります。
求人を見て確認しましょう。
訪問先の環境を選べない
訪問先の環境を選べない為、ゴミが散乱してるお宅や異臭がするようなお宅もあります。靴下が真っ黒になることもある為、替えの靴下を準備すると良いでしょう。
環境を改善することに“やりがいを感じる”という職員さんもいるので、「困っている人を助ける」という介護士の社会的意義を感じることができるでしょう。
厄介な家族との関わりもある
利用者さんと同居されている家族との関わりがあります。
それがやりがいになることもありますが、なかにはクレーマーのような人もいるのでストレスになることもあるでしょう。
ここまでデメリットをお伝えして不安になった人もいるかと思います。
でも大丈夫です!それ以上にメリットや魅力があるので、これから説明します。
訪問介護で働くメリット
<訪問介護で働くメリット>
- 人間関係に悩むことが少ない
- 時間の融通がきく
- 利用者さんと深く関われる
- 体力的に疲れにくい
- 対応力が養われる
- ひとりの利用者さんに集中できる
人間関係に悩むことが少ない
利用者さんとの人間関係はありますが、基本的に直行、直帰で他のスタッフと会う機会がありません。
上司や同僚との、面倒な人間関係に悩むことが少なくなり、伸び伸び働けるでしょう。
公益財団法人 介護労働安定センターの令和3年度「介護労働実態調査」によると、介護職を辞める大きな理由は人間関係です。
人間関係に悩むことなく働けるのは、大きなメリットですね。
みんなが介護士を辞めた理由ランキング 仕事を辞めたいときの対処方法3選
時間の融通がきく
仕事に自分のライフスタイルを合わせるのではなく、曜日や時間を指定して自分中心で働けるのが魅力です。
子育てをしながらでも隙間時間で仕事をして収入を得ながら社会と関わることもできます。
【ママさん必見】介護業界で子育て中に働きやすい職場は?気を使わずに働こう
利用者さんと深く関われる
利用者さんとゆっくり会話できるので、人生の先輩から学んだり、新しい気づきがあり勉強になります。
学んだことをあなたの人生に活かせば、より豊かな人生になるでしょう。
体力的に疲れにくい
訪問介護は利用者さんのご自宅での業務となります。
介護施設のようにナースコールやセンサーマットの対応で廊下を駆け回ることがありません。次から次へと移乗介助を繰り返すことも無いため体力に不安のある人でも働きやすいです。
利用者さんと一緒に座って会話する機会も多いですよ。
対応力が養われる
利用者さんに合わせて対応する為、総合的なスキルが養われます。
- 移乗介助
- 排泄介助
- 入浴介助
- 食事介助
- 調理・掃除・洗濯
- 買い物
- 通院介助
ぼくが働いている施設では、訪問介護から異動してきたスタッフは何でもすぐに対応できます。訪問介護を経験すると、どこでも仕事ができるようになるのが強みですね。
ひとりの利用者さんに集中できる
介護施設のようにナースコールの対応や、他の利用者さんに呼ばれることがありません。
初心者でも焦ることなく、落ち着いて目の前の利用者さんに集中できます。
訪問介護に向いている人
<訪問介護に向いている人>
- 利用者さんと深く関わりたい
- 人間関係に悩まないで働きたい
- 自分の生活を重視したい
- 家事全般が苦じゃない
そのように思う人は訪問介護が天職になるかもしれません。
まとめ
今回は「訪問介護で働くメリット・デメリット」について、解説しました。
おさらいすると、次のとおりです。
メリット | デメリット |
---|---|
・時間の融通が利く ・利用者さんと深く関われる ・体力的に疲れにくい ・対応力が養われる ・ひとりの利用者さんに集中できる | ・人間関係に悩むことが少ない・ひとりで対応しなければならない ・介護施設に比べて収入が低い ・交通費が出ない事業所がある ・訪問先の環境を選べない ・厄介な家族との関わりもある | ・資格がないと身体介護ができない
<訪問介護に向いている人>
- 利用者さんと深く関わりたい
- 人間関係に悩まないで働きたい
- 自分の生活を重視したい
- 家事全般が苦じゃない
あなたも、訪問介護で働いてみませんか?
就職に失敗しないように、準備が大切です。
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