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介護業界は人材不足なので、ブラックな働かせ方の職場があります。
実は、自分の職場がブラックだと気づいていないパターンもあるので、この記事を読んで、自分の職場はブラックなのか、ホワイトなのか確認してみましょう。
それでは「介護業界のブラックな職場あるある」を紹介します。
<介護業界のブラックな職場あるある10選>
- サービス残業が当たり前
- 有給休暇を使うと嫌な顔をされる
- 休憩中にも仕事をしなければいけない
- 介護職が医療行為をしている
- 人間関係が悪い
- 会社が職員を守らない
- 職員の入れ替わりが激しい
- 業務手当がない
- 教育のシステムがない
- 自分の会社がブラックだと気づいていない
あなたの職場は当てはまっていませんか?
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記事を書いた人
名前:なお(介護おじさん)
年齢:42歳
資格:介護福祉士、介護支援専門員
☑介護士歴14年目
☑介護施設のリーダー職
☑ブラック企業からホワイト企業に転職
☑介護職の悩みを解決する情報を発信中
筆者の詳しい経歴はこちら
・スーパーの精肉担当(超ブラック企業)
毎日6時~21時までの長時間労働で体力の限界
・本屋の店長(普通の企業)
面接など職員の採用にかかわるが会社倒産
・ITの会社で営業(超ブラック企業)
きついノルマ・飛び込みの営業で精神消耗
・CADオペレーター(ブラック企業)
休みなし、こき使われまくりで精神崩壊
・福祉用具専門相談員(ブラック企業)
上司のパワハラがエグすぎて精神の限界
・介護士(ホワイト企業) ☚今ここ
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介護業界のブラックな職場あるある
サービス残業が当たり前
「帰れま10」
タイムカードは定時に打刻。
ここまではホワイト企業と一緒です。
しかし、ブラックな職場では帰れません。
みんなが当たり前のようにサービス残業をしているのです。
「タイムカードを打刻してからが本当の戦いだ」という声も……
人材不足だから、夜勤明けで入浴介助をしている職場もあります。
「体力の限界です」
有給休暇を使うと嫌な顔をされる
「有給休暇……だと……」
「有給休暇を使いたいんですけど」
上司「…………」
(無言の圧力がエグイ)
有給休暇を圧力で取らせないのがブラックな職場の特徴です。
しかし、年間に有給休暇を取得する日数は法律で決められています。
有給休暇を取得できたけれど、他の人の有給休暇をカバーするために休日出勤することも。
それって、結局プラマイゼロやん。
有給休暇についてはこちら
厚生労働省「年次年次有給休暇の付与日数は法律で決まっています」
休憩中に仕事をしなければいけない
「ひとりになりたい……」
利用者さんの見守りも兼ねて、休憩中の職員が一緒に食事をする職場。
利用者さんの見守りも仕事です。
まったく、気が休まりませんね。
「休憩中くらい仕事から離れたい」
その他にも、休憩中に電話対応や事務作業をしたり、ナースコールの対応をしている職場もあります。
労働から離れられない休憩はアウトですよ。
休憩時間は労働者が権利として労働から離れることが保障されていなければなりません。従って、待機時間等のいわゆる手待時間は休憩に含まれません。
厚生労働省「労働時間・休憩・休日関係」
介護職が医療行為をしている
「違法な医療行為。ダメ、絶対。」
介護職が医療行為をしている職場もブラックですね。
わかっていて医療行為をしているパターンと、医療行為だと知らないでしているパターンがあります。
教育システムのない職場だと、当たり前のように医療行為をさせられるので要注意です。
あなたの職場は大丈夫ですか?
<介護職が行える医療行為>
患者の状態が以下の3条件を満たしていることを医師、歯科医師又は看護職員が確認し、これらの免許を有しない者による医薬品の使用の介助ができることを本人又は家族に伝えている場合に、事前の本人又は家族の具体的な依頼に基づき、医師の処方を受け、あらかじめ薬袋等により患者ごとに区分し授与された医薬品について、医師又は歯科医師の処方及び薬剤師の服薬指導の上、看護職員の保健指導・助言を遵守した医薬品の使用を介助すること。
具体的には、皮膚への軟膏の塗布(褥瘡の処置を除く。)、皮膚への湿布の貼付、点眼薬の点眼、一包化された内用薬の内服(舌下錠の使用も含む)、肛門からの坐薬挿入又は鼻腔粘膜への薬剤噴霧を介助すること。
出典:厚生労働省「医師法第17条、歯科医師法第17条及び保健師助産師看護師法第31条の
① 患者が入院・入所して治療する必要がなく容態が安定していること
② 副作用の危険性や投薬量の調整等のため、医師又は看護職員による連続的な容態の経過観察が必要である場合ではないこと
③ 内用薬については誤嚥の可能性、坐薬については肛門からの出血の可能性など、当該医薬品の使用の方法そのものについて専門的な配慮が必要な場合ではないこと
解釈について(通知)」
人間関係が悪い
「バチバチ……」
人間関係が悪いのがブラックな職場の特徴です。
職員同士の対立はもちろん、陰口、悪口、嫌がらせが横行しています。
なぜブラックな職場の人間関係が悪いのか?
<ブラックな職場の人間関係が悪い3つの理由>
- 他人にやさしくできるほど、心に余裕がない。
- 自己肯定感を感じることができない。
- 会社がハラスメントを野放しにしている。
ブラックな職場の人間関係が悪い理由1:他人にやさしくできるほど、心に余裕がない
ブラックな職場では過重労働により、肉体的にも精神的にも余裕がありません。
自分自身がいっぱいいっぱいの状況で、他人にやさしくできるほど余裕が残されていないのです。
笑顔が消えて、イライラしながら働いていませんか?
ブラックな職場の人間関係が悪い理由2:自己肯定感を得ることができない
ブラックな職場では、自己肯定感を得ることができません。
なぜなら、過酷な労働、安い給料、誰からもほめられない毎日だからです。
自己肯定感を得るには、誰かを蹴落として「自分の方が上だと」感じるしかないのでしょう。
ブラックな職場では、他人の批判ばかりする人が増えていくのです。
ブラックな職場の人間関係が悪い理由3:会社がハラスメントを野放しにしている
ブラックな職場では、パワハラ、セクハラなどを見て見ぬふりをしています。
さらに悪質な場合は、組織ぐるみでハラスメントなどの悪事をもみ消すでしょう。
ブラックな会社に訴えても何も変わりません。
それどころか、訴えた職員は「面倒な奴」というレッテルを貼られ、パワハラのターゲットにされることも。
会社に訴えても変わらないなら、証拠を集めて労基に相談しましょう。
相談窓口はこちら
内部告発をしたら冷遇されるような会社もありますが、そんな会社はまともではありません。
さっさと転職してしまいましょう。
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パワハラを許さない!助けが必要なあなたへ【解決策と撃退法を紹介】
会社が職員を守らない
「お前に訴える権利はねぇ」
ブラックな職場では、職員を雑に扱います。
利用者さんから暴力、暴言、セクハラなどを受けても「避けない職員が悪い」というスタンス。
職員を守るどころか「職員の対応が悪いからじゃないの?」と職員が悪者にされることも……
そのような職場では、キレたくなるのも無理はありませんよね。
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はっきり言って、職員を大切にしない会社に尽くす必要はありません。
もっと、あなたのことを大切にしてくれる会社に転職するべきです。
職員を何だと思っているんだ(怒)
職員の入れ替わりが激しい
「辞めます!お疲れしたー!」
職員の入れ替わりが激しいのも、ブラックな職場あるあるです。
職場に何か問題がある場合が多いですね。
とくに、意地悪なお局がいる職場はヤバいです。
お局「人材不足だから職員を補充して!」
お局が新入社員をいじめる
新入社員が辞める
お局「人材不足だから職員を補充して!」
意地悪なお局がいる職場では、職員の入れ替わりが激しく、永遠に人材不足が続くでしょう。
業務手当がない
「業務手当0円、むしろマイナス」
ブラックな職場では、資格手当、夜勤手当などがありません。
あったとしても、資格手当500円など、ごくわずかです。
さらにヤバい職場では、交通費が支給されず、駐車場代が天引きされます。(介護施設内の駐車場なのに)
「遅刻したら罰金」のような罰金制度がある職場もあり、会社が奪う側なのはブラックの証。
処遇改善手当すらもらえない職場もあるので、就職先を見極める目が大切ですね。
気づかないだけで、搾取されていますよ。
「社員は安月給、経営者は高級車」なんて職場ではありませんか?
転職しないで給料を上げたいなら、副業で単発バイトをするのもありです。
介護士にオススメ
教育のシステムがない
「ヘルプミー」
ブラックな職場では教育のシステムが整っていません。
研修がないのはもちろん、新入社員に対してもマニュアルを渡して「マニュアルを見ながら対応して」だけで終わってしまう職場もあります。
未経験の新人が、テキストを見ながらオムツ交換をしている職場がありましたよ。
人材不足で仕事を教えてもらえないと、新人は苦労ばかりで仕事が嫌になります。
「技術は先輩から盗め」「見て覚えろ」なんて時代ではないのです。
職員を育てる意識の低い職場では、職員は育ちません。
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自分の会社がブラックだと気づいていない
「ブラックな職場?なにそれ?」
一番ヤバいのは、自分がブラックな職場で働いていると自覚していないパターン。
転職経験のない方は、他の職場の労働環境がわからないので仕方がありません。
自分が勤めている会社の労働環境が普通だと思い込んでいるのです。
「井の中の蛙」のような状態ですよ。
視野を広げて、他の職場の待遇を知るべきです。
ブラック企業に搾取され続ける人生なんて、嫌じゃないですか?
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まとめ
今回は「介護業界のブラックな職場あるある」を紹介しました。
おさらいすると、次のとおりです。
<介護業界のブラックな職場あるある10選>
- サービス残業が当たり前
- 有給休暇を使うと嫌な顔をされる
- 休憩中にも仕事をしなければいけない
- 介護職が医療行為をしている
- 人間関係が悪い
- 会社が職員を守らない
- 職員の入れ替わりが激しい
- 業務手当がない
- 教育のシステムがない
- 自分の会社がブラックだと気づいていない
自分の会社がブラックだと気づいていない人は要注意です。
当たり前だと思っていたことが、異常だったりします。
知らないだけで不正行為をさせられていたり、虐待に加担していることもあります。
ニュースになってから、「知りませんでした」では済みません。
ナースコールが鳴らないように電池を抜いた、4人の介護士が処分されるニュースがありました。(讀賣新聞オンライン)
もしも、現在ブラックな職場に勤めているのなら、今すぐにとは言いませんが、転職を考えるべきです。
身も心も壊れる前に、行動するべきですよ。
伸び伸びと働けるホワイト企業もあるのに、ブラックな職場で働き続ける理由はなんですか?
転職にはリスクがありますが、転職活動はノーリスクです。
無料で他社の情報を入手して、これからの人生設計をしてみましょう。
まだ間に合いますから。
笑顔で働きたいあなたへ
ブラックな職場から脱出して、笑顔で伸び伸びと働きましょう。
最後まで読んでくれた、あなたを応援しています。
では、また。