当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています。
「夜勤、もうしんどいな…」
「家族との時間を大切にしたい」
「日勤のみで働けないかな?」
そう思うこと、ありますよね。
介護職の仲間から 同じような相談を受けてきました。
まずは結論から。
「日勤のみ」の働き方は、 ちゃんと実現できます。
でも、そのためにはコツがあって、
- 職場選び
- 伝え方
- 交渉
この3つで、成功するかどうかの 9割が決まっています。
求人票の「日勤のみ」を 鵜呑みにすると、 「話が違う…」なんてことになりますよ。
この記事では、 あなたが理想の働き方を手に入れるために、日勤のみで働くときのコツを丁寧に解説します。
忙しいあなたのために、 まず大事なことだけをまとめました。
- 自分の「日勤」の範囲を具体的に決めておく
- 「日勤のみ」求人の裏側(早番・遅番など)を知る
- デイサービスや訪問介護など、業態ごとの特徴を知る
- 求人票の「要注意ワード」を見逃さない
- 面接の前に「職場見学」は絶対に外さない
- 希望は「できません」ではなく「こうしたい」と伝える
- 条件交渉は「仕事→時間→お金」の順番で
今日やるべき3ステップ
「じゃあ、まず何をすればいいの?」 その疑問に答えます。
今日やるべきことは、この3つです。
- あなたの「日勤」を定義する 何時~何時まで働きたい? 送迎や残業はどこまでOK? まずは自分の理想を書き出してみましょう。
- 狙う職場タイプのあたりをつける デイサービス? 訪問介護? クリニック? 自分の性格や希望に合うのはどこか、 この記事を読んで考えてみてください。
- 情報収集と見学の準備をはじめる 気になる求人があれば、すぐ応募はNG。 まずは見学を申し込んだり、 転職エージェントに内部事情を聞いたり。 ここが一番大事なステップです。
なぜ“日勤のみ”は職場の選び方で差がつくのか

「日勤のみ」って言葉は、 実はけっこう曖昧なんです。
だからこそ、選び方が重要になります。
「夜勤がないなら、どこでもいいや」 そう考えてしまうと、 思わぬ落とし穴にハマってしまいますよ。
日勤の落とし穴(早番・遅番・オンコール・送迎が潜む)
求人票に「日勤のみ」とあっても、 安心するのはまだ早いです。
次のようなケースが隠れていることがあります。
- 実は「早番」「遅番」がある 「7:00~16:00」の早番や、 「11:00~20:00」の遅番も、 “夜勤ではない”ので日勤扱いに。 保育園のお迎えに間に合わない…なんてことも。
- 「オンコール」がある 緊急時の電話対応当番のことです。 自宅にいても、気が休まらないですよね。 特に訪問介護や小規模な施設に多いです。
- 「送迎業務」の負担が大きい 朝夕の送迎が必須で、 運転が苦手だと、かなりのストレスに。 これも「日勤」の業務に含まれます。
業態ごとの忙しさの波(入浴日・リハ日・行事日)
日勤の仕事は、毎日同じペースではありません。 業態によって、忙しさの波があります。
例えば、デイサービス。
- 月・水・金が入浴日 →午前中は戦場のような忙しさ
- 火・木はリハビリ特化 →機能訓練指導員との連携が大変
- 月末はイベントの日 →準備や当日の進行でバタバタ
こんな風に、曜日によって業務内容が ガラッと変わることが多いんです。
自分の体力や得意なことと照らし合わせて、 どんな働き方が合いそうか考えることが大切ですよ。
「日勤に向く職場タイプ」介護サービスの特徴を紹介

じゃあ、具体的にどんな職場が 「日勤のみ」で働きやすいのでしょうか。
ぼくの経験から、いくつかご紹介しますね。
デイサービス/通所リハの特徴と相性
カレンダー通り、土日祝休みの職場が多く、日勤の代表格と言えます。 レクリエーションや利用者さんとのコミュニケーションが好きな人には天国です。
ただ、入浴介助が多い日は体力的にハード。
また、送迎業務が必須な場合がほとんどです。
- 相性がいい人:人と話すのが好き、イベント好き
- ちょっと大変かも:体力に自信がない、運転が苦手
訪問介護(身体少なめ/直行直帰の可否)
基本的に一人で動くので、 人間関係のストレスは少なめです。
「身体介護少なめ、生活援助中心」の事業所を選べば、体への負担も軽くなります。
「直行直帰OK」の事業所なら、 事務所に寄る手間が省けて時間を有効活用できます。
ただし、急なキャンセルで給料が減ったり、オンコールがあったりすることも。
- 相性がいい人:一人の時間が好き、自己管理が得意
- ちょっと大変かも:緊急時の判断が不安、収入を安定させたい
クリニック・有床外来・企業内介護・障害福祉(生活介護・就労B等)
少し視野を広げると、こんな選択肢もあります。
- クリニック・有床外来 介護業務は入院患者さんの身の回りのお世話が中心。 医療との連携が密なので、スキルアップにも。 ただし、看護師さんの補助的な役割が多くなります。
- 企業内介護 企業の健康管理室などで、社員の介護相談に乗る仕事。 求人は少ないですが、土日祝休みで待遇も良い傾向が。
- 障害福祉(生活介護・就労Bなど) 高齢者介護とはまた違ったやりがいがあります。 比較的、体力的な負担が少ない事業所も多いです。
「夜勤なしの施設常勤」は現実にある?見極めポイント
特養や老健などの施設で、「日勤常勤」の正社員として働くこと。
これは、正直かなりレアケースです。
でも、ゼロではありません。
見極めるポイントはこれです。
- 「日勤専門パート」から正社員登用を狙う
- 入浴専門、レク専門などの「専従職員」になる
- 小規模多機能などで、日中だけの計画作成担当者になる
「夜勤はできないけど、リーダー業務ならできます」 といった、自分だけの強みをアピールすることが 交渉の鍵になりますよ。
あなたの「日勤のみ」はどこまで?

さて、ここからが具体的な準備です。
転職活動を始める前に、 あなたにとっての「日勤のみ」を ハッキリさせることが、めちゃくちゃ重要です。
なぜなら、「日勤のみ」の定義を決めないと、面接でうまく希望を伝えられないから。
まずは、あなたの定義を整理しましょう。
避けたい条件を言語化
あなたが「これだけは避けたい」 という条件を、紙に書き出してみましょう。
ぼくがカウンセリングでよく使う方法です。
- 時間:夜勤はもちろん、18時以降の遅番もイヤ?
- 曜日:土日祝は絶対に休みたい? シフトでも平気?
- 業務:車の運転は好き? 送迎はできれば避けたい?
- その他:残業は月5時間までならOK? オンコールはNG?
「なんとなく」ではなく、 「言葉」にすることで、 自分の軸がブレなくなります。
家庭都合(保育園送迎・介護・通院)を時間に落とす
もし、家庭の事情で時間を制限したいなら、 それを具体的な時間に置き換えてみましょう。
- 例:保育園のお迎え 「子どものお迎えがあるので」 →「17時には職場を出る必要があります」
- 例:親の介護 「親の病院の付き添いがあって」 →「毎週水曜の午後は、お休みをいただきたいです」
こうして「数字」に落とし込むことで、 交渉のテーブルに乗りやすくなります。
ただのワガママではなく、「明確な理由のある希望」として伝わりますからね。
求人票の読み解き方|“要注意ワード”を見逃さない

求人票は、いわば職場からのラブレター。
でも、良いことしか書いていないパターンがほとんどです。
都合の悪いことを書けば、応募してもらえないですからね。
言葉の裏に隠されたメッセージを 読み解くスキルを身につけましょう。
「日勤のみ応相談」「シフト制」「オンコールあり」の意味
これらの言葉を見つけたら、 少しだけアンテナを立ててください。
- 「日勤のみ応相談」 →基本は夜勤ありのシフト。でも事情があれば聞きますよ、 というスタンス。交渉次第ですが、 他の職員とのバランスで難色を示されることも。
- 「シフト制(日勤帯)」 →夜勤はないけど、早番・日勤・遅番の 組み合わせになる可能性が非常に高いです。 勤務時間が固定されないことを覚悟しましょう。
- 「オンコールあり」 →月何回くらい持つのか、手当はいくらか、 実際に呼び出される頻度はどのくらいか、 面接で必ず確認が必要です。
残業平均/人員体制/記録方法(紙orICT)で忙しさを推測
求人票の細かい情報から、 職場の忙しさをある程度、推測できます。
- 残業平均時間 「月平均5時間」などと書かれていれば、 比較的落ち着いているかも。 記載がなければ、面接で要確認です。
- 人員体制 「利用者さん2.5人に対して職員1人」など、 国の基準より手厚い配置なら、 余裕がある職場の可能性があります。
- 記録方法 「ICT導入済み」「スマホで記録」とあれば、 記録業務が効率化されていて、 残業が少ない傾向にあります。 逆に「記録は手書き」だと、少し時間がかかるかも。
「送迎業務あり/要普免」の負担を数字で考える
送迎業務は、日勤の大きな要素です。
その負担を、数字でイメージしてみましょう。
- 1日の運転時間:朝夕合計で1時間? 2時間?
- 使用する車種:普通車? 大きなハイエース?
- 同乗スタッフ:一人で運転? 添乗員はいる?
もし運転が苦手なら、 「送迎なし」の求人を探すか、 「送迎は免除してもらえませんか?」 と交渉することになります。
面接前の情報収集|リアルな内部事情を知る

さあ、気になる求人が見つかったら、 いよいよ応募…の前に!
一番大事な「内部事情の調査」です。
調査をするかしないかで、 転職の成功率が天と地ほど変わります。
職場見学で見る場所(入浴場・記録・掲示板・休憩室)
職場見学は、絶対に、絶対に申し込んでください。
ぼくが見学で必ずチェックする場所はここです。
- お風呂場 整理整頓されているか。福祉用具は古いままじゃないか。 職員の動きに無駄がないか。
- 記録が置いてある場所 書類が山積みになっていないか。 みんながイライラしながら書いていないか。
- 掲示板 勉強会の案内や良いニュースが貼ってあるか。 それとも「ヒヤリハット報告書」ばかりか。 職場の雰囲気が透けて見えます。
- 休憩室 一番大事かもしれません。 職員がリラックスして話しているか。 それとも、誰も口を開かずスマホをいじっているか。 「ここで一緒に働きたいか」を肌で感じてください。
退職理由の本音を探る方法
見学のとき、案内してくれた職員さんに さりげなく聞いてみるのも手です。
ただし、聞き方が重要。
- NGな聞き方 「辞める人、多いですか?」 (これでは誰も本音を話してくれません)
- OKな聞き方 「みなさん、こちらで長く働かれている方が多いんですか?」 「私もここで長く働きたいと思っているのですが、〇〇さん(案内してくれた人)がこの仕事を続けている一番の理由は何ですか?」
ポジティブな質問をすることで、 相手も心を開きやすくなります。
その答えの中に、職場の本当の姿が見えてきますよ。
転職エージェントに“内部情報”を聞く:レバウェル介護がおすすめ
自分一人で情報収集するのが大変なら、 プロに頼るのが一番の近道です。
介護専門の転職エージェントは、 ぼくたち介護職の強い味方です。
たとえば「レバウェル介護」のような大手のエージェントは、 利用者からの聞き取りなどで詳しい内部情報を握っています。
- 「あのデイサービスは、人間関係が良いですよ」
- 「あそこの施設長は、子育てに理解がある方です」
- 「求人票にはないけど、実は送迎免除の交渉ができます」
こんな風に、表には出てこないリアルな情報を教えてくれます。
利用は無料なので、相談しない手はないです。
単発バイトで“お試し勤務”する:単発バイトアプリ「カイテク」がおすすめ
「見学だけじゃ、本当のところは分からない…」
そんなあなたに、とっておきの方法があります。
それが、単発バイトです。
「カイテク」のような介護専門の 単発バイトアプリを使えば、 気になる職場で1日だけ働くことができます。
実際に働いてみれば、
- 職員同士の本当の雰囲気
- 仕事の本当の忙しさ
- 休憩がちゃんと取れるか
これらが全部わかります。
最高の「お試し勤務」ですね。
もし合わなかったら、次を探せばいいだけ。
リスクなく、内部を深く知ることができて、さらに給料までもらえます。
まさに、一石二鳥ですね。
【保存用】見学・体験チェックリスト

見学や体験勤務に行く前に、 このリストをスマホにメモしておいてください。
見るべきポイントが整理されていると、 冷静に職場をチェックできますよ。
スタッフの声かけ・記録・休憩が取れているか
- □ 職員同士、笑顔で挨拶や会話をしているか
- □ 利用者さんへの言葉遣いは丁寧か
- □ 職員がイライラしながら記録を書いていないか
- □ 休憩室で、ちゃんと休憩している人がいるか
- □ 「お疲れ様」の声が自然に飛び交っているか
入浴日・リハ日・行事日の回し方
- □ 入浴介助の職員は何人体制か
- □ 機能訓練指導員は常駐しているか
- □ イベントの準備は、勤務時間内にできているか
- □ 誰か一人に負担が偏っていないか
医療依存度/インシデント対応の体制
- □ 胃ろうや吸引など、医療的ケアが必要な人は何人いるか
- □ 看護師は日中、常にいるか
- □ ヒヤリハットや事故の報告書は、個人を責める内容になっていないか
- □ 緊急時のマニュアルは整備されているか
伝え方のコツ|志望動機・日勤希望の“前向きな言い回し”

さあ、いよいよ面接です。
ここで「日勤で働きたい」という希望を どう伝えるかが、最大の山場。
伝え方ひとつで、印象は180度変わります。
心理カウンセラーの視点で、交渉がスムーズになる方法を紹介します。
NG:「夜勤ムリです」→ OK:「日中のケアに強みを活かしたい」
希望を伝えるとき、ネガティブな言葉は絶対にNGです。
「できません」「無理です」は、ただのワガママに聞こえてしまいます。
そうではなく、ポジティブな言葉に変換しましょう。
- NG例 「夜勤は体力的にもう無理なので、日勤だけがいいです」
- OK例 「これまでの夜勤経験で学んだ観察力を活かして、今後は利用者様が活動的になる日中のケアにより深く関わり、個別性を重視した支援に貢献したいと考えています」
どうでしょう?
同じ内容でも、意欲的に聞こえませんか?
「できない」理由ではなく、「日勤で何をしたいか」を語るのがコツです。
“家庭都合”を仕事の強みに置き換える例文
「子育て」や「介護」といった家庭の事情も、伝え方次第で強みになります。
子育てを通じて、限られた時間で効率よく物事を進める段取り力が身につきました。
また、子どもの小さな変化に気づく観察力は、利用者様の体調変化の早期発見にも活かせると考えております。
保育園のお迎えがあるため、17時には退勤させていただきたいのですが、その分、勤務時間内は誰よりも集中して業務に取り組むことをお約束します
家庭の事情をオープンに話しつつ、それが仕事にどうプラスになるかをセットで伝えるのがポイントです。
誠実さが伝わり、応援したくなりますよね。
「固定曜日・時間」の希望を角が立たずに伝えるコツ
特定の曜日や時間に休みたい場合も、ストレートに言うと角が立ちます。
次のように、相談ベースで伝えてみましょう。
実は、親の通院の付き添いで、 毎週水曜の午後はどうしてもお休みをいただく必要がございます。
もちろん、他の職員の方にご迷惑がかからないよう、担当業務の引き継ぎや事前の準備は徹底いたします。
この条件で、皆様のお力になることは可能でしょうか?
「できませんか?」ではなく、「この条件で、貢献できますか?」と問いかける形です。
相手に判断を委ねつつ、 こちらの協力的な姿勢を示すことができます。
条件交渉のコツ|波風立てずに通すテクニック

条件交渉で遠慮してしまうと、 後で「やっぱり言っておけばよかった…」と 後悔することになります。
スマートに進めるコツをお伝えします。
交渉の順番(仕事内容→時間→曜日→賃金)
交渉には、話す順番があります。
いきなりお金の話をするのは絶対NGです。
次の順番を意識してください。
- 仕事内容の確認 「日勤リーダー業務はありますか?」 「送迎の範囲はどのあたりですか?」 まずは仕事内容のすり合わせから。
- 勤務時間の確認 「残業は月平均でどのくらいですか?」 「早番や遅番の頻度はどのくらいですか?」
- 勤務曜日の確認 「希望休は月何日まで取れますか?」 「土日のお休みは、月2回程度可能ですか?」
- 賃金の確認 最後に、給与や手当の話をします。 「この働き方の場合、給与は〇〇円という認識で合っていますでしょうか?」と確認ベースで。
この順番で話すことで、 あなたが仕事内容を重視していることが伝わり、 その後の条件もスムーズに話し合えます。
「送迎免除」「オンコール免除」「残業ゼロ」の落としどころ
100%希望が通らないこともあります。
その時は「落としどころ」を探るのが大人の対応です。
- 送迎免除がダメなら… →「運転しやすい軽自動車での送迎」 →「慣れるまでは、必ず添乗員をつけてもらう」
- オンコール免除がダメなら… →「持つ回数を月1~2回に減らしてもらう」 →「最初の3ヶ月は免除してもらう」
- 残業ゼロがダメなら… →「残業する日は、事前に知らせてもらう」 →「子どものお迎えがある日だけは、定時で帰る」
すべてを諦めるのではなく、「ここまでなら大丈夫」というラインを自分の中で決めておくと、交渉しやすくなりますよ。
給与ダウンを最小化する代替案(手当/昇給面談の確約 など)
夜勤手当がなくなる分、 給与が下がるのはある程度仕方ありません。
でも、給料の下げ幅を最小限にする方法はあります。
- 資格手当の交渉 「介護福祉士の資格があるので、もう少し考慮いただけませんか?」
- 処遇改善手当の確認 「処遇改善手当は、毎月どのように支給されますか?」
- 昇給面談の確約 「もし給与が下がるのであれば、半年後に、働きぶりを評価していただく昇給面談の機会を設けていただけますか?」
入職時の給与だけでなく、将来的な収入アップの可能性を確認しておくことが大切です。
自分で交渉する自信がなければ、転職エージェントにお願いしましょう。
自分では言いにくい「給料」や「労働条件」の交渉を代わりにしてくれますよ。
無料登録はこちらから
\ カンタン60秒で登録 /
年間80万人が利用!求人を見るだけでもOK
年収・待遇のリアル|“日勤のみ”で損しないために

お金の話は、やっぱり大事ですよね。
日勤のみになることで、 年収や待遇がどう変わるのか、リアルなところをお話しします。
給与が下がるケース/下がらないケース
- 給与が下がるケース(ほとんどがこれ) 夜勤手当(月3~5万円くらい)がなくなるので、 年収で30~60万円下がるのは一般的です。 これは、ある程度覚悟しておく必要があります。
- 給与が下がらない(かもしれない)ケース ・役職に就く(リーダー、相談員など) ・給与水準の高い事業所(都心部、大手法人など)に転職する・訪問介護で、効率よくたくさんの件数を回る
生活スタイルとのバランスを考えて、 どこまでが許容範囲か考えてみましょう。
ボーナス・資格手当・通勤手当の見直しポイント
給与の内訳もしっかりチェックしましょう。
- ボーナス(賞与) 「基本給の〇ヶ月分」で計算されることが多いです。 月給が高くても、基本給が低ければボーナスも低くなります。 基本給の額は必ず確認してください。
- 資格手当 介護福祉士、実務者研修などで手当がつくか。 金額は法人によってバラバラです。
- 通勤手当 上限はいくらか、駐車場代は出るのか。 地味に毎月の出費に関わってきます。
昇給の仕組みを入職前に確認する質問
長く働くなら、昇給の仕組みは超重要です。
面接の最後に、こんな質問をしてみましょう。
- 「こちらの施設では、どのような評価制度で昇給が決まるのでしょうか?」
- 「年に一度、上長との面談の機会などはありますか?」
- 「正社員の皆さんの、平均的な昇給額はどのくらいでしょうか?」
聞きにくいかもしれませんが、 あなたの将来に関わる大切なことです。
誠実に質問すれば、ちゃんと答えてくれるはずですよ。
日勤のみ転職で失敗するパターン【3選】

最後に、日勤のみ転職で 「こんなはずじゃなかった…」と 後悔しがちな失敗パターンを3つ紹介します。
これを読んで、同じ轍を踏まないようにしてくださいね。
「日勤=ラク」と思い込む
これは最大の落とし穴です。
夜勤がない分、日中の業務は密度が濃く、体力も精神力も使います。
特にデイサービスはレクや入浴で常に動き回りますし、訪問介護は一人で判断する責任が伴います。
「夜勤がないからラク」ではなく、「違う種類の頑張りが必要になる」と考えておきましょう。
面接で“できない理由”しか言わない
- 「子どもがいるので、残業できません」
- 「腰が痛いので、夜勤は無理です」
こんな風に「できない」理由ばかりを 並べてしまうと、採用担当者は不安になります。
そうではなく、
- 「限られた時間で、こう貢献したい」
- 「日中のケアで、自分のこの強みを活かしたい」
という“攻めの姿勢”を見せることが大切です。
見学せずに即決/内部情報を取らない
求人票の情報だけで、「ここ良さそう!」と即決してしまうこと。
これは本当に危険です。
ぼくの知人にも、それで失敗した人がいます。
「アットホームな職場」と書いてあったのに、実際は職員同士の会話がまったくない職場だった…とか。
面倒でも、必ず見学や情報収集をしてください。
その一手間が、あなたの未来を守ります。
退職~入職までの段取り:スケジュール表
転職を決めたら、円満退職と スムーズな入職準備も大切です。
時期 | やること | ポイント |
退職の1.5~2ヶ月前 | 直属の上司に退職の意向を伝える | まずは直属の上司に。退職願を出すのはその後。 |
退職の1ヶ月前 | 退職願の提出/業務の引き継ぎ開始 | 引き継ぎ資料(下記テンプレ参照)を作り始めるとスムーズ。 |
退職の2週間前 | 有給休暇の消化交渉 | 「業務の引き継ぎを完了させた上で、有給を消化させていただきたいです」と丁寧に。 |
退職日 | 挨拶回り/備品の返却 | お世話になった方々への挨拶は忘れずに。 |
入職前 | 必要な書類の準備/通勤ルート確認 | 健康診断書など、早めに準備。一度、実際に通勤してみると安心。 |
引き継ぎテンプレ/有休消化の言い回し
- 引き継ぎ資料(簡単なメモでOK)
- 担当利用者さんの情報(性格、注意点など)
- 1日の業務の流れ(時間ごとに)
- 各種マニュアルの保管場所 ・緊急時の連絡先
- 有休消化の言い回し 「大変恐縮なのですが、後任の方への引き継ぎを〇月〇日までに完了させる予定ですので、 残りの期間で、溜まっている有給休暇を消化させていただくことは可能でしょうか?」
入職前に準備する持ち物・通勤動線
- 持ち物リスト
□ 筆記用具、メモ帳
□ 上履き(指定があるか確認)
□ エプロン、着替え
□ コップ、歯ブラシなど
□ 雇用契約書などの書類 - 通勤動線の確認 実際に通勤する時間に、家から職場まで 一度行ってみましょう。 電車の混み具合や、道路の渋滞状況がわかると 初日から慌てずに済みますよ。
よくある質問(Q&A)
ここでは、日勤のみ転職で よく聞かれる質問に、サクッとお答えしますね。
- 正社員で「日勤のみ」は可能?
-
可能です。ただし、施設系よりはデイサービスや訪問介護、クリニックなどの方が求人は見つかりやすいです。 施設系の「日勤常勤」は狭き門ですが、専門職(相談員など)や、パートからの登用を狙う道もあります。
- 土日休みも両立できる?
-
できます。デイサービスや通所リハ、クリニック、企業内介護などは、土日祝休みの職場が多いです。 求人票の「休日」の欄をしっかりチェックしましょう。
- 未経験・ブランクでも大丈夫?
-
大丈夫です。むしろ、日勤の仕事は日中の生活の流れに沿っているので、未経験の方でもイメージしやすいかもしれません。 研修制度がしっかりしている法人や、最初はパートから始めて徐々に慣れていくのがおすすめです。
- 送迎なしの職場はある?
-
あります。規模の大きなデイサービスの一部や、訪問介護(自転車や公共交通機関で回る)、施設内の日勤業務などです。 求人検索の際に「送迎なし」「運転免許不要」といったキーワードで探してみましょう。
- 残業を減らすコツは?
-
ICT化が進んでいる職場を選ぶのが一番の近道です。 また、面接時に「職員の皆さんは、どのように業務効率化を図っていますか?」と質問してみるのも良いでしょう。職場の意識がわかります。
- 小さな子どもがいても採用される?
-
はい、採用されます。むしろ、子育て世代の職員が多い職場は、急な休みなどにも理解がある傾向にあります。 面接では、不利になると思わず「子育て経験を仕事に活かしたい」と前向きにアピールすることが大切です。
まとめ|要点のおさらい
長い時間、お付き合いいただき 本当にありがとうございました。
最後に、大事なことだけをもう一度おさらいします。
理想の「日勤のみ」転職を成功させるために、 必要なのは、勢いや運ではありません。
丁寧な準備と、ちょっとしたコツだけです。
3つのチェック
- あなたの「日勤」の定義は決まりましたか? (何時まで?送迎は?土日は?)
- 狙いたい職場のタイプは見えましたか? (デイ?訪問?クリニック?)
- 内部情報を知る方法、理解できましたか? (見学!エージェント!単発バイト!)
この3つが、あなたの転職活動の ブレない「軸」になります。
今すぐできる行動リスト
この記事を読んで、 「よし、やってみよう」と思ってくれたなら、 ぼくはすごく嬉しいです。
ぜひ、今日からこの一歩を踏み出してみてください。
- 気になる求人を見つけたら、まずは「見学」を予約する。
- 転職エージェントに登録して、無料で相談してみる。
- 単発バイトのアプリを覗いて、どんな職場があるか見てみる。
あなたが一歩踏み出す勇気が、 必ず、未来の働き方を変えます。
家族や自分のための時間を取り戻し、心から「この仕事が好きだ」と思える毎日を手に入れましょう。
もし何かあったら、いつでもこの記事を読み返しに来てくださいね。
同じ介護の仲間として、あなたの挑戦を心から応援しています。
=追伸=
「いつか動こう」
「タイミングをみて転職しよう」
そう思っているうちに、
どんどん時間だけが過ぎていきます。
1年後、2年後も、今と同じ悩みで苦しんでいる…
そんな自分をリアルに想像してみてください。
このままでいいんですか?
変わりたいなら”今”しかありません。
あなたの未来は、
今ここから変えられます。
まずは、無理のない範囲でOK。
求人を見るだけでも大きな一歩です。
理想の未来のために、
行動してみませんか?
人間関係重視でのびのび働くなら、レバウェル介護
体験談はこちら➔https://kaigo-ozisan.com/advantages-and-disadvantages-of-searching-for-jobs-at-leverwell-nursing-care/
今すぐ収入をアップしたいなら、カイテク
詳しくはこちら➡https://kaigo-ozisan.com/double-work-to-raise-wages/
コメント