介護の非公開求人とは?|探し方3選とメリット・デメリット

介護の非公開求人とは?|探し方3選とメリット・デメリット

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「介護の非公開求人には、条件のいい職場が多いって本当?」

「普通の求人サイトでは見つからない求人を探してみたい」

転職活動をしていると、そんな疑問を持つことがありますよね。

結論からいうと、介護の非公開求人を探す基本的な方法は、非公開求人を取り扱う転職エージェントに希望条件を伝えることです。

ただし、非公開だからといって、必ず高給与だったり、働きやすい施設だったりするわけではありません。

ぼくは介護現場で15年以上働き、介護福祉士・ケアマネジャーの資格を持っています。レバウェル介護とマイナビ介護職を実際に利用した経験もあります。

この記事では、非公開求人の仕組みから探し方、メリット・デメリット、職場選びで失敗しない確認方法まで、実体験を交えて解説します。

この記事の結論

  • 非公開求人は、一般向けの求人サイトに掲載されていない募集情報
  • 探す基本は転職エージェントへの相談
  • 施設への直接問い合わせや知人紹介も別の求人探しの選択肢
  • 非公開という理由だけで高待遇・優良施設とは判断できない
  • 給与・夜勤・休日・人員体制を公開求人と同じ基準で比較する
  • 最終判断の前に、可能なら施設見学をする

【筆者紹介】
介護業界15年以上の現役介護士(施設勤務)
※現場経験と公的データ(厚労省など)をもとに執筆しています。
【所持資格】
介護福祉士/ケアマネ/上級心理カウンセラー

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目次

介護の非公開求人とは?公開求人との違い

非公開求人とは、一般の求人サイトなどでは募集内容を広く公開せず、転職エージェントなどを通じて特定の求職者へ紹介される求人です。

たとえば、施設が「介護福祉士の資格があり、夜勤に対応できる人を採用したい」と考えたとします。

多数の応募を受ける代わりに、転職エージェントへ条件に合う人材の紹介を依頼するケースがあります。

このような求人は、一般の求人検索では見つからないことがあります。

公開求人と非公開求人を比較

比較項目公開求人非公開求人
閲覧方法サイトなどで検索担当者から紹介
応募方法直接応募など紹介経由が中心
求人情報自分で確認紹介時に確認
探し方自分のペース担当者とのやり取り
給与・待遇求人ごとに異なる求人ごとに異なる

大きな違いは、求人の質ではなく、募集情報が公開されているかどうかです。

なお、非公開求人でも施設名や詳しい労働条件がいつ開示されるかは、求人やサービスによって異なります。応募する前に確認しておきましょう。

非公開求人は本当に存在する?

非公開求人は実際にあります。

たとえば、マイナビ介護職の公式利用ガイドでは、取り扱う求人の約40%がサイト上で閲覧できない非公開求人と案内されています。

ただし、この数字はマイナビ介護職が案内している割合です。介護業界全体に同じ割合が当てはまるわけではありません。

また、自分の住んでいる地域に紹介可能な求人があるかは別問題です。

介護施設が求人を非公開にする3つの理由

なぜ、わざわざ求人を非公開にするのでしょうか。

主な理由を3つ紹介します。

1.応募者を絞って採用したいから

求人を広く公開すると、施設側には応募書類の確認や面接日程の調整などの仕事が発生します。

募集人数が少ない場合や必要な資格・経験が決まっている場合は、条件に合う人を紹介してもらう方が採用を進めやすいことがあります。

マイナビ介護職やカイゴジョブエージェントも、応募の集中を避けることを非公開求人が存在する理由の一つとして説明しています。

2.募集内容を広く知られたくないから

施設や法人の事情によっては、募集内容を公表したくない場合もあります。

たとえば、管理職の交代に関わる採用や、特定の経験を持つ職員の採用などです。

ただし、非公開というだけで「職場に問題がある」とも「好待遇を隠している」とも判断できません。

3.募集枠が少なく、採用を進めたいから

少人数の募集では、広く掲載する前に条件に合う人が見つかることもあります。

そのため、求人情報をサイト上に掲載せず、担当者が個別に案内する場合があります。

募集枠や採用時期は変わるため、以前紹介された求人が現在も募集しているとは限りません。

介護の非公開求人を探す方法3選

介護の非公開求人を探す方法3選

ここからは、具体的な探し方を紹介します。

最初に知っておいてほしいのは、厳密な意味での非公開求人と、求人広告に出ていない採用機会は別物だということです。

方法1が非公開求人を探す中心的な手段です。方法2・3は、一般の求人検索に出ていない職場を探すための補助的な手段として考えてください。

1.介護専門の転職エージェントに相談する

非公開求人を紹介してもらいたいなら、取り扱いのある介護専門の転職エージェントへ相談する方法が基本です。

登録後に希望条件を伝え、紹介できる求人があれば案内してもらいます。

このとき、ただ「非公開求人を紹介してください」と伝えるだけでは、希望に合う求人が見つかるとは限りません。

転職したい理由と、次の職場で変えたい条件を具体的に伝えることが大切です。

担当者へ伝えておきたい条件

  • 希望勤務地と通勤時間
  • 希望年収・最低限必要な給与
  • 夜勤の可否と希望回数
  • 年間休日・希望休の条件
  • 介護福祉士などの資格と経験
  • 転職を希望する時期

条件を整理しておくことで、希望に合う求人があるか判断しやすくなります。

ぼくが実際に利用して感じたこと

ぼくがレバウェル介護を利用したとき、希望条件を伝えると「今は条件に合う求人はありません」と正直に教えてもらいました。

希望条件を下げるよう迫られることも、無理に別の施設を勧められることもありませんでした。

ぼくは、むしろ信頼できる対応だと感じました。

非公開求人を何件紹介してもらえるかよりも、自分の条件に合う求人を正直に案内してもらえるか。そこも大切な判断材料だと思っています。

レバウェル介護は、希望条件のヒアリング、求人紹介、応募書類の添削、面接対策などを公式に案内しています。

今より条件の合う求人があるか、一度相談して比較材料を増やしたい人には選択肢になります。

公式サイトはこちら

条件が合わなければ、応募しなくてOK

2.気になる介護施設へ直接問い合わせる

働きたい施設がある程度決まっているなら、施設の採用ページを確認する方法もあります。

求人サイトには掲載していなくても、自社サイトで職員を募集している場合があります。

また、現在は募集していなくても、今後の採用予定を確認できる可能性があります。

ただし、これは転職エージェントが取り扱う非公開求人と同じではありません。求人検索サイトに掲載されていない採用機会を、自分で探す方法です。

問い合わせる際は、まず公式サイトの採用情報を確認し、指定されている窓口を利用しましょう。

お忙しいところ失礼します。介護福祉士の〇〇と申します。

貴施設の採用情報を拝見し、興味を持ちました。

現在、介護職員の募集や今後の採用予定はありますでしょうか。可能でしたら、施設見学についても教えていただけると幸いです。

募集がなければ、それ以上無理にお願いする必要はありません。

直接応募する場合は、求人紹介や面接日程の調整などを自分で進めることになります。

3.友人や知人から職場の採用情報を聞く

介護業界で働いている友人や知人がいるなら、その職場の採用状況を聞いてみるのも一つの方法です。

紹介による採用は、一般にリファラル採用と呼ばれます。

求人サイトには掲載されていない募集情報を知るきっかけになるかもしれません。

ただし、友人が働きやすいと感じている施設が、自分にとっても働きやすいとは限りません。

次のような具体的な情報を聞いてみましょう。

  • 夜勤は何人体制なのか
  • 月の残業時間はどの程度か
  • 希望休は何日程度出せるのか
  • 職員の入れ替わりは多いのか
  • 新人教育はどのように行っているか

なお、知人から聞いた情報は、その人の配属先や勤務時期の話かもしれません。最後は施設側にも確認することが大切です。

非公開求人のメリット・デメリット

非公開求人には、一般の求人検索では得られない機会があります。

一方、注意しておきたい点もあります。

メリット1.自分では見つけられない求人を知る機会がある

最大のメリットは、一般公開されていない求人を紹介してもらえる可能性があることです。

公開求人だけを見ている場合と比べて、検討できる選択肢が増えることがあります。

ただし、非公開求人が必ず自分の条件に合うとは限りません。

メリット2.希望条件に合う求人を担当者に探してもらえる

転職エージェントでは、勤務地や給与、資格、勤務形態などの希望を伝えられます。

条件に合う求人があれば、担当者から紹介を受けられます。

求人検索に時間をかけられない人や、希望条件を整理したい人にはメリットがあります。

なお、こうした支援は非公開求人だけでなく、公開求人の紹介でも利用できる場合があります。

メリット3.求人票だけでは分からない情報を相談できる

求人票には給与や勤務時間が書かれていても、実際の職場の様子までは詳しく書かれていないことがあります。

転職エージェントによっては、施設の残業状況や職場環境に関する情報を提供できる場合があります。

ただし、担当者が把握していない情報もあります。聞いた内容がいつの情報なのかも確認しましょう。

デメリット1.登録しても求人を紹介されない場合がある

希望条件や地域によっては、紹介可能な求人がないこともあります。

介護福祉士の資格があっても、希望する給与・勤務時間・通勤距離をすべて満たす求人があるとは限りません。

紹介できる求人がないときは、希望条件を見直すか、時期を変えて探すか、現在の職場に残るかを考えましょう。

デメリット2.担当者との連絡が必要になる

非公開求人の紹介を受けるためには、希望条件のヒアリングや連絡が必要になる場合があります。

勤務中に電話が来るのが困る人は、最初に連絡可能な時間帯や希望する連絡方法を伝えておきましょう。

連絡の頻度や方法はサービス・担当者によって異なり、必ず希望通りになるとは限りません。

デメリット3.非公開というだけでは職場の質が分からない

注意:非公開求人=ホワイト施設ではありません

非公開という募集方法だけでは、給与水準・人員配置・離職状況・教育体制の良し悪しは判断できません。

「非公開だから特別」「非公開だから安心」という説明だけで応募先を決めないようにしましょう。

募集方法ではなく、実際の労働条件と職場環境で判断することが大切です。

非公開求人で失敗しないために確認したい7項目

非公開求人を紹介されたら、次の7項目を確認してください。

  1. 基本給・手当:月給の内訳と賞与の算定条件
  2. 夜勤:回数・勤務時間・人員体制・休憩や仮眠
  3. 休日:年間休日・希望休・有給休暇の取り方
  4. 残業:直近の実績と残業代の扱い
  5. 人員配置:配属予定部署の職員数と業務量
  6. 採用理由:増員か欠員補充か、分かる範囲の背景
  7. 教育体制:入職後の研修や独り立ちまでの支援

特に給与では、総支給額だけでなく基本給、資格手当、夜勤手当、固定残業代の有無などを分けて確認しましょう。

たとえば、月給が高くても夜勤回数が増えることで金額が上がっているなら、今の働き方と単純比較はできません。

また、募集内容が非公開だったとしても、応募・入職の判断に必要な労働条件は確認する必要があります。条件が不明確なまま承諾するのは避けましょう。

同じ施設でも配属先によって働きやすさは違う

現役介護士として経験したこと

ぼくは、同じ施設でもユニットによって職場の雰囲気が大きく違うことを経験しています。

仕事の進め方や独自のルールが違い、ユニットリーダーが変わったことで退職希望者が出たり、新人が短期間で辞めたりしたこともありました。

施設全体の評判が良くても、実際に配属される部署が自分に合うかは別の話です。

だからこそ、ぼくは求人票に書かれた待遇だけで判断してほしくありません。

採用後にどの部署へ配属されるのか、配属先では何人で介護を行っているのか。できる範囲で確認してください。

施設見学ができるなら、実際に働く職員の様子も見てみましょう。

詳しい確認方法は、介護業界で転職に失敗しない方法でも紹介しています。

良い非公開求人を紹介してもらうための伝え方

非公開求人を探すときは、担当者の心理を操作しようとする必要はありません。

大切なのは、自分の希望を正確に伝えることです。

譲れない条件と希望条件を分ける

「給料が高くて、休みが多くて、人間関係の良い職場がいい」と伝えても、担当者は何を最優先すべきか判断しにくいでしょう。

そこで、譲れない条件と、できれば満たしたい条件を分けます。

条件希望の伝え方(例)
給与年収350万円以上は必須
通勤30分以内を希望
夜勤月4回までが希望
休日年間休日110日以上を希望

※表の数字は説明用の例です。実際の希望に合わせて調整してください。

転職時期は正直に伝える

まだ転職するか決めていないのに「来月には転職します」と伝える必要はありません。

情報収集の段階なら、そのまま伝えましょう。

「条件に合う求人があれば検討したいですが、現時点では転職を決めていません」と説明すれば十分です。

実際、ぼくもマイナビ介護職へ、今すぐ転職する予定はないと伝えたうえで相談しました。

希望条件に合う求人がないときは、焦って転職する必要はありません。

非公開求人について尋ねる例文

介護福祉士として勤務しています。

通勤30分以内で、現在より休日が多い施設を探しています。

公開求人だけでなく、紹介可能な非公開求人があれば教えていただきたいです。

今すぐの転職は決めていませんが、希望条件に合う職場があるか確認したいと考えています。

希望条件が伝わりやすくなるよう、自分の状況に合わせて書き換えてください。

非公開求人と公開求人はどちらを選ぶべき?

結論として、どちらか一方に絞る必要はありません。

現在の職場と比較できる求人を増やし、その中から自分に合う施設を探すことが大切です。

非公開求人も確認した方がいい人

  • 公開求人では希望に合う施設が見つからない
  • 資格や経験を活かせる職場を探したい
  • 給与や休日などの条件を比較したい
  • 求人票以外の情報も確認したい
  • 自分だけで求人を探す時間がない

公開求人を中心に探してもいい人

  • 自分のペースで求人を検索したい
  • 担当者との連絡を増やしたくない
  • 応募したい施設がすでに決まっている
  • 応募・日程調整を自分で進められる

公開求人を見ながら、必要に応じて非公開求人も確認する方法で構いません。

転職エージェントの利用自体に迷っている方は、介護職が転職エージェントを使うメリット・デメリットも参考にしてください。

介護の非公開求人についてよくある質問

非公開求人は誰でも紹介してもらえますか?

誰でも必ず紹介してもらえるわけではありません。資格・経験・勤務地・勤務条件などによって、紹介できる求人がない場合もあります。

無資格・未経験でも非公開求人を紹介してもらえますか?

サービスや求人によっては相談できます。ただし、資格・経験を条件とする募集もあるため、希望地域で紹介できるか確認が必要です。

非公開求人は公開求人より給料が高いですか?

必ずしも高いとはいえません。給与は施設・職種・勤務時間・経験・手当などによって変わります。同じ条件で比較してください。

転職エージェントに登録したら必ず応募しなければいけませんか?

紹介された求人へ必ず応募する必要はありません。希望と合わない場合は断れます。情報収集段階であることも最初に伝えましょう。

転職エージェントは複数登録するべきですか?

最初から複数登録する必要はありません。まず1社で希望条件に合う求人があるか確認し、求人が少ない場合や比較材料を増やしたい場合に2社目を検討すると管理しやすくなります。

今すぐ転職する予定がなくても相談できますか?

情報収集段階でも利用できる転職支援サービスがあります。ただし、担当者との連絡や希望条件の確認が必要になる場合があります。

詳しくは、介護の転職エージェントは登録だけ・相談だけでもOK?をご覧ください。

まとめ|非公開求人にこだわらず、自分に合う職場を探そう

介護の非公開求人は、一般の求人検索では出会えない職場を知るための選択肢です。

ただし、非公開だから好条件というわけではありません。

この記事のまとめ

  • 非公開求人を探す基本は転職エージェントへの相談
  • 直接問い合わせ・知人紹介も求人探しの選択肢
  • 公開・非公開に関係なく労働条件を比較する
  • 求人票だけで分からないことは担当者や施設へ確認する
  • 希望に合う求人がなければ無理に転職しない

ぼくが大切だと思うのは、非公開求人を見つけることではなく、今より自分に合う職場を見つけることです。

転職は急いで決める必要はありません。

でも、今の職場以外にどんな選択肢があるかを知っておくことには意味があります。

レバウェル介護では、希望条件を伝えて求人紹介について相談できます。

今の給与や休日、通勤時間と比較できる求人があるか知りたい人は、選択肢の一つとして確認してみてください。

公式サイトはこちら

条件が合わなければ、応募しなくてOK

他の転職サービスとも比較したい人は、介護職におすすめの転職エージェント比較も参考にしてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

あなたが、自分らしく働ける職場を見つけられることを願っています。

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この記事を書いた人

【介護業界15年以上】
資格:介護福祉士、介護支援専門員、上級心理カウンセラー
施設のリーダーで採用から教育に関わる
現役介護士ならではの「体験談」や「介護現場の声」を発信しています。
「ブラック企業」から「ホワイト企業」に転職した経験を活かし、転職に失敗しない方法も紹介しています。

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