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介護士なんか最近、介護の仕事にやりがいを感じない……




そもそも、やりがいって何?
やりがいを広辞苑で調べると、「するだけの値打ち」と出てきます。
つまり、今回のテーマは、「なぜ介護の仕事に値打ちを感じないのか?」ってことです。
結論を先に伝えると、介護の仕事にやりがいを感じない理由の8割は、給料が低いから。
「低賃金で働いている」というのが主な理由です。
「やりがいを感じない」のは、今の給料に納得していない証拠。もしかして、会社にやりがいを搾取されていませんか?
このまま社畜として生きていきたいのなら、これ以上、読み進める必要はありません。
そっと画面を閉じてください。
ここから先は、耳が痛い話もあります。
しかし、それは、あなたのためです。
甘い言葉だけを受け取り、現実逃避しても人生は変わらないですから。
心を鬼にして、お伝えします。
本気で人生を変えたい人だけ読み進めてください。
【筆者紹介】
介護業界15年の現役介護士です。
※現場経験と公的データ(厚労省など)をもとに執筆しています。
【所持資格】
介護福祉士/ケアマネ/上級心理カウンセラー



詳しくはトップページのプロフィールに記載
介護の仕事にやりがいを感じない5つの理由



【介護の仕事にやりがいを感じない5つの理由】
給料が低いから
やりがいを感じない理由の8割は給料です。
シンプルに給料が低いから。これに尽きます。
「そんなわけない」と思うかもしれませんが、考えてみてください。
たとえば、皿洗いのバイトでも時給1万円なら、よころんで仕事に行きませんか?
冒頭でもお伝えしたように、「やりがい=するだけの値打ち」です。
皿洗いを8時間して8万円もらえるとしたら、「やったかいがある」と思うでしょう。
つまり、仕事内容に魅力を感じなくても、報酬が高ければ「するだけの値打ち」があるのです。
「やりがい」は仕事内容よりも「お金」ってことです。ぶっちゃけ、やりがいは「後付け」なんですよ。
「高い給料をもらえるから、やりがいがある」みたいな。「卵が先かニワトリが先か」に似ています。
報酬が高ければ……
- 自分は評価されている
- 重要な仕事をしている
- 社会に認められている
と感じませんか?
つまり、評価されているからこそ、後付けで「やりがい」を感じることができるのです。
逆に、給料が低ければ……
- 評価されていない
- 搾取されている
- 社会的に低く見られている
と思ってしまうもの。
「お金がすべて」ではありませんが、「お金は重要」です。
やりがいを感じたいのなら、納得できる給料の会社に転職しましょう。
「介護業界の給料なんてどこも一緒」だと思っていませんか?
実は、事業所によって全然違います。
- 資格手当がある、ない
- 夜勤手当が高い、低い
- 処遇改善手当がもらえる、もらえない
介護業界でも給料形態はピンからキリです。
ぼくは、別の介護事業所に転職しただけで、すぐに手取りが6万円アップしました。
働く環境を変えたら、手取り14万円から20万円にアップしたのです。
なぜか?
理由はブラック企業からホワイト企業に転職成功できたから。
転職して変化したことは次のとおり。
- 各種手当が増えた(とくに夜勤手当)
- 残業代が支給されるようになった
- 休日出勤のときに給料をもらえるようになった
ホワイト企業の特徴はこちら介護業界のホワイト企業はここがすごい!特徴7選を現役介護士が解説
「井の中の蛙大海を知らず」という言葉がありますが、ずっと同じ環境でモヤモヤしていたら要注意。
「何とか今の職場でやりがいを見つけよう」と思うかもしれませんが、給料が低い時点でやりがいは見つかりません。
残念ながら、無理ゲーです。砂漠で「一粒の砂金」を見つけるくらい難しいでしょう。
自分自身で「やりがい」を見出すより、職場を変えた方がよっぽどカンタンです。
大海に出て、あなたにピッタリの職場を探しませんか?
とはいえ、今すぐに転職する必要はありません。
いきなり「転職」と聞くと腰が引けるでしょう。
まずは、「他の事業所はどうなの?」って視点が大事です。
給料明細を見て「たったのこれだけかよ……」とガッカリした経験がある方は、高待遇の非公開求人を探してみてください。
ただし、無資格・未経験の方は、高待遇での転職が難しいです。
経験者・資格保有者の方のみ下のリンクからどうぞ。
業務が大変
介護の仕事は身体的にも精神的にも大変です。
たとえば、体重の重い利用者さんの移乗や体位交換を1日何度も行うと、クタクタになります。
腰痛や関節痛を訴える職員も少なくありません。あなたは大丈夫ですか?
介助方法をアプデすれば、体への負担が軽減します。
正しい介助方法はこちら【厚生労働省推奨】正しい介助方法マニュアル 知識をアップデートしよう
また、夜勤中に何度も呼び出されると、休息できないこともあります。
ナースコールやセンサーマットの対応で、座る暇もなく、廊下をシャトルラン状態。
地獄です。
さらに、利用者さんからの暴言・暴力、セクハラなど……
肉体的にも精神的にも限界だと感じる瞬間があるでしょう。
せめて、給料がよければ耐えられるかもしれませんが、先ほど紹介した通り、介護職は低賃金です。
「骨折り損のくたびれ儲け」状態で、働いても働いても生活が豊かにならなければ、心がボキッっと折れますよね。
キャリアアップできない
「介護福祉士」「ケアマネージャー」などの資格を取得しても、収入アップや昇進に直結しないことがあります。
たとえば、次のようなケースです。
- 苦労してケアマネの資格を取得しても、社内にケアマネのポジションが空いていない。
- すでにユニットリーダーがいるので、その人が退職や異動しない限りポジションに就けない。
- 介護福祉士の資格を取っても、資格手当をもらえない。
以上の理由から、「資格を取ったのに何も変わらない」という不満が生じるのです。
努力が報われない職場で、やりがいを感じられますか?
無理ですよね。
キャリアアップできないのは、あなたのせいではありません。
職場の体制のせいです。
社会的評価が低い
「介護職は誰でもできる仕事」という誤解が社会に広がっています。
実際は「専門知識」や「技術」を求められる仕事です。
しかし、「誰でもできる仕事」という誤解が職業の魅力を低下させているのです。
たしかに、人手不足の業界なので、「来るもの拒まず」で採用されます。
未経験・無資格や、50代・60代でも採用されますから。
とはいえ、「誰でも採用される=誰でもできる仕事」ではないのです。
以前、「底辺の職業ランキング」にもランクインしていました。
そんなメディアの影響もあり、「介護職=底辺の仕事」という印象になっています。
さらに追い打ちをかけるように、利用者さんが偉そうな態度で上からモノを言ってきます。
あたかも、自分の部下に命令するように「~しろ」と。
どんなに頑張っても世間から評価されず、利用者さんや家族から文句を言われるような待遇だと、やりがいなんか感じられるわけがありません。
やりがい?なにそれ?って感じですよね。
マンネリ化
マンネリ化した環境では、やりがいを感じられなくなっていきます。
なぜなら、毎日同じメンバーで同じ仕事の繰り返しだからです。
同じ業務を繰り返すだけでは、変化やチャレンジがないため達成感が薄れます。
仕事内容に変化がないと、「これを一生続けるのか」という不安が湧いてくるでしょう。
たとえば、毎日同じ利用者さんの食事介助や入浴介助をしていると、仕事がルーチンワークになりがちです。
「今日も昨日と同じことの繰り返し」と感じると、自分の成長や貢献を実感しにくくなります。
また、新しい提案や工夫をしても職場の仕組みが変わらないと、「努力しても無駄だ」と感じるもの。
そのため、マンネリ化した職場環境では、変化や成長の要素が欠けることでやりがいを失いやすいのです。
やりがいを搾取する会社の特徴【5選】



やりがいを搾取する会社の特徴【5選】
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1. やりがいを「当たり前」として利用する
特徴:
「介護士は人を助けるのが使命」といった精神論を押し付け、低賃金や過重労働を正当化する会社です。
たとえば、「利用者さんのためなら、残業や休日出勤も苦にならないはず」といった風潮が蔓延している職場が該当します。
具体例:
労働時間が過剰なのにもかかわらず、「皆さんの努力で利用者さんが元気に過ごせました!」という言葉だけで済まされ、給与や労働条件に変化がないケース。
たとえるのなら……
崖を登って疲れ果てた登山者に、「景色がきれいだから頑張れるよね」と言われているようなものです。
心の充足感だけで満足させようとし、肉体的な疲労やリソースの限界を無視されています。
2. 給与や待遇が見合わない
特徴:
給与が業務の大変さや責任に見合っていないのに、それを改善しようとしない会社です。
とくに、夜勤手当が低額であったり、昇給の基準が曖昧だったりする場合がこれに該当します。
具体例:
夜勤で仮眠もとれず1晩中働いたのに、夜勤手当がわずか数千円というケース。
「利用者の命を守る」という重大な責任に対する報酬が極端に軽視されています。
たとえるのなら……
命綱なしで綱渡りをするパフォーマーに、「観客が楽しんでいるから大丈夫」とだけ言われて、ギャラを渡されない状況です。
安全や報酬が保障されていない中での過剰な負担が強いられます。
3. 人手不足を解消しようとしない
特徴:
慢性的な人手不足を「介護士の献身」で埋め合わせる会社です。
スタッフの休暇を削ってまでシフトを埋めるような状況が続く場合、「やりがい搾取」が行われています。
具体例:
「急な欠員が出たので、休日出勤をお願いします」と頼まれることが頻繁にあり、断りにくい雰囲気を作られる職場。結果、休む間もなく働き続けることになります。
たとえるのなら……
野球の守備を7人でしている状態です。
「チームワークで乗り越えよう!」と励まされても、精神論だけは無理があります。
4. キャリアアップの機会がない
特徴:
スキルや資格取得のサポートがない、あるいは昇進の基準が曖昧で、「頑張っても報われない」と感じさせる会社です。結果、現場での経験を積んでも将来への希望が持てなくなります。
具体例:
資格取得を目指して研修を受ける費用や時間をすべて自己負担にさせ、会社は何のサポートも提供しない。
その一方で、「スキルアップは自己責任」と言われる職場環境。
たとえるのなら……
ゲームでレベルが上がらない感覚です。
どれだけ経験値を積んでも、自分のキャラクターが進化しないようなもの。
敵を倒しても経験値が0のままで、やる気がどんどん失われていきます。
5. ワンマン経営
特徴:
経営者や管理者が現場の声を聞かず、トップダウンで決定を押し付ける会社です。
「この職場は誰のために存在しているのか?」と疑問を抱かせるような環境が特徴です。
具体例:
介護士が現場での負担を減らすための提案をしても、「それは現場の問題だから自分たちで何とかしてほしい」と取り合わない。
人員不足で業務が回らないと訴えても、「今できているのだから増やす必要はない」と補充しない。
結果、ストレスが増幅される。
たとえるのなら……
船長が「こっちに進め」と感覚だけで航海を指示します。
乗組員が「嵐が来そうです」と警告しても聞き入れず、そのまま進んで船が転覆。
全員が船長の決断に従うしかないため、危機を回避できません。
やりがいを取り戻す方法【4選】



やりがいを取り戻す方法【4選】
1.収入をアップさせる
【収入をアップさせる方法3選】
方法その1:資格を取得して収入アップ
具体例:
「介護福祉士」や「ケアマネージャー」の資格を取得することで、資格手当が支給されたり、役職への昇進が可能になります。これにより、基本給が上がったり、待遇が改善されるでしょう。
こちらも読まれています現役介護士がオススメ!「稼げる介護の資格」を厳選して紹介します
資格手当がなかったり、基本給が上がらないような会社は論外です。もっと従業員のことを考えている会社に転職しない限り、搾取され続けて「やりがい」なんてありませんよ。
具体的な行動:
- 資格取得に必要な条件を確認(介護福祉士の場合、3年以上の実務経験が必要)
- 試験対策のための勉強時間を計画的に確保する(週3回1時間など)
- 職場に相談し、研修費や試験費用のサポートがないか確認する。
たとえるのなら……
資格取得は、ゲームで新しい装備を手に入れるようなもの。
今まで倒せなかった敵(低収入や仕事の限界)を、新しい装備(資格やスキル)を身に着けて突破するイメージです。
関連記事はこちら【合格体験記】介護福祉士国家試験の勉強法と集中力を高めるコツ
方法その1:転職で収入アップ
具体例:
現在の職場が低賃金で昇給の見込みがない場合、同じ業界でも給与が高い職場に転職することで収入が大幅にアップすることがあります。
具体的な行動:
- 転職エージェントに登録して、希望条件を伝える(給与、シフト、福利厚生など)
- 自分のスキルや実績を整理して、履歴書や職務経歴書を更新する。
- 転職先の候補を比較し、条件が良い職場を選ぶ。
たとえるのなら……
転職は、家の中で息苦しく感じていた魚が、新しい水槽に移って自由に泳げるようになることです。
環境が変わるとストレスが減り、より伸び伸びと働けるようになります。
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- 人間関係を知りたい➡レバウェル介護
- 夜勤で稼ぎたい➡マイナビ介護職

- 無資格・未経験なら➡かいご畑

- 派遣で働きたい➡レバウェル介護(派遣)
方法その3:副業で収入アップ
具体例:
介護の経験を活かし、コンテンツ販売(有料noteなど)やブログを運営して副収入を得ることができます。
介護業務の負担が大きくても、在宅で収入アップを目指せますよ。
具体的な行動:
- ブログやSNSで介護に関する役立つ情報を発信する。
- 広告収入を得る仕組みを作る(例: アフィリエイトリンクを活用)
- ブログで稼ぐ方法を有料noteで販売する。
たとえるのなら……
副業は、小さな種をいくつも植えるようなものです。最初は地味でも、種の一つが芽を出して花を咲かせることで、新たな収入ややりがいが生まれます。
ただし!
「コンテンツ販売」や「アフィリエイト」は成果が出るまでに時間がかかります。
1年間は無収入を覚悟しなければいけません。ぼくはブログの初収入まで10か月かかりました……
理由は、ライティングのスキルを身につけたり、Googleに評価されて自分のサイトが検索上位に表示されるまで時間がかかるからです。
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2.働く環境を見直す
具体例:
過重労働や人間関係のストレスが続く職場を離れ、より自分に合った環境を探す。たとえば、転職エージェントを利用して条件の良い職場に転職することで、やりがいを見つけやすくなります。
具体的な行動:
- 転職エージェントに相談し、自分の希望条件に合う職場を探す。
- 他の職場で働いている知人や同僚から情報を集める。
たとえるのなら……
狭い池で泳ぎ続けて息苦しく感じている魚が、広い海に出て自由に泳げるようになるイメージです。
新しい環境は、視野を広げてくれます。
関連記事はこちら【最新版】介護職にオススメ!人気の転職エージェントランキング




転職エージェントを利用しないとどうなるの?
- 自主的に求人を探さなければいけない
- 非公開の優良求人を知ることができない
- 企業との日程調整を自分で行う
- 給料交渉を自分で行う
- ブラック企業に引っかかる可能性がある
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3.自己ケアを重視する
具体例:
介護職は人に尽くす仕事ですが、自分自身が疲れていると他人のケアが難しくなります。たとえば、週に1回は趣味に没頭する時間を作る、リフレッシュのために短期間の休暇を取るなどの方法があります。
具体的な行動:
- 定期的にマッサージやサウナなどリラクゼーションを取り入れる。
- カウンセリングや同僚との相談でストレスを解消する。
たとえるのなら……
飛行機の緊急時に「まず自分の酸素マスクを付けてから他者を助ける」と言われるように、自己ケアを優先することが大切です。
関連記事はこちら介護職のメンタルケア5選|ストレスから心を守る方法とは?
4.仕事の意義を再確認する
具体例:
「自分がいるから利用者さんが生活できている」という事実を思い出す。たとえば、利用者さんの笑顔を見ることは、大きなやりがいにつながります。
具体的な行動:
- 利用者さんや家族から感謝の言葉を受け取ったら、記録して後で読み返す。
- 自分の仕事が他人に与えた影響を振り返る。
たとえるのなら……
映画のエンドロールで「スタッフ」の名前を見つけて、自分もこの作品の一部だと実感するようなものです。役割を再認識することで、誇りを取り戻せます。
関連記事はこちら【体験談】介護職のほっこりエピソード10選 これが介護職の醍醐味だ!
よくある質問【Q&A】



まとめ
今回は「なぜ介護の仕事にやりがいを感じないのか?」というテーマについて切り込みました。
結論:やりがいを感じない主な理由は「給料が低いから」です。
おさらいすると次のとおり。
【介護の仕事にやりがいを感じない5つの理由】
やりがいを感じないのは、あなたが原因ではなく職場環境が原因のこともあります。カンタンに言えば、ブラック企業に勤めているのが原因です。
もしかして搾取されていませんか?
再確認してみましょう。
やりがいを搾取する会社の特徴【5選】
やりがいを取り戻す方法【4選】
やりがいを感じていなくても大丈夫。
あなたの行動次第でやりがいを取り戻すことができます。
せっかくここまで読んだのですから、行動してみませんか?
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