職場でいい人間関係を築いて、伸び伸びと働きたいですよね。
つらいときに助け合ったり、冗談を言い合う仲間がいれば過酷な業務も乗り越えられます。
介護士が退職する理由で多いのは収入よりも人間関係。仕事が好きでも人間関係が原因で退職に追い込まれてしまうのは悲しいですよね。
ぼくは過去に職場で無視されるなど、集団でイジメられた経験があります。
イジメられた体験談はこちら
【体験談】ユニットリーダーになってイジメられた経験と克服した方法
この記事では“人間関係を築くためのポイント”を具体的にわかりやすく解説します。
結論は次のとおりです。
人間関係を築くポイント
- 笑顔を意識する
- 物品を補充する
- 素早いナースコールの対応
- 傾聴する
- 報連相を徹底する
あなたはどのくらい実践できていますか?
具体的な方法を解説していきます。ぜひ最後まで読んで、みんなから好かれる介護士になりましょう。
この記事を書いた人
名前:介護おじさん
年齢:41歳
資格:介護福祉士、介護支援専門員
☑介護士歴13年目
☑介護施設のリーダー職
☑ブラック企業からホワイト企業に転職
☑介護職のためになる情報を発信中
筆者の詳しい経歴はこちら
・スーパーの精肉担当(超ブラック企業)
毎日6時~21時までの長時間労働で体力の限界
・本屋の店長(普通の企業)
面接など職員の採用にかかわるが会社倒産
・ITの会社で営業(超ブラック企業)
きついノルマ・飛び込みの営業で精神消耗
・CADオペレーター(ブラック企業)
休みなし、こき使われまくりで精神崩壊
・福祉用具専門相談員(ブラック企業)
上司のパワハラがエグすぎて精神の限界
・介護士(ホワイト企業) ☚今ここ
転職の失敗を繰り返して介護士に落ち着く
笑顔を意識する

笑顔は基本中の基本ですが意識しないと難しいことです。
出勤時は意識して笑顔を作れても、業務中に忙しくなると笑顔を忘れてしまいます。
忙しくて余裕がないときこそ、「笑顔」と自分に言い聞かせて思い出しましょう。
どんな人に対しても笑顔で接する人は魅力的で、周囲の人を引きつけます。
「引き寄せの法則」があり、笑顔の人は笑顔の人を引きつけるのです。
そんなの迷信だと思われるかもしれませんが、学校のクラスを思い出してみましょう。
ヤンキー(今は絶滅している?)の周りにはヤンキーが集まり、オタクの周りにはオタクが集まる。
自分と同じような人間といるのが心地いいので、自然と集まる法則です。
あなたも、自分と同じ趣味があったり、話が合う人に魅力や安心感を感じるのではないでしょうか?
物品を補充する

介護の現場では忙しさのあまり消耗品の補充がおろそかになりがちです。
使おうと思ったら空だった…そんな経験があると思います。最後に使った人が補充すればよいのですが、そのまま放置されることがありますよね。
そこで、あなたの出番です。他のスタッフが働きやすい環境を作りましょう。
みんなが面倒だと思うことを率先してやる。この積み重ねが大切です。
物品補充をおろそかにしていると職場のお局に目をつけられますよ。
お局との付き合い方はこちら
【効果抜群】お局とうまく付き合う「ちょっとズルい3つの方法」
- 汚物を包む新聞紙
- グローブ
- 洗剤
- 消毒用アルコール
- 尿取りパッド
足りない物品を補充するクセをつけるだけで、他のスタッフから感謝されたり、信頼されるようになりました。
出勤すると必ず物品をチェックするようにしています。
みんなから気の利くスタッフだと思われるように行動するのみです。
必ずあなたの頑張りを見ている人がいますよ。
素早いナースコールの対応

フットワークが軽い人はスタッフからも、利用者さんからも好かれます。
率先してナースコールの対応をしましょう。
- 誠実でやる気がある印象
- 仲間から好かれる
- 利用者さんから信頼される
- ダラダラしてやる気がない印象
- 仲間から嫌われる
- 利用者さんをイライラさせる
新人のスタッフだとナースコールの対応に抵抗があるでしょう。
- わからないことを聞かれたらどうしよう…
- 介助に自信がないから、ひとりでは不安だ…
- 面倒なことを頼まれたり、苦情だったら嫌だ…
対応がわからなくても、逃げないで対応すれば経験値がたまります。仕事を早く覚えるためにも、失敗を恐れずにナースコールの対応をしましょう。
スタッフからも利用者さんからも信頼される介護士になれますよ。
同僚の話を傾聴する

傾聴することの大切さを介護業界に入ってから知りました。相手の話に耳と心を傾けて聴く。利用者さんとの会話だけでなく、スタッフ間の会話にも応用できます。
コミュニケーション能力は話す力ではなく、聞く力です。コミュニケーションが苦手だと思う人は聞き手に徹して下さい。相づちを打ちながら話を聞くだけで、話しやすい人だと思われます。
傾聴のコツはこちら
【介護士必見】傾聴とは?利用者さんの心を開き信頼関係を築く7つのコツ
報連相を徹底する

報連相(ほうれんそう)とは
- 報…報告
- 連…連絡
- 相…相談
チームで仕事をするときに大切な「報告」「連絡」「相談」を略して報連相と呼びます。
報連相ができないスタッフはみんなからの信用を失ってしまいます。
上司が部下に対して心がける「おひたし」という言葉もあります。
- お…怒らない
- ひ…否定しない
- た…助ける
- し…指示を出す
合わせてほうれん草のおひたしと覚えましょう。
まとめ
おさらいすると人間関係を築くためには信頼されることが大切です。
- 笑顔を意識する
- 物品を補充する
- 素早いナースコールの対応
- 傾聴する
- 報連相を徹底する
この5つのポイントを意識して仕事をしましょう。そうすれば良好な人間関係を築くことができます。
人間関係のよい職場はストレスが溜まりにくいので、長く勤めることができます。
安定して働ける環境を手に入れるために、実践して行動あるのみです。
ぼくも介護士。あなたの仲間。
あなたを応援してます。
では、また。
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