【共感できる?】介護あるある80選 介護士が思わずうなずくネタ集

介護あるある

利用者さんや家族のために毎日頑張っている介護士のみなさん、お疲れさまです。

たまには息抜きをしましょう。

介護士をしていると思わず「あるある」と、うなずいてしまうネタを集めました。

あなたはどれだけ「あるある」と思うでしょうか?

うなずきすぎて首がもげるかもしれません。

「あるある」とうなずく回数が多い人ほど、介護業界にどっぷり浸かっている証拠です。

最後まで読んで確かめてみましょう。

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この記事を書いた人

名前:介護おじさん
年齢:42歳
資格:介護福祉士、介護支援専門員
☑介護士歴14年目

☑介護施設のリーダー職

☑ブラック企業からホワイト企業に転職

☑介護職のためになる情報を発信中

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スーパーの精肉担当(超ブラック企業)
 毎日6時~21時までの長時間労働で体力の限界

本屋の店長(普通の企業)
 面接など職員の採用にかかわるが会社倒産

ITの会社で営業(超ブラック企業)
 きついノルマ・飛び込みの営業で精神消耗

CADオペレーター(ブラック企業)
 休みなし、こき使われまくりで精神崩壊

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目次

介護あるある:業務編

食事編

食事は介助が必要なのに、おやつは自分で食べられる

「おやつの時だけ手が動くんだよ(小声)」

食事は介助が必要な利用者さんでも、おやつは自分で食べられます。

しかも、むせずにペロッと食べてしまう。

「好きなものは絶対に食べる!」という気持ちが大事。

食べたことを忘れる

考える高齢者
「食べた?」「食べていない?」

食事にまつわる定番は「ごはんを食べていない」ですね。毎日、耳にタコができるほど聞いています。

「食べましたよ」と伝えても「いや、食べていない」と納得されません。

説得しようとするとダメですね…。説得よりも共感した方がうまくいきました。

ぼくがよく使うフレーズは次のとおりです。

  • 私もまだごはんを食べていないんですよ
  • お腹すきましたね
  • 美味しいもの食べたいですよね
  • 今ごはんを準備しているので一緒に待ちましょう

エンシュアにトロミがつかない

「3分クッキング。トロミがつくまで混ぜ…放送時間終了です」

エンシュアにトロミ剤を入れて混ぜても、すぐにトロミがつきません。

エンシュアを飲む時間を逆算してトロミをつける必要があります。

急きょエンシュアを飲むときには困りますね。

新人のころ、トロミ剤入れてもトロミがつかないので、どんどん追加していった結果、時間がたつとババロアのようになりました。

エンシュアにとろみをつけるコツ「3ステップ」

  1. トロミ剤を入れて30秒手早くかき混ぜる
  2. 10分ほど放置
  3. 再び30秒手早くかき混ぜる

食べるのに時間がかかると思ったら、入れ歯をしていない

「そうそう、これこれ」

なんだか今日は食べるのに時間がかかるな~

よく見ると、入れ歯をしていない。

そりゃ、時間かかるよね

ダッシュで取ってきます!

朝食後薬が多すぎる

「朝食後薬どんだけ~」

いったい何種類の薬を飲んでいるんだ…?

利用者さん「ようやく錠剤を飲み終えた…」

介護士「まだ粉薬が残っています…」

薬でお腹がいっぱいになるよ。

入浴編

お風呂に入りたくないときは仮病をつかう

胸を押さえる高齢者
「き、急に体調が…」「チラッ」

「これから入浴ですよ」と伝えると「風邪気味だから今日は入らない」と仰られる。

入浴日はつねに風邪気味な利用者さん。

今度は入浴と伝える前に体調を確認する。「調子いいよ」との返事。

「よし!今日は行ける」と思って、これからお風呂に行くことを伝えるが「風邪気味だから入らない」と仰られる。

いやいや、今、調子いいって言ったやん?

入浴拒否して、いざ入るとお風呂から上がるのも拒否

「絶対に出ないぞ…絶対に…」

なんとか説得して入浴されると、今度は湯船から上がらない…

「まだ出ません」と断固拒否。

入らないと言われたり、出ないと言われたり、ラジバンダリ。

このネタがわかるあなた…

だいたい友達。

入浴の誘い文句は「温泉ですよ」

「いい湯だな~アハハン」

入浴のお誘いをするとき「温泉ですよ~」

お肌がすべすべになりますよ~

どうぞ~

1名様ご案内~

入浴をニューヨークと言う

「ニューヨークへ行きたいかー!」

「これからニューヨークに行ってきます」と言って浴室に向かう利用者さん。

このネタを知らない新規の利用者さんはびっくり。

フロリダというパターンもあるとか、ないとか。

服を何枚も着ている利用者さん

「オシャレは我慢…」

入浴の時に服を脱いでも服

脱いでも服

ようやくシャツ

またシャツ

またまたシャツ

どんだけ~

排泄介助編

紙おむつを引きちぎる

ゴリラ
「また破いちゃったよ…てへ」

紙おむつのテープ止めの部分を引きちぎったことはありませんか?

テープ止めが中心に来ないと思って短い方を引っぱると「ブチッ」とちぎれてしまいます。

もう一度、おむつを当て直し…

慣れてくると力加減がわかるようになります。

新人の頃は怪力ゴリラのごとくテープ止めを引きちぎったものです…

オムツ交換した直後に、また交換することになる

泣いている人
「ズレた間のワルさも、それも君のタイミング」

パッド交換した直後に、再び排泄。

利用者さん「ごめんね」と仰られるが、生理現象だからしょうがないですよ。

ただ、タイミングが悪かっただけ…

タイミングが…

悪かっただけ…

「パット」なのか「パッド」なのかググった経験がある

考える介護士のイメージ

「正しい発音は…パッドゥ。違うか…」

職場にパット派とパッド派がいて、正しいのはどっち?

教えてGoogle先生。

正解はパッドです。

はぁ~スッキリ。

ベッド柵にパッドやオムツが干してある

「再利用は環境にもお財布にもいい…(あかん)」

ここは日当たりもいいし…

「汚染した尿取りパッドをベッド柵に干す」

乾かしても再利用はできませんよ(汗)

居室の前を通ると気がつき。

居室を恐る恐るのぞくと確信に変わります。

介護士の臭覚は「竈門炭治郎」並ですよ。

おしり拭きのフタがいつも開いている

フタが開いているお尻拭き

「一枚目はカラカラです」

いざ使おうと思うと「また開いてるやん」と思ったことがあるはず。

ギリギリ、フタが開いていることもありますね。

「ギリギリアウト」

フタが閉まっていると「今日は閉まってる!」と驚きます。

便に対する抵抗力がつく

「余裕っす」

便祭りの後でも、カレーを美味しく食べられます。

感覚がマヒしているのでしょうか?

慣れってこわいですね。

更衣介助編

ズボンの前後ろが逆

ズボンのイメージ画像
「事前にしっかり確認しましょう」

ようやく更衣介助が終わったら、ズボンのポケットがお尻の方にある。

0.5秒どうしようか考える…(悪魔が「バレないよ」とささやく)

天使「いやいや、あかんやろ…」

はい、もう一度、更衣介助。

脱いだ瞬間に粉雪が舞う

「粉雪、ねえ、心まで白く染められたなら」

服や靴下を脱いだ瞬間、乾燥して粉雪のようになった皮膚が舞います。

レミオロメンの粉雪が脳内で流れて、夏でも冬を感じることができる。

ポケットの中にティッシュ

洗濯に失敗した女性
「なんじゃ、こりゃあ」

洗濯機の中がティッシュまみれ。

そのまま洗濯すると後始末が面倒なので、洗濯するときは必ずチェック!

定期的にやらかしてしまう案件です。

リハパンや尿取りパッドを洗濯すると、ティッシュより後始末が大変です。ポリマーが衣類や洗濯槽についてキラキラ&ベタベタになりますよ。

名前が無い服は匂いで確認

「この中に警察犬をお連れの方はいませんか?」

洗濯後に名前がない服は匂いで確認。

視覚がダメなら臭覚を頼りに持ち主を探そう。

臭覚を研ぎ澄ませる…「ほんのり〇〇さんの香りがするかも…」

タンスの引き出しが服でパンパン

「閉まりません」

タンスの引き出しが服でパンパンのため、取りやすい手前の2~3着がローテーションです。

奥から値札が付いたままの服が出てくることも…

夜勤編

平和だと思った瞬間、平和は奪われる

「緊急事態発生!緊急事態発生!」

夜勤中に「今日は平和だね」なんて言ったらいけません。

それまで静かだったのにナースコールが鳴りだしたり、居室で「ドン」という嫌な音がしたりします。

スタッフの声を聞いているのでしょうか?不思議です。

安定のフラグ回収ですね。

時間を聞かれたら「深夜です」

時計
「……深夜です……ヒロシです…」

夜勤中に利用者さんが起きてきて「いま何時?」と聞かれたら、迷わず「深夜です」と伝えた経験はないでしょうか?

すると、「まだ寝る時間だね」とベッドに戻られます。

職員の方が帰宅願望が強い

「一緒に帰りましょう…」

帰宅願望が強く「家に帰る」と仰られる利用者さん。

施設に入居したことを説明して、一度は納得。

しかし、10分後にはそのやり取りも忘れて、再び「家に帰る」と…無限ループ。

家に帰れないことにイライラしてきて、

「いつまで待たせるんだ、早く家に帰してくれ」

「玄関を開けろ」

「どうなっているんだ、家に帰してくれないのなら警察呼ぶぞ」

対応している介護士も帰りたい…。

カップラーメンにお湯を入れたらコールで呼ばれる

カップラーメン
「やっぱり…」

どこかから見ているのでしょうか?

それまでナースコールやセンサーマットの対応がなくて、今がチャンスと思いお湯を入れたらコールが鳴りだします。

「赤いきつね」にお湯を入れた瞬間、ナースコールやセンサーマットの対応で忙しくなる。ようやく対応が終わり戻ってくると麺が汁を吸って「脳みそ」みたいな形になっていました…。

夜勤者同士でおやつの交換

「まさに、お菓子の宝石箱やー」

夜勤前に「つまらないものですが」とお菓子を交換。

「甘い系のお菓子」と「しょっぱい系のお菓子」を交換して両方味わえるときは、お互いにナイスチョイスと称え合えます。

「たけのこの里」や「きのこの山」を交換したときは、必ず「私は○○派」とカミングアウトするのが礼儀。

ちなみに、ぼくは「きのこ派」です。

あなたは?

夜勤中、巡回の時間に寝過ごす

「やっちまったなー!」

5分くらいと目を閉じたら、1時間経過している!

ヤバい!

ダッシュで巡回に向かいます!

早番が神様に見える

「私が神だ」

夜勤明けでバタバタしているときに、早番が出勤してきたら神様に見えます。

神様、仏様、早番様…

夜勤明けの解放感から食べ過ぎる

「ご注文はお決まりでしょうか?」「いつものください」

夜勤明けの解放感でテンションが上がりますね。

マックに直行です。

「夜勤明けだと太らない、カロリー0」と自分に言い聞かす。

帰宅してから仕事のやり忘れに気がつく

「やっちまったなー!」

夜勤明けで帰宅して、布団に入ってから仕事のやり忘れを思い出す。

「忘れてたー!」

ポータブルトイレの掃除は忘れがちですよね。

重大なことは電話するけれど、大したことがなければ「まっいいか」と寝る。

睡眠しか勝たん。

介護あるある:利用者さん編

よくある行動編

都合の悪いことは聞こえない

「お小遣いちょうだい!」「耳が遠くて聞こえないな~」

介護士「お風呂の時間ですよ」

利用者さん「………」

介護士「おやつの時間ですよ」

利用者さん「よし、食べに行くか」

(聞こえてるやん)

入れ歯をティッシュにくるんでタンスの中へ

ティッシュのイメージ画像
「探し物はなんですか、見つけにくいものですか」

とにかく何でもティッシュにくるみがちです。

入れ歯を外してティッシュにくるんで、紛失するのが王道パターンです。

入れ歯がないと言ってきたら次のところを探しましょう。

  • ゴミ箱
  • 枕の下
  • クローゼットの中
  • いやいや、入れ歯していますよ…

賞味期限切れのお菓子をくれる

「まんじゅうもカチカチです。※食品サンプルではありません」

「あんた、ちょっとおいで」と手招きして「内緒だよ」と賞味期限切れのお菓子をくれます。

利用者さんから物を受け取っていはいけなので、賞味期限内の物だと「お気持ちだけで結構です」とお断りしています。

しかし、賞味期限切れのお菓子は、本人が召し上がってお腹を壊すかもしれないで「ありがとうございます」と受け取って、そっと処分します。賞味期限が1年前のお菓子もありました。化石ですね。

職員が見ていないところでお菓子のやり取り

「これがブツだ」「なかなかの上物だ」

利用者さんが職員に見つからない死角でお菓子の取引。

利用者さんそれぞれ嚥下の状態が違うので要注意。

黙認している職員がいると「今日は○○さんの日だから、後で持っていくね」なんてヒソヒソ話。

ポケットが膨らんでいる…

よし、職務質問。

靴のかかと踏みがち

靴のイメージ画像
「靴のかかとさん…お久しぶりです…1年ぶりでしょうか?」

高確率で靴のかかとを踏んでいるので、転倒のリスクがあります。

声をかけて履き直していただくのですが、次に靴を履くときには再びかかとを踏んでいる状態。靴を履かないで歩いていることもあり、すべって転ばなくてよかった…と胸をなでおろします。

面倒なのはわかりますけどね。

転倒されないために、根気よく確認して履き直していただく。スタッフは「かかと警察」になります。

大丈夫じゃなくても大丈夫

足を押さえている女性の高齢者

「だ…だ大丈夫で…す…。こ、こ…れくらい…かすり傷…」

「大丈夫ですか!?」と聞くと「大丈夫」と答えがちです。

心配をかけたくない気持ちはわかりますが、見るからに大丈夫じゃないときありますよね…

そんなときは「どうしましたか?」と聞きましょう。

利用者さんの派閥がある

「次の新入りはうちらのテーブルだ、いや、うちらのテーブルだ」

レクリエーションをするときなど、誰かが席に座ろうとすると「ここは○○さんの席だ」と縄張りまであります。

ここはうちらのシマだ。まさにマフィアの世界。

ナースコールをマイクだと思っている

「応答せよ、応答せよ…おかしいな…」

ナースコールで呼ばれて行くと、ナースコールをマイクのように持って、一生懸命話している。

「もしも~し、もしも~し」

「おかしいな…」

でも、その気持ちわかります。

ナースコールを連打する

「16連射?余裕ですよ」

高橋名人も真っ青になるほどの連打。

「押すのは1回でいいですよ」と説明している最中にも押している。

ボタンがあると押したくなるよね。

認定調査で見栄を張る

「はははは、これくらい楽勝、楽勝」

認定調査になると、普段はできないことや、してないことでも「してます、できます、楽勝です」

何歳になっても見栄を張りたいのですよ。

血圧は納得するまで再計測

「んーもう1回、ダメだ…もう1回」

血圧にこだわる利用者さん。納得するまで再計測。

血圧が高いと「今動いていたら、高くてもしょうがない」と言われるが…

ガッツリ寝てましたよね?

知っていますよ。

脇にさしていた体温計が行方不明

「シャツの中を大冒険」

体温測定後「何度ですか~?」と体温計をもらおうとするが…ない。

体温計が脇から落ちて、シャツの中へ。

忙しいときに限っていなくなる体温計。

体温計をようやく見つけて確認すると「34.2℃」

あかん。

もう1回お願いします(涙)

物がなくなると職員が犯人扱いされる

「犯人はとんでもない物を盗んで行きました…わたしの入れ歯です」

居室から物がなくなると、あの職員が犯人だと名推理が始まる。

だいたいが誰も取らないような物。

そして職員の懸命な捜索により発見される。

車椅子をベンツと呼ぶ

「ベンツのタイヤの空気はこまめにチェック」

利用者さん「ちょっとベンツ(車椅子)持ってきて」

職員「ベンツで迎えに来ました」

新品の車椅子は「新車」

車椅子の入れ替えは「モデルチェンジ」

他にもポルシェ、フェラーリなど愛車の名前は様々…

移乗介助のとき「重いけど大丈夫?」と心配される

「まだまだ、序の口じゃのう」

ベッドから車椅子へ移乗介助。

利用者さん「あんた大丈夫?わたし重いよ」

職員「大丈夫です。へのツッパリはいらんですよ」

いち、にの、さ…

もう一人、職員呼びますね。

施設の内部事情に詳しい利用者さんがいる

「来月の予定は…またカラオケ大会か…」

妙に内部事情に詳しい利用者さん。

「今日の夜勤は○○さんだよ」

「○○さんの子ども熱出して…」

「○○さん彼氏と別れた」

など他の利用者さんに教えるのが大好き。

職員も知らないような情報を持っていることもある。

情報屋ですか?

「明日の夜勤は○○さんかもしれないね」と言う予想屋も存在する。

センサーマットあるある

「あんた、いつも同じタイミングで来るね…??」

センサーマットが反応して訪室すると…

「あんた、よくわかったね」

「予知能力でもあるんか?」

と言われる。

センサーマットが鳴らないと逆に不安になる

「ようやくセンサーが鳴った…安否確認」

普段頻回にセンサーマットがなる方のセンサーが今日はならない…

おかしいな?鳴らないと不安になります。

まれにセンサーがオフになっていることがあるので、すぐに確認しましょう。

利用者さんのトイレットペーパーが高確率で芯しかない

「吾輩は芯である。紙はもう無い。」

居室のトイレを確認するたびに「あれっ?紙がない」と何万回思ったことでしょう。

みんな忙しいと思うけど、協力して補充してあげましょうね。

利用者さんは何で拭いたのだろう?

真相は藪の中。

リハパンの中からトイレットペーパーが出てくる

「お守りの吸収力0」

女性の利用者さんのリハビリパンツの中から、丁寧に折りたたんだトイレットペーパーが出てきます。

「尿とりパッド使いましょう」と装着するときも、パッドの上にはトイレットペーパー。

不安だからでしょうか?

気持ちはわからなくもないですが…

気休めにもなりませんよ…

トイレットペーパーの1回の使用量が少なすぎる

「省エネ大賞受賞」

ゆっくりトイレットペーパーを切って、ゆっくりたたむ。

(どう見ても少ない……)

追加でトイレットペーパー渡してあげると、使わないでポケットにしまう。

節約の神ですか?

利用者さんが同じ髪型になりがち

「白髪ショートの人、だいたい友達」

  • 女性は白髪ショート
  • 男性は坊主

これが介護施設のトレンドです。

介護あるある:スタッフ編

一度は経験している編

ナースコールの幻聴が聞こえる

ナースコール
「空耳アワー」

ふとしたときに「あれ?ナースコール鳴っている…」と思うことがありますよね。

家に帰ってからも聞こえます。

職員が間違えてセンサーマットを踏む

「すみません、ヨガマットかと思いました…」

センサーマットを間違えて踏むことありますよね。

センサーが鳴って、慌てて駆け付けると職員が「どうしました?」と普通におむつ交換していることがあります。

高齢者を見ると転倒の心配をする

ひとりで歩いている高齢者
「杖よし、靴よし、歩行状態よし」

高齢者がひとりで歩いているのを見て転倒の心配をしたことはありませんか?

自分とは関係のない方でも、歩行状態を見たり、転倒のリスクを探していまいます。

職業病かもしれませんね。

明日は早番なのに眠れない

眠れない女性
「羊が1万3965匹…羊が1万3966匹…」

夜勤が多いスタッフにとって早番は真逆の生活リズムになります。

「明日は久しぶりの早番だ」なんて考えて布団に入るが眠れません。眠れなくて焦りると余計に眠れなくなります。

目がギンギンにさえていて気がつけば「あと3時間後に出勤だ…」なんてことも。

ボールペンが神隠し

ボールペン
「ボールペンは預かった。返してほしければ指定する口座に…」

何かに記入しようとしたときに「あれ、自分のボールペンがない」という経験があると思います。

近くにあったのでいいやと、誰かのボールペンで書いたらインクが出ない…。

業務日報や連絡ノートの字が読めない

「解析班が解読中……ダメです!」

帳票の文字が「古代遺跡の壁に書かれたような文字」で読めません。

どうしても読めなくて、書いた本人に確認すると「わからん」と言われた経験があります。

迷宮入りです。

新しいシフトをもらうとお局の勤務をチェック

来月、お局と同じ勤務が20日間あるのだが…オワタ

新しいシフトをもらい、自分の勤務を見たら……

次にすることはお局の勤務をチェック!

来月、穏やかに過ごされるか…生活を左右します。

実地指導の前にようやく本気を出す

「書類の山で前が見えません…」

実地指導が決まってからようやく書類の整理を開始。

ファイル確認!

帳票確認!

「この書類、家族のハンコが抜けています…」

リーダーが夜勤明けでも、ずっと残っている

「リーダー…、お、お先に失礼します…」

あれ?今日って明けだったような…

夜勤明けで残業しているリーダーを見ると心配になりますよね。

そんな、リーダーの姿を見ていると、リーダーを断りたいと思うのは仕方ないです…。

リーダーの断り方はこちら

介護リーダーやユニットリーダーの打診を断る方法 マイペースに働きたいあなたへ

介護施設の委員会が多すぎる

「今日は何の委員会でした?」

  • 感染症対策委員会
  • イベント委員会
  • 環境美化委員会
  • 事故防止委員会
  • 身体拘束・虐待防止委員会
  • 教育委員会
  • 給食委員会
  • 施設運営委員会
  • 防災対策委員会
  • 褥瘡予防委員会

委員長「何か意見はありませんか?」

委員会を廃止にするのはどうでしょう…?

空いてる居室に泊まっていきな

「安心してください、空いてますよ」

介護士ジョークの定番。

台風が来るみたい…帰れるかな?

「空いている居室に泊まっていきな」

遅番の翌日に早番はきついっす…

「空いている居室に泊まっていきな」

利用者さんよりも年上の介護士さん

「介護士ですけど、何か?」

利用者さんよりも年上の介護士さん。

現役バリバリです。

利用者さんが「歩けないかも…」なんて弱音を吐くと、「私よりも若いんだから」と言いがち。

それを言われると…なんも言えねー

(介護士は40代でも若手です)

会社のPHSやスマホを持ち帰る

会社のPHSを持ち帰る
「ポケットから、なんじゃこりゃ!」

ようやく帰宅して、ポケットから会社のPHSやスマホが出てきたときの絶望感は半端ない。

とくに夜勤明けでフラフラになりながら、なんとか帰宅したときに気づいたら心がポキッっと折れてしまいます。

しばらく放心して……

よし……職場に戻ろう…。

介護施設の車を見かけると、どこの施設か気になる

「要チェックや!」

介護施設の車が走っていると、どこの施設か気になって、車体の文字を凝視してしまう。

ついでに、運転手もチェック。

車体を見たらどこの施設かわかるようになります。

介護施設のユニットによって、暗黙のルールがある

「ピピピピー、それ違いますよ」

このユニットではお茶よりも先におしぼりを渡す。

帳票の記入方法も微妙に違う。

独自の文化があるのですね。

利用者さんより、職員に気を遣う

「ニッコリ」

いつも不機嫌で、怖い職員さんいますよね。

なぜいつも般若のお面をつけているのですか?

あっ、素顔でしたか。失礼。

不穏な介護士が利用者さんを不穏にさせる。

ユニット会議の参加率が悪い

「事件は会議室でも起きています」

過去に参加者1名のユニット会議を経験しました。

リーダーと面談状態。

これは事件です。

みんなの意見を聞いて決めようと思っていたことが決まりませんね。

とはいえ、夜勤明けの会議参加は「ダメ、絶対」

会議で一言もしゃべらない人がいる

「………残像だ。」

会議中に映画鑑賞しているかのように静かに座っているだけの人。

映画泥棒ではなく、給料泥棒ですね。

置物だろうか…

いや、残像かもしれない。

会議の話が脱線して議題を忘れる

「帰れま10」

ベッドで寝ていたら、ワイフに起こされてこう言われたんだよ「あなた睡眠薬を飲む時間よ」ってね。

アハハハハ。

で、議題なんだった?

アイデアが出る会議のコツはこちら

【効果絶大】会議でアイデアを出すコツ ブレインストーミングを取り入れよう

手元から転がり落ちた薬をみんなで探す

「あれ薬かな?あれはごはん粒じゃない?」

服薬介助のときに、利用者さんの手元から薬が転がり行方不明。

テーブルの下などをみんなで一斉捜索。

意外と遠くまで転がってたり、服や車椅子の隙間から出てくることもあります。

看護師が利用者さんの状態を確認しないで指示を出す

「介護士へのキラーパス」

利用者さんが普段と様子が違うので看護師に報告すると、状態を確認することなく、「様子を見て」と指示を出す。

ぼくはノールックパスと呼んでいて、ロナウジーニョを思い出します。

「とりあえず、状態を確認してもらっていいですか?」と伝えると、超ダルそうに状態確認に来てくれます。

「百聞は一見に如かず」ですよ。

介護職員初任者研修で習ったことが通用しない

「断固拒否!」

新人「これからお風呂に行きませんか?」

利用者さん「行かない」

新人「お風呂に入るとさっぱりして、気持ちいいですよ」

利用者さん「入らない」

(どうしたらいいのだろう……)

現場では拒否されることが多いので、どまどってしまいます。

拒否されることのない実習とは違いますね。

業界用語や略語が新人を悩ませる

考える介護士のイメージ

「ちょっと何言っているかわかりません」

GEとは何ですか?

GUなら知っていますが……

マグ?

センナ?

カマ?

ENT?

ギブアップです!ギブ!

白くて小さいゴミが床に落ちているとドキッとする

ペーパーパンチ

「薬、ゴミ、フリスク、米粒、運命のガチャ」

夕食後に妙な胸騒ぎがしましてね…

お盆が近かったからでしょうか…?

テーブルの下から妙に気配を感じるんですよ、

なんだろな~

な~んか嫌な予感がするなぁ、

確かめるために

ゆ~っくりと近づいて行ったんですよ、

なんだろな~

嫌だな~

怖いな~

近づいて行くと

背筋がゾクっ~…ってしてくるんですよ、、

うわぁ~

嫌なものが見えてしまった…

「落薬の報告書」を書く覚悟を決めましたよ…。

そしたらですね…

なんと…

ゴミだったんですよ。

いつも休憩室にお菓子がある

「ひとり2個までという張り紙をよく見ます」

  • おみやげ
  • 差し入れ
  • 長期休暇
  • 退職

時期が重なると休憩室にお菓子が溢れます。

痩せれません。

レクリエーションのネタに困ったら風船バレー

「えーゴホン、本日も風船バレーです。」

利用者さんが「え~?また、風船バレー?」のような表情をしても、いざレクリエーションが始まると…

おりゃー!

そこそこー!

イェーイ!

毎回盛り上がるのが風船バレー。

まともな職員ほど辞めていく

退職願のイメージ画像

「今までお世話になりました。(この会社はあかん…)」

ブラック企業あるあるですが、まともな職員ほど辞めていきます。

ブラック企業で働いている職員は感覚がマヒしているのかもしれません。

外部から来た人からすると、ブラック企業の常識=非常識です。

ブラック企業の特徴はこちら

【要注意】ブラック介護施設の特徴ランキング 介護業界の闇を暴露

ブラック企業が嫌で転職するが、次もブラックだった

ブラック企業のイメージ

「ブラックから抜け出せない…」

「こんなブラックな会社辞めてやる!」と勢いで辞めて、さらにブラックな会社に就職する。

しっかりと情報収集して、冷静に判断しなければ失敗してしまいます。

失敗しない転職サイトの選び方はこちら

【辛口解説】人気の介護転職サイト3社を徹底比較!登録するべき人は?

介護あるある:失敗編

下の記事に、業務中のよくある失敗談をまとめました。

あなたは、いくつ同じ失敗をしているでしょうか?

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

介護士って普段はきつい仕事ですが、ふとした瞬間に笑えたり、楽しいと感じるものですよね。

オリンピックを目指す選手と同じで、ほんの一瞬のために日々頑張っているようなものです。

「楽しい」と思える瞬間を見逃さないように、仕事に励みましょう。

あなたを応援しています。

では、また。

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この記事を書いた人

【介護業界14年目】
資格:介護福祉士 介護支援専門員
施設のリーダー 採用から教育に関わる
モットー:やさしい介護
転職回数:5回

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