介護職の個人目標を書こうと思っても、ペンが進まないですよね。
「何をどう書けばいいの?」
「自分にちょうどいい目標がわからない」
ぶっちゃけ、目標なんて考えたことがないから、いざ書こうと思っても頭に浮かびません。
それでも、目標を提出しなければいけないのがつらいところです。
悩んだときは、この記事の例文をコピペしてサクッと終わらせましょう。
この記事では、次のことを知ることができます。
- 【コピペOK】個人目標の例文
- 新人職員の目標
- 中堅職員の目標
- ベテラン職員の目標
- リーダー職の目標
- 個人目標を書く3つの理由
- 個人目標を書くときの3つのコツ
この記事を読めば、個人目標を書けない悩みをすぐに解決できますよ。
この記事を書いた人
名前:介護おじさん
年齢:41歳
資格:介護福祉士、介護支援専門員
☑介護士歴13年目
☑介護施設のリーダー職
☑ブラック企業からホワイト企業に転職
☑介護職のためになる情報を発信中
筆者の詳しい経歴はこちら
・スーパーの精肉担当(超ブラック企業)
毎日6時~21時までの長時間労働で体力の限界
・本屋の店長(普通の企業)
面接など職員の採用にかかわるが会社倒産
・ITの会社で営業(超ブラック企業)
きついノルマ・飛び込みの営業で精神消耗
・CADオペレーター(ブラック企業)
休みなし、こき使われまくりで精神崩壊
・福祉用具専門相談員(ブラック企業)
上司のパワハラがエグすぎて精神の限界
・介護士(ホワイト企業) ☚今ここ
転職の失敗を繰り返して介護士に落ち着く
介護職の個人目標【例文】
【例文】新人職員(入社1年以内)の個人目標

介護の基本的な用語を理解する。
利用者さんを安全に介護するための基本的な技術を習得する。
利用者さんの状態を観察し、適切な介護を行うことができるようになる。
利用者さんと1対1で会話をする機会を1日1回以上設ける。
利用者さんの趣味や好みについて知る。
利用者さんから信頼される存在になる。
チームメンバーと協力して業務を遂行する。
チームメンバーと円滑にコミュニケーションをとることができるようになる。
チームメンバーから信頼される存在になる。
「介護技術」に関する書籍を1冊読む。
「介護技術」に関する研修に参加して、スキルアップする。
介護職員初任者研修を取得する。
介護技術の関する記事はこちら
【厚生労働省推奨】正しい介助方法マニュアル 知識をアップデートしよう
【例文】中堅職員(入社3年目~)の個人目標

利用者さんの性格や好み、介護の必要性について理解する。
利用者さんの個性を活かしたケアの方法を考える。
利用者さん一人ひとりから感謝の言葉をもらえるようにする。
チームメンバーとコミュニケーションをとり、信頼関係を築く。
チームメンバーと協力して、利用者さんの転倒予防策を立案する。
チームメンバーと協力して、利用者さんの生活をより豊かにするイベントを企画する。
「認知症の中核症状」「困難事例」に関する書籍を各1冊読む。
「認知症ケア」に関するセミナーや研修に参加する。
介護福祉士の関連科目を学習し、試験日まで継続する。
介護福祉士の資格を取得する。
介護福祉士の資格取得についてはこちら
【合格体験記】介護福祉士国家試験の勉強法と集中力を高めるコツ
【例文】ベテラン職員(入社5年目~)の個人目標

利用者さんのADL(日常生活動作)を向上させるためのプログラムを作成・実施する。
利用者さんのQOL(生活の質)を向上させるためのイベントを企画・実施する。
利用者さんから「あなたのおかげで、元気に暮らしています」と感謝の言葉をもらえるようにする。
新人介護士に介護の基本的な知識と技術を指導する。
チームメンバーと協力して、介護の質を向上させるためのプロジェクトを立ち上げる。
チームメンバーから「頼りになる先輩」と信頼されるようにする。
「チームケア」「リスクマネジメント」に関する書籍を各1冊読む。
「介護業界のICT」関する研修に参加して、新たなアイディアを得る。
ケアマネジャーの関連科目を学習し、試験日まで継続する。
ケアマネジャーの資格を取得する。
【例文】リーダー職の個人目標

利用者アンケート結果を分析し、改善点を見つける。
利用者さんやご家族と定期的に面談し、意見を聞く。
利用者さんやご家族のニーズを満たすための新しいサービスやプログラムを開発する。
チームメンバーの意見を尊重し、感謝の気持ちを伝える。
チームメンバーの成長を支援し、新しいスキルを身につけさせる機会を提供する。
チームメンバーが仕事にやりがいを感じられる環境を整える。
介護の専門知識を身につけ、最新の技術を習得する。
チームメンバーと協力して、介護の質を向上させるためのプロジェクトを立ち上げる。
介護の質を向上させるための教育や研修を実施する。
リーダー職向け関連記事
個人目標を書く3つの理由

<個人目標を書く理由>
- 成長を促進するため
- 仕事のモチベーションを高めるため
- 評価や昇進につながるため
成長を促進するため
個人目標を立てることで、自分の強みや弱み、将来の目標を明確にすることができます。
目標を明確にして行動することで、成長を促進することができるでしょう。
<成長するための目標>
- 介護の専門知識を身につける。
- 介護技術を向上させる。
- コミュニケーション能力を向上させる。
- リーダーシップ力を向上させる。
- 利用者や家族との信頼関係を築く。
<成長するための具体的な行動>
- 書籍を読む
- セミナーや研修に参加する
- 先輩や上司から学ぶ
仕事のモチベーションを高めるため
個人目標を立てることで、自分が何を達成したいのか、何を目指したいのかを明確にすることができます。
「なんのために?」がわかれば、努力した先の未来がわかるので、モチベーションがアップしますね。
なんのために介護技術を磨くのか?
なんのためにコミュニケーションスキルを磨くのか?
<あなたが成長した先の未来>
- 利用者さんの笑顔を見れる。
- 利用者さんの自立を支援できる。
- 利用者さんやご家族から感謝される。
- チームメンバーから信頼される。
評価や昇進につながるため
個人目標を立てることで、自分の仕事に対する取り組みや成果を明確にすることができます。
目標を達成すると上司から評価されて、昇進するためのプラス査定となるでしょう。
利用者さんからの評価も上がり、信頼される職員になれますよ。
利用者さんから「あなたでよかった」「あなたなら安心」と言われると嬉しいですよね。
<あなたが貢献できること>
- 利用者さんの満足度を向上させる。
- チームメンバーのモチベーションを高める。
- 介護の質を向上させる。
- 新人介護士の育成に貢献する。
個人目標を書くときの3つのコツ

<個人目標を書くコツ>
- 具体的に書く
- 達成可能な目標にする
- 期限を決める
具体的に書く
個人目標を具体的書くことで、行動するべきことが明確になります。
数字を入れるとわかりやすく、より具体的になるでしょう。
たとえば、「認知症を理解するための勉強をする」という目標よりも、「アルツハイマー型認知症に関する書籍を1冊読む」という目標の方が、具体的かつ明確です。
具体的な目標を立てることで、目標達成に向けて努力しやすくなりますね。
達成可能な目標にする
個人目標は、達成可能な目標に設定しましょう。
なぜなら、達成不可能な目標を立ててしまうと、挫折してしまい、モチベーションが下がってしまうからです。
達成可能な目標を立てることで、目標達成に向けて努力し続けることができますね。
自分の能力を客観的に見て、無理のない目標を立てましょう。
期限を決める
個人目標には、期限を決めることが大切です。
なぜなら、期限を決めることで、目標を達成するための計画を立てやすくなるからです。
期限付きの計画を立てることで、モチベーションを維持しやすくなります。
まとめ
今回は「介護職の個人目標」について解説しました。
おさらいすると、次のとおりです。
<個人目標を書く理由>
- 成長を促進するため
- 仕事のモチベーションを高めるため
- 評価や昇進につながるため
<個人目標を書くコツ>
- 具体的に書く
- 達成可能な目標にする
- 期限を決める
個人目標が思いつかないときは、例文をうまく活用しましょう。
カイテク・メディア様の、下記の記事にも「個人目標を立てるコツ」が詳しく解説されているので、ぜひ、参考にしてください。

ひとりで悩む必要はありません。
最後まで読んでくれた、あなたを応援しています。
では、また。
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