介護リーダー、ユニットリーダーが持つべき「8つの心得」をわかりやすく解説

介護リーダーの心得のイメージ画像

介護リーダー、ユニットリーダーが持つべき8つの心得

  1. 「お手本」になろう
  2. 「リスクマネジメント」に努めよう
  3. 「業務改善」に取り組もう
  4. 「チームワーク」を大切にしよう
  5. 「スタッフとのコミュニケーション」を大切にしよう
  6. 「問題解決力」を身につけよう
  7. 「適切な評価」を行おう
  8. 「利用者さんの声」に耳を傾けよう

介護リーダーやユニットリーダーは、介護施設で働くスタッフの指導や利用者さんのケアに責任を持っています。

この記事では、頼れるリーダーになるための心得をわかりやすく解説します。

「リーダーがしっかりしているから安心して働ける」

「リーダーのおかげで業務改善できた」

みんなから頼りにされる、ワンランク上のリーダーになりましょう。

この記事を書いた人

名前:介護おじさん
年齢:42歳
資格:介護福祉士、介護支援専門員
☑介護士歴14年目

☑介護施設のリーダー職

☑ブラック企業からホワイト企業に転職

☑介護職のためになる情報を発信中

筆者の詳しい経歴はこちら

スーパーの精肉担当(超ブラック企業)
 毎日6時~21時までの長時間労働で体力の限界

本屋の店長(普通の企業)
 面接など職員の採用にかかわるが会社倒産

ITの会社で営業(超ブラック企業)
 きついノルマ・飛び込みの営業で精神消耗

CADオペレーター(ブラック企業)
 休みなし、こき使われまくりで精神崩壊

福祉用具専門相談員(ブラック企業)
 上司のパワハラがエグすぎて精神の限界

介護士(ホワイト企業) ☚今ここ
 転職の失敗を繰り返して介護士に落ち着く

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目次

「お手本」になろう

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介護リーダー、ユニットリーダーは、スタッフのお手本となることが大切です。

正しい姿勢やマナーを実践し、スタッフや利用者さんにとって信頼できる存在になりましょう。

すべてを完璧にこなせるリーダーはいません。

わからないことは周りのスタッフに教えてもらう姿勢も立派な「お手本」です。

わからないのに知ったかぶりで対応すると信頼を失ってしまいます。

目標や志は高く、腰は低く

正しい介助方法を教えるために

【厚生労働省推奨】正しい介助方法マニュアル 知識をアップデートしよう

「リスクマネジメント」に努めよう

リスクマネジメントのイメージ画像

介護の現場では、リスクマネジメントが重要です。

介護リーダー、ユニットリーダーは、利用者さんやスタッフの安全を確保するために、適切な対応を行うことが必要です。

リスクマネジメントとは、様々な場面で起こり得るリスク(危険や問題)を予測し、最小限に抑えるための活動や対策を行うことです。リスクを予測し、事前に対策をすることで、被害を未然に防ぐこともできます。

介護おじさん

利用者さんが靴のかかとを踏んでいたら、その後どうなるでしょう?

「業務の改善」に取り組もう

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介護リーダー、ユニットリーダーは、日々の業務を見直し、改善することが大切です。利用者さんのニーズに合わせたサービスを提供するために、スタッフと共に考え、改善策を導入しましょう。

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介護リーダーやユニットリーダーが利用者さんのニーズに合わせたサービスを提供するためには、以下の3つのことが大切です。

利用者さんのニーズを理解する

まずは、利用者さんのニーズを理解することが大切です。

利用者さんが「何を必要としているか?」「何を望んでいるか?」を確認することで、利用者さんに合ったサービスを提供することができます。

つねに相手の立場に立って物事を考えましょう。

利用者さんとのコミュニケーションを大切にする

利用者さんのニーズを理解するためには、コミュニケーションを大切にすることが必要です。

利用者さんとのコミュニケーションを通じて、利用者さんの気持ちや要望を把握し、その情報をもとにサービスを提供することができます。

介護リーダーやユニットリーダーが利用者さんとのコミュニケーションで気をつけることは、以下の5つです。

聴くこと

利用者さんが話したいことをじっくりと聴くことが大切です。利用者さんが話している内容に共感し、理解するよう心がけましょう。

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【介護士必見】傾聴とは?利用者さんの心を開き信頼関係を築く7つのコツ

説明すること

利用者さんが理解しやすいように、専門用語を使わずに分かりやすく説明することが必要です。また、繰り返し説明することで、理解を深めるよう心がけましょう。

尊重すること

利用者さんの意見や希望を尊重することが大切です。利用者さんが自分らしい生活を送ることができるように、その希望を叶えるための支援を行うことが求められます。

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笑顔で接すること

利用者さんに対して、笑顔で接することが大切です。利用者さんとのコミュニケーションにおいて、自然な会話を行うことで、信頼関係を築くことができます。

時間をかけること

利用者さんとのコミュニケーションに時間をかけることが必要です。利用者さんが話したいことをゆっくりと聴き、十分な時間をかけて話をすることで、信頼関係を深めることができます。

これらのことを守ることで、利用者さんとのコミュニケーションが円滑になり、利用者さんがより充実した生活を送ることができるようになります。

サービスの質を向上させる

利用者さんのニーズに合わせたサービスを提供するためには、サービスの質を向上させることが大切です。利用者さんからの意見をもとにサービスを改善することで、より良いサービスを提供することができます。

「自己成長」を目指そう

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介護リーダー、ユニットリーダーは、自分自身の成長も目指しましょう。専門的な知識や技術を身につけ、スタッフや利用者さんに貢献することができます。

介護リーダーやユニットリーダーが知識や技術を磨くためには、次の4つが大切です。

経験を積むこと

介護の現場で経験を積むことが、最も大切なことです。リーダーとしては、自分自身が実践し、他のスタッフや利用者さんとのコミュニケーションやチームビルディングを通じて、知識や技術を磨くことが必要です。

研修やセミナーに参加する

介護に関する研修やセミナーに参加し、最新の情報や技術を学ぶことが重要です。また、他の施設や業種のリーダーとの交流を通じて、新しいアイデアや視点を得ることもできます。

書籍や専門誌を読む

介護に関する書籍や専門誌を読むことで、知識や技術を広げることができます。また、他の分野の書籍や専門誌も読むことで、新しいアイデアや視点を得ることができます。

同僚や上司、専門家と話し合う

同僚や上司、専門家とのコミュニケーションを通じて、知識や技術を磨くことができます。意見交換やアドバイスをもらうことで、自分のスキルアップにつながります。

リーダーに必要な能力について

介護リーダーやユニットリーダーの仕事に求められる3つの能力

「チームワーク」を大切にしよう

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介護の現場では、チームワークが重要ですね。介護リーダー、ユニットリーダーは、スタッフ同士が協力し合えるように、チームビルディングに努めることが必要です。

チームビルディングとは、複数人で協力して目標を達成するために、お互いの力を合わせて仕事を進めることです。たとえば、サッカーやバスケットボールなどのスポーツチームでは、メンバーそれぞれが役割を担い、協力して勝利を目指します。

チームビルディングには、お互いを理解し合い、信頼し合うことが大切です。メンバーそれぞれの強みを活かし、弱みを補い合い、お互いに支え合うことで、効率的に仕事を進めることができます。また、楽しい雰囲気を作り、チーム全体のモチベーションを高めることも大切です。

スタッフとのコミュニケーションを大切にしよう

コミュニケーションのイメージ画像

介護リーダー、ユニットリーダーは、スタッフと適切な情報共有や意見交換を行い、チーム全体が同じ方向を向いて業務を進めることが大切です。

介護リーダーやユニットリーダーがコミュニケーションで気をつけることは、以下の3つです。

相手の気持ちに配慮する

コミュニケーションにおいて、相手の気持ちを理解することが大切です。自分が話すだけではなく、相手の話を聞いたり、相手の意見に耳を傾けたりすることで、相手の気持ちを理解し、適切なコミュニケーションをとることができます。

明確な言葉遣いをする

コミュニケーションにおいて、明確な言葉遣いをすることが大切です。わかりやすい言葉を使ったり、相手にとって分かりやすい表現を使ったりすることで、誤解を防ぎ、スムーズなコミュニケーションができます。

真摯な姿勢を持つ

コミュニケーションにおいて、真摯な姿勢を持つことが大切です。相手と向き合い、真剣に話を聞いたり、相手の意見に対して真摯に受け止めたりすることで、相手との信頼関係を築くことができます。

以上のように、介護リーダーやユニットリーダーがコミュニケーションで気をつけることは、相手の気持ちに配慮すること、明確な言葉遣いをすること、真摯な姿勢を持つことです。これらを心がけることで、良好なコミュニケーションを築くことができます。

「問題解決力」を身につけよう

問題解決のイメージ画像

介護の現場では、様々な問題が起こります。介護リーダー、ユニットリーダーは、冷静かつ迅速に対処し、問題解決力を身につけることが必要です。

介護リーダーやユニットリーダーが身につける問題解決力とは、困難な状況や問題に対して、正しい判断を下し、適切な対処方法を見つけ出す能力のことです。

たとえば、利用者さんが悩みを抱えている場合、リーダーはその原因を調べて解決に向けた対応が求められます。また、スタッフ同士のコミュニケーションがうまくいかない場合、リーダーは問題を把握し、改善策を考え出す必要があります。

問題解決力を身につけるためには、まず問題を正確に理解することが重要です。その上で、適切な情報を集め、考え抜いた上で最適な解決策を見つけましょう。

「適切な評価」を行おう

評価するイメージ画像

介護リーダー、ユニットリーダーは、スタッフの業務や能力を適切に評価することが大切です。

適切な評価を行い、スタッフのモチベーションを高め、チーム全体の成長を促しましょう。

スタッフを適切に評価するためには、4つのポイントに気をつけることが大切です。

目標を共有する

スタッフと一緒に、どんな成果を目指して働くかを共有することが大切です。そうすることで、スタッフが何をすれば良いかを明確にし、目標に向かって一緒にがんばることができます。

定期的なフィードバックをする

スタッフとは、定期的にお互いの成果や改善点について話し合うことが大切です。

スタッフが上手にやっていることや、改善点がある場合は、具体的にフィードバックを行うことで、次に繋がるように改善していくことができます。

公正な評価をする

スタッフの仕事に対して、公正な評価を行うことが大切です。

個人差や、性別や人種の違いによって評価をすることはないように気を付けましょう。

ほめる

スタッフが目標に向かって行動したときは、ほめることで、励みになります。

成果だけでなく過程をほめることが大切ですね。

以上のように、スタッフを適切に評価することで、お互いが目標に向かって一緒に頑張れるようになります。

スタッフが働きやすい環境を作りにはこちら

介護リーダーやユニットリーダーの役割は「みんなが楽しく働ける環境作り」

「利用者さんの声」に耳を傾けよう

話を聞くイメージ画像

介護の現場では、利用者さんに合ったサービスを提供することが重要です。

介護リーダー、ユニットリーダーは、利用者さんの声に耳を傾けましょう。利用者さんのニーズに応えるだけでなく、本人が「できること」「できないこと」を見極めることが大切です。

できることは本人にしていただき、できない部分だけ支援しましょう。

まとめ

介護リーダー、ユニットリーダーが持つべき8つの心得

  1. 「お手本」になろう
  2. 「リスクマネジメント」に努めよう
  3. 「業務改善」に取り組もう
  4. 「チームワーク」を大切にしよう
  5. 「スタッフとのコミュニケーション」を大切にしよう
  6. 「問題解決力」を身につけよう
  7. 「適切な評価」を行おう
  8. 「利用者さんの声」に耳を傾けよう

以上が、介護リーダー、ユニットリーダーが持つべき心得です。

スタッフや利用者さんの信頼を得るために、日々の業務に励み、自己成長を続けていきましょう。

とはいえ、リーダーだって人間です。

「辞めたい」と思うこともありますよね。

辞めたくなったときはこちら

【現場のリアル】介護リーダーを辞めたい9つの理由と7つの対処法

リーダーの打診を断って、マイペースに働きたい方はこちら

介護リーダーやユニットリーダーの打診を断る方法 マイペースに働きたいあなたへ

最後まで読んでくれた、あなたを応援しています。

笑顔で働きましょう。

では、また。

===== 追伸 =====

最後まで読んでくれた、あなただけに介護士の悩みをピンポイントで解決する方法を紹介します。

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この記事を書いた人

【介護業界13年目の社畜】
資格:介護福祉士 介護支援専門員
施設のリーダー 採用から教育に関わる
モットー:やさしい介護
転職回数:5回

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