介護士のキャリアアップ|失敗しない手順【5ステップ】

介護士のキャリアアップ|失敗しない手順【5ステップ】

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介護士

このままでいいのかな?

介護士

もっと給料を上げたい…

介護士

家族との時間を大切にしたい

そんな風にキャリアについて悩むこと、ありますよね。

介護の仕事は、思っている以上にたくさんの道があります。

でも、その道筋が見えないと不安になってしまうものです。

この記事では、15年以上の現場経験を活かして、自分に合ったキャリアアップの手順【5ステップ】を紹介します。

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著者のプロフィール

ブログ運営者なお
【介護業界15年目】
【資格】

介護福祉士
介護支援専門員

上級心理カウンセラー

著者の詳しいプロフィール
ブログを書き続ける理由【クリック】

☑未経験から介護業界に飛び込む

☑介護施設のリーダー職

☑ブラック企業からホワイト企業に転職

ブログを書き続ける理由

ぼくは、今日も介護現場で働き、
家ではキーボードを打っています。

なぜブログを書き続けるのか?
答えはシンプルで、
あの頃の自分に向けて書いているからです。

夜勤明け、
心も体もすり減って、
休憩室でため息ばかり……
そんな時期がありました。

理不尽な叱責、
見えないいじめ、
パワハラ。

仕事は好きなのに、職場に行くのが怖い。

あの時のぼくに必要だったのは、
「大丈夫、道はある」という自信でした。


だからこのブログでは、
同じ介護士として、
あなたの悩みを解決すること目指しています。

抽象論やキレイごとではなく、
今日から使える言い回し、動線、伝え方、記録の工夫、チームの回し方。

現場が少しでもラクになるコツを共有します。

また、ぼくにはブラック企業からホワイト企業へ転職した経験があります。

運や根性ではなく、
準備と戦略で抜け出しました。

  • 求人票の読み方
  • 面接でのポイント
  • 入職前の条件確認
  • 入ってからの立ち回り

——失敗しないコツを知っています。


だからこのブログでは、
自分らしい人生を取り戻す方法を共有しているのです。

あなたが「また同じ目に遭った…」と絶望しないように。

そして何より、
パワハラやいじめに苦しんでいる、
あなたを救いたい

「あなたは悪くない」

「辞めることは逃げじゃない」

「残るなら自分を守る方法ある」

ぼくの約束は次の3つ。

  1. 現場基準:実際に体験したことだけを書く。
  2. 嘘をつかない:できないことはできないと正直に書く。
  3. あなたの味方でいる:どんな状況でも、ぼくはあなたの味方ですよ。

このブログは、疲れた心に戻ってこられる避難所であり、次の一歩を踏み出す地図です。

読んだあとに、ほんの少し肩の力が抜けて、
「よし、やってみよう」と思える。

そんな文章をこれからも届けます。

もしあなたが今つらいなら、
ここに悩みを置いていってください。

もしあなたが次の職場を探しているなら、
ここで一緒に準備をしましょう。

ぼくは毎日書き続けます。

あなたの明日が、
今日より少し生きやすくなるように。

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目次

介護士がキャリアアップする手順【5ステップ】

キャリアアップって、何から手をつけていいかわからない…。

そんな時は、まずこの5つのステップで進めてみてください。

焦らず、一つずつ確認するのが成功のコツです。

キャリアアップ5ステップ
  • ステップ1:自己分析
  • ステップ2:目的を絞る
  • ステップ3:進路を選ぶ
  • ステップ4:スキルアップ
  • ステップ5:行動する

ステップ1:自己分析

キャリアアップと聞くと焦って求人を探しがちですが、まずは「自分を知る」ことから。

心理カウンセリングでも最初に行う「自己分析」です。

紙とペンを用意して、書き出してみましょう。

  • 資格: 持っている資格(初任者、実務者、介護福祉士、その他)
  • 経験: 何年目か、どの施設形態か(特養、老健、デイ、訪問など)
  • 得意: 認知症の方とのコミュニケーション、レクリエーション企画、記録、医療連携
  • 苦手: 機械浴の操作、PC作業、人前で話すこと、看取りのケア
  • 生活リズム: 朝型か夜型か、夜勤は月何回まで平気か、家族構成(子育て中、介護中など)

これを書くだけで、「あ、自分は相談業務が得意かも」「夜勤はやっぱりキツイんだな」と、ぼんやりしていた自分の軸が見えてきます。

ステップ2:目的を絞る

次に大事なのは、「一番達成したい目的」に絞ること。

「給料も上げたいし、休みも欲しいし、管理職にもなりたい」と全部を追いかけると、中途半端になって迷子になってしまいます。

今のあなたが「最も優先したいこと」はどれですか?

  • とにかく年収を上げたい(例:50万円UP)
  • 夜勤を減らしたい(例:月2回まで)
  • 日勤のみで働きたい
  • チームをまとめる管理職になりたい
  • 専門性を高めてスペシャリストになりたい

目的が一つに決まれば、進むべき道がグッと明確になります。

ステップ3:進路を選ぶ

目的が決まったら、次は「どうやって実現するか」という手段(進路)を選びます。

  • 資格取得: まずは資格を取ってから、次のステップ(昇進や転職)に進む。
  • 社内昇進: 今の職場で、リーダーや主任を目指す。
  • 転職: 目的(年収UP、日勤のみ等)が叶う別の職場に移る。
  • 副業・派遣: 今の職場を続けつつ、副業や派遣で別の施設形態(例:訪問介護)を経験して、自分の適性を見る。

今の職場で満足していないなら、「外の世界」を見ることも大切です。

ステップ4:スキルアップ

介護業界でのキャリアアップに、資格はやはり強い武器になります。

王道のルートはこんな感じです。

  1. 実務者研修: 介護福祉士の受験資格に必須です。まだの方はここから。
  2. 介護福祉士: 現場のプロとしての国家資格。これがベースになります。
  3. ケアマネ(介護支援専門員): 相談援助、ケアプラン作成の道に進むなら必須。
  4. 管理者研修など: 施設長や管理者を目指す場合に必要な研修。

目的(ステップ2)に合わせて、必要な資格を選んで学び始めましょう。

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ステップ5:行動する

転職や異動を決めたら、行動に移します。

  • 見学: 応募する前に「見学」は絶対にしてください。雰囲気や職員の表情は、求人票では分かりません。
  • 条件交渉: 「給与はいくらか」「夜勤は何回か」「希望休は取れるか」。聞きにくいことも、面接ではハッキリ確認しましょう。
  • 異動交渉: 法人内に別の介護サービスがあれば、わざわざ転職する必要はありません。異動の交渉をしましょう。たとえば、同一法人の有料老人ホームからデイサービスに異動する感じです。

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キャリアパスの種類:5つのタイプを紹介

介護士のキャリアは、大きく分けて5つのタイプがあります。

自分がどの道に進みたいか、イメージしてみてください。

キャリアパスの種類
  1. 現場スペシャリスト型
  2. 相談員・ケアマネ型
  3. マネジメント型
  4. 専門分野型
  5. 生活スタイル型

現場スペシャリスト型

「やっぱり現場が好き」「利用者さんと直接関わりたい」というタイプ。

介護技術や知識を深め、介護福祉士を取得後、フロアリーダーやユニットリーダー、主任へと進みます。

現場のまとめ役や、新人教育の担当者として「現場の質」を高める役割です。

介護おじさん

ぼくは、現場スペシャリスト型。とにかく現場が大好きです。

相談員・ケアマネ型

「利用者さんやご家族の話をじっくり聞くのが得意」というタイプ。

現場経験を活かし、生活相談員やケアマネジャー(介護支援専門員)を目指します。

ケアプランの作成や、関係機関との連絡調整が主な仕事。

現場から一歩引いた立場で、利用者の生活全体を支えます。

マネジメント型

「チームをまとめるのが好き」「経営にも興味がある」というタイプ。

ユニットリーダーから経験を積み、施設長や管理者を目指します。

職員の採用や労務管理、収支計算など、事業所全体の運営を担う道です。

複数の施設をまとめるエリアマネージャーやスーパーバイザー(SV)という道もあります。

専門分野型

「特定の分野を極めたい」というタイプ。

たとえば、

  • 「認知症ケア専門士」の資格を取って認知症ケアの第一人者になる
  • 「看取り(ターミナルケア)」に力を入れている施設で経験を積む
  • リハビリ(機能訓練指導員)の道に進む

など、自分の「得意」を深める道です。

生活スタイル型

「役職よりも、自分の生活スタイルを重視したい」というタイプ。

これも立派なキャリア戦略です。

  • ガッツリ稼ぎたいから「夜勤専従」
  • 子育てと両立したいから「日勤のみ・土日休み」
  • 色々な現場を経験したいから「派遣」
  • 専門スキルを活かして「副業」

という働き方です。

【目的別】キャリアップのルート

「色々あるのはわかったけど、結局どうすれば?」という方のために、目的別の早見表を作りました。

年収を上げたい

年収を上げるには、分かりやすく「手当」を増やすのが近道です。

  1. 管理職になる: 役職手当がいちばん大きい。
  2. ケアマネなど相談職になる: 資格手当や専門職としての給与テーブルになる。
  3. 現場で夜勤を増やす: 体力勝負ですが、夜勤手当は確実な収入増。
  4. 資格を取る: 介護福祉士やケアマネの資格手当をもらう。

これらを組み合わせるのが最強です。

今すぐに年収を上げたいのなら、単発バイトがおすすめ。

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夜勤を減らしたい

夜勤が体力的にキツイ、家族との時間を増やしたい場合。

  • デイサービス(通所介護)
  • 小規模多機能型居宅介護(日中のみのシフトも多い)
  • 訪問介護(登録ヘルパーではなく常勤)
  • 本社勤務(事務、採用担当、教育担当など)

これらの職場は、日中の勤務がメインになります。

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知識を深めたい

「今は給料より経験を積みたい」という時期もあります。

そういう時は、自分が深めたい分野に「特化」している職場を選びましょう。

「認知症ケア加算」や「看取り介護加算」を積極的に取っている施設は、研修にも力を入れていることが多いです。

そこで「実績」を作ることが、将来のキャリアにつながります。

家族時間を増やしたい

ぼくも子育て中なので、これは痛いほど分かります。

この場合の優先順位は「お金」より「時間」と「場所」です。

  • 日勤のみ、土日休み(または固定休)
  • 時短勤務(パートも含む)制度が使える
  • 通勤時間が短い(家から近い)

残業が少なく、急な休み(子どもの発熱など)に「お互い様」と言い合える雰囲気の職場を選ぶことが最優先です。

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資格・学習の選び方

キャリアアップに資格は有効ですが、順番を間違えるとお金と時間がもったいないです。

わかりやすく解説しますね。

どの資格から取る?

次の流れで資格を取りましょう。

  1. 介護職員初任者研修: 介護の入門資格。これがないと始まらないことが多いです。
  2. 実務者研修: 初任者研修の上位版。これを持っていないと「介護福祉士」の国家試験が受けられません。
  3. 介護福祉士: 国家資格。実務経験3年+実務者研修で受験できます。これがあると、給料(資格手当)も信頼も上がります。
  4. ケアマネ(介護支援専門員): 介護福祉士として実務経験5年(など、条件あり)で受験できます。相談援助の道に進むなら必須です。

独学/スクール/通信の違いと選び方

  • 独学: メリットは「お金がかからない」。デメリットは「強い意志が必要」「実務者研修は独学ムリ」。
  • スクール(通学): メリットは「仲間がいてサボりにくい」「強制的に勉強できる」。デメリットは「費用が高い」「決まった時間に通う必要あり」。
  • 通信: メリットは「自分のペースで学べる」「費用はスクールより安い」。デメリットは「自己管理が必要」「実務者研修は一部スクーリング(通学)あり」。

自分の性格(コツコツできるか)と生活リズム(通える時間があるか)で選びましょう。

合格までの学習計画

(※これは試験直前の追い込み4週間のイメージです)

  • 1週目(インプット): まずはテキスト全体をざっと読み通します。全部覚えようとせず、「こんな分野があるんだな」と把握する。
  • 2週目(過去問): 過去問をひたすら解きます。最低3年分。ここで「よく出る問題」の傾向を掴みます。
  • 3週目(弱点潰し): 過去問で間違えたところ、理解があやふやなところを、テキストに戻って集中的に復習します。
  • 4週目(模試): 本番と同じ時間で模擬試験を解きます。時間配分の練習と、最後の確認です。

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お金の負担を減らす方法(助成金・資格手当・教育制度の使い方)

実務者研修やケアマネ研修は、安くありません。

  • 教育訓練給付金: 国の制度です。ハローワークで申請すると、費用の一定割合が戻ってくる場合があります。(自分が対象か確認が必要)
  • 職場の資格取得支援制度: 法人が費用を負担してくれたり、お祝い金が出たりする制度。就業規則を確認しましょう。
  • 資格手当: 資格を取ったら月給がいくら上がるのか? これが明確だと勉強のモチベーションになります。

「かいご畑」という転職エージェントを経由すれば無料で介護資格を取得できますよ。

無資格の方には「かいご畑」がオススメ

下記の方には「かいご畑」がピッタリ

  1. はじめて介護の仕事をする初心者
  2. 働きながら資格を取りたい方
  3. お金をかけずに資格を取りたい方
なぜ、無資格だと「かいご畑」がオススメなの?

かいご畑に掲載されている派遣求人に就業した場合、介護の資格講座の受講料が0円になる「キャリアアップ応援制度」があるから。

【失敗談】

ぼくは「キャリアアップ応援制度」なんて知らず、実費で9万4,000円を払って資格を取りました。

「キャリアアップ応援制度」をもっと早く知っていれば……

なんだか損をした気分になりました。

だからこそ、あなたに、無料で資格を取れる方法を伝えたい。

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【失敗防止】職場選びのチェックリスト

チェックリストのイメージ画像

転職で失敗しないために。

ぼくが15年間で培った「見学時に必ず見るポイント」です。

見学で見るポイント(人手・記録方法・新人教育・残業・有給)

  • 人手と表情: 職員がバタバタ走り回っていないか? 表情に余裕があるか?
  • 記録方法: まだ全部手書きか? タブレットやPC(ICT)を導入しているか?(業務効率に直結します)
  • 新人教育: 「OJT(現場で教える)担当はつきますか?」「マニュアルはありますか?」と聞く。
  • 残業: タイムカードの周りや、夕方の事務所の雰囲気を見る。定時で帰る人がいるか?
  • 有給: 掲示板などに「有給消化推進」といった張り紙があるか?

「名ばかり役職」を見抜く質問例

「リーダーになったのに、権限も手当もなし…」という「名ばかり役職」は最悪です。 面接では、こう質問してみてください。

  • 「リーダー(主任)になった場合、どのような権限がありますか?」
  • 「例えば、シフト作成や人員配置の決定権は含まれますか?」
  • 「役職手当は、基本給とは別にいくら支給されますか?」
  • 「どのような成果を出せば評価(昇給)されますか?」

夜勤回数・シフトの柔軟性・休み方針を確認する

生活に直結する大事なポイントです。

  • 「平均的な夜勤回数は月何回ですか? 最大で何回ですか?」
  • 「希望休は月何日まで出せますか?」
  • 「子どもの発熱など、急な休みの場合は、皆さんどう対応されていますか?」

最後の質問で、「お互い様でカバーしてますよ」という雰囲気があるかは超重要です。

定着率と管理者の顔ぶれ(離職パターンの見方)

「定着率〇〇%」という数字も大事ですが、ぼくが見るのは「管理職がコロコロ変わっていないか」です。

施設長や主任が1年以内に辞めている職場は、現場が混乱している可能性があります。

船頭が安定しない船には乗りたくないですよね。

介護士がキャリアアップするメリット・デメリット

メリットとデメリットを比較する介護士のイメージ画像

物事には必ず光と影があります。

キャリアアップも同じです。

心理カウンセラーの視点も交えて解説します。

介護士がキャリアアップするメリット【4選】

  • 収入UP: 資格手当や役職手当で、シンプルに生活が楽になります。
  • 役割拡大: 「ありがとう」と言われる対象が、利用者さんだけでなく、部下や他職種にも広がります。これは大きなやりがいです。
  • 選べる働き方: 資格や経験があれば、「辞めても次がある」という心の余裕が生まれ、働き方の選択肢が増えます。
  • 市場価値UP: 自分のスキルに自信がつき、自己肯定感が上がります。

介護士がキャリアアップするデメリット【3選】

  • 勉強時間・費用: 資格取得には、休日を返上して勉強したり、費用がかかったりします。
  • 責任増: リーダーや管理者になると、自分が休んでいても現場のトラブル対応を求められるなど、責任が重くなります。
  • 人間関係の負荷: 「現場と経営の板挟み」になったり、部下指導で悩んだり。人間関係の調整役としてのストレスが増えます。

デメリットを減らす方法

デメリットをゼロにはできませんが、小さくはできます。

  • 学習の時短術: 勉強は「スキマ時間」を徹底活用。通勤中にアプリで過去問を解くなど。
  • タスク分解: 責任が増えても「全部自分でやらない」。部下に任せられる仕事は任せる(タスク分解)。
  • 相談先: これが一番大事。職場の愚痴を言える「外部の友人」や「家族」を持つこと。心理カウンセラーとしては、一人で抱え込まないことを強く勧めます。

給料と労働条件の見極め方

「給与計算とか苦手…」という方でも分かるように、お金のチェックポイントをまとめます。

年収は「基本給+手当+夜勤+賞与」で見る

求人票の「月給25万円!」という文字だけ見てはいけません。

必ず「内訳」を見てください。

  • 基本給: これが低いと、賞与(ボーナス)や退職金も低くなります。
  • 手当: 「資格手当」「役職手当」「処遇改善手当」など。
  • 夜勤手当: 「月〇回の夜勤込み」で月給25万なのか、別なのかで大違いです。
  • 賞与: 「年2回・計3.0ヶ月分」など。「基本給」の3ヶ月分なのか、「月給」の3ヶ月分なのか確認しましょう。

年収だけでなく“時給換算”で比較する

たとえば、

  • A職場:年収400万円だけど、サービス残業が月40時間(実質タダ働き)
  • B職場:年収380万円だけど、残業ゼロで定時ピッタリ

どっちが良いですか?

A職場は、タダ働き分を時給に換算すると、B職場より「時給」が低い可能性があります。

年収の額面だけでなく、「見えないコスト(サービス残業や通勤時間)」も考えて“時給換算”するクセをつけましょう。

福利厚生・通勤・シフト安定も総合点で評価

給料だけが全てではありません。

  • 福利厚生: 住宅手当、家族手当、退職金制度は充実しているか?
  • 通勤: 通勤時間は短いか?(往復2時間かかるなら、その2時間は無給です)
  • シフト安定: 毎月、急なシフト変更がなく、生活リズムが安定するか?

これらを「総合点」で評価することが大事です。

【失敗例】キャリアアップの注意点

ぼくが15年間で見てきた、「あぁ、もったいない…」というキャリアアップの失敗例です。

資格だけ取って満足してしまう

一番多いのがこれ。

頑張って介護福祉士やケアマネを取ったのに、現場での働き方は以前と何も変わらない。

「資格手当が月5000円増えた」だけで満足してしまう。

資格は「ゴール」ではなく「スタートライン」です。

その資格を使って何をするかが大事です。

相性が悪い職場へ急いで入る

「給料が今より5万円高い!」という理由だけで、見学もそこそこに転職してしまう。

しかし、入ってみたら人間関係がギスギスしていたり、経営方針が自分と真逆だったり…。

結局、数ヶ月で辞めてしまい、キャリアに傷がつくことも。

家族との調整を忘れて燃え尽きる

管理職になって忙しくなったり、資格勉強で休日が潰れたり。

そのことを家族にしっかり話さず、「なんか最近イライラしてる」「家のこと全然やってくれない」と不満が溜まり、家庭不和に…。

結果、仕事も家庭も中途半端になって燃え尽きてしまいます。

根拠のない「給料上がります」に流される

「リーダーになったら、ちゃんと給料上げるから」

「来年には主任にするから」

こうした上司の「口約束」を信じて頑張ったのに、いざとなっても給料は上がらない…。

大事な約束は、必ず「書面」でもらいましょう。

「労働条件通知書」や「辞令」に、いつから、いくら上がるのか、明記してもらうのが鉄則です。

今週からできる小さな一歩

ここまで読んで、「やることがいっぱいだ…」と疲れてしまったかもしれません。

大丈夫です。

全部一度にやる必要はありません。

今週からできる小さな一歩を踏み出してみましょう。

自己分析をする

まずはステップ1の「自己分析」です。

ノートの1ページに、次のことを書き出すだけ。

  • 「得意/苦手」
  • 「好きな業務/嫌いな業務」
  • 「理想の生活リズム」

5分で終わります。

求人を見る

今すぐ転職する気がなくても、「他の職場を知る」のは最高の勉強になります。

他の職場の「条件」だけ見てみましょう。

求人サイトを見て、「基本給」と「手当」の内訳を比較するだけでOK。

給料の相場観が養われます。

転職エージェントに登録した人しか見れない「非公開求人」を知っていますか?

非公開求人は、応募が殺到しそうな「好条件」の求人です。

担当者が対応できなくなるのを防ぐために、「非公開」にしています。

どんだけ好条件なんだ。

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よくある質問(Q&A)

最後に、キャリアアップでよく聞かれる質問にお答えします。

40代・50代からでもキャリアアップできますか?

もちろん可能です。むしろ、介護業界は40代・50代からが本番とも言えます。 人生経験の豊富さが、利用者さんやご家族からの「信頼」に直結します。特に、管理職や相談援助職(ケアマネ)は、若い方よりベテランの方が適任であることも多いです。

ケアマネと現場リーダー、どっちがいいですか?

A2: これは完全に「適性」によります。ぼくは両方の道に進んだ同僚を見てきました。

  • ケアマネ向き: 人の話をじっくり聞くのが好き。計画を立てたり、調整したりするのが得意。PC作業が苦にならない。
  • 現場リーダー向き: チームで動くのが好き。率先して行動できる。後輩指導にやりがいを感じる。

ステップ1の「自己分析」に戻って、自分がどちらに近いか考えてみてください。

転職が怖いのですが…

心理カウンセラーとしてお答えします。環境が変わることに「怖い」「不安」と感じるのは、自分を守るための正常な防衛本能です。 怖いのは「よく分からないから」です。 その「分からない」を減らすために、「見学」で職場の雰囲気を確認し、「面接」で条件をしっかり確認するんです。不安をゼロにはできませんが、小さくすることはできますよ。

まとめ

介護士のキャリアアップは、一直線の登頂ルートがあるわけではありません。

  • 現場を極める道
  • 相談に乗る道
  • チームをまとめる道
  • 自分の生活を最優先する道

どれも正解です。

大事なのは、まず「自分は何を優先したいのか(目的)」をハッキリさせること。

そして、その目的に合わせて「手段(資格・職場)」を選ぶこと。

15年以上この仕事を続けてきて、ぼくは「介護」は本当に奥深く、やりがいのある仕事だと感じています。

この記事が、あなたが自分らしいキャリアを見つけるための「地図」になれば、こんなに嬉しいことはありません。

まずは今週できる「小さな一歩」から。

一緒に頑張っていきましょう。

=追伸=

「いつか動こう」

「タイミングをみて転職しよう」

そう思っているうちに、

どんどん時間だけが過ぎていきます。

1年後、2年後も、今と同じ悩みで苦しんでいる…
そんな自分をリアルに想像してみてください。

このままでいいんですか?

変わりたいなら”今”しかありません。

あなたの未来は、
今ここから変えられます。

まずは、無理のない範囲でOK。

求人を見るだけでも大きな一歩です。

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【介護業界15年目】
資格:介護福祉士、介護支援専門員、上級心理カウンセラー
施設のリーダー 採用から教育に関わる
モットー:やさしい介護
転職回数:5回

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