介護職はクズばかりなの？半分は本当で半分はウソ！現役介護士が解説

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「介護職はクズばかりなの？」という過激なテーマについて解説します。

結論：介護職はクズばかりではありません。

ぼくは10年以上、介護業界で働いていますが、やさしくて穏やかな人の方が多いですよ。

変わった人やクセが強い人はいますが、高齢者を虐待してニュースになるような人はごく一部です。

なぜ介護職はクズばかりだと思われているのか？

介護職はクズばかりだと思われる理由は3つあります。

1. 世間で介護職は底辺のイメージ
2. 介護業界のブラック企業がヤバい
3. メディアの影響

介護職がクズばかりだと思われる3つの理由

<介護職がクズばかりだと思わる3つの理由>

1. 世間で介護職は底辺のイメージ
2. 介護業界のブラック企業がヤバい
3. メディアの影響

介護職がクズだと思われる理由その1：世間で介護職は底辺のイメージ

世間で介護職は底辺のイメージが強いですね。

介護職をしている身からしたら残念ですが。

2021年に求人情報サイト「就活の教科書」が公開した「底辺の仕事ランキング」に介護士がランキングしていて、SNSで炎上したり、テレビでも取り上げられました。

(※現在、記事は削除されています)

当時の記事では底辺の仕事である理由と、底辺の仕事に就くデメリットを次のように解説されていました。

<底辺の理由>

• 肉体労働である
• 誰でもできる仕事である
• 同じことの繰り返しであることが多い

<デメリット>

• 平均年収が低い
• 結婚のとき苦労する
• 体力を消耗する

メディアの情報から「介護職＝底辺」というイメージを持つ人もいるでしょう。

誰でもできる仕事と思われているから「他の職種では通用しないような人が多いのでは？」というイメージになってしまいます。

介護士は「誰にでもできる仕事じゃない！」と言いたくなりますが、学歴や経験に関係なく働ける職種なのは事実です。

現役の介護士から言わせれば「誰でも就職はできるけれど、誰でも務まる仕事ではない」という方がしっくりくるでしょうか？

人手不足だから来るもの拒まずで採用するけれど、イメージと違いましたと辞めていく人を何人も見てきました。

また、介護職の平均年収が低いことや体力が消耗することは否定できません。

年収が低いと必然的に結婚のときに苦労することになります。

しかし、収入が低いから結婚できないわけでも、不幸なわけでもありません。

事実、ぼくは結婚して幸せに暮らしています。

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介護士は結婚して幸せになれる？　家族を養う介護士が解説

介護業界でも年収500万円以上の介護士もいるので、ダブルワークでバイトしたり、転職するなど自分の行動次第で年収をアップさせることができます。

ぼくの年収はこちら

【ぼくの年収を公開】介護士はどのくらい稼げるの？

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【知らなきゃ損】介護士の副業に単発バイトが選ばれる理由とは？

介護職がクズだと思われる理由その2：介護業界のブラック企業がヤバい

企業という狭い視点で見ると、クズの介護職ばかり集まる職場があります。それがブラック企業です。

ブラック企業はクズの巣窟

そもそも経営者がクズだったり、働いている職員が最悪です。

同じ人間とは思えないほど意地悪な人が存在します。

「お前らの血は何色だ！？」と叫びたくなるでしょう。

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ブラック介護施設の特徴ランキング　介護業界の闇を暴露

ブラック企業がヤバいのは、集団で違法行為や高齢者虐待をしてることがあるのです。

介護職がクズだと思われる理由その3：メディアの影響

介護職がクズばかりだと思われるのは、メディアの影響もあります。

介護保険料を不正受給して摘発されたり、複数の職員が虐待に関わるニュースを見たことはないですか？

介護士が社会に貢献していることではなく、悪いことをしているニュースが流れてしまうので、クズばかりだと思う人もいるでしょう。

また、介護士が暴力を振るうと事件になりますが、介護現場では利用者さんが介護士に暴力を振るうことの方が圧倒的に多いのです。

しかし、利用者さんが介護士に暴力を振るってもニュースになりません。

世間の人々は、介護の現場で起こっていることを知らないので、介護士が一方的に悪いことをしていると思うのも無理がありませんね。

介護職のリアル：これが本当の姿だ！

• 介護職は利用者さんやご家族の生活を守るために、働いています。
• みんなが寝ている間も利用者さんの命を守るために働いています。
• 利用者さんから暴力を受けても、暴言を吐かれても笑顔で対応しています。
• 自分の精神や体力を削って働いています。
• 底辺だと言われ、クズばかりだと思われても志は変わりません。

先ほどもお伝えしましたが、介護職が利用者さんに暴力を振るうと「高齢者虐待」で逮捕されてニュースになりますが、利用者さんが介護職に暴力を振るっても逮捕されず、ニュースにもなりません。

理不尽な環境の中でも、利用者さんのために笑顔で働いてる介護職。

これがリアルな介護職の姿です。

介護職がクズばかりだと思ったとき：逃げるが勝ち

間違えてブラック企業に就職してしまうと、介護職はクズばかりに映るでしょう。

上司も先輩も経営者もクズなのですから。

• 新人をいじめるお局
• 仕事を押しつける先輩
• 威圧的なパワハラ上司
• 職員は低賃金で、自分だけ贅沢している経営者

長時間労働、いじめ、悪口、陰口……

どいつもこいつもクズばかり！

怒りを込めて書いていると、ついつい熱くなってしまいました。失礼。

詐欺師が詐欺師であることを隠すように、ブラック企業もブラックなこと(労働環境、人間関係)を隠しています。

ホームページを見てもわかりません。

ハローワークにも何食わぬ顔で求人を出しているので、何も知らずに就職しても仕方がありませんね。

もしも、今、ブラック企業で働いているなら注意してください。

心身ともに疲れ果ててしまうのは時間の問題ですよ。

ブラック企業の特徴は、過去記事のこちら 【要注意】介護業界のブラックランキング　現役介護士が闇を暴露を読んで、当てはまっていないかチェックしてみてください。

就職先がブラック企業だったら？：逃げるが勝ち

「逃げるが勝ち」という言葉があるように、つらいなら逃げるべきです。

あなたの心と体を第一に考えてください。

労働環境が悪くて仕事がつらい、人間関係が悪くて仕事に行きたくないと思うならブラック企業から抜け出して、ホワイト企業で働きましょう。

介護業界は売り手市場なので、働ける場所は星の数ほどあります。

あなたにピッタリの職場で、伸び伸びと働いてみませんか？

人生が180°変わりますよ。

ホワイト企業の特徴はこちら

介護業界のホワイト企業はここがすごい！特徴7選を現役介護士が解説

とはいえ、わかっていても行動できないのが人間です。変化を嫌う生き物ですから。

ぼくも昔、ブラック企業に勤めていたので気持ちがわかります。

頭ではわかっていても、不安や恐怖から行動できません。ネガティブなことを想像すると動けなくなります。

「雇ってもらえているだけマシか」と自分で自分を説得して、ブラック企業で働き続けます。

しかし、豊かな人生を歩みたいのなら行動するしかないのです。

ぼくはホワイト企業に転職して、精神的な余裕を手に入れました。

こうしてブログを書く余裕もあります。

いきなり退職するとリスクがありますが、働きながら転職活動をするのはリスクがありません。

働きながら転職活動をするべき3つの理由

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介護職はなぜメンタルがやられるのか？原因7選と対処法を紹介

この記事を読んでも99％の人は行動しません。

「ダイエットは明日から」と同じです。

小さな一歩でもいいから、行動しなければ人生は変わりません。

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まとめ

今回は「介護職はクズばかりなの？」という過激なテーマについて解説しました。

<介護士がクズばかりだと思われる3つの理由>

1. 世間で介護職は底辺のイメージ
2. 介護業界のブラック企業がヤバい
3. メディアの影響

結論は介護職はクズばかりではないが、ブラック企業だとクズばかりの職場もあります。

ブラック企業で苦しんでいるなら、行動あるのみ。

これから介護職を目指すなら、ブラック企業に引っかからないように転職サイトを活用しましょう。

最後まで読んでくれた、あなたを応援しています。

では、また。