未経験・無資格だと介護職の正社員になれない?|結論:正社員になれる

未経験・無資格だと介護職の正社員になれない?|結論:正社員になれる

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介護士

無資格・未経験だと、介護職の正社員になれないの?

介護士

どうしても、正社員として働きたい……

結論:無資格・未経験でも、介護職の正社員になれます。


介護職は人手不足な一方で、求人を見ると「資格必須」「経験者歓迎」と書かれていて、
「自分じゃ無理なのかな…」 と不安になる人も多いです。

でも安心してください。

この記事では、
・どうして無資格・未経験でも正社員になれるのか
・採用されやすい人の特徴
・応募するときのコツ
・失敗しない転職ルート
を、現役介護士の視点でわかりやすくまとめました。

読み終えたころには、あなたが「まず何をすべきか」がハッキリわかり、
最短で正社員になるための道筋が見えてきます。


この記事の要約
  • 介護職は無資格・未経験でも正社員になれる。 実務の多くは資格がなくてもできるため。
  • 採用されやすい施設や応募方法を知ることが重要。 特に「研修制度が充実した施設」が狙い目。
  • 資格を取ると年収・キャリアが伸びやすくなる。 最初は無資格でも、働きながらステップアップできる。

筆者紹介】
介護業界15年の現役介護士です。
現場経験と公的データ(厚労省など)をもとに執筆しています。
【所持資格】
介護福祉士/ケアマネ/上級心理カウンセラー

当ブログの「実績」と「信頼性」

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多くの介護職に読まれている情報サイトです。

目次

無資格・未経験では介護職の正社員になれない?

介護職は「資格がないとできない」「経験がないと無理」というイメージが強く、
はじめて転職を考える人の多くが 「自分にはハードルが高そう…」 と感じてしまいます。

しかし実は、「介護職の正社員はハードルが高い」というイメージは“勘違い”であるケースがほとんどです。

ここでは「なれないと思われがちな理由」と「実際はなれる理由」を、具体例を交えて説明します。


「無資格・未経験では正社員になれない」と思われがちな理由【3選】

正社員になれないと思われがちな理由【3選】
  • 求人票の「資格必須」に惑わされる
  • 「経験者歓迎」という言葉の心理的ハードル
  • 介護=難しい仕事という誤解

理由① 求人票の「資格必須」に惑わされる

求人票には大きく分けて2種類あります。

  • 資格必須(例:初任者研修・実務者研修・介護福祉士など)
  • 資格不問(未経験OK)

ところが、初めて求人を見る人は “資格必須の求人ばかりが目につく”錯覚 を起こしがちです。

特に、病院・特養(特別養護老人ホーム)は資格保持者を優先する傾向があるため、「やっぱり無資格は無理なのか…」と思ってしまいます。

しかし実際には、
デイサービス・グループホーム・有料老人ホームは「資格なしOK」が多数を占めます。

具体例
・特養の求人 →「資格必須」に見える
・デイサービスの求人 →「無資格OK」「未経験歓迎」が多い
・有料老人ホーム →「資格不問」「研修あり」がほとんど

求人サイトでは「資格不問」で絞り込み検索ができるので、まずはそこを見ると選択肢の多さに驚きますよ。


理由② 「経験者歓迎」という言葉の心理的ハードル

求人票によくある「経験者歓迎」という文言。
これを 「未経験は採用しません」という意味だと勘違いする人が多い です。

実際の意味は…

“経験者が来てくれたら助かるけど、未経験でも全然OKだよ”

つまり、「できれば経験者がうれしい」という程度のニュアンスです。

具体例
あなたが飲食店の店長だとします。
「経験者が来たら助かるけど、未経験でもしっかり教えるよ」という気持ち、
なんとなく想像できますよね?

介護業界もまったく同じです。


理由③ 介護=難しい仕事という誤解

「専門知識が必要そう」「資格がないと危険なケアをしてはいけないのでは?」
こうしたイメージが一人歩きしています。

もちろん、専門的な知識は働きながら覚えていく必要がありますが、
最初から高度なケアを任されることはありません。

未経験者はまず…

  • 利用者さんの話を聞く
  • 食事の準備を手伝う
  • シーツ交換を覚える
  • 車いすの押し方を練習する

など、誰でも取り組める“基本のケア”からスタートします。

実際の現場
新人さんは最初の1〜2週間は「見る」「一緒にやる」から始まります。
いきなり排せつ介助を一人で任されることはありません。

安心してください。


実際は“正社員になれる”理由【4選】(事実はこちら)

正社員になれる理由【4選】
  • 資格がなくてもできる業務が多い
  • 人手不足で未経験歓迎の施設が増えている
  • 入社後に資格を取得できる仕組みがある
  • 無資格者向けの研修制度がある

理由① 資格がなくてもできる業務が多い

介護職の仕事の大半は 資格がなくてもできる業務 です。

たとえば…

  • 食事の配膳
  • 口腔ケアの準備
  • 生活援助(掃除・洗濯など)
  • 移動や見守り
  • レクリエーションの準備
  • シーツ交換

資格が必要になる業務は一部(身体介助など)だけで、
それも最初はベテラン職員と一緒に行うので心配いりません。

つまり、介護の入り口は広い。
法律上の制限が少ないため、無資格者でも正社員として採用しやすいのです。


理由② 人手不足で未経験歓迎の施設が増えている

介護業界は慢性的な人手不足です。
そのため多くの施設が 未経験者でも積極的に採用したい のが現状。

特に以下のような施設では採用意欲が高いです。

  • 有料老人ホーム
  • グループホーム
  • サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
  • 小規模多機能

実例
ぼくの職場では、採用者の約70%以上が未経験者。
入職後に研修を受けながら一人前になっていきます。


理由③ 入社後に資格を取得できる仕組みがある

介護業界は 働きながら資格が取れる制度 が充実しています。

よくある支援制度は…

  • 初任者研修の費用を会社が全額負担
  • 研修期間のシフトを調整してくれる
  • 資格取得後に手当がつく

資格取得費用(7〜10万円)が無料の会社も珍しくありません。


理由④ 無資格者向けの研修制度がある

近年は「新人研修」「OJTマニュアル」「動画研修」など、
無資格者でも安心して働けるサポートが急速に整っています。

具体例
大手法人では…

  • 入社後3日間の基礎研修
  • 配属後はベテランが1週間つきっきりで指導
  • 業務チェックリストで進み具合を可視化

など、“学校のように教えてくれる”環境が増えています。

これらがあるため、無資格・未経験でも正社員として取りやすいのです。


正社員採用が多い職場の特徴

正社員採用が多い職場の特徴
  • 教育係(プリセプター)がいる
  • 大手法人が運営している
  • 離職率が低い“定着しやすい職場”

特徴① 教育係(プリセプター)がいる

教育担当者が決まっている施設は、未経験者でも安心して働けます。
「いつでも質問できる」「教えてくれる人が固定されている」というだけで成長スピードが段違いです。

具体例
「Aさんが新人担当です」という体制の施設は離職率が低く、未経験採用にも積極的。

特徴② 大手法人が運営している

大手ほど教育制度が整っている傾向があり、
「未経験歓迎」「正社員登用あり」という求人が多くなります。

大手の特徴:

  • 研修マニュアルがしっかりしている
  • 資格取得支援制度が当たり前にある
  • スタッフ数が多く余裕がある
  • 働き方の融通がききやすい

大手によくある制度
・初任者研修の費用全額負担
・資格手当 + 月5,000〜15,000円
・キャリアステップが明確


特徴③ 離職率が低い“定着しやすい職場”

離職率が低い=働きやすい=未経験でも続けやすい職場です。

こうした職場の共通点は…

  • 人間関係が良い
  • 新人へのサポートが丁寧
  • 無理なシフトを組まない
  • 管理職が相談に乗ってくれる

現場の例
「わからないことがあれば何でも聞いてね」と言ってくれる雰囲気がある施設は、未経験者も自然と定着しやすいです。

離職率が低い施設は、職員が辞めないため「新しい人を育てる文化」が形成されています。

無資格・未経験から介護職の正社員になる方法

この章の要点
  • 無資格・未経験でも正社員になれる
  • ポイントは「施設選び」と「応募の仕方」
  • 未経験ほど研修がしっかりした施設を選ぶべき
  • エージェントを使うと最短で正社員になれる

「正社員になりたい」と思っても、何から始めればいいかわからない…
そんな人のために、ここでは 最短で正社員になるためのステップ を順番に解説します。

ポイントは「準備」「職場選び」「応募の仕方」「成長ステップ」の4つです。


1. 最初にやるべきこと(応募前の準備)


① 自分の希望条件をざっくり整理する

まずは、自分がどんな働き方をしたいかを明確にします。

整理するポイントは以下の4つだけでOK:

  • 日勤のみがいい? 夜勤は可能?
     ┗ 夜勤ができると採用率が大幅に上がる
  • 身体介助ありor少なめの施設がいい?
  • 家から通いやすい範囲は?
  • 早番・遅番に入れるか?

例:未経験者のよくある希望
「最初は日勤だけで慣らしたい」
「家から30分以内が理想」

希望を整理すると、応募する施設が自然と絞られます。


② 無資格でもできる仕事内容のイメージをつかむ

未経験の不安の多くは「何をするか分からない」ことが原因です。

初心者が担当するのは、次のような“基本ケア”です:

  • 食事の配膳
  • 声かけ・見守り
  • シーツ交換
  • 簡単な掃除
  • 生活リハビリの補助
  • オムツ交換の見学・練習(慣れてから)

いきなり高度な介助を一人で任されることはありません。

現場の例
新人さんは最初の1週間、ほとんどの時間を「一緒にやる」「見守ってもらう」で過ごします。


③ できれば「初任者研修」を事前に知っておく

取らなくても働けますが、理解が深まるのでおすすめです。

ただし…

多くの職場は入社後に無料で取れるので、先に取らなくても大丈夫。

「どんな資格があるのかだけ知っておく」程度でOKです。


2.正社員になりやすい施設を選ぶポイント

無資格・未経験者がつまずく最大の原因は…

施設選びの失敗。

ここを間違えると「職員が教えてくれない」「忙しすぎてついていけない」などで早期退職につながります。

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ポイント① 「未経験歓迎」の記載があるか

求人票に…

  • 未経験OK
  • 資格不問
  • ブランクあり歓迎

などが書かれている施設は、新人育成に慣れていることが多いです。


ポイント② 研修制度がしっかりしているか

以下のような記載がある施設は安心度が高い:

  • OJT制度あり
  • 教育担当者がつく
  • 入社時研修あり
  • マニュアルあり
  • 研修センターあり(大手によくある)

例:大手法人の研修
「入職1ヶ月後にフォロー研修」「2ヶ月目に技術研修」など、段階的にスキルを身につけられます。


ポイント③ 資格取得支援があるか

働きながら初任者研修・実務者研修が取れる施設は、キャリアアップしやすいです。

・受講料全額負担
・勤務扱いにしてくれる
・手当がつく

こういった制度がある施設は、長く働くほどメリットが増えていきます。


ポイント④ スタッフ数が十分にいるか(超重要)

人手が足りない施設は、忙しくて新人育成が後回しになります。

見学時にチェックすべきポイント:

  • 職員の表情が明るいか
  • 休憩室は汚れていないか
  • 一人で走り回っている人がいないか
  • 利用者が放置されていないか

現場の雰囲気は必ず見たほうがいいです。


3.採用されやすい人の特徴(無資格でも歓迎されるタイプ)

介護は“人柄採用”が多い仕事です。
スキルよりも 「この人と一緒に働きたいか」 が重視されます。


特徴① あいさつ・笑顔・返事がしっかりできる

これは介護職の基本であり、正社員採用の大きなポイントです。

具体例
利用者さんに「おはようございます」と笑顔で言えるだけで、現場の雰囲気が明るくなるため、上司の評価が自然と高くなります。


特徴② メモをとる習慣がある人

未経験者が最初につまずくのは「覚えることの多さ」。
だからこそ、メモをとれる人は非常に重宝されます。


特徴③ わからないことを聞けるタイプ

介護はチームで動く仕事。
「間違ったまま進める」より「聞いてくれる人」のほうが安全に働けます。


特徴④ 心配り・気遣いができる人

些細な気づきが評価されるのが介護業界。

  • 利用者の膝掛けをそっと整える
  • イスの位置を直してあげる
  • お茶を手元に置いてあげる

こんな小さな行動でも、「この人いいな」と思われます。


4. 履歴書・面接でアピールすべきこと

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① 未経験でも続けられる理由

介護職は「続ける力」が重視されます。

例:

  • 人と関わることが好き
  • 家族の介護を経験して興味を持った
  • 社会貢献できる仕事をしたい
  • 長期的に働ける仕事を探している

② なぜ介護職を選んだのか(具体理由)

「安定しているから」だけでは弱いです。

例:
「利用者さんの“ありがとう”にやりがいを感じられる仕事をしたいと思った」
「高齢者と話すのが好きで、前職でもよく会話を大切にしていた」


③ シフトの柔軟性(夜勤OKだと強い)

夜勤ができると採用率は一気に上がります。
※もちろん無理に入る必要はありません。希望を正直に伝えればOK。


④ NGワード例(絶対避けたい)

  • 「楽そうだから」
  • 「資格がなくてもできそう」
  • 「とりあえず応募した」

こういった発言は即落ちにつながるので注意。

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5. 最短で正社員になるためのルート


ルート① 介護転職エージェントを使う(最も王道)

未経験者の正社員採用を強くサポートしてくれるルートです。

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ルート② まずは派遣→その後正社員(働きながら見極める)

「いきなり正社員は不安…」という人向けのルート。

派遣で働きながら…

  • 施設の雰囲気
  • 人間関係
  • 自分に向いているかどうか

を確認し、良ければ正社員登用を目指すスタイルです。

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ルート③ 介護助手としてスタート

身体介助がほとんどなく、未経験でも入りやすい仕事です。

  • 掃除
  • 食事の配膳
  • 見守り
  • 移動のサポート

これらを経験してから正社員を目指す方法もあります。

たとえるなら、下積みをしながら、デビューを目指すイメージです。
ただし、介護助手は最低賃金のバイトだと思ってください。

ぶっちゃけ、介護助手の収入だけでは生活が困難です。
介護助手からキャリアをスタートするのなら、ダブルワークがおすすめですよ。

介護職の正社員になるメリット・デメリット

この章の要点
  • 正社員は「収入の安定」「キャリア」「やりがい」が大きな魅力
  • 反面「責任」「夜勤」「忙しさ」などのデメリットもある
  • ただし、施設選びをしっかりすればデメリットはほぼ解消できる

介護の仕事はパート・アルバイト・派遣など働き方がいろいろありますが、
「安定して働きたい」「しっかり成長したい」という人には正社員という選択肢があります。

ここでは、正社員として働く“リアルなメリット”と“気をつけたいデメリット”をまとめました。


介護職の正社員になるメリット

介護士のイメージ画像

メリット① 収入が安定する(賞与・手当も増える)

正社員の最大の魅力は 毎月の収入が安定すること

  • 固定給が保証されている
  • 賞与(年2回が多い)
  • 夜勤手当・資格手当・処遇改善手当など追加収入が多い

介護職は手当が多いため、月収が「基本給+α」でけっこう変わります。

例:未経験者でも…
基本給18万 + 夜勤4回(2.5万) + 処遇改善(2万)
= 月給22.5~23万円台になるケースも普通です。

パートや派遣より年収が高くなりやすいのもメリットです。


メリット② キャリアアップしやすい(資格を取りやすい)

正社員になると会社のサポートが手厚くなります。

よくある制度:

  • 初任者研修の受講費を会社が全額負担
  • 資格取得中もシフトを調整してくれる
  • 研修参加で給与が出る場合もある

資格を取れば、以下のようにキャリアが広がります:

  • 介護リーダー
  • サービス提供責任者
  • 生活相談員
  • ケアマネジャー(最終的にたどり着く人も多い)

介護職のキャリアアップ
未経験 → 1年後 初任者研修 → 3年後 実務者研修 → 介護福祉士 → 8年後 ケアマネジャーという流れが王道。


メリット③ 長く働ける仕事になる(将来性が高い)

介護はなくならない仕事です。
むしろ高齢化が進むほど必要とされるため、正社員になるほど将来が安定します。

  • 40代・50代で転職しても活躍できる
  • 出産・育児後の復帰もしやすい
  • 転職先が常に多いので困らない

実例
介護の正社員経験があると、全国どこでも転職がしやすく、地方でも強い武器になります。

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メリット④ 働きながら「やりがい」を感じやすい

パートと比べて、正社員は利用者さんと関わる時間が長く、責任感も大きい分、やりがいを感じやすいです。

  • 利用者さんに名前を覚えてもらえる
  • 「あなたがいてくれてよかった」と言われる
  • チームの中心として動ける

これらは“正社員だからこそ”味わえる醍醐味です。


メリット⑤ 社会保険・福利厚生がしっかりしている

正社員は以下が保証されます:

  • 健康保険
  • 厚生年金
  • 雇用保険
  • 有給休暇
  • 退職金制度(法人による)

特に年金の部分は、長期的に見て大きなメリットになります。


介護職の正社員のデメリット(正直に伝えます)

メリットが多い一方で、介護の正社員には注意すべき点もあります。
ただし、施設選びを間違えなければほとんど解決できます。

ひとつずつ解説します。


デメリット① 責任が増える(新人のフォローなど)

正社員はパートより責任が増えるのは事実です。

  • 新人の育成を任される
  • 夜勤のリーダーを担当する
  • 利用者の情報をまとめる業務がある

とはいえ、最初から重い責任を背負うわけではありません。
経験を積んで少しずつ任されるようになります。


デメリット② 夜勤がある施設が多い

正社員になると夜勤がセットになっている施設が多いです。

「夜勤は絶対ムリ」という人にはハードルに感じるポイント。

ただし…
■ 夜勤がない or 少ない施設
・デイサービス
・小規模デイ
・訪問介護
・一部のサ高住

夜勤なしでも正社員になれる職場はたくさんあります。


デメリット③ 忙しい施設だと心が折れやすい

人手不足の施設に入ると…

  • 教えてもらえない
  • 相談できない
  • 常にバタバタしている

こうした状況になりやすいです。

これは“その人が悪い”のではなく、
職場の問題です。

解決策
求職者だけでは見抜きにくい部分なので、
内部情報を持っている転職エージェントの利用が効果的。


デメリット④ 休みが固定されない場合がある

シフト制のため、
「毎週土日休み」という働き方ではない施設が多いです。

ただし…

  • 子育て中
  • 介護中
  • 土日どちらかは固定で休みたい

などの希望は通る場合があります。

面接で正直に伝えればOK。


デメリットを小さくする方法(これでほぼ解決)


方法① 忙しすぎる施設を避ける

以下に当てはまる施設は避けたほうが無難です:

  • 常に求人を出している
  • 口コミ評価が低い
  • スタッフの入れ替わりが激しい
  • 見学時に職員がピリピリしている

これらは“新人が育ちにくい環境”です。


方法② 夜勤なしの正社員求人を狙う

デイサービスや訪問介護は夜勤なしが基本。
無資格・未経験でも正社員のチャンスがあります。

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方法③ 教育体制のある施設を選ぶ

ポイント:

  • 教育係(プリセプター)がいる
  • 研修が充実している
  • 1人立ちまでの期間が明確

こうした環境なら、未経験でも安心して働けます。

よくある質問(Q&A)

無資格・未経験でも本当に正社員になれますか?

はい、なれます。
介護職は無資格OKの仕事が多く、研修もしっかり用意されています。

何歳までなら正社員になれますか?

年齢制限はありません。
40代・50代から正社員になる人もたくさんいます。

未経験でもいきなり身体介護を任されますか?

いきなりは任されません。
まずは見守り・配膳・シーツ交換など基本からスタートします。

夜勤をしたくない場合でも採用されますか?

採用されます。
デイサービスや訪問介護など「夜勤なし」の正社員求人もあります。

資格はいつ取ればいいですか?

入社後でOKです。
多くの施設は資格取得支援があり、費用を負担してくれることもあります。

正社員の面接で何を見られますか?

人柄と“続けられる理由”が重視されます。
未経験でも、やる気をアピールすれば問題ありません。

どんな施設が未経験でも働きやすいですか?

研修や教育体制のある施設です。
特に大手法人は新人育成がしっかりしています。

働きながら資格を取るのは大変ですか?

仕事内容とリンクして覚えやすいので、むしろ効率的です。

まとめ

この記事の要約
  • 介護職は無資格・未経験でも正社員になれる。 実務の多くは資格がなくてもできるため。
  • 採用されやすい施設や応募方法を知ることが重要。 特に「研修制度が充実した施設」が狙い目。
  • 資格を取ると年収・キャリアが伸びやすくなる。 最初は無資格でも、働きながらステップアップできる。

無資格・未経験でも、介護職の正社員になれます。
むしろ今の介護業界では、やる気のある未経験者を歓迎する施設がどんどん増えています。

正社員を目指すうえで大切なのは、

  • 自分に合った職場を選ぶこと
  • 新人教育がしっかりした施設を見つけること
  • 続けられる理由を面接で伝えること
  • 必要な知識や技術は働きながら身につければOK

という点だけです。

収入や安定性だけではなく、
「ありがとう」と言われるやりがいや、長く続けられる将来性も大きな魅力です。

あなたの一歩が、利用者さんの安心につながり、
あなた自身の新しいキャリアのスタートにもなります。

無資格・未経験だからこそ、これから成長できるチャンスがあります。
焦らず、自分のペースで、安心して介護の世界に飛び込んでみてください。

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この記事を書いた人

【介護業界15年目】
資格:介護福祉士、介護支援専門員、上級心理カウンセラー
施設のリーダーで採用から教育に関わる
現役介護士ならではの「体験談」や「介護現場の声」を発信しています。
「ブラック企業」から「ホワイト企業」に転職した経験を活かし、転職に失敗しない方法も紹介しています。

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