介護職必見!休みがなくて旅行に行けない悩みを解決する方法4選

介護職必見!休みがなくて旅行に行けない悩みを解決する方法4選

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介護士

仕事が忙しくて、もう何年も旅行に行けていない……

介護士

連休が取れないから、遠出なんて夢のまた夢……

介護おじさん

介護士歴15年以上の筆者が、忙しい介護職でも旅行を楽しむ裏技を伝授します。

そんな悩みを抱えている介護士のあなたへ。

(グレーな方法も紹介していますので、心がキレイな方は読まないでください)

結論:連休を取得して、旅行に行く方法は次の4つです。

  1. 月をまたいだ4連休をもらう
  2. 同僚に休みを代わってもらう(グレーな方法)
  3. 有給休暇を使う
  4. 連休を取得しやすい職場に転職する

【筆者紹介】
介護業界15年の現役介護士です。
※現場経験公的データ(厚労省など)をもとに執筆しています。
【所持資格】
介護福祉士/ケアマネ/上級心理カウンセラー

当サイトの「実績」と「信頼性」
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詳しくはトップページのプロフィールに記載

目次

介護職必見!旅行に行けない悩みを解決する方法4選

  • 月をまたいだ4連休をもらう
  • 同僚に休みを代わってもらう(グレーな方法)
  • 有給休暇を使う
  • 連休を取得しやすい職場に転職する

月をまたいだ4連休をもらう

月をまたいだ4連休のイメージ画像

ぼくの職場では、毎月の希望休が2日までなので、月末と月初めの2日間を合わせて4連休にしています。

ルールの範囲でカンタンに4連休がもらえるので、旅行に行くだけでなく、のんびりしたいときにもオススメです。

1ヵ月のシフトでは2連だけなので、同僚から詮索されることが少ないですよ。

同じ月に4連休だと「どこか旅行に行くの?」などいちいち聞かれたり、「こっちは休みなく働いているのにいい身分だ」と嫌味を言われることもありますからね。

他の職員にバレずに連休を取得できるのがメリットです。

同僚に休みを代わってもらう(グレーな方法)

同僚と休みを代わってもらう介護士のイメージ画像

シフトが出てから、同僚と相談して休みを代わってもらう方法を紹介します。

とはいえ、シフトが決まっているのに、休みを代わってもらうのは心苦しいですよね。

ただお願いしても「すでに予定がある」とすぐに断られてしまうでしょう。

そこで紹介するのは、成功率を上げるために心理テクニックを悪用利用する方法です。

(心がキレイな方はスルーしてください)

<利用する心理テクニックは次の3つ>

  1. カチッサー効果
  2. 返報性の法則
  3. ドア・イン・ザ・フェイス

カチッサー効果

カチッサー効果とは、ある働きかけによって、深く考えず無意識に行動を起こしてしまう心理現象。

誰かに何かを依頼するとき、理由を伝えるだけで承諾率が上がるのです。

休みを代わってもらうときに「何でもいいから理由をつける」と成功率が上がるでしょう。

ハーバード大学心理学教授エレン・ランガーが行った「コピー機の実験」が面白い。

実験:誰かがコピー機を使おうとしたら、声をかけて次のようにお願いします。

A「コピー機を使わせてください」

B「コピー機を使いたいので、コピー機を使わせてください」

C「急いでいるので、コピー機を使わせてください」

承認率は次のとおりです。

A 60%

B 93%

C 94%

ポイントはB「コピー機を使いたいから」という理由になっていないような理由でも承認率が上がるのです。

休みを代わってもらうときに、理由をつけてお願いすると理由を言わないよりも承認率が上がるでしょう。

「父親の体調が悪い」など、別に連休でなくてもいいような理由でもOKということです。

返報性の法則悪用利用すると、さらに承認率を上げられます。

返報性の法則

返報性の法則とは、何かをしてもらったら、返したくなる法則。

たとえば、次のようなことも返報性の法則が働いています。

  • スーパーの試食を食べると、買わなければいけない気持ちになる
  • バレンタインにチョコをもらうと、ホワイトデーに返さなければいけない

「お返しをしなければいけない」という心理はとても強力です。

シフトを代わってもらうスタッフの仕事を手伝ったり、差し入れをすることで相手は「恩を返さなければいけない」という心理になります。

  • 研修の資料作りを手伝ってもらったから、休みを代わってあげよう
  • スイーツの差し入れをもらったから、休みを代わってあげよう

ただし、お願いする前に相手がお返しをした場合は返報性の法則が働きません。

相手にギブしてからお願いするまでの期間は短い方がいいですね。

ドア・イン・ザ・フェイス

ドア・イン・ザ・フェイスとは、最初に必ず断るような大きなお願いをして、相手が断った後に小さなお願いをする心理テクニックです。

相手は一度断ってしまったことで、小さなお願いなら受け入れやすくなります。

極端な例を出すと、「100万円貸してくない?」とお願いして、断られた後に「じゃあ1万円だけでも貸してくれない?」とお願いすると(1万円なら貸してもいいか)と思わせることができます。

しかし、本当は最初から1万円借りたかったのです。

ドア・イン・ザ・フェイスを悪用利用すると、「3日間休み代わってくれない?」と断られるお願いをして、相手が断った後に、本当に変わって欲しい1日だけお願いします。

この章では次の3つの心理テクニックを紹介しました。

  1. カチッサー効果
  2. 返報性の法則
  3. ドア・イン・ザ・フェイス

上記の心理テクニックすべてを使ってお願いすると次のようになります。

  1. シフトを代わってほしいスタッフには事前にスイーツの差し入れをする。
  2. まずは「3日間休みを代わってほしい」とお願いして断られる。
  3. 次に「父親の体調が悪いから」と理由を伝えて、本当に休みを代わってほしい1日だけ代わってもらうお願いをする。

ただ休みを代わってほしいとお願いするより、承認率が上がる感じがしませんか?

相手の心を動かす効果的な心理テクニックですが、乱用しているとあなたの信用が下がってしまいます。

くれぐれも、ご利用は計画的に。

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有給休暇を使う

有給休暇のイメージ画像

有給休暇を使うのはあなたの権利ですので、後ろめたいことはありません。

堂々と有休の申請をしましょう。

とはいえ、ギリギリの人員で運営している企業では有休を取得しにくいですよね。

突然、長期間の有休を申請するのではなく、事前に上長と相談してから申請しましょう。

なかには自由に有休を使えないブラック企業も存在します。

あなたの職場はどうですか?

ブラック企業の特徴はこちら

【要注意】ブラック介護施設の特徴ランキング 介護業界の闇を暴露

連休を取得しやすい職場に転職する

伸び伸びしているイメージ

正直、連休が取れないだけで転職を考えるのはオススメしませんが、選択肢の一つとしてあるので紹介します。

旅行が唯一の趣味、旅行が生きがいとう方であれば連休が取れないのは致命的です。

ぶっちゃけ、定期的に連休を取得できる職場はたくさんあります。

ぼくが働いている職場では、いつでも有休を取得できて、毎年夏休み(8月~9月に3日間)もらえます。

夏休みをもらっても有休は減らないですが、きちんと給料は支給されるシステムです。

ホワイト企業で働けば、充実した生活が送れますよ。

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生きがいを我慢してまで、今の職場にしがみつく理由は何でしょうか?

連休を取得しやすい職場

連休を取りやすい介護施設のイメージ画像

人員体制が整っている職場

連休を取得しやすい職場は、人員体制が整っている職場です。

労働環境が悪く、退職者が多いような職場では慢性的な人員不足になります。

労働環境が悪い職場で働くと連休を取得する以前に、あなたの心と体が壊れてしまう危険がありますよ。

関連記事はこちら

介護業界はなぜ人手不足なのか?現場の介護士が肌で感じること

デイサービス

土日祝日が休みのデイサービスで働くと、心おきなく旅行に行けます。

プライベート重視で働くならオススメですね。

ただし、特養や老健などの介護施設と比べて給料は低い傾向です。

詳しくはこちら

デイサービスで働くメリットとデメリット

介護職員全体の平均月収

  • 月給・常勤者:31万7,540円
  • 時給・非常勤:12万1,000円
スクロールできます
平均値特別養護老人ホーム介護老人保健施設 訪問介護 デイサービス有料老人ホームグループホーム
月収(月給者)34万8,040円33万9,040円31万5,170円27万5,620円31万3,920円29万1,080円
月収(時給者)14万1,980円13万8,660円10万7,200円11万7,240円14万0,050円13万7,610円
労働時間(月給者)162.9時間159.5時間167.1時間163.2時間165.3時間165.3時間
労働時間(時給者)104.8時間103.1時間66.8時間94.2時間104.9時間104.6時間
年齢(月給者)41.0歳41.9歳48.8歳45.5歳43.1歳47.5歳
年齢(時給者)52.3歳51.0歳59.3歳53.5歳54.6歳58.6歳
勤続年数(月給者)9.3年10.4年8.2年8.1年7.4年8.0年
勤続年数(時給者)8.1年8.7年9.2年6.4年6.9年7.3年
出典:厚生労働省(令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果)P157~171

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まとめ

今回は「休みがなくて旅行に行けない悩み」について解説しました。

休みを取得するために「心理テクニック」悪用利用する方法を紹介しましたが、悪用厳禁ですよ。

連休を取得できても、給料が低い職場では旅行に行く資金がありません。

ホワイト企業で働けば連休を取得できるだけでなく、給料が高いので人生が充実するでしょう。

ぼくの給料はこちら

【ぼくの年収を公開】介護士はどのくらい稼げるの?

ぼくは職場を変えて、人生が変わりました。

自由に旅行に行ったり、伸び伸びと働きたいのなら転職を考えるのもありです。

人生100年時代。

長期的な視点で人生設計をするべきですね。

最後まで読んでくれた、あなたを応援しています。

では、また。

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この記事を書いた人

【介護業界15年目】
資格:介護福祉士、介護支援専門員、上級心理カウンセラー
施設のリーダーで採用から教育に関わる
現役介護士ならではの「体験談」や「介護現場の声」を発信しています。
「ブラック企業」から「ホワイト企業」に転職した経験を活かし、転職に失敗しない方法も紹介しています。

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