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介護士オープニングスタッフって、ぶっちゃけどうなの?
介護のオープニングスタッフ求人を見ると、魅力的に感じますよね。
- 新しい建物
- 人間関係もゼロから
- 古い派閥もなさそう
でも一方で、
「オープニングスタッフはすぐ辞める人が多い」
「介護の立ち上げ現場はきつい」
こんな話を聞いて、不安になっていませんか?
結論から言うと、介護のオープニングスタッフは合う人には合います。
でも、合わない人が入ると、かなり早い段階でしんどくなります。
この記事では、現役介護士として15年働いてきたぼくが、オープニングスタッフですぐ辞めやすい人の特徴と、応募前に確認すべきポイントを解説します。
読み終えるころには、
「自分は応募していいのか」
「どんな施設なら避けるべきか」
「転職エージェントに何を確認すればいいか」
ここまで判断できるようになります。
結論から言うと、オープニングスタッフで、すぐ辞める人の特徴は次のとおりです。
- 未経験者や経験が浅い人
- 指示を待つタイプの人
- 責任感が強すぎる人
・管理者に介護経験があるか
・開設前研修は何日あるか
・マニュアルは用意されているか
・系列施設から応援スタッフが来るか
・夜勤開始はいつからか
・入居者は何人ずつ増える予定か
・困ったときに相談できるリーダーがいるか
ぼくの職場にオープニングスタッフとして働いてみたけれど、3か月ほどで辞めて転職してきたスタッフがいます。
そのスタッフから詳しい話を聞けたので、後ほど紹介します。
- 経験がない人はすぐ辞めがち
オープニングスタッフでは、仕事を教えてくれる先輩がいません。なので、未経験の人は仕事について行けずに辞めてしまうことがあります。 - 言われたことだけ待ってしまう人は続きにくい
新しい職場では、自分で考えて動いたり、みんなで決めていくことが大切です。指示を待っているだけの人は周りと合わなくて辞めてしまうことがあります。 - 責任感が強すぎる人は疲れてしまう
なんでも1人で頑張りすぎるタイプは、いつも自分で全部やろうとして体や気持ちが疲れてしまいます。
「辞める」か「我慢」の二択じゃない。
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【筆者紹介】
介護業界15年の現役介護士(施設勤務)
※現場経験と公的データ(厚労省など)をもとに執筆しています。
【所持資格】
介護福祉士/ケアマネ/上級心理カウンセラー
【発信・活動】
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介護のオープニングスタッフはすぐ辞める人が多い?



介護のオープニングスタッフは、既存施設よりも早い段階で辞める人が出やすいです。
理由は、仕事内容がきついからだけではありません。
新しい施設ならではの「決まっていないことの多さ」に、心が疲れてしまうからです。
オープニングスタッフと聞くと、
「人間関係がゼロから始まる」
「きれいな施設で働ける」
「古いルールや派閥がなさそう」
このような良いイメージを持つ人も多いと思います。
たしかに、このメリットはあります。
既存施設のように、昔からいる職員同士の関係性に気をつかう必要が少ないのは魅力です。
設備も新しく、施設全体に前向きな雰囲気があることもあります。
ただし、現場が安定するまでには時間がかかります。
- マニュアルがまだ整っていない
- 職員同士の役割分担も決まっていない
- 入居者様の情報も少ない
ナースコールの対応方法、入浴の流れ、食事介助の手順、記録の書き方なども、働きながら作っていくことがあります。
ここで負担を感じる人が多いです。
たとえば、既存施設なら、
「この利用者様は右側から声をかけると安心される」
「この方は食事の前にトイレ誘導が必要」
など、先輩職員から細かく教えてもらえます。
でも、オープニング施設では、利用者さん対応などの情報を職員みんなで一から集めていく必要があるのです。
最初は誰も正解を知りません。
そのため、同じミスが起きたり、職員によって対応がバラバラになったりします。
新人職員からすると、
「聞いても誰も分からない」
「昨日と言われたことが違う」
「自分の判断で動く場面が多くて怖い」
このように感じやすくなります。
ぼくの周りでも、オープニング施設に転職したものの、3か月ほどで辞めてしまった人がいました。
その人は介護経験がまったくないわけではありませんでした。
ただ、入職してみると、想像以上に現場のルールが決まっていなかったそうです。
- 入浴介助の流れが日によって変わる
- 記録の書き方を聞いても、人によって答えが違う
- 管理者も開設対応で忙しく、現場の相談が後回しになる
そうした小さなストレスが積み重なって、
「新しい施設で働きたかったけれど、毎日不安の方が大きい」
と感じるようになったそうです。
これが、介護のオープニングスタッフで早期退職が起きやすい理由です。
オープニングスタッフそのものが悪いわけではありません。
むしろ、自分たちで良い職場を作っていきたい人には向いています。
ただ、整ったマニュアルの中で働きたい人や、先輩に教えてもらいながら少しずつ慣れたい人には、負担が大きくなりやすいです。
特に、未経験者や経験が浅い人は注意が必要です。
「新しい施設だから働きやすそう」
というイメージだけで応募すると、入職後にギャップを感じる可能性があります。
応募する前には、開設前研修があるか、相談できるリーダーがいるか、系列施設から応援スタッフが来るかを確認しておきましょう。
事前確認するだけでも、入職後の失敗はかなり減らせます。
オープニングスタッフですぐ辞める人の特徴3選



次の特徴に当てはまる人は、オープニングスタッフとして働いてもすぐに辞めてしまう傾向があるので、注意しましょう。
あなたは当てはまっていませんか?
<オープニングスタッフですぐ辞める人の特徴>
- 未経験者や経験が浅い人
- 指示を待つタイプの人
- 責任感が強すぎる人
辞めてしまう理由は、次のとおりです。
- 未経験者や経験が浅い人➡仕事を教えてくれる先輩がいない
- 指示を待つタイプの人➡他のスタッフと溝ができる
- 責任感が強すぎる人➡ひとりで仕事を抱え込んでしまう



正直、同期全員が“手探り”って状況は心細かったです。
助け合うって言っても、教えてくれる先輩がいないと、どう進めていいか迷うこともある。
だけど、みんなで意見を出し合って、施設を作っていく過程はやりがいがありました。
オープニングスタッフですぐ辞める人の特徴1:未経験者や経験が浅い人
未経験や経験が浅い人にはオープニングスタッフは向いていません。
なぜなら、頼れる先輩がいないからです。
通常だと先輩が仕事を教えてくれるので、わからないことは先輩に聞きながら仕事を覚えられます。
しかし、未経験者や経験が浅い人が「仕事を教わる立場」どころか、後輩が入った時に「仕事を教える立場」になってしまうのです。
自分自身もわからないことが多いのに、先輩として教えるのはストレスだと感じる人もいるでしょう。
次のような葛藤を抱えて悩んでしまいます。
- 使えない先輩だと思われたくない…。
- とはいえ、後輩には聞きにくい…。
介護未経験者にとっては教えてくれる先輩がいないので、自ら学んでいく必要があります。
介護経験者の同僚と積極的にコミュニケーションを取って、仕事を覚えていきましょう。
介護初心者向けの過去記事を紹介します。
介護の知識や技術をグレードアップしませんか?
オープニングスタッフですぐ辞める人の特徴2:指示を待つタイプの人
指示を待つタイプの人もオープニングスタッフには不向きです。
なぜなら、オープニングスタッフは全員同期でスタートするので、お互いに意見を出し合いマニュアルを整備したり、業務を改善していく必要があるからです。
「自分の意見がない」「言われたことしかできない」指示を待つタイプの人だと、だんだん周囲のスタッフと合わなくなって孤立していくでしょう。
オープニングスタッフはフラットな人間関係なので、周りのスタッフは「先輩でもないのに言いにくい」と指示を出すのをためらってしまうのです。
また、受け身な姿勢にイライラする人もいます。
1回や2回ならまだしも、毎回指示を待つようなら「使えない人」のレッテルを貼られてしまいます。
「みんなで協力して新しい施設を築いていこう!」というモチベーションに水を差すことになるので、最終的に「積極的なメンバーだけで団結して頑張っていこう」と他のスタッフの間に溝ができてしまうのです。
受け身にならずに、積極的な姿勢で働きましょう。
オープニングスタッフですぐ辞める人の特徴3:責任感が強すぎる人
責任感が強すぎる人も、オープニングスタッフには向いていません。
理由は、ひとりで仕事を抱え込んでしまうからです。
ベテランの介護士で責任感が強すぎると、未経験のスタッフの仕事を代わりに引き受けたり「自分が引っ張っていかなければならない」と頑張りすぎてしまいます。
その結果、限界がきて「燃え尽き症候群」になってしまうのです。
(※燃え尽き症候群とは、モチベーションが高かった人が、突然モチベーションを失ってしまうこと)
責任感を持つことは大切ですが、責任感が強すぎると自分を追い込んでしまいます。
とくに未経験者が多い状況だと「自分が頑張らなければ」という気持ちはわかりますが、うまく気持ちをコントロールしてきましょう。
責任感があるのはよいことですが、あくまでもチームケアですので、ひとりのスタッフだけが無理をする必要はありません。
オープニングスタッフとして働くときに失敗しない方法



オープニングスタッフとして働くときに失敗しない方法は、あなたに合った介護施設を選ぶことです。
次の2パターンが狙い目ですよ。
新規オープンする介護施設には、2つのパターンがあります。
- 介護業界に新規参入してオープンする介護施設(経験者向け)
- 事業拡大で新規オープンする介護施設(未経験者向け)
オープニングスタッフといっても、それぞれ特徴が違うので詳しく解説します。
介護業界に新規参入してオープンする介護施設



介護業界に新規参入してオープンする介護施設は、親会社が介護以外の事業をしていることもあります。
異業種から新規参入した介護施設の特徴は次のとおりです。
- 施設長が素人
- マニュアルがない
- 最新の設備を使いこなせない
- 派閥がないので働きやすい
ぼくの同僚は、新規参入した介護付き有料老人ホームで3ヵ月ほど働いていました。
介護職員初任者研修の資格を取得して最初の就職先です。
同僚が働いてた介護付き有料老人ホームの親会社は建設会社だったそうで、介護のノウハウはまったくありませんでした。
施設長は建設会社の関係者で介護経験ゼロ。
そのため、マニュアルがなく全員手探りの状態で、バタバタと目の前の仕事をすることで精一杯の毎日だったそうです。
オープニングスタッフとして働いていた同僚が、退職した理由は次のとおりです。
- 最新式の機械浴を使いこなせないからシャワー浴で終わらせたり、なんかモヤモヤする。
- 入居者がサービスに不満を持ち、他の施設に移っていく。
- このままこの施設で働くのが不安。
新規参入した介護施設で働くメリットは、一から築いていくためやりがいがあります。
人間関係もフラットで介護経験者なら働きやすい環境です。
事業拡大で新規オープンする介護施設



事業拡大で新規オープンする施設の特徴は、介護のノウハウがあることです。
新規オープンのときに関連施設から異動という形で働くスタッフもいるので、最初から介護リーダーやユニットリーダーがいたり、派閥があることもあります。
事業拡大で新規オープンする介護施設の特徴は次のとおりです。
- 介護のノウハウがある
- マニュアルが整備されている
- 最初から派閥があるかもしれない
マニュアルが整備されていたり教育のノウハウもあるので、介護未経験者は働きやすい環境です。
オープニングスタッフとして働く方法



オープニングスタッフとして働く方法は、こまめに求人をチェックして見逃さないことです。
オープニングスタッフの募集はレアなので、早い者勝ちです。
働きながらこまめに求人をチェックするのが大変なら、転職エージェントを活用するのがオススメ。
なぜなら、オープニングスタッフの募集があったときに、転職エージェントが教えてくれるからです。
あらかじめ、条件を指定して募集があったときだけ連絡をもらうようにすればOK。
仕事探しは転職エージェントにおまかせして、自分は今の仕事に専念できます。
たとえば、転職の条件を指定するなら…
- 事業拡大に伴う新規オープン
- 介護付き有料老人ホーム
- 自宅から片道30分以内
- 働く条件:正社員
- 年収400万円以上
- 親会社がしっかりしているか
あなたの理想はどんな条件ですか?
自分にあった転職エージェントの選び方
転職エージェントは、運営会社によって強みと弱みがあります。
何も考えずにに登録すると、ミスマッチが起きます。
人気の転職エージェントの特徴は次のとおりです。
転職サイトについて、より詳しく知りたい方は、次の記事をチェックしてください。
転職エージェントに複数登録するべきか?➡まずは自分に合った1社に登録して、求人数に物足りなさを感じたら他の転職サイトの登録を検討しましょう。
最初から複数に登録すると管理が大変になりますよ。
詳しくはこちら
【要注意】介護転職サイトは複数登録するべき?後悔する人の特徴
よくある質問【Q&A】
- 介護未経験でもオープニングスタッフはできますか?
-
できますが、正直ハードです。
教えてくれる先輩がいないので、自分で考えて動く場面が多いです。
不安な人は、教育体制が整った既存施設の方が安心です。 - オープニングスタッフに向いている人はどんな人ですか?
-
自分から動けて、完璧を求めすぎない人です。
ルール作りや試行錯誤を楽しめる人、周りと相談しながら進められる人は向いています。 - オープニングスタッフで失敗しないコツは?
-
事前に職場の情報をできるだけ集めることです。
研修内容、管理者の介護経験、相談できる先輩の有無は必ず確認しましょう。 - オープニングスタッフが合わないと感じたら、どうすればいい?
-
早めに相談・転職を考えてOKです。
「我慢が足りない」のではありません。
合わない環境で無理をしない判断も、立派な選択です。 - オープニングスタッフは給料が高いって本当?
-
条件が良く見えるだけのケースもあります。
人手不足対策で高く見せていることもあり、業務量が多い場合もあります。
給料だけで判断しないことが大切です。 - オープニングスタッフを選ぶ前に必ず確認すべきことは?
-
管理者の経験と、相談できる体制です。
「困ったとき誰に聞けるか」が曖昧な職場は要注意です。
まとめ
- 経験がない人はすぐ辞めがち
オープニングスタッフでは、仕事を教えてくれる先輩がいません。なので、未経験の人は仕事について行けずに辞めてしまうことがあります。 - 言われたことだけ待ってしまう人は続きにくい
新しい職場では、自分で考えて動いたり、みんなで決めていくことが大切です。指示を待っているだけの人は周りと合わなくて辞めてしまうことがあります。 - 責任感が強すぎる人は疲れてしまう
なんでも1人で頑張りすぎるタイプは、いつも自分で全部やろうとして体や気持ちが疲れてしまいます。
今回は「オープニングスタッフですぐ辞める人の特徴」について解説しました。
最後におさらいします。
オープニングスタッフですぐ辞める人の特徴は次のとおりです。
- 未経験者や経験が浅い人
- 指示を待つタイプの人
- 責任感が強すぎる人
新規オープンする介護施設には2つのパターンがあります。
- 介護業界に新規参入してオープンする介護施設(介護経験者向け)
- 事業拡大で新規オープンする介護施設(介護未経験者向け)
オープニングスタッフの求人は、求人票だけでは分からないことが多いです。
特に確認したいのは、
- 管理者の介護経験
- 研修期間
- 相談できるリーダーの有無
- 系列施設からの応援体制
この4つです。
自分で聞きにくい場合は、介護専門の転職エージェントに確認してもらうと失敗を減らせます。
「オープニング求人が出たら教えてほしい」と伝えておくと、働きながらでも探しやすいですよ。
新築の匂いがする新しい施設で、気の合う仲間と伸び伸びと働きましょう。
この記事を読み終えた、情報収集の能力が高いあなたなら大丈夫です。
最後まで読んでくれた、あなたを応援しています。
では、また。

















