【マンガでわかる】介護職がつらいと感じる理由9選|まずやるべきこと7選や選択肢8選を紹介

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この記事の要約
  • 介護職がつらいと感じるのは、甘えではありません。
  • 人手不足や夜勤、人間関係、身体的な負担など、心身を削る原因が重なっている可能性があります。
  • まずは何がつらいのかを整理し、自分を壊す前に働き方や職場環境を見直しましょう。
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目次

介護職がつらいと感じる理由【9選】

介護職がつらいと感じる理由は、ひとつではありません。

  • 体力的なしんどさ
  • 人間関係のストレス
  • 責任の重さ
  • 給料への不満
  • 利用者さんや家族との関わり

こうしたものが少しずつ積み重なって、ある日ふと「もう無理かもしれない」と感じるようになります。

しかも介護の仕事は、「人の役に立つ仕事」です。

だからこそ、つらいと感じても、自分の気持ちを後回しにしてしまいやすいです。

でも、つらさには必ず理由があります。

ここでは、介護職がつらいと感じやすい主な理由を、できるだけ具体的に整理していきます。

1.人手不足で業務量が多すぎる

介護職のつらさとして、まず大きいのが人手不足です。

本来なら複数人で対応するべき業務を、少ない人数で回さなければいけない。

これが日常化している職場は少なくありません。

朝の時間帯を考えると、わかりやすいです。

起床介助、トイレ誘導、更衣介助、食事の準備、服薬確認、口腔ケア、記録。

これらを限られた時間の中で、次々とこなしていきます。

その途中でナースコールが鳴り、転倒リスクのある利用者さんの見守りも必要になります。

認知症の利用者さんが不安になって歩き回ることもあります。

一人ひとりに丁寧に関わりたいと思っていても、現場は待ってくれません。

「本当はもっとゆっくり声をかけたい」

「でも、次の人の介助に行かないと間に合わない」

この板挟みが、介護職の心を削ります。

忙しいだけなら、まだ耐えられるかもしれません。

でも、忙しさの中で「利用者さんに十分なケアができていない」と感じると、罪悪感まで抱えることになります。

これがかなり重いのです。

なぜ人手不足なのか?詳しく知りたい方はこちら

2.夜勤や不規則な勤務で体力が削られる

介護職のつらさは、勤務時間の不規則さにもあります。

早番、日勤、遅番、夜勤。

シフトが複雑で、生活リズムが整いにくい仕事です。

特に夜勤は、体への負担が大きいです。

夜中に何度も巡回し、ナースコールに対応し、トイレ介助を行い、急変がないか気を配ります。

仮眠時間がある職場でも、実際には落ち着いて眠れないこともあります。

「いつ呼ばれるかわからない」と思うと、体は横になっていても、頭は休まりません。

夜勤明けで家に帰っても、すぐに眠れない。

眠れたとしても、数時間で目が覚める。

休日は回復だけで終わってしまい、友人と会う気力も、趣味を楽しむ余裕もなくなっていく。

こうなると、仕事だけでなく、生活全体が介護のシフトに支配されているような感覚になります。

体力が削られると、心の余裕もなくなります。

普段なら受け流せる言葉に傷ついたり、小さなミスで自分を強く責めたりするようになります。

夜勤が合わない人は、根性が足りないのではありません。

体質や生活環境に合っていないだけです。

夜勤をグッ軽くするコツはこちら

3.身体的な負担が大きい

介護職は、想像以上に体を使う仕事です。

  • 移乗介助
  • 入浴介助
  • 排泄介助
  • 体位交換
  • 車椅子の移動
  • ベッド周りの環境整備

ひとつひとつの動作に、腰、膝、肩、腕への負担がかかります。

特に腰痛に悩む介護職は多いです。

利用者さんの体を支えようとして、無理な姿勢になる。

急にバランスを崩した利用者さんを、とっさに支える。

入浴介助で中腰の姿勢が続く。

こうした負担が、毎日のように積み重なります。

しかも、現場が忙しいと、正しい介助姿勢を意識する余裕もなくなります。

本来なら二人介助が必要な場面でも、人手が足りず、一人で対応せざるを得ないこともあるでしょう。

その結果、腰を痛める。

でも、休むと現場に迷惑がかかると思って、痛み止めを飲みながら出勤する。

これでは、体が悲鳴を上げるのも当然です。

介護職のつらさは、精神論では片づけられません。

体を壊すリスクが現実にある仕事です。

体に負担をかけない介助方法はこちら

4.利用者さんとの関わりで精神的に疲れる

介護の仕事は、人と深く関わる仕事です。

だからこそ、やりがいがあります。

でも同時に、人と関わるからこそのしんどさもあります。

たとえば、

  • 認知症の利用者さんに何度も同じことを聞かれる。
  • 介助を拒否される。
  • 強い口調で怒られる。
  • 安全のために声をかけているのに、「うるさい」と言われる。

頭では「病気の影響だ」とわかっていても、心が傷つかないわけではありません。

毎日、何度も否定的な言葉を受けていると、少しずつ疲れていきます。

さらに難しいのは、介護職は感情をそのまま出せないことです。

腹が立っても、悲しくても、利用者さんの前では冷静に対応しなければいけません。

これが続くと、心の中に疲れが溜まっていきます。

「自分は冷たい人間になっているのではないか」

「利用者さんに優しくできない自分が嫌だ」

そんなふうに、自分を責めてしまう人もいます。

でも、それはあなたが悪いのではありません。

感情を抑え続ける仕事は、それだけで大きな負荷がかかるのです。

利用者さんから好かれる人と嫌われる人の特徴とは?

利用者さんからの暴言・暴力対策はこちら

5.家族対応やクレーム対応がつらい

介護職の仕事は、利用者さんへのケアだけではありません。

家族対応もあります。

これが精神的な負担になることがあります。

家族からすれば、大切な親や配偶者を預けているわけです。

不安や心配があるのは自然です。

ただ、その不安が強い言葉になって、現場の職員に向けられることがあります。

「もっとちゃんと見てください」

「なぜこんなことになったのですか」

「前の職員さんはやってくれました」

こうした言葉を受けると、現場の職員はかなり疲れます。

もちろん、説明責任はあります。

ミスがあれば改善も必要です。

でも、慢性的な人手不足の中で必死に対応している職員にとって、家族からの厳しい言葉は重くのしかかります。

特につらいのは、自分だけではどうにもできない問題まで、現場職員が受け止めなければいけないことです。

施設の体制、人員配置、料金、方針。

本来は管理者や施設全体で対応するべきことでも、最初に言葉を受けるのは現場の介護職だったりします。

これが続くと、「何をしても責められる」と感じてしまいます。

クレームの対応策はこちら

6.職員同士の人間関係がしんどい

介護職を辞めたい理由として、かなり多いのが職員同士の人間関係です。

介護そのものより、人間関係がつらいという人は多いです。

忙しい現場では、どうしても空気がピリピリしやすくなります。

ちょっとした伝達ミスで責められる。

新人に対してきつい言い方をする先輩がいる。

陰口が多い。

派閥のようなものがある。

質問しにくい雰囲気がある。

こういう職場だと、出勤前から気が重くなります。

介護の仕事はチームで行うものです。

だからこそ、職員同士の関係が悪いと、一気につらくなります。

「この人に申し送りをするのが怖い」

「ミスをしたら何を言われるかわからない」

「わからないことを聞きたいのに、聞けない」

この状態で働き続けるのは、かなりしんどいです。

しかも、人間関係の悪い職場ほど、利用者さんへのケアにも影響が出ます。

連携が悪くなり、情報共有が遅れ、現場全体に余裕がなくなります。

介護が嫌になったのではなく、「その職場の空気」が合っていないだけというケースは本当に多いです。

人間関係を築く方法を詳しく知る

お局とうまく付き合う方法はこちら

7.給料と責任の重さが見合わない

介護職は、責任の重い仕事です。

利用者さんの命や生活に関わります。

転倒、誤薬、誤嚥、急変、感染症対応など、常にリスクを意識しながら働きます。

その一方で、給料に満足できないと感じる人も多いです。

「これだけ体力を使っているのに」

「夜勤もしているのに」

「人の命に関わる仕事なのに」

「なぜこの収入なのだろう」

そう感じるのは、自然なことです。

もちろん、介護の仕事にやりがいを感じている人もいます。

利用者さんの笑顔や感謝の言葉に支えられている人もいるでしょう。

でも、やりがいだけで生活はできません。

家賃、食費、光熱費、子どもの教育費、老後の不安。

現実の生活があります。

責任は重い。

体力も使う。

精神的にも疲れる。

それなのに収入が見合わないと感じると、心が折れやすくなります。

「自分は何のためにここまで頑張っているのだろう」と思ってしまうのです。

介護職の給料が安い理由はこちら

介護職が給料を上げる方法3選

8.事故やミスへのプレッシャーが強い

介護現場では、どれだけ注意していても事故のリスクがあります。

転倒、転落、誤薬、誤嚥、皮膚トラブル、所在不明。

小さな見落としが、大きな問題につながることもあります。

だから介護職は、常に気を張っています。

食事中は、むせていないかを見る。

移動中は、足元がふらついていないかを見る。

夜間は、ベッドから起き上がっていないか確認する。

入浴中は、体調の変化に注意する。

これを複数の利用者さんに対して行います。

責任感のある人ほど、「自分が見逃したらどうしよう」と考えます。

一度ヒヤリハットを経験すると、その場面が頭から離れないこともあります。

もちろん、安全管理は大切です。

でも、事故をすべて現場職員の注意力だけで防ごうとすると、職員は追い詰められます。

人員体制、設備、業務量、情報共有。

本来は仕組みで防ぐべきことまで、個人の責任にされる職場は危険です。

「ミスをしたら終わり」という空気の中では、人は安心して働けません。

事故報告書を書くコツはこちら

ヒヤリハット報告書のテンプレはこちら

9.感謝される場面より、怒られる場面が記憶に残る

介護職は、感謝される仕事です。

これは間違いありません。

ただ、現場で働いていると、感謝よりも注意、クレーム、叱責のほうが強く記憶に残ることがあります。

人間は、良い言葉よりも、傷つく言葉を長く覚えてしまうものです。

利用者さんから「ありがとう」と言われた。

でも、そのあとに別の利用者さんから強く拒否された。

家族から感謝された。

でも、翌日に別の家族からクレームを受けた。

上司から褒められることは少ない。

でも、記録漏れや申し送り不足はすぐに指摘される。

これが続くと、「自分は役に立っているのだろうか」と感じるようになります。

本当は、ちゃんと価値を生んでいます。

利用者さんの生活を支えています。

家族の安心にもつながっています。

でも、現場で受け取る言葉が厳しいものに偏ると、自己肯定感が削られていきます。

「頑張っても報われない」と感じるのは、こういう積み重ねから生まれます。

介護職のメンタルケアはこちら

介護の仕事が嫌なのではなく、今の環境がつらい場合もある

ここは、最後に強調しておきたいです。

「介護職がつらい」と感じたとき、すぐに「自分は介護に向いていない」と決めつけなくていいです。

もちろん、介護の仕事そのものが合わない人もいます。

それはそれで、別の道を考えて大丈夫です。

でも実際には、介護が嫌なのではなく、今の職場がつらいだけというケースも多いです。

  • 夜勤が合わないだけかもしれません
  • 人間関係が悪い職場にいるだけかもしれません
  • 人手不足がひどい施設にいるだけかもしれません
  • 管理者が現場を見ていないだけかもしれません

同じ介護職でも、施設形態や働き方が変われば、負担は大きく変わります。

特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、デイサービス、訪問介護、グループホーム、介護事務、生活相談員。

介護業界の中にも、いろいろな働き方があります。

「介護職がつらい」と感じたら、まずは原因を分けてください。

仕事そのものがつらいのか。

今の職場がつらいのか。

夜勤や身体介助がつらいのか。

人間関係がつらいのか。

ここを分けるだけで、次の選択肢が見えてきます。

この章のまとめ:つらさを言語化すると、次の行動が見えてきます

介護職がつらい理由は、気持ちの弱さではありません。

  • 人手不足
  • 夜勤
  • 身体的な負担
  • 利用者さんや家族との関わり
  • 職員同士の人間関係
  • 給料への不満
  • 事故やミスへのプレッシャー

こうしたものが重なれば、誰でも苦しくなります。

大事なのは、「つらい」と感じた自分を責めないことです。

その代わりに、何がつらいのかを具体的に分けてみてください。

つらさを言語化できると、対策も見えてきます。

職場を変えるのか。

夜勤をやめるのか。

介護業界の中で働き方を変えるのか。

いったん休むのか。

別の仕事に進むのか。

選択肢はひとつではありません。

自分を壊す前に、まずは「何がつらいのか」をはっきりさせましょう。

介護職がつらいと感じるのは、甘えではない

介護職がつらいと感じるのは、甘えではありません。

まずここは、かなり強めに言っておきたいところです。

介護の仕事は、人の生活と命に近いところで働く仕事。

食事、排泄、入浴、移動、服薬、見守り、記録、家族対応、急変対応まで、毎日の業務が本当に幅広いです。

しかも、相手は機械ではなく人間です。

その日の体調、気分、認知症の症状、家族との関係、職員の人数によって、現場の負担は大きく変わります。

同じ1日でも、昨日は何とか回ったのに、今日はまったく回らない。

そういうことが普通に起こる仕事です。

なので、「介護職がつらい」と感じるのは、根性が足りないからではありません。

仕事の構造そのものが、心身に負担をかけやすいのです。

「人の役に立つ仕事」だからこそ、つらさを言いにくい

介護職のしんどさは、ここにあります。

「人の役に立つ仕事」だからこそ、つらいと言いにくいのです。

たとえば、利用者さんから「ありがとう」と言われることがあります。

家族から感謝されることもあります。

その瞬間は、たしかにうれしいですよね。

「この仕事をしていてよかった」と感じることもあるでしょう。

でも、その一方で、

  • 現場では人手が足りず、休憩も十分に取れない
  • 夜勤明けで体がボロボロなのに、また次の勤務が来る
  • 認知症の利用者さんに何度も同じ説明をして、強い言葉をぶつけられる
  • ナースコールが鳴り続け、記録も終わらず、職員同士の空気も重い

こういう日が続けば、しんどくなるのは当然です。

それなのに、「でも利用者さんのためだから」と自分を押し込めてしまう。

これが危ないのです。

善意がある人ほど、限界まで我慢してしまいます。

「みんな頑張っているから」と比べなくていい

介護現場では、「みんな大変だから」という空気が生まれやすいです。

これも、かなり厄介です。

たとえば、自分はもう限界なのに、先輩が普通に夜勤をこなしている。

同僚が文句を言わずに残業している。

上司から「この業界はどこも大変だから」と言われる。

そうすると、「つらいと思う自分が弱いのかな」と考えてしまうわけです。

でも、人によって体力も、家庭環境も、メンタルの状態も違います。

睡眠不足に強い人もいれば、夜勤で一気に体調を崩す人もいます。

認知症対応が得意な人もいれば、暴言や拒否が続くと深く傷つく人もいます。

腰痛を抱えている人もいれば、家に帰ってから育児や介護がある人もいます。

同じ職場で働いていても、受けている負荷は同じではありません。

だから、「他の人は耐えているから、自分も耐えなければ」と考えなくていいです。

その比較は、あまり意味がありません。

やさしい介護職ほど苦しくなりやすい

これも大事です。

介護職で苦しくなる人は、責任感がない人ではありません。

むしろ、まじめで、やさしくて、相手のことを考えすぎる人ほど苦しくなります。

たとえば、利用者さんに強い口調で対応してしまった日があるとします。

本当はそんな言い方をしたくなかった。

でも、業務が詰まっていて、ナースコールも重なって、余裕がなかった。

そのあとで、「自分は介護職に向いていないのでは」と落ち込む。

こういうこと、あると思います。

でも、それはあなたの人間性が悪いという話ではありません。

余裕がなくなる環境に置かれているという話です。

人は、追い詰められると、普段の自分ではない反応をしてしまいます。

水が入っていないコップから、水は注げません。

自分のエネルギーが空っぽなのに、利用者さんにやさしくし続けるのは無理があります。

「辞めたい」と思うことは悪くない

介護職がつらくて、「辞めたい」と思うこともあるでしょう。

それ自体は、悪いことではありません。

むしろ、心と体が出している大事なサインです。

「もう限界かもしれない」

「このまま続けたら壊れるかもしれない」

「働き方を変えたほうがいいかもしれない」

そういう内側からの警告です。

ここで大事なのは、「辞めたいと思う自分はダメだ」と責めることではありません。

なぜ辞めたいのかを、落ち着いて分けることです。

  • 介護の仕事そのものが合わないのか
  • 今の施設の人間関係がつらいのか
  • 夜勤が体に合わないのか
  • 給料と責任のバランスに納得できないのか
  • 利用者対応より、職員同士の関係に疲れているのか

ここを分けるだけで、次の選択肢が見えてきます。

つらいと感じたときは、環境を見直すタイミング

介護職がつらいと感じたときに、まず考えてほしいのは「自分が弱いのか」ではありません。

「今の働き方を続けて大丈夫なのか」です。

ここを間違えると、自分を責め続けてしまいます。

つらい原因が夜勤なら、夜勤なしの職場を探す選択肢があります。

人間関係が原因なら、施設を変えるだけでかなり楽になることがあります。

身体的な負担が大きいなら、デイサービス、訪問介護、介護事務、生活相談員など、別の働き方もあります。

介護業界から離れるという選択肢もあります。

大事なのは、「つらい=自分がダメ」と決めつけないことです。

つらいという感覚は、今の環境を見直すためのサインです。

この章のまとめ:自分を責める前に、つらさの原因を分ける

介護職がつらいと感じるのは、甘えではありません。

人手不足、夜勤、身体的負担、精神的ストレス、人間関係、責任の重さ。

これらが重なれば、誰でもしんどくなります。

それでも、「利用者さんのために」と頑張ってきた人ほど、自分の限界に気づくのが遅れます。

でも、自分を壊してまで続けることが正解ではありません。

まずは、つらさの原因を紙に書き出してみてください。

「仕事そのものがつらいのか」

「今の職場がつらいのか」

「働き方が合っていないのか」

この3つに分けるだけでも、かなり見え方が変わります。

あなたが甘えているのではありません。

今の環境や働き方を、見直すタイミングが来ているのです。

介護職がつらいと感じたときに、まずやるべきこと【7選】

介護職がつらいと感じたとき、いきなり「辞めるか、続けるか」で考えないほうがいいです。

この二択にすると、判断が重くなりすぎます。

疲れ切っている状態で大きな決断をしようとすると、冷静に考えられません。

まずやるべきことは、「自分は何に苦しんでいるのか」を分けることです。

  • 介護の仕事そのものがつらいのか
  • 今の職場がつらいのか
  • 夜勤やシフトがつらいのか
  • 人間関係がつらいのか
  • 給料や将来性に不安があるのか

ここを分けるだけで、次に取るべき行動がかなり見えてきます。

「もう無理」と感じているときほど、頭の中では全部が一緒になっています。

だからこそ、まずは整理です。

1.いきなり退職を決める前に、つらさの原因を書き出す

最初にやるべきことは、紙やスマホのメモに、つらいことをそのまま書き出すことです。

きれいに書かなくて大丈夫です。

文章になっていなくても問題ありません。

「夜勤がしんどい」

「先輩が怖い」

「利用者さんに怒鳴られるのがつらい」

「腰が痛い」

「給料が低い」

「休みの日も仕事のことを考えてしまう」

「人手不足でずっと走っている感じがする」

こんな感じで、思いつくままに出していきます。

ここで大事なのは、「自分が弱いから」とまとめないことです。

それでは何も解決しません。

つらさには、だいたい具体的な原因があります。

原因が見えれば、対策も見えます。

たとえば、「介護職がつらい」と思っていたけれど、書き出してみると「夜勤明けに眠れないこと」が一番つらいとわかるかもしれません。

その場合、介護職を辞める前に、夜勤なしの職場を探す選択肢があります。

あるいは、「利用者さんの対応」よりも「職員同士の人間関係」が一番しんどいとわかることもあります。

その場合、介護の仕事が向いていないのではなく、今の職場が合っていない可能性が高いです。

2.「仕事そのもの」と「今の職場」を分けて考える

介護職がつらいときに、かなり大事なのがこの視点です。

「介護の仕事そのものがつらい」のか。

「今の職場がつらい」のか。

ここを混ぜると、判断を間違えます。

たとえば、利用者さんと話す時間は好き。

生活を支える仕事にも意味を感じている。

でも、今の職場は人手不足で、いつもバタバタしている。

上司に相談しても「みんな大変だから」で終わる。

先輩の言い方もきつくて、出勤前から気分が重い。

この場合、介護そのものが嫌いなのではなく、「今の職場環境」がつらい可能性が高いです。

一方で、排泄介助や入浴介助そのものがどうしても苦痛。

利用者さんと長く関わることに強いストレスを感じる。

人の生活に深く入る仕事自体が合わない。

この場合は、介護職以外の道も考えたほうがいいかもしれません。

どちらが正しい、間違いという話ではありません。

大事なのは、自分に合わないものを正確に見つけることです。

合わない職場から離れるだけで楽になる人もいます。

一方で、業界そのものを変えたほうが回復する人もいます。

3.体に症状が出ているなら、最優先で休む準備をする

介護職がつらいと感じているだけでなく、体に症状が出ているなら注意が必要です。

たとえば、こんな状態です。

  • 出勤前に涙が出る
  • 朝になると吐き気がする
  • 眠れない日が続いている
  • 食欲が落ちている
  • 休日も動けない
  • 動悸がする
  • 職場のことを考えるだけで息苦しくなる

こうなっているなら、「もう少し頑張れば何とかなる」と考えないほうがいいです。

心身が限界に近づいているサインです。

この段階で必要なのは、根性ではありません。

休むことです。

職場に迷惑がかかると思うかもしれません。

でも、あなたが完全に壊れてしまったら、復帰にはもっと時間がかかります。

まずは有給を取る。

難しければ、上司に勤務調整を相談する。

それも無理なら、医療機関や公的な相談窓口に相談する。

診断書が必要になるケースもあります。

「休むなんて甘えでは」と思う人もいるでしょう。

でも、体に症状が出ている時点で、すでに気合いでどうにかする段階を超えています。

ここは、自分の体を優先してください。

厚生労働省の「こころの耳」という相談窓口があります。
電話、SNS、メールで相談できるので、
ひとりで抱えずに相談してみてはどうでしょうか?

厚生労働省「こころの耳」はこちら

https://kokoro.mhlw.go.jp

4.信頼できる人に相談する

つらいときほど、一人で抱え込まないほうがいいです。

介護職は責任感が強い人ほど、「自分が我慢すればいい」と考えがちです。

でも、一人で考えていると、どんどん視野が狭くなります。

「自分が悪い」

「辞めたら迷惑がかかる」

「どこに行っても同じかもしれない」

「もう選択肢がない」

こういう考えになりやすいです。

だから、まずは誰かに話してください。

家族でもいいです。

友人でもいいです。

職場の信頼できる先輩でもいいです。

転職経験のある人でもいいです。

話す内容は、うまくまとめなくて大丈夫です。

「最近、出勤前に涙が出る」

「夜勤が続いて体が戻らない」

「先輩の言い方がきつくて、仕事に行くのが怖い」

「利用者さんに優しくできなくなってきて、自分が嫌になる」

このくらい具体的に話せると、相手も状況を理解しやすくなります。

人に話すだけで、自分の状態を客観的に見られることがあります。

「それは普通にきついよ」と言われて、初めて自分が無理をしていたことに気づく人もいます。

相談する人がいなければこちら

5.職場に相談するときは、感情ではなく事実で伝える

職場に相談できそうなら、上司や管理者に話してみるのも選択肢です。

ただし、相談するときは、感情だけで伝えるより、事実を整理して伝えたほうがいいです。

「つらいです」
「もう無理です」

だけだと、相手に深刻さが伝わらないことがあります。

もちろん、その言葉も本音です。

でも、職場を動かすには、具体的に伝える必要があります。

たとえば、こうです。

「夜勤明けに眠れない状態が続いていて、体調が戻りません」

「腰痛が悪化していて、入浴介助が続く日はかなり厳しいです」

「〇〇さんとの勤務時に強い言い方をされることが続いていて、精神的にきついです」

「休憩が取れない日が続いていて、集中力が落ちています」

「このままだと勤務を続けるのが難しいです」

ここまで言うと、相談ではなく、改善が必要な問題として伝わりやすくなります。

お願いする内容も、具体的にしましょう。

  • 夜勤回数を減らしてほしい
  • 入浴介助の担当を調整してほしい
  • 勤務フロアを変えてほしい
  • 特定の職員とのシフトを見直してほしい
  • 有給を取りたい
  • 一度面談の時間を作ってほしい

職場がまともなら、何らかの対応を考えるはずです。

逆に、ここまで伝えても「みんな大変だから」で終わる職場なら、その職場に長くいるのは危険です。

6.「辞める前提」ではなく「選択肢を増やす前提」で情報を集める

つらいときに転職サイトを見ると、「もう辞めるしかない」と感じるかもしれません。

でも、最初から辞める前提でなくていいです。

目的は、選択肢を増やすことです。

今の職場しか知らないと、「介護業界は全部こうなのかな」と思ってしまいます。

でも実際には、施設によって働き方はかなり違います。

  • 夜勤なしのデイサービス
  • 一対一で関われる訪問介護
  • 身体介助が少なめの施設
  • 教育体制が整っている職場
  • 人間関係を重視している職場
  • 介護事務や生活相談員のような働き方

同じ介護業界でも、負担の種類は変わります。

情報を集めるだけなら、今の職場をすぐ辞める必要はありません。

  • 求人を見る
  • 口コミを見る
  • 転職エージェントに相談する
  • ハローワークで条件を聞く
  • 知人に別施設の話を聞く

こうやって外の世界を見るだけでも、「今の職場がすべてではない」とわかります。

これはかなり大事です。

逃げ道が見えると、人は少し落ち着きます。

※登録不要で電話も来ない。
気軽に情報収集するなら「リジョブケア」

7.退職を考える前に、生活面を確認する

退職を考えること自体は悪くありません。

ただ、勢いだけで辞めると、生活面で苦しくなることがあります。

特に一人暮らしの人や、家族を支えている人は、先に現実的な確認をしておきましょう。

  • 貯金はいくらあるのか
  • 何か月分の生活費があるのか
  • 失業手当の対象になるのか
  • 次の仕事は介護職で探すのか、別業種にするのか
  • 退職後すぐ働くのか、少し休むのか
  • 健康保険や年金の手続きはどうするのか

こういう話は、面倒です。

でも、ここを見ないまま辞めると、退職後に別の不安が出てきます。

「仕事からは離れられたけど、お金が不安で休めない」という状態になると、回復しにくいです。

可能であれば、退職前に次の選択肢をいくつか用意しておきましょう。

ただし、心身が限界で危険な状態なら、生活設計より先に安全確保です。

その場合は、休職、有給、医療機関、家族への相談を優先してください。

今日やることは、小さくていい

つらいときに、完璧な答えを出そうとしなくていいです。

  • 転職するか
  • 辞めるか
  • 続けるか
  • 介護業界を離れるか

こういう大きな決断は、少し落ち着いてからで大丈夫です。

まずは、小さな行動でいいです。

  • スマホのメモに、つらいことを5つ書く
  • 勤務表を見て、特につらいシフトを書き出す
  • 信頼できる人に「少し話を聞いてほしい」と送る
  • 求人を10分だけ見る
  • 有給が何日残っているか確認する
  • 近くの心療内科や相談窓口を調べる

これくらいで十分です。

大きな問題は、小さく分けないと動けません。

逆に言えば、小さく分ければ、少しずつ動けます。

この章のまとめ:まずは「辞めるかどうか」ではなく、原因を分けましょう

介護職がつらいと感じたとき、最初にやるべきことは、退職届を書くことではありません。

自分を責めることでもありません。

まずは、つらさの原因を分けることです。

  • 介護の仕事そのものがつらいのか
  • 今の職場がつらいのか
  • 夜勤がつらいのか
  • 人間関係がつらいのか
  • 体に限界が来ているのか

ここを見れば、次の行動が見えてきます。

そして、体に症状が出ているなら、最優先で休む準備をしてください。

信頼できる人に話してください。

職場に相談するなら、事実と希望を具体的に伝えてください。

情報収集も始めましょう。

今の職場だけが、あなたの世界ではありません。

つらさを我慢し続けることが、正解ではないです。

自分を壊す前に、まずは小さく整理して、次の一歩を作っていきましょう。

介護職がつらいときの選択肢【8選】

介護職がつらいとき、選択肢は「我慢する」か「辞める」だけではありません。

ここを二択で考えると、かなり苦しくなります。

本当は、その間にいくつもの道があります。

今の職場で働き方を調整する。

同じ介護業界の中で職場を変える。

介護職の経験を活かして、別の職種に移る。

いったん休む。

介護業界から離れる。

どれを選んでもいいです。

大事なのは、「自分が何に苦しんでいるのか」に合わせて選ぶことです。

夜勤がつらい人と、人間関係がつらい人では、選ぶべき道が違います。

身体介助が限界の人と、給料に不満がある人でも、取るべき行動は変わります。

まずは、自分に合う選択肢をひとつずつ見ていきましょう。

1.今の職場で働き方を調整する

いきなり転職する前に、今の職場で調整できることがあるなら、一度相談してみる価値はあります。

たとえば、夜勤がきついなら、夜勤回数を減らせないか相談する。

腰痛がつらいなら、入浴介助や移乗介助の担当を調整できないか聞いてみる。

人間関係が原因なら、フロア異動やシフト調整ができないか相談する。

育児や家庭の事情で疲れているなら、時短勤務や固定シフトをお願いできないか確認する。

具体的には、こんな伝え方です。

「夜勤明けに体調が戻らない状態が続いていて、このままだと勤務継続が難しいです。

夜勤回数を月〇回までに調整できないでしょうか。」

「腰痛が悪化していて、入浴介助が続く日はかなり厳しいです。

担当業務を一部調整できないか相談したいです。」

「〇〇さんとの勤務が続くと精神的にきつく、出勤前から不安が強くなっています。

可能であればシフトや配置について相談したいです。」

ここで大事なのは、「つらいです」だけで終わらせないことです。

  • 何がつらいのか?
  • どう変えてほしいのか?

この2つをセットで伝えましょう。

ただし、相談しても「みんな大変だから」で終わる職場なら、無理に残る必要はありません。

まともな職場なら、少なくとも話は聞きます。

話すら聞かない職場は、あなたを守る気がない職場です。

2.同じ介護職で職場を変える

介護の仕事そのものにやりがいを感じているなら、同じ介護職で職場を変える選択肢があります。

これが合うのは、「介護は嫌いではないけれど、今の職場がつらい」という人です。

たとえば、利用者さんと関わることは好き。

生活を支える仕事にも意味を感じている。

でも、今の施設は人手不足がひどい。

上司に相談しても改善されない。

職員同士の空気が悪く、出勤前から気が重い。

この場合、介護職を辞める前に、職場を変えるだけで状況が大きく変わる可能性があります。

同じ介護職でも、施設によって全然違います。

  • 教育体制がある
  • 職員の定着率が高い
  • 休憩がきちんと取れる。
  • 管理者が現場を見ている

逆に、常に求人を出していて、人がすぐ辞める職場もあります。

転職先を見るときは、給料だけで決めないほうがいいです。

  • 人員体制
  • 夜勤の人数
  • 休憩の取りやすさ
  • 残業の多さ
  • 離職率
  • 教育体制
  • 職場見学の雰囲気

ここを見るだけで、かなり失敗を減らせます。

面接では、きれいな言葉よりも現場の実態を聞きましょう。

「夜勤は何名体制ですか」
「休憩は実際に取れていますか」
「入職後の教育はどのように進みますか」
「直近1年で退職された方はどのくらいいますか」
「職場見学はできますか」

こういう質問をして、曖昧にごまかす職場は注意です。

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3.夜勤なしの介護職に変える

夜勤がつらい人は、夜勤なしの働き方を選ぶだけで、かなり楽になることがあります。

介護職がつらい原因が、仕事内容そのものではなく「生活リズムの崩れ」にある人は多いです。

  • 夜勤明けに眠れない
  • 休日も疲れが抜けない
  • 食欲が乱れる
  • 家族や友人との予定が合わせにくい
  • 体調がずっと悪い

こういう場合、夜勤を続ける前提で考えなくていいです。

夜勤なしで働ける介護の仕事もあります。

代表的なのは、デイサービスです。

日中に利用者さんを受け入れ、食事、入浴、レクリエーション、機能訓練の補助などを行う仕事です。

夜勤がないので、生活リズムを整えやすいです。

日曜休みの施設もあり、家庭や子育てと両立しやすい場合もあります。

訪問介護も選択肢になります。

利用者さんの自宅に行き、生活援助や身体介護を行います。

一対一で関われるため、施設のように複数人を同時に見なければいけないプレッシャーが少ないと感じる人もいます。

ただし、移動や一人で判断する場面もあるので、向き不向きはあります。

夜勤が合わないからといって、介護職に向いていないわけではありません。

単に勤務形態が合っていないだけのことも多いです。

4.身体介助が少ない仕事に移る

腰痛や体力面が限界なら、身体介助が少ない仕事に移るのも現実的です。

介護職は体を使う仕事です。

移乗介助、入浴介助、排泄介助が続くと、腰や膝への負担はかなり大きいです。

痛み止めを飲みながら働いている人もいるでしょう。

でも、体を壊してしまうと、その後の選択肢が狭くなります。

無理を続ける前に、負担の少ない働き方を考えたほうがいいです。

たとえば、介護事務があります。

介護報酬請求、書類作成、電話対応、受付、施設内の事務サポートなどを行う仕事です。

現場経験がある人は、利用者さんや職員の動きがわかるため、事務でも強みになります。

生活相談員も選択肢です。

利用者さんや家族との相談対応、入退所の調整、関係機関との連絡などを行います。

資格要件がある場合もありますが、介護経験を活かしやすい仕事です。

また、福祉用具専門相談員という道もあります。

利用者さんの状態に合わせて、車椅子、介護ベッド、手すりなどの福祉用具を提案する仕事です。

現場を知っている人ほど、「この利用者さんには何が必要か」をイメージしやすいです。

身体介助がきついなら、「介護を辞める」だけではなく、「介護経験を別の形で使う」と考えてみてください。

5.デイサービスや訪問介護に変える

施設介護がつらい人は、デイサービスや訪問介護に変えることで働きやすくなることがあります。

特別養護老人ホームや有料老人ホームのような入所施設では、介護度が高い利用者さんも多く、夜勤や急変対応もあります。

常に複数の利用者さんを見ながら動くため、気が休まらない人もいるでしょう。

一方で、デイサービスは日中中心の仕事です。

利用者さんは朝来て、夕方帰ります。

レクリエーションや入浴介助、食事介助、送迎補助などがあります。

明るい雰囲気の職場も多く、「入所施設より気持ちが軽くなった」と感じる人もいます。

ただし、デイサービスにはデイサービスの大変さがあります。

レクリエーションが苦手な人には負担になることがあります。

送迎業務がある職場では、運転への不安がある人もいるでしょう。

訪問介護は、一人の利用者さんに集中しやすい働き方です。

施設のように同時進行で多くの人を見るのが苦手な人には合うことがあります。

ただし、利用者さんの自宅に一人で入るため、孤独感や判断の難しさを感じる人もいます。

どちらも万能ではありません。

でも、入所施設が合わないからといって、介護の仕事すべてが合わないとは限りません。

働く場所を変えるだけで、かなり印象が変わることがあります。

デイサービスで働くデメリットも正直に解説

訪問介護で働くデメリットも正直に解説

6.介護業界から離れる

介護の仕事そのものがどうしても合わないなら、介護業界から離れてもいいです。

これは逃げではありません。

合わない仕事から離れるのは、人生を立て直すための判断です。

  • 排泄介助や入浴介助がどうしても苦痛
  • 人の生活に深く関わることが重く感じる
  • 感情労働がつらすぎる
  • 夜勤やシフト制が体に合わない
  • 将来も介護職を続けるイメージが持てない

こういう場合は、無理に業界内で探さなくてもいいです。

介護職から異業種に移るなら、いきなり理想の仕事を探そうとしすぎないほうがいいです。

まずは、自分が避けたい条件をはっきりさせましょう。

  • 夜勤なし
  • 土日休み
  • 身体的な負担が少ない
  • クレーム対応が少ない
  • 一人で黙々とできる
  • 人と関わるが、深く抱え込みすぎない

こうして条件を整理すると、候補が見えてきます。

事務職、販売職、コールセンター、工場勤務、清掃、配送補助、営業職、医療事務、福祉系企業の事務など、選択肢はあります。

もちろん、異業種転職には学び直しも必要です。

給料が一時的に下がることもあります。

でも、自分を壊しながら続けるより、早めに方向転換したほうがいい場合もあります。

7.いったん休む

心身が限界なら、転職活動より先に休むことを考えてください。

ここを飛ばす人が多いです。

疲れ切った状態で求人を見ても、まともに判断できません。

面接でも、自分をよく見せる気力が出ません。

「もうどこでもいいから逃げたい」という気持ちで転職すると、また合わない職場に入ってしまうことがあります。

  • 出勤前に涙が出る
  • 眠れない
  • 食欲がない
  • 動悸や吐き気がある
  • 休日も寝たきりになる
  • 仕事のことを考えるだけで苦しくなる

こういう状態なら、まず休むことです。

有給を取る。

シフトを減らす。

医療機関に相談する。

診断書をもらって休職する。

家族や信頼できる人に状況を話す。

退職するにしても、可能なら回復する時間を作りましょう。

休むことは負けではありません。

壊れた車で長距離運転を続けないのと同じです。

一度止まって、整備する必要があります。

8.副業や学び直しで、逃げ道を作る

今すぐ辞められない人もいると思います。

生活費があります。

家族もいます。

奨学金やローンがある人もいるでしょう。

そういう場合は、急に辞めるのではなく、少しずつ逃げ道を作るのもありです。

たとえば、資格の勉強をする。

  • 介護福祉士
  • ケアマネジャー
  • 医療事務
  • 登録販売者
  • 簿記

など、自分の方向性に合うものを選ぶ。

AIを学ぶ。

副業を小さく始める。

ブログ、Webライティング、SNS運用、ハンドメイド、オンライン事務などを試してみる。

ただし、副業は「今すぐ楽に稼げる魔法」ではありません。

疲れ切っている人が、睡眠を削って副業を始めると、さらに消耗します。

なので、最初は月1万円を目標にするくらいでいいです。

目的は、すぐに大金を稼ぐことではありません。

「自分には職場以外の選択肢もある」と感じられる状態を作ることです。

選択肢が増えると、心の圧迫感が少し減ります。

選択に迷ったときの考え方

迷ったら、まず「つらさの原因」から逆算してください。

夜勤がつらいなら、夜勤なしの職場です。

人間関係がつらいなら、職場変更や配置転換です。

身体介助がつらいなら、介護事務、生活相談員、福祉用具などです。

介護そのものが合わないなら、異業種転職です。

心身に症状が出ているなら、最優先は休むことです。

給料に不満があるなら、資格取得、夜勤ありの高待遇職場、相談員、営業職なども検討できます。

ここで大事なのは、正解を一発で当てようとしないことです。

働き方は、試しながら調整していくものです。

禅では「脚下照顧」という言葉があります。

遠くの正解を探す前に、まず自分の足元を見なさい、という意味で使われます。

今の自分は何に疲れているのか。

何なら続けられるのか。

何はもう無理なのか。

まずそこを見ることです。

この章のまとめ:選択肢はひとつではありません

介護職がつらいとき、選択肢はたくさんあります。

  • 今の職場で働き方を調整する
  • 同じ介護職で職場を変える
  • 夜勤なしの仕事に変える
  • デイサービスや訪問介護に移る
  • 身体介助が少ない仕事に移る
  • 介護経験を活かして別職種に行く
  • 介護業界から離れる
  • いったん休む
  • 副業や学び直しで逃げ道を作る

大事なのは、「つらい自分がダメ」と責めないことです。

つらいなら、環境か働き方か仕事の種類を変えるタイミングです。

まずは、今のつらさをひとつ選んでください。

  • 夜勤なのか
  • 人間関係なのか
  • 身体の負担なのか
  • 給料なのか
  • 介護そのものなのか

そこが見えれば、次の一歩は決められます。

よくある質問【Q&A】

介護職がつらいのは甘えですか?

甘えではありません。

介護職は、身体的にも精神的にも負担が大きい仕事です。

入浴介助や排泄介助、移乗介助などで体を使いますし、夜勤や不規則なシフトで生活リズムも崩れやすいです。

さらに、利用者さんや家族への対応、事故やミスへのプレッシャー、職員同士の人間関係まであります。

これだけ多くの負担が重なれば、つらいと感じるのは自然です。

「自分が弱いから」と決めつける必要はありません。

まずは、何が一番つらいのかを分けて考えてみましょう。

夜勤なのか、人間関係なのか、身体介助なのか、給料なのか。

原因が見えると、次の選択肢も見えてきます。

介護職を辞めたいと思うのは逃げですか?

逃げではありません。

むしろ、自分を守るために必要な判断になることもあります。

もちろん、勢いだけで辞めると、退職後にお金や転職先で困ることがあります。

なので、まずは「辞めたい理由」を整理しましょう。

今の職場がつらいだけなのか。

介護の仕事そのものが合わないのか。

夜勤や身体介助が限界なのか。

人間関係で消耗しているのか。

ここを分けることが大事です。

今の職場が原因なら、別の施設に移るだけで楽になることがあります。

介護そのものが合わないなら、異業種への転職を考えてもいいでしょう。

大事なのは、「辞めたい自分はダメ」と責めないことです。

介護職がつらいとき、まず何をすればいいですか?

まずは、つらさの原因を書き出してください。

頭の中だけで考えると、全部が混ざってしまいます。

スマホのメモでいいので、思いつくままに書いてみましょう。

「夜勤明けに眠れない」

「腰が痛い」

「先輩が怖い」

「利用者さんに強く言われるのがつらい」

「休みの日も疲れが抜けない」

「給料が低くて将来が不安」

こんな感じで大丈夫です。

そのうえで、「仕事そのものがつらいのか」「今の職場がつらいのか」「働き方が合っていないのか」に分けてみてください。

いきなり退職を決める必要はありません。

まずは整理です。

介護職をすぐ辞めても大丈夫ですか?

心身に限界が来ているなら、すぐ離れる判断が必要な場合もあります。

たとえば、出勤前に涙が出る。

眠れない日が続いている。

食欲がない。

動悸や吐き気がある。

休日も寝込んでしまう。

職場のことを考えるだけで苦しくなる。

こういう状態なら、「もう少し頑張る」で乗り切ろうとしないほうがいいです。

有給、休職、医療機関への相談、家族への相談を優先してください。

ただし、まだ少し余裕があるなら、退職前に生活費や転職先の見通しも確認しておきましょう。

貯金、失業手当、次の仕事の候補、健康保険や年金の手続き。

ここを見ておくと、辞めたあとの不安を減らせます。

介護職に向いていない人はどんな人ですか?

介護職に向いていないというより、「今の働き方が合っていない」だけの人も多いです。

なので、すぐに自分を否定しなくていいです。

ただ、次のような状態が続くなら、別の働き方を考えたほうがいいかもしれません。

人の生活に深く関わることが強いストレスになる。

排泄介助や入浴介助がどうしても苦痛です。

感情を抑えて対応し続けることが限界です。

夜勤や不規則なシフトで体調を崩しやすいです。

介護の仕事を続ける未来がまったく想像できないです。

この場合は、無理に介護職を続けなくてもいいです。

介護業界の中でも、介護事務、生活相談員、福祉用具、デイサービス、訪問介護など、働き方はいろいろあります。

それでも合わないなら、異業種に進む選択もあります。

介護職はどの職場でもつらいですか?

どの職場でも同じではありません。

ここはかなり大事です。

介護職といっても、職場によって働きやすさは大きく変わります。

人員体制が整っている職場もあります。

休憩が取りやすい職場もあります。

教育体制がある職場もあります。

職員同士の雰囲気がよい職場もあります。

夜勤なしで働ける職場もあります。

一方で、人手不足が慢性化していて、相談しても何も変わらない職場もあります。

新人を放置する職場もあります。

休憩が取れないのが当たり前になっている職場もあります。

今の職場がつらいからといって、「介護職は全部つらい」と決めつける必要はありません。

職場を変えるだけで、かなり楽になることがあります。

人間関係がつらい場合は転職したほうがいいですか?

相談しても改善しないなら、転職を考えていいです。

介護の仕事はチームで動きます。

だから、人間関係が悪い職場だと、仕事そのものまでつらくなります。

先輩の言い方がきつい。

質問しにくい。

陰口が多い。

派閥がある。

ミスを強く責められる。

申し送りが怖い。

こういう状態が続くと、出勤するだけで心が削られます。

まずは、信頼できる上司や管理者に相談してみましょう。

フロア異動やシフト調整で楽になる場合もあります。

でも、相談しても「気にしすぎ」「みんな大変」で終わるなら、その職場にこだわらなくていいです。

介護が嫌いなのではなく、その職場の空気が合っていないだけかもしれません。

転職先を選ぶときは何を確認すればいいですか?

給料だけで選ばないほうがいいです。

もちろん給料は大事です。

でも、給料が少し高くても、人手不足がひどかったり、人間関係が悪かったりすると、またつらくなります。

確認したいのは、次のような点です。

  • 夜勤は何名体制なのか
  • 休憩は実際に取れているのか
  • 残業はどれくらいあるのか
  • 入職後の教育はあるのか
  • 職員の定着率はどうか
  • 職場見学はできるのか
  • 人員配置に余裕はあるのか

面接では、遠慮しすぎなくていいです。

働くのは自分です。

きれいな求人票だけで判断せず、現場の実態を確認しましょう。

まとめ:介護職がつらいなら、環境を見直そう

介護職がつらいと感じるのは、甘えではありません。

人手不足、夜勤、身体的な負担、人間関係、利用者さんや家族への対応、事故やミスへのプレッシャーなど、介護の現場には心身を削る要因がいくつもあります。

大事なのは、「自分が弱いから」と責めることではなく、何がつらいのかを分けて考えることです。

  • 介護の仕事そのものが合わないのか
  • 今の職場が合わないのか
  • 夜勤や身体介助が負担になっているのか

ここが見えると、次の選択肢も見えてきます。

職場を変える、夜勤なしの働き方にする、介護事務や生活相談員を目指す、異業種に転職する、いったん休む。

道はひとつではありません。

限界まで我慢することが正解ではないです。

自分を壊す前に、今の働き方を見直して、少しでも楽に続けられる道を選んでいきましょう。

==追伸==

実はこのブログ、
大きなメディアでも、立派なサイトでもありません。
ただの、個人ブログです。

ぼくは昔、職場で陰湿ないじめにあったことがあります。
同僚から無視され続けたり、
上司から人格否定もされました。

誰にも相談できず、
「自分が弱いだけなのかな」と思いながら、
仕事を続けていました。

心がしんどくて、
どうしたらラクになれるのか、わからなかったです。
だから心理学を学び、
上級心理カウンセラーの資格を取りました。

このブログは当時のぼくと同じように、
職場で悩み、苦しんでいる介護士を、
ひとりでも減らすために運営しています。

もし今、
少しでもしんどい気持ちを抱えているなら、
このブログが、ほんの少しでも心を軽くできたら嬉しいです。

これからも、
派手なことはできませんが、
コツコツと更新していきます。

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この記事を書いた人

【介護業界15年目】
資格:介護福祉士、介護支援専門員、上級心理カウンセラー
施設のリーダーで採用から教育に関わる
現役介護士ならではの「体験談」や「介護現場の声」を発信しています。
「ブラック企業」から「ホワイト企業」に転職した経験を活かし、転職に失敗しない方法も紹介しています。

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