介護職でメンタルがやられる原因7選|限界サインと今日できる対処法

介護職でメンタルがやられる原因7選|限界サインと今日できる対処法

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この記事の要約
  • 介護の仕事はやりがいがあるけど、心に負担がかかりやすい。
    原因は「仕事のプレッシャー・悪い労働環境・人間関係・利用者さん対応のストレス・給料が割に合わない・将来の不安・理想と現実のギャップ」の7つ。
  • ツラいときの対処は「だれかに相談する」「気分転換する」「転職も選択肢に入れる」の3つ。ムリをしないことが大切。
  • 記事には20問のストレスチェックがあり、結果は色(青・黄・赤)と心理カウンセラーのアドバイスでわかりやすく解説。
介護士

もう、仕事のストレスが限界……

介護士

介護の仕事を続けたいけど、心がすり減っていく……

介護おじさん

介護士歴15年以上の筆者も、何度も「もう無理かも…」と思ったことがあります。

介護の仕事でメンタルがやられているときは、
気合いで乗り切ろうとしないでください。

  • 休んでも疲れが取れない
  • 出勤前に涙が出る
  • 利用者さんに優しくできない自分を責めてしまう
  • 夜勤前になると動悸がする

こうした状態が続いているなら、ただの疲れではなく、
心が限界に近づいているサインかもしれません。

この記事では、介護職のメンタルがやられる原因と、今日からできる対処法を紹介します。

「辞める」か「我慢する」かの二択ではなく、
心を守りながら働き方を見直すきっかけにしてください。

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目次

まず確認|メンタルが限界に近いサイン

介護の仕事でメンタルが限界に近づいているときは、自分では気づきにくいものです。

「疲れているだけ」
「自分が弱いだけ」
「みんなも我慢している」

そう考えて、無理を続けてしまう人も多いです。

しかし、心と体には限界が近いときのサインがあります。

次のような状態が続いているなら、気合いで乗り切ろうとせず、早めに休むことや相談することを考えてください。

出勤前に強い不安や吐き気が出る

朝起きた瞬間から、職場のことを考えて気分が重くなる。

制服に着替えようとすると、動悸がする。

通勤中に「このまま職場に着きたくない」と感じる。

こうした状態が続いている場合、心がかなり疲れている可能性があります。

特に、出勤前だけ体調が悪くなり、休日になると少し楽になる場合は、職場のストレスが大きく影響しているかもしれません。

たとえば、

  • 夜勤明けの疲れが抜けないまま次の勤務に入り、またミスをしないか不安になる。
  • 苦手な職員と同じシフトの日だけ、朝から胃が痛くなる。
  • 利用者さんの急変や転倒が頭から離れず、出勤前から緊張してしまう。

このような状態を「根性が足りない」と片づけないでください。
心が「これ以上は危ない」と知らせているサインです。

休んでも疲れが取れない

介護職は、体力だけでなく気力も使う仕事です。

入浴介助、移乗介助、排泄介助、夜勤、記録、家族対応など、勤務中は常に気を張っています。

そのため、忙しい日が続くと疲れるのは自然なことです。

ただし、

  • 十分に寝ても疲れが抜けない。
  • 休日も何もする気が起きない。
  • 以前は楽しめていた趣味にも興味が持てない。

このような状態が続くなら、ただの疲労ではなく、心のエネルギーが減っている可能性があります。

たとえば、

  • 休日なのに一日中ベッドから動けない。
  • 掃除や買い物など、普段ならできていたことが面倒に感じる。
  • 家族や友人から連絡が来ても、返す気力が出ない。

これは怠けているのではありません。

心と体が回復しきれないほど消耗している状態です。

利用者さんに優しくできない自分を責めてしまう

介護の仕事を選んだ人の多くは、利用者さんの役に立ちたいという思いを持っています。

だからこそ、余裕がなくなったときに自分を責めてしまいやすいです。

「前はもっと優しく声をかけられたのに」
「小さなことでイライラしてしまった」
「こんな自分は介護職に向いていないのではないか」

そう感じることが増えているなら、心の余裕がかなり少なくなっているサインです。

たとえば、

  • 同じ質問を何度もされて、つい冷たい返事をしてしまう。
  • ナースコールが続くだけで、強いストレスを感じる。
  • 認知症の利用者さんへの対応で、感情を抑えるのがつらくなる。

こうした反応は、あなたの人間性が悪いから起きるものではありません。

人手不足や長時間労働、職場の緊張感が積み重なり、心の余白がなくなっている可能性があります。

大切なのは、自分を責め続けることではありません。

「今の自分は限界に近いのかもしれない」と気づくことです。

小さなミスが増える

メンタルが疲れてくると、集中力や判断力が落ちやすくなります。

介護現場では、服薬、移乗、食事介助、記録、申し送りなど、注意が必要な場面が多いです。

そのため、心が疲れていると小さなミスが増えることがあります。

たとえば、

  • 記録の入力漏れが増える。
  • 申し送りの内容を忘れてしまう。
  • 利用者さんの持ち物を間違える。
  • 普段なら気づける変化に気づきにくくなる。

こうしたミスが続くと、さらに自分を責めてしまいます。

「また失敗した」
「自分は仕事ができない」
「迷惑をかけている」

そう考えて、ますます追い詰められることもあります。

でも、ミスが増えている背景には、能力の問題ではなく、疲労やストレスの蓄積があるかもしれません。

介護の仕事は、心に余裕がない状態で続けるほど危険が増えます。

ミスが増えてきたと感じたら、まずは勤務量や職場環境を見直すタイミングです。

夜に眠れない、または寝てもすぐ目が覚める

メンタルの不調は、睡眠にも出やすいです。

  • 疲れているのに眠れない。
  • 夜中に何度も目が覚める。
  • 明日の勤務のことを考えて、布団の中で不安になる。

こうした状態が続くなら注意が必要です。

たとえば、利用者さんの転倒リスクが気になって、家に帰ってからも頭の中で仕事のことを考えてしまう。

苦手な上司や先輩の言葉を思い出して、寝つけなくなる。

夜勤明けでも眠りが浅く、起きたときにまったく回復した感じがしない。

睡眠が崩れると、さらに疲れが取れにくくなります。

集中力も落ちます。

イライラもしやすくなります。

その結果、仕事でまた消耗し、さらに眠れなくなるという悪循環に入りやすいです。

眠れない状態が続いているなら、早めに相談した方がいいです。

仕事のことを考えるだけで涙が出る

  • 仕事のことを考えただけで涙が出る。
  • 出勤前に泣いてしまう。
  • 帰宅後、何もしていないのに涙が出る。

これは、心がかなり追い込まれているサインです。

たとえば、利用者さんの前では笑顔で対応していても、休憩室や車の中で急に涙が出る。

家族に「大丈夫?」と聞かれただけで泣いてしまう。

明日のシフト表を見るだけで、気持ちが沈んでしまう。

ここまで来ている場合、無理に頑張り続けるのは危険です。

「泣くほどつらいけれど、職場に迷惑をかけたくない」

そう考える人もいるかもしれません。

でも、あなたが壊れてしまってからでは遅いです。

一度立ち止まって、休む、相談する、職場を変えるなどの選択肢を考えてください。

「消えたい」「全部投げ出したい」と感じる

強いストレスが続くと、仕事だけでなく生活そのものがつらく感じることがあります。

「もう何もしたくない」
「全部投げ出したい」
「このまま消えたい」

このような気持ちが出ているなら、すぐに助けを求めてください。

これは、ただの疲れでは済ませない方がいいサインです。

上司に相談しにくい場合は、家族、友人、かかりつけ医、心療内科、自治体の相談窓口など、職場の外にいる人でも大丈夫です。

一人で抱え込まないでください。

介護の仕事は大切な仕事です。

でも、あなたの心と体を壊してまで続ける必要はありません。

限界のサインが出ているときは、頑張ることよりも、まず自分を守ることを優先してください。

限界サインがあるときは、まず「職場に問題がある可能性」も考える

メンタルがやられると、多くの人は自分を責めます。

「自分の忍耐力がない」
「介護職に向いていない」
「もっと頑張らないといけない」

そう思ってしまうかもしれません。

でも、原因があなた自身ではなく、職場環境にあるケースもあります。

  • 人手不足が続いている。
  • 休憩が取れない。
  • 夜勤回数が多い。
  • 相談しても上司が動いてくれない。
  • 職員同士の悪口や派閥がある。

こうした環境では、どれだけ真面目な人でも心が削られていきます。

大切なのは、我慢し続けることではありません。

「自分の努力で変えられる問題なのか」
「職場環境を変えないと改善しない問題なのか」

ここを分けて考えることです。

もし、休んでも回復しない状態が続いているなら、
今の働き方や職場を見直すタイミングかもしれません。

介護職のメンタルがやられる原因【7選】

<介護職のメンタルがやられる原因7選>

  1. 仕事のプレッシャー
  2. 労働環境が悪い
  3. 職場の人間関係が悪い
  4. 利用者さんの対応がストレス
  5. 給料が割に合わない
  6. 将来の不安
  7. 理想と現実が違った

仕事のプレッシャー

仕事のプレッシャーでメンタルがやられてしまいます。

なぜなら、介護職は利用者さんの命を預かる仕事だからです。

一瞬の油断が”骨折を伴う転倒事故”につながるため、気が抜けません。

介護職は責任重大です。

人手不足の業界なので仕事はつねに忙しく、ひとりの職員にかかる負担が大きいため、精神的に追い込まれてしまいます。

忙しくても適切なサービスを提供する義務があり、忙しいから対応できないと言い訳はできません。

利用者さんや家族からは「できて当たり前」だと思われていて、できなければ苦情やトラブルに発展することもあります。

「お金を払ってサービスを受けているのだから、転倒事故なんて許されない」と仰っていたご家族もいました。

ご家族に転倒事故の報告をすると叱責されることもあります。

仕事のプレッシャーによりメンタルがやられてしまいますね。

事故防止がプレッシャーになる

「転倒事故を起こしてはいけない」と必死に対応していても事故は起きてしまいます。

なぜなら、介護施設では介護士1名で20名ほどの利用者さんの対応をしているからです。

利用者さんはご自分の意志で動かれるので、どんなに介護士が気をつけていても間に合わないことがあります。

転倒防止のためにセンサーマットを使用しても、複数の方が同時に動くと対応できません。介護士の体は一つですから。

転倒の危険を察知してダッシュで駆けつけても、利用者さんがすでに転倒されていることもあります……

介護施設側の努力だけでは、転倒などの事故はゼロにはできないのです。

しかし、転倒事故が起きたときは介護士の責任になってしまいます。

下の事例で、より介護職のプレッシャーが増えました。

利用者さんが転倒したら532万円の損害賠償!?

ウソでしょ?いえ、本当です。

 兵庫県立西宮病院で2016年、認知症患者の男性=当時(87)=が廊下で転倒して重い障害を負ったのは、看護師が転倒を防ぐ対応を怠ったためとして、男性の家族が兵庫県に約2575万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が1日、神戸地裁であった。高松宏之裁判長は「転倒する恐れが高いことは予見できた」などとして、約532万円の支払いを命じた。

引用:神戸新聞NEXT

食事中に一瞬たりとも目が離せないプレッシャー。

喉が詰まれば損害賠償。

愛知県春日井市の特別養護老人ホームで、職員らが見守りを怠った結果、入所していた女性(当時81歳)が食べ物を喉につまらせて死亡したとして、遺族が施設側に計約3550万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が28日、名古屋地裁であった。斎藤毅裁判長は施設側の注意義務違反を認定し、計約1370万円の支払いを命じた。

引用:讀賣新聞オンライン

労働環境が悪い

労働環境が悪いとメンタルがやられる原因になります。

長時間労働やサービス残業でへとへとになり、休む間もなくまた出勤。

休みがなく14連勤、15連勤……身も心もボロボロになるでしょう。

「奉仕の精神」という言葉でごまかして

  • 適切な残業代を支払わない
  • 長時間労働を強いられる
  • 休みが少ない
  • 有給休暇をもらえない

身も心も壊れてしまいますよ。

現場の声

現場の声を代弁する介護士のイメージ

夜勤明けに入浴介助、さらに人手不足で休憩も短い。

利用者さんの尊厳は守りたいけど、理想と現実のギャップがきつい。

評価基準も曖昧で「自分は役に立ててるのか?」と不安になる。

ブラック企業で消耗している

ブラック企業に就職すると最悪です。

過酷な労働、労働に見合わない給料で身も心も消耗してしまいます。

介護職員は搾取され、潤うのは経営者のみ。

<ブラックな介護施設の特徴>

  • 違法行為をしている
  • つねに職員が不足している
  • 職員を大切にしていない
  • ハラスメントが横行している
  • 入社前と労働条件が違う

一度きりの大切な人生です。就職先を間違えないようにしましょう。

ブラック企業に引っかからないためには、情報収集が大切です。

面倒だからと調べずに転職すると、痛い目に合いますよ。

詳しくはこちら

【要注意】ブラック介護施設の特徴ランキング 介護業界の闇を暴露

人手不足で忙しすぎる

人手不足の職場では、ひとりの職員に責任や負担が重くのしかかります。

2名で介助するレベルの重たい利用者さんでもひとりで介助したり、助けてくれる仲間がいないので何でもひとりで抱え込んでしまいます。

目の前の業務にいっぱいいっぱいになって、気持ちに余裕ができません。

詳しくはこちら

介護業界はなぜ人手不足なのか?現場の介護士が肌で感じること

職場の人間関係が悪い

労働環境が悪い職場の人間関係は最悪です。

なぜなら、職員同士のトラブルが頻繁に起こるからです。

人間関係が悪い原因は性格もありますが「心に余裕がないから」だと感じています。

  • 忙しさや人手不足が原因でイライラする人
  • 悪口、陰口を言う人
  • 愚痴ばかりで周囲のモチベーションを下げる人
  • 口調がキツイ、威圧的な人
  • 他人の粗探しばかりする人

上記のような人たちと一緒に仕事をしていると、メンタルがやられてしまいますね。

現場の声

現場の声を代弁する介護士のイメージ

利用者さんは好き。

でも職場の雰囲気がピリピリしていて、ちょっとの連携ミスも責められる。

言い方がきつい先輩がいて、質問しづらいのがつらい。

頑張っても誰もほめてくれない。

ぼくは同僚から集団で無視された経験があります。

下の記事に詳しく書きましたが、マジで地獄でした。

イジメられた体験談はこちら

【体験談】ユニットリーダーになってイジメられた経験と克服した方法

お局によるいじめ

お局が幅を利かせている職場は働きにくいですよね。

無能なお局が有能な新人をイジメて退職に追い込むのは、介護業界のあるあるです。

ターゲットにされたら心がやられます。

<お局の特徴>

  • 粗探しをして、どうでもいいことを注意する
  • 自分の仕事を押しつける
  • 面倒な仕事はしない
  • 悪口、陰口を言う
  • 挨拶をしない

自分がターゲットにされていなくても、見ているだけで嫌気がさしてしまいます。

意地悪なお局を野放しにしている会社に見切りをつけて、まともな職員が辞めていくのです。

そして人手不足が続く負の連鎖ですね。

お局との付き合い方に悩んだらこちら

お局とうまく付き合う「ちょっとズルい3つの方法」

上司からのパワハラ

介護業界に限らず、パワハラにはメンタルがやられます。

ぼくはパワハラが原因で転職しています。無理して1年ほど続けましたが限界でした。

パワハラ上司とのエピソードはこちら【3分で読める】ブラック企業はつらいよ【パワハラ上司編】

無理して働いていたら心が壊れていたでしょう。

転職して正解でした。

パワハラに苦しんでいる人はこちら

パワハラを許さない!助けが必要なあなたへ【解決策と撃退法を紹介】

職場なんて星の数ほどあります。

心が壊れるまで我慢して、無理に同じ職場にこだわる理由なんてありません。

利用者さんの対応がストレス

認知症ケアはストレスが溜まります。

「ごはんまだ?」と5分おきに聞かれたり、「家に帰る」と夜中でも帰ろうとされる利用者さんの対応をします。

当然、他の利用者さんの対応も同時進行でしなければいけません。

オムツを外して便まみれ➡清拭、更衣、洗濯、シーツ交換

センサーマット➡駆けつけ移動介助

ナースコール➡頼まれごと

ナースコールで何度も呼ばれるけど……

  • 呼んでいない
  • 間違えて押した
  • 何を頼むか忘れた
  • ちゃんと職員が来るか確かめた
  • 何かわからないで押した

時間帯によって、介護士1名ですべて対応しなければいけません。

神や仏でない限りイライラしてしまいます。

イライラしてしまうのは仕方ないので、うまく気持ちをコントロールしながら対応しましょう。

給料が割に合わない

介護職は仕事のプレッシャーや責任に対して給料が安いです。

僕の初任給は手取り14万円でした。

給料明細を見てため息が出てしまいます。

このままでは生活できないと思い、給料を上げるために次のようなことをしました。

<給料アップのためにしたこと>

  • 介護福祉士の資格を取得
  • 夜勤の回数を月に8回~9回に増やしてもらう
  • (一時期は夜勤専従で月に10回ほど夜勤をしていました)
  • ユニットリーダーになり役職手当をもらう

今の年収はこちら

【ぼくの年収を公開】介護士はどのくらい稼げるの?

転職しないで年収を増やしたいのなら、単発バイトがおすすめ。

なぜなら、スキマ時間&自分のペースで収入アップできるから。

面接・履歴書なし。

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将来の不安

物価は上昇するのに給料が上がらない。全国民に言えることですが、元から給料が低い介護業界では致命的ですね。

将来のことを考えると「このままでは生活できなくなる」という不安を感じてしまいます。

介護職の将来についてはこちら

介護士の将来を考えてみた この記事を読んだ人が気づく1つの事実

「今の給料では家族を養えない」と結婚をためらう人もいます。

結婚はタイミングが大切です。

「迷っていると婚期を逃してしまう」ので今の職場で給料が上がらいのであれば、思い切って転職して年収を上げるのもありですね。

とくに30代になると子どものことを考える時期です。

もたもたしている間に、彼女に見切りをつけられてしまいますよ。

本気で彼女と結婚して幸せになりたいのであれば、行動するしかありません。

介護職の収入アップについては、過去記事のこちら【新常識】介護職の給料を上げる方法3選!年収アップ完全ガイドを参考にしてください。

現場の声

現場の声を代弁する介護士のイメージ

夜勤明けで家事と育児。

睡眠が削られて、感情のコントロールが難しくなる。

気持ちはあるのに体が追いつかない。

理想と現実が違った

介護職員初任者研修の資格を取得して、いざ働いてみると厳しい現実にメンタルがやられることがあります。

なぜなら、イメージとのギャップがあるからです。

理想が高すぎる人は要注意。理想と現実は違いますからね。

理想
利用者さんと散歩を楽しむ介護士のイメージ

<理想>

  • 利用者さんと散歩しながら楽しく会話
  • 利用者さんのペースに合わせて、ゆっくり介助
現実
多忙な業務に頭を抱える女性のイメージ画像

<現実>

  • 忙しくて利用者さんと散歩する余裕がない
  • 業務に追われて、ゆっくり介助できない

高い理想を掲げるのは素晴らしいことですが、理想だけを追い求めるのではなく、地に足をつけて働きましょう。

理想だけを語り現実を見ない人は「キラキラ介護士」と呼ばれて、周囲から嫌われてしますよ。

ここまで読んで「自分の努力では変えられない」と感じた方へ。

人間関係やシフト、残業、夜勤回数は、あなた一人の努力では変えにくい部分です。

今すぐ転職すると決めなくても、他の施設の条件を見ておくだけで、今の職場を冷静に判断できます。

メンタルがやられたときの解決法【3選】

<介護職のメンタルを守る方法3選>

  • 相談する
  • 気分転換する
  • 転職して新たなスタートを切る

相談する

誰でもいいから相談して、気持ちを吐き出しましょう。

不満や悩みを話すだけで楽になりますよ。

とはいえ、相談できる人がいないと、どうしていいのかわからいですよね。

労働条件などで悩んでいるときは、厚生労働省:労働条件相談「ほっとライン」に相談してください。

「生きることに疲れた」と思うほど追い込まれている人は、厚生労働省:「まもろうよこころ」に相談してメンタルを守るべきです。

職場の人間関係に悩んでいるなら上司に相談してみましょう。

上司からのアドバイスで問題が解決したり、あなたのメンタルに配慮したシフトを作成してくれる場合がありますよ。

「どうせうちの上司に相談してもダメだろう」と最初からあきらめずに、まずは相談するべきです。

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気分転換する

ストレスをため込まないために気分転換しましょう。

仕事でつらいこと、嫌なことがあっても家に帰ったら仕事のことは一切考えない。

趣味に没頭したり、楽しいことだけを考えて、気持ちを切り替えることでメンタルを維持できます。

没頭できる趣味があればいいですが、趣味がない場合は次のことがストレス解消にオススメです。

  • ウォーキング
  • 音楽鑑賞
  • 読書
  • サウナ

ぼくが介護士を10年以上続けている秘訣は、うまく気分転換をしているからです。

ぼくが実践している休日の過ごし方を紹介します。

<リフレッシュする休日の流れ>

  1. 音楽を聴きながらウォーキング
  2. 朝食
  3. サウナで整える
  4. 昼食
  5. カフェで読書
  6. 夕食
  7. 早めに就寝

好きなことをして、好きなものを食べて、早く寝る。

身も心もリフレッシュして、活力が湧いてきますよ。

休職してリフレッシュ

職場に行くのがつらいときは、休職してリフレッシュするのも選択肢の一つです。

無理をして心を壊すより、休職してメンタルを整えましょう。

休職中は趣味に打ち込んだり、仕事のことは一切考えないようにしてリフレッシュしてください。

ぼくの職場で1ヵ月休職して、復帰後は元気に働いている職員さんがいますよ。

思い切って休むという決断も大事です。

あなたが休職を申し出ても却下されたり、文句を言われるような職場は今すぐに退職するべきです。

職員を大切にしないのはブラック企業の特徴ですから。

見切りをつけて転職した方が幸せになれるでしょう。

転職する

何をしてもメンタルが不調なときは、転職して労働環境をリセットするのもあり。

あなたの努力だけではどうにもなりません。

メンタル不要の原因は今の職場の「人間関係」と「労働環境」ですから。

「労働環境が悪い職場でどう働くか?」と考えるよりも、労働環境のよい職場に転職しましょう。

ホワイト企業で働けば、気の合う仲間と伸び伸び働けますよ。

「転職なんて難しい」と思うかもしれませんが、大丈夫。

介護業界は人手不足の「売り手市場」ですから。

企業側が働いてくれる人を求めています。

ホワイト企業の特徴はこちら

介護業界のホワイト企業はここがすごい!特徴7選を現役介護士が解説

とはいえ、見切り発車で転職すると失敗します。

なぜなら、ブラック企業かもしれないですから。

せっかく転職したのに、今よりも労働環境が悪くなったらイヤですよね?

転職に失敗したくないなら、転職エージェントを利用するのが賢い選択です。

企業の人間関係、労働環境を教えてもらいましょう。

無料で企業の内部情報を教えてもらえます。

無料なので、利用しないと損ですよ。

転職サイト選びのコツ

初めて転職エージェントを利用する場合は、自分に合った転職エージェントがわからないですよね。

転職エージェント各社によって強みと弱みがあります。

まずは転職エージェント選びに失敗しないために下の記事をチェックしてみてください。

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よくある質問【Q&A】

ただの疲れと「メンタル不調」はどう見分ける?

休んでも回復しない強いだるさ、眠れない・食欲がない、仕事のミスが急に増えた、好きだったことに興味がわかない…が2週間以上続くなら要注意。早めに上司や産業医、医療機関に相談を。

まず今日からできるセルフケアは?

睡眠時間の死守(夜勤明けは予定を入れない)、水分・軽いストレッチ、深呼吸3セット、できたことを3つメモ。小さな回復を積むほど、心は戻りやすくなります。

シフトを調整してもらうときに、上司にどう伝えれば角が立たない?

「事実→影響→お願い」の順で簡潔に。例:「夜勤明けに残業が週2回続き、集中力が落ちています。安全のため当面は残業回数の調整をお願いできますか?」と具体的に。

どこに相談すればいい?

事業所の上長・相談窓口、産業医、地域の保健所・精神保健福祉センター、かかりつけ医や心療内科・精神科、職場のEAP(導入施設のみ)。外部の公的相談も活用を。

休むことに罪悪感があります…

休むのは「仕事の質と安全」を守るための投資。無理を重ねて事故や離職につながる方が職場負担は大きい。計画的に休む方が結果的にチームのためになります。

復職時に気をつけることは?

いきなり頑張りすぎないこと。段階的な勤務(時間・業務のステップアップ)、定期面談、困りごとの早期共有。最初から100%を目指さず、70%で安定させるイメージで。

まとめ

この記事の要約
  • 介護の仕事はやりがいがあるけど、心に負担がかかりやすい。
    原因は「仕事のプレッシャー・悪い労働環境・人間関係・利用者さん対応のストレス・給料が割に合わない・将来の不安・理想と現実のギャップ」の7つ。
  • ツラいときの対処は「だれかに相談する」「気分転換する」「転職も選択肢に入れる」の3つ。ムリをしないことが大切。
  • 記事には20問のストレスチェックがあり、結果は色(青・黄・赤)と心理カウンセラーのアドバイスでわかりやすく解説。

今回は「介護職はなぜメンタルがやられるのか?」について解説しました。

原因と対処法をおさらいすると次のとおりです。

<介護職のメンタルがやられる原因7選>

  1. 仕事のプレッシャー
  2. 労働環境が悪い
  3. 職場の人間関係が悪い
  4. 利用者さんの対応がストレス
  5. 給料が割に合わない
  6. 将来の不安
  7. 理想と現実が違った

<メンタルがやられたときの解決策3選>

  • 相談する
  • 気分転換する
  • 転職する

ぼくも介護士なので、メンタルがやられるのは痛いほどわかります。

うまく気分転換をして、気持ちをコントロールしましょう。

最後まで読んでくれた、あなたを応援しています。

では、また。

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この記事を書いた人

【介護業界15年目】
資格:介護福祉士、介護支援専門員、上級心理カウンセラー
施設のリーダーで採用から教育に関わる
現役介護士ならではの「体験談」や「介護現場の声」を発信しています。
「ブラック企業」から「ホワイト企業」に転職した経験を活かし、転職に失敗しない方法も紹介しています。

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