「毎日、個別に歩行訓練をしてほしい」と家族さんに言われた。
ここは介護付き有料老人ホームである。
家族さんは、訪問リハビリではなく馴染みのスタッフが対応することを希望している。
「そんな対応できません」とは言わずに、方法を考えてみる。
(人員に余裕はない)
そこで、思いついたのは、”食事のときに直接、食堂に行かない”という方法。
何を言っているのはわからないと思うので、詳しく解説する。
今までは食事のときに、スタッフが居室まで迎えに行き、食堂までの歩行を付き添っていた。
しかし、今度からは、居室から出て、廊下を一周してから食堂に向かうことにしたのだ。
5分ほど、スタッフと一緒に廊下を歩いてから着席する。
見方によれば、”毎日、個別に歩行訓練をしている”ことになる。
わざわざ、歩行訓練のために時間を作るのではなく、今までの生活にリハビリを組み込むイメージ。
この対応で、本人も家族さんも満足してくれた。
【教訓】
- 無理だと思ったことでも、いきなり断らない
- とりあえず、やってみる
その他にも、次のようなリハビリのコツがある。
- 服を着るとき、ボタンを留めるのを「指体操ゲーム」にする
- 食事のとき、お箸を使って豆をつまむ「豆つかみゲーム」をする
- 大きな紙に体を動かしながら絵を描く
- 風船バレーで筋力アップ
- 歌を歌って肺活量アップ
普段の生活にゲームを取り入れれば、楽しみながらリハビリをすることができる。
ポイントは「強制」ではなく、楽しみながらできるということ。
毎日コツコツと継続することが大切。
ぜひとも試してほしい。
では、また。
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ブログ運営者:なお
【介護業界15年目】
【資格】
・介護福祉士
・介護支援専門員
・上級心理カウンセラー
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ぼくは、今日も介護現場で働き、
家ではキーボードを打っています。
なぜブログを書き続けるのか?
答えはシンプルで、
あの頃の自分に向けて書いているからです。
夜勤明け、
心も体もすり減って、
休憩室でため息ばかり……
そんな時期がありました。
理不尽な叱責、
見えないいじめ、
パワハラ。
仕事は好きなのに、職場に行くのが怖い。
あの時のぼくに必要だったのは、
「大丈夫、道はある」という自信でした。
だからこのブログでは、
同じ介護士として、
あなたの悩みを解決すること目指しています。
抽象論やキレイごとではなく、
今日から使える言い回し、動線、伝え方、記録の工夫、チームの回し方。
現場が少しでもラクになるコツを共有します。
また、ぼくにはブラック企業からホワイト企業へ転職した経験があります。
運や根性ではなく、
準備と戦略で抜け出しました。
- 求人票の読み方
- 面接でのポイント
- 入職前の条件確認
- 入ってからの立ち回り
——失敗しないコツを知っています。
だからこのブログでは、
自分らしい人生を取り戻す方法を共有しているのです。
あなたが「また同じ目に遭った…」と絶望しないように。
そして何より、
パワハラやいじめに苦しんでいる、
あなたを救いたい。
「あなたは悪くない」
「辞めることは逃げじゃない」
「残るなら自分を守る方法ある」
ぼくの約束は次の3つ。
- 現場基準:実際に体験したことだけを書く。
- 嘘をつかない:できないことはできないと正直に書く。
- あなたの味方でいる:どんな状況でも、ぼくはあなたの味方ですよ。
このブログは、疲れた心に戻ってこられる避難所であり、次の一歩を踏み出す地図です。
読んだあとに、ほんの少し肩の力が抜けて、
「よし、やってみよう」と思える。
そんな文章をこれからも届けます。
もしあなたが今つらいなら、
ここに悩みを置いていってください。
もしあなたが次の職場を探しているなら、
ここで一緒に準備をしましょう。
ぼくは毎日書き続けます。
あなたの明日が、
今日より少し生きやすくなるように。



=== 追伸 ===
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