身体介助が少ない介護施設の探し方:求人票・職場見学のチェックポイント

身体介助が少ない介護施設の探し方:求人票・職場見学のチェックポイント

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介護の仕事、本当に毎日おつかれさまです。

「もう少し、体の負担が少ない職場はないかな…」

そう思うこと、一度や二度じゃないですよね。

結論からお伝えします。

身体介助が完全にゼロの職場は、正直難しいです。

でも、「身体介助が少ない“傾向”の強い職場」 を選んで、ミスマッチを避ける方法はあります。

この記事を読めば、次のことがわかりますよ。

  • 身体介助が少ない施設タイプの見極め方
  • 求人票や見学で見るべき本当のチェックポイント
  • 「こんなはずじゃ…」をなくす、転職の失敗回避術

ぼくの15年以上の現場経験から、あなたが自分に合った職場を見つける方法を紹介します。

随時、情報を追加・更新していきます。

著者のプロフィール

名前:なお(介護おじさん)
年齢:43歳
【資格】

介護福祉士

介護支援専門員

上級心理カウンセラー
☑介護士歴15年目

☑介護施設のリーダー職

☑ブラック企業からホワイト企業に転職

職場で陰湿なイジメを受けた経験あり

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目次

身体介助が少ない介護施設の探し方:求人票・職場見学のチェックポイント

具体的にどうやって「身体介助が少ない職場」を見極めればいいのでしょうか。

以下に、求人票と職場見学でチェックすべきリストを作りました。

現場を知っているからこそ分かる「本当のポイント」です。

求人票で見るべきチェックポイント

  • 要介護度: 平均要介護度が「2以下」などが一つの目安。
  • 入浴方式: 「機械浴」「個浴」の記載があるか。
  • 移乗支援: 「介護リフト導入」「ノーリフティングケア」の文字は期待大。
  • 看取り・医療依存度: 「看取りなし」「医療的ケア少なめ」は負担減の傾向。
  • 夜勤体制: 「看護師常駐」「介護職2名以上」など、人数に注目。
  • 1日の業務比率: 「レクリエーション中心」「記録業務はICT化」などもヒント。

見学時のチェックポイント

  • 移乗回数の目安: 職員さんに「1日に何回くらい移乗しますか?」と聞いてみる。
  • 浴槽・通路の広さ: 車椅子でもスムーズに通れるか、介助スペースは十分か。
  • ナースコールの頻度: 見学中にコールが鳴りやまない…は要注意。
  • 記録のICT化: 職員がスマホやタブレットで記録しているか、手書きか。
  • スタッフの年齢層・動線: 若手が多く走り回っているか、ゆったりしているか。

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比較表:施設タイプ別の身体介助レベル

スクロールできます
施設タイプ身体介助の重さ主な業務向いている人向いていない人
特別養護老人ホーム(特養)★★★★★全介助、移乗、入浴、排泄、看取り体力に自信があり、重度ケアを学びたい人腰痛持ち、体力に不安がある人
介護老人保健施設(老健)★★★★☆リハビリ補助、在宅復帰支援、医療ケアリハビリや医療連携に興味がある人じっくり利用者と関わりたい人
デイサービス(リハ特化・入浴なし)★☆☆☆☆送迎、レク、機能訓練の補助、見守りコミュニケーションが得意な人介護技術を極めたい人
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)★★☆☆☆安否確認、生活相談、緊急時対応聞き上手な人、自立支援に興味がある人常に動き回っていたい人
有料老人ホーム(自立・住宅型)★★☆☆☆生活支援、フロント業務、イベント企画接客経験がある人、企画が好きな人重度ケアの経験を積みたい人
訪問介護(生活援助メイン)★☆☆☆☆調理、掃除、買い物代行家事が得意な人、1対1で関わりたい人チームで働きたい人

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身体介助が“少ない傾向”のある職場タイプ【具体例】

上の表を元に、もう少し具体的に見ていきましょう。

身体介助が少ない傾向にあるのは、こんな職場です。

デイサービス(入浴なし・リハ特化型・小規模デイ)

デイサービスは「通い」の施設なので、夜勤がありません。

特に「入浴介助なし」や「リハビリ特化型」のデイは、 身体介助がかなり少ないです。

送迎、レク、体操の見守りなどが仕事の中心になります。

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)

サ高住は、基本的にはお元気な方が多い「住まい」です。

介護職員の仕事は、安否確認や生活相談、緊急時の対応がメイン。

介護が必要な場合は、外部の訪問介護サービスを使うことが多いので、 施設の職員が直接、移乗や入浴をすることは少ない傾向にあります。

有料老人ホーム(自立型・住宅型)

有料老人ホームの中でも、要介護認定を受けていない「自立型」や「住宅型」は、身体介助の場面が少ないです。

ホテルのコンシェルジュのように、生活のサポートや イベントの企画・運営といった仕事の比重が高くなります。

訪問介護(生活援助メインの組み方)

訪問介護は、仕事の組み合わせ方次第で身体介助を減らせます。

「身体介護(おむつ交換や入浴)」ではなく、「生活援助(調理や掃除、買い物)」の依頼を多く引き受けている事業所を選ぶのがポイントです。

周辺職種・役割(施設内の送迎・レク・記録補助・見守り強化枠 など)

同じ施設の中でも、役割分担が進んでいる職場があります。

「送迎専門スタッフ」や「レクリエーション担当」など、介護職という肩書でも、身体介助以外の業務をメインにできる働き方を探してみるのも一つの手です。

反対に身体介助が多い傾向の職場は?

比較のために触れておくと、寝たきりの方や重度の方が多い特別養護老人ホーム(特養)や介護老人保健施設(老健)、 医療依存度の高い有料老人ホームなどは、どうしても身体介助が多くなる傾向があります。


こう探せば失敗しない!【求人・面接・見学の実践術】

「よし、探してみよう!」と思っても、どう動けばいいか迷いますよね。

失敗しないための、具体的な探し方のコツをお伝えします。

求人サイト「検索キーワード」のコツ

求人サイトで検索するとき、ただ「介護職」と入れるだけではダメ。

こんなキーワードを組み合わせてみてください。

  • 「デイサービス 入浴なし」
  • 「サ高住 自立度高め」
  • 「介護職 リフト導入」
  • 「有料老人ホーム レク中心」
  • 「介護 記録ICT化 夜勤なし」

こうすると、希望に近い求人がグッと見つかりやすくなります。

さらに、表に出ていない「非公開求人」なら好条件の求人が見つかりますよ。

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面接・見学での“具体的な10の質問”

面接や見学は、ぼくらが職場を「面接」する場でもあります。

遠慮せずに、具体的な質問で実態を探りましょう。

  1. 職員さん一人が、1日に何名くらいの移乗介助をしますか?
  2. 入浴介助は、何名の利用者さんを何名の職員で対応しますか?
  3. おむつ交換が1日に必要な方は、何名いらっしゃいますか?
  4. 夜勤の際、一番大変なことは何ですか?
  5. 夜間のナースコールは、平均で何回くらい鳴りますか?
  6. 看取りのケアは、年間でどのくらいありますか?
  7. 介護リフトは、実際にどのくらいの頻度で使われていますか?
  8. 記録にかかる時間は、1日あたり平均でどのくらいですか?
  9. 腰痛で辞めてしまった方は、最近いらっしゃいますか?
  10. こちらで一番、身体的に大変な業務は何だと思いますか?

条件の優先順位づけシート

転職で全てを叶えるのは難しいもの。

自分の中で「これだけは譲れない」という条件を決めておきましょう。

【あなたの転職・優先順位シート】

  • 1位:________(例:体の負担の少なさ)
  • 2位:________(例:勤務時間・休日)
  • 3位:________(例:給与・収入)

この3つを紙に書き出すだけで、判断に迷ったときの道しるべになります。

単発バイト・職業体験の活用

一番ミスマッチを防げる、最強の方法がこれです。

最近は、1日単位で働ける介護の単発バイトアプリなどがあります。

気になる施設にまずはお試しで入ってみて、 「ここなら大丈夫」と思えたところの求人に応募する。

この手順なら、リスクを最小限にできますよ。

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身体介助が少ない介護施設の見極め方

そもそも、なぜ施設によって身体介助の量が変わるんでしょうか。

理由は、大きく分けて3つあります。

このポイントを知るだけで、求人を見る目がガラッと変わりますよ。

理由1:利用者さんの“自立度”が高いほど、身体介助は減る

これは一番イメージしやすいかもしれませんね。

お元気で、ご自身の力で動ける利用者さんが多い施設ほど、 職員が直接体を支える場面は少なくなります。

「要介護度が低い」と表現されますが、 要は「自分でできることが多い」方が集まる場所が狙い目です。

理由2:設備・体制(リフト・機械浴・人員配置)で負担が変わる

あなたの職場には、介護リフトやスライドボードはありますか?

お風呂は、機械浴がメインでしょうか?

こうした設備が整っているかどうかで、 職員一人が抱える体の負担は、天と地ほど変わります。

また、人員が手厚い職場ほど、一人あたりの負担は軽くなります。

理由3:夜勤・入浴・移乗の有無が業務量を左右する

介護の仕事で、特に体にこたえるのが、「夜勤」「入浴」「移乗」の3つです。

言い換えれば、これらの業務が少ない、あるいは無い職場を選べば、 身体的な負担はグッと減らすことができます。

たとえば、「入浴介助なしのデイサービス」などが分かりやすい例ですね。


「身体介助が少ない=楽」ではない?【誤解と注意点】

ここで一つ、大事なことをお伝えしなければなりません。

「身体介助が少ない=楽な仕事」ではないですよ。

負担の種類が「身体」から「頭や心」に変わる、というイメージです。

  • 増える業務: 身体介助が減る分、送迎の運転、レクの企画や司会、 利用者さんの話し相手、細かい記録作業、 ご家族への連絡・説明といった業務が増えます。
  • コミュニケーション負荷: お元気な利用者さんが多いからこそ、 高いコミュニケーション能力や、丁寧な言葉遣いが求められます。 時には、利用者さん同士の人間関係の調整役になることも。
  • 給与レンジの目安: 残念ながら、一般的に身体介助が少ない職場は、 夜勤手当や処遇改善加算などが少なくなり、 給与が少し下がる傾向があります。 ただ、働きやすさとのバランスですね。
  • キャリアの伸ばし方: 身体介助のスキルとは別に、新しいキャリアが見えてきます。 生活相談員や、ケアマネジャーへの道もその一つ。 コミュニケーションスキルを磨いて、 「支援のプロ」を目指すという道もあります。

ニーズ別のおすすめ就職ルート

もしあなたが次のような状況なら、こんな探し方がおすすめです。

  • 腰痛・体力不安がある30代の方へ: まずは「サ高住(リフトあり)」と「入浴介助なしのデイサービス」 この2つに絞って見学に行きましょう。 将来性を考えて、相談員資格の取得も視野に入れると良いですね。
  • 子育て中で時間を固定したい方へ: 「デイサービス(レク中心)」が最有力候補です。 日曜休み・夜勤なしは大きな魅力。 短時間で働きたいなら、「生活援助メインの訪問介護」と 組み合わせてみるのも一つの手です。
  • 50代で未経験からの再就職を考える方へ: 「小規模デイサービス」や「自立型の有料老人ホーム」がおすすめです。 まずは記録や見守り、会話といった業務から慣れていくのが安心。 人生経験を活かせる相談業務へのキャリアチェンジも現実的です。

よくある質問(Q&A)

最後に、よく聞かれる質問にお答えしますね。

デイサービスでも身体介助が多い所はある?

はい、あります。「入浴介助あり」で、特に大人数の施設だと、 流れ作業のようになり、身体的な負担は大きくなります。 また、お泊まりデイサービスは夜勤があり、業務内容も増えます。

グループホームは身体介助が少ない?実際のところは?

これはケースバイケースです。認知症ケアが中心なので、 予測不能な動きに対応したり、不穏な時の付き添いなどで、 精神的・身体的な緊張感が続くことがあります。 移乗などは少ない傾向ですが、「楽」とは一概に言えません。

資格なしでも身体介助少なめで働ける?

はい、可能です。「介護助手」や「サポートスタッフ」として、 清掃、配膳、レクの補助といった役割で募集している施設があります。 サ高住のコンシェルジュなども資格不問の場合が多いです。

夜勤なしで生活できる収入を確保できる?

正直、夜勤手当(1回5,000円~8,000円程度)がなくなるのは大きいです。 月収で3~5万円ほど変わる可能性があります。 ただ、日中の給与が高い施設を選んだり、資格手当で補ったり、 共働きでカバーするなど、工夫次第で生活は可能です。

男性介護職でもレク・見守り中心にできる?

もちろん、できます。むしろ、男性ならではの視点を活かしたレク (DIY、将棋、スポーツ観戦など)は喜ばれますよ。 力仕事を期待されがちなのは事実ですが、面接の時点で 「身体的な負担の少ない働き方を希望する」と伝えれば大丈夫です。

見学の“時間帯”はいつがベスト?

一番忙しい時間帯を見るのがおすすめです。 デイサービスなら、利用者が集まる午前10時頃や、 入浴介助が行われるお昼過ぎ。 施設のリアルな姿が見えやすいです。

求人票で避けたいNGワード(重介助前提のサイン)は?

「アットホーム」「やる気次第」「体力に自信のある方歓迎」 といった、具体性のない精神論をうたう求人は少し注意が必要です。 人員不足や、根性で乗り切る風土が隠れている可能性があります。


まとめ:今日からできる3ステップ

長い文章を最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

体への負担を減らす職場探しは、わがままではありません。

自分を大切に、長くこの仕事を続けるための、賢い選択です。

さあ、今日からこの3ステップで動いてみませんか?

  1. 自分の体の許容範囲を知る 「1日の移乗介助は5回まで」「入浴介助は週2日まで」など、 自分が無理なく働けるラインを具体的に書き出してみましょう。
  2. 施設タイプを2つに絞る この記事を参考に、「サ高住と、入浴なしのデイサービス」のように、 見学に行く先のターゲットを2種類ほどに絞り込みます。
  3. 見学 → 単発体験 → 応募 の順番で進む いきなり応募はせず、必ず見学や体験で職場の実態を確認する。 この一手間が、未来のあなたを助けることになります。

あなたの介護の仕事が、 少しでも心穏やかで、健やかなものになることを、 心の底から願っています。

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この記事を書いた人

【介護業界15年目】
資格:介護福祉士、介護支援専門員、上級心理カウンセラー
施設のリーダー 採用から教育に関わる
モットー:やさしい介護
転職回数:5回

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