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利用者さんとうまく信頼関係を築けない……



もしかしたら、利用者さんから嫌われているのかも……
「この人になら安心して任せられる」――そう思ってもらえる介護士になるためには、何が必要でしょうか?



介護士歴15年以上のぼくが断言します。
信頼関係は、技術や経験よりも“ちょっとした心がけ”です。
どんなに介護スキルが高くても、利用者さんとの距離感を間違えると、ぎこちない関係になってしまうでしょう。
逆に、適切な接し方を知っていれば、短期間でも深い信頼を築くことができます。
利用者さんが心を開き、安心して過ごせるようになることで、介護の仕事がもっとやりがいのあるものに変わりますよ。
そこで今回は、15年以上の現場経験から見つけた「信頼関係を築くための3つのコツ」を厳選してお届けします。
明日からすぐ実践できる内容ばかりなので、ぜひチェックしてみてください!
<利用者さんと信頼関係を築く3つのコツ>
- コミュニケーションのコツ
- 利用者さんに寄り添うコツ
- 気遣い・心配りのコツ
最後まで読んで実践すれば、利用者さんから信頼されるようになります。
今までより、仕事が楽しくなるでしょう。
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随時、情報を追加・更新していきます。
名前:なお(介護おじさん)
年齢:43歳
【資格】
・介護福祉士
・介護支援専門員
・上級心理カウンセラー
☑介護士歴15年目
☑介護施設のリーダー職
☑ブラック企業からホワイト企業に転職
☑職場で陰湿なイジメを受けた経験あり


詳しくはこちら
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利用者さんと信頼関係を築く3つのコツ


利用者さんと信頼関係を築くコツは次の3つです。
いきなりすべてを実践できなくてもOKですよ。
<利用者さんと信頼関係を築く3つのコツ>
- コミュニケーションのコツ
- 利用者さんに寄り添うコツ
- 気遣い・心配りのコツ
コミュニケーションのコツ


信頼関係を築くにはコミュニケーションが大切なの言うまでもありません。
利用者さんと会話するときは、次のことを意識しましょう。
- ほめる
- 好きなことをリサーチしておく
- 傾聴(けいちょう)する
利用者さんをほめる
利用者さんをほめる習慣をつけましょう。
なぜなら、ほめてくれた人に好意を持つからです。
ほめられて嫌な気持ちになる人はいないので、どんどんほめましょう。
- ステキな洋服ですね。色もいいし、似合ってますよ。
- ステキな髪型ですね。ご自分でセットされたんですか?
- ステキなマグカップですね。センスがありますよ。
- 字がきれいですね。書道の先生ですか?
ほめて相手が笑顔になれば「つかみはOK」だと思ってください。
ほめられると笑顔になり、会話も弾みます。
利用者さんと「会話が盛り上がらない」と悩んでいる人は、ほめることを意識しましょう。そうすれば気分よく体験談などを話してくれて会話が盛り上がりますよ。
そして、ほめてくれた人・楽しく会話した人に好意をもつでしょう。
その積み重ねで“信頼される介護士”になっていきます。
好きなことをリサーチしておく
利用者さんとコミュニケーションをとりたいけど「話題がない」「会話が続かない」と悩まないために好きなことをリサーチしましょう。
- 野球 (好きなチーム、好きな選手、昔ご自身もしていたか)など
- 相撲 (好きな力士、歴代の横綱、名場面)など
- 時代劇 (水戸黄門、遠山の金さん、大河ドラマ)など
- 歌 (好きな歌、好きな歌手、カラオケでよく歌う曲)など
他の職員に聞いたり、直接本人から聞き出して好きなことの話題で会話しましょう。
傾聴(けいちょう)する
相手の話を「否定しない」で「耳と心で聞く」ことです。
利用者さんとの会話で「またその話か…」と思ったことありますよね。
介護士としては他の業務もあるし、忙しいので「1秒でも早く話を終わらせてほしい」と思うでしょう。
心の中で思うのは仕方がないですが、顔に出してはいけません。
利用者さんの中では初めて話す内容なのです。
その話を介護士が引きつった顔で聞いていたら「この人は私の話に興味がない」と思われてしまいます。
どんなときも笑顔を忘れずに話を傾聴しましょう。


利用者さんに寄り添うコツ


利用者さんのペースに合わせる
利用者さんを急がせずに、利用者さんのペースに合わせて対応しましょう。
介護士の都合で対応するのではなく、ケアの中心は利用者さんです。
介護士の都合でごはんの上におかずを全部のせたり、ごはんとおかずを混ぜて提供するのはNGです。
食事に時間がかかる場合は他の方より早く提供するなど、工夫する必要があります。
行動に時間がかかるのを想定して余裕をもって対応ましょう。
介護の拒否があったり、対応が困難な利用者さんには「ユマニチュード」というフランスのケア技法がおススメですよ。


利用者さんに対して「頑張って」はタブー
利用者さんの食事量や水分量が少ないと、ついつい「頑張って」と言いたくなりますよね。
- もう少し頑張って食べましょう
- 脱水になるので頑張って飲みましょう
しかし、本人なりに頑張った結果、それ以上食べられない、飲めないときは「頑張って」という言葉が本人を追い詰めてしまいます。
たとえば、あなたが焼肉の食べ放題に行って満腹なのに、店員さんから「もう少し頑張って食べましょう」と言われたらどう思いますか?
「いやいや、もう無理」って思いますよね。
「頑張って」と励ましてるつもりでも、利用者さんは「私のことをわかってくれない」と思うでしょう。
励ましているのではなく、“職員の都合”を押しつけているのです。
利用者さんの食事・水分量が少なくて上司や看護師から「なんでもっと摂取を促したり、介助しないんだ」と介護士が怒られる場面を見たことはありませんか?
介護士は“自分が怒られるから”食事してほしい、水分を摂取してほしいとなってしまいます。
利用者さんのためではなく、自分が怒られないために「頑張って」と言うような介護士は信頼されないどころか嫌われてしまいます。
食事や水分が残ったときは「そういう時もありますよね」とやさしく寄り添ってあげましょう。
提供した食事や水分の全量摂取を目標にしないことが大切です。
とはいえ、食事や水分が足りないと体調に影響するし、命も危ないですよね。
そのような場合は「何か食べれそうなものはないですか?」「飲みたいものはないですか?」と聞いてみましょう。
施設で提供するもの以外なら喜んで召し上がられることがあります。
ぼくの勤めている施設では提供するものは残すけど、好きなものなら召し上がられる利用者さんが多いですよ。
塩分制限などがある利用者さんは、担当の医師と相談して提供できる範囲を確認しましょう。
利用者さんの立場で物事を考えて対応するのが大切ですね。
その積み重ねが信頼につながります。
利用者さんから「あなたは理解してくれる」と思われる介護士になれますよ。
気遣い・心配りのコツ


笑顔で接する
笑顔はどのような仕事でも大切です。
それは表情のような非言語的コミュニケーションのほうが、言葉よりも相手に伝わるからです。
「メラビアンの法則」でコミュニケーションするとき相手に影響を与えるのは、「言葉」よりも「見た目」だと言われてます。
影響力を割合にすると下の通りです。
- 視覚(表情)は55%
- 聴覚(声、話し方)は38%
- 言語(言葉、話の内容)は7%
利用者さんは今まで見ない顔の職員を警戒しています。
(安心して任せられるのだろうか?)
警戒心を解くためにも笑顔で接して、距離を縮めましょう。
細かな心配り
ベッドから車椅子に移乗後、ベッド上の布団が乱れてはいないだろうか?
寝ぐせがついたまま、食堂に誘導していないだろうか?
洋服が汚れたままだったりしても、利用者さんは「介護してもらっている」という気持ちがあるので、言えずに我慢していることがあります。
なので、介護士のあなたが気づいてあげましょう。


信頼関係が介護の質を高める4つの理由
- 信頼関係は利用者さんの「安心感」を生む
- 利用者さんの「自己肯定感」を高める
- トラブルの「早期発見と解決」が可能になる
- 介護士のモチベーションも高まる
1. 信頼関係は利用者さんの「安心感」を生む
信頼関係があると、利用者さんは「この人なら自分のことを大事にしてくれる」と感じ、安心感を持ちます。
安心感が生まれると、利用者さんの心が安定し、コミュニケーションや日常生活がスムーズに進みます。
ある認知症の利用者さんが新しい施設に入所したとします。
最初は不安から「お風呂に入りたくない」「薬を飲まない」といった拒否が見せていました。
しかし、担当の介護士が毎日優しく話しかけ、「今日の天気は気持ちいいですね」「お孫さんが遊びに来ていましたね」と利用者さんの興味を引く会話を心がけた結果、徐々に笑顔が増え、拒否行動も減っていきました。
信頼関係が築かれたことで、介護のプロセスがスムーズになったのです。
信頼関係を築く前は、「知らない人に突然家の中に入られて掃除をされるようなもの」。
でも、信頼関係ができれば、「親しい友人が遊びに来て手伝ってくれる感覚」に変わるんです。
安心して任せられる環境が生まれると、利用者さんの生活の質が向上します。
2. 利用者さんの「自己肯定感」を高める
信頼関係があると、利用者さんは「自分の意見や気持ちが尊重されている」と感じられます。
これにより、自己肯定感が高まり、介護への積極性が増します。
ある車椅子の利用者さんが「自分はもう何もできない」と落ち込んでいました。
そこで、介護士が利用者さんの趣味(例えば編み物)について興味を持ち、「こんな素敵な作品を作れるなんてすごいですね!」と励ましながら手伝いました。
その結果、利用者さんは「自分にもまだできることがある」と自信を取り戻し、毎日の生活に意欲を持つようになりました。
信頼関係がない介護は、「上司から命令されて仕事を押し付けられる感じ」です。
一方で、信頼関係がある介護は、「尊敬する先輩からアドバイスを受けて協力して仕事を進める感覚」。
利用者さんの「自分は役立っている」という思いが介護の質を高めます。
3. トラブルの「早期発見と解決」が可能になる
利用者さんが介護士に信頼を寄せていると、小さな体調の変化や悩みを早めに相談しやすくなります。
それが、大きなトラブルを未然に防ぐことにつながります。
ある高齢者が「少し喉が痛い」と感じていましたが、信頼関係のない介護士には伝えられず、風邪が悪化して肺炎になりました。
一方で、信頼関係のある介護士には「少し喉が変なんだ」と気軽に話せたため、早めに受診できました。
この小さな会話が、大きな病気を防ぐきっかけになったのです。
信頼関係が築かれている介護は、「車の異音を整備士にすぐ相談できる状態」。
信頼関係がないと「まあそのうち直るだろう」と放置し、結局大きな故障につながるようなものです。
小さな異変を察知しやすい信頼関係は、介護の質向上に不可欠です。
4. 介護士のモチベーションも高まる
信頼関係は一方通行ではありません。
利用者さんから「いつもありがとう」「あなたがいて安心する」と感謝されると、介護士も「この人のために頑張ろう」と感じられるようになります。
利用者さんから「いつも親切にしてくれてありがとう」と言われた介護士が、その言葉に励まされ、さらに丁寧なケアを提供しようと奮起する姿がよくあります。
このようなポジティブな循環は、介護の質を自然と高めるのです。
信頼関係がある介護現場は、「スポーツチームで全員が同じ目標を持ってプレイしている感覚」。
利用者さんと介護士が「二人三脚」で進む状態が、質の高いケアを可能にします。
信頼関係が壊れる原因5選と対処法
信頼関係は、一度築いても壊れると回復が難しいことがあります。
壊れる主な原因と、それに対処する方法を具体例やたとえ話を交えて解説します。
【信頼関係が壊れる原因5選】
- 約束を守らない
- 利用者さんの気持ちを無視する
- 軽率な言動や失礼な態度
- ミスを繰り返す
- 秘密を守らない
1. 約束を守らない
信頼関係を壊す最大の原因は「約束を守らない」ことです。
小さな約束でも破ると、利用者さんは「この人は信用できない」と感じます。
ある介護士が利用者さんに「今日はいつもより長く散歩しましょう」と約束しました。しかし忙しさからそれを忘れてしまい、散歩の時間を短縮してしまいました。利用者さんは、「どうせ口だけだ」と感じ、次回以降の提案に対して冷淡な態度を取るようになりました。
約束を守らないのは、「信号が赤なのに突っ切る運転手のようなもの」。
他の車は「この人の動きは予測できない」と感じ、緊張感が高まります。
同じように、約束を守らない介護士には利用者が警戒心を抱きます。
対処法:
- 万が一約束を破った場合はすぐに謝罪し、次回こそ守ることを伝える。
- 守れない約束は最初からしない。
2. 利用者さんの気持ちを無視する
利用者さんの気持ちや意見を軽視すると、信頼関係が簡単に崩れます。
「どうせ自分の話は聞いてもらえない」と感じるからです。
利用者さんが「この椅子は座り心地が悪いから、別の場所に移動したい」と言ったにも関わらず、介護士が「ここが便利だからそのままにしておきましょう」と提案を無視しました。
その結果、利用者さんは自分の意思が尊重されていないと感じ、不満を募らせました。
利用者の意見を無視するのは、「レストランで注文した料理が違うものだったのに、店員が『これでいいでしょう』と言うようなもの」。
不快感が募り、その店には二度と行きたくなくなります。
対処法:
- 必ず利用者の意見を確認し、可能な限り実現する。
- 難しい場合は理由を丁寧に説明し、別の選択肢を提案する。
3. 軽率な言動や失礼な態度
不用意な言葉や態度が信頼を壊すきっかけになります。
とくに利用者さんはプライドを持っているため、無意識の言動で傷つけてしまうことがあります。
介護士が利用者さんに「もう歳なんだから仕方ないですよ」と軽い気持ちで発言しました。
この言葉に利用者さんは「馬鹿にされた」と感じ、以降その介護士を避けるようになりました。
軽率な発言は、「友人の新しい髪型を『なんか変だね』と言うようなもの」。
相手に悪気がないとしても、言われた側には深く刺さります。
対処法:
- 言葉選びや態度には細心の注意を払い、相手を尊重する。
- 万が一失言をしてしまったら、すぐに謝罪し、誠実な態度で接する。
4. ミスを繰り返す
一度なら許されるミスでも、繰り返すと信頼は薄れていきます。
小さな不満が積み重なると、大きな不信感に変わるのです。
利用者さんの好みを覚えず、毎回お茶の濃さを間違える介護士がいました。
「薄めが好き」と何度も伝えたのに改善されなかったため、利用者さんは「この人は自分のことを気にかけていない」と感じ、態度を冷たくしました。
小さなミスは、「繰り返し靴紐がほどける状態」。
1回なら大したことはなくても、続くとストレスがたまり、「もうこの靴を履きたくない」と感じるようになります。
対処法:
- 利用者の好みや要望はメモに取り、日々確認する。
- 同じミスをしないための習慣化(たとえば業務チェックリストの活用)を心がける。
5. 秘密を守らない
利用者さんが相談したプライベートな内容を他のスタッフや利用者に話してしまうと、信頼は一瞬で崩壊します。
介護現場では特に守秘義務が重要です。
利用者さんが「娘との関係で悩んでいる」と相談しました。
その内容を他の介護士に話したところ、他の利用者にも伝わってしまい、「秘密が守られない」と不信感を抱かせました。
秘密を漏らすのは、「銀行のセキュリティが甘く、預金情報が漏れるようなもの」。
誰もその銀行を利用したいとは思わなくなります。
対処法:
- プライバシーに関わる話は決して他人に漏らさない。
- 報告が必要な場合でも、話す範囲と相手を限定する。
信頼関係を壊さないためのまとめ
- 約束を守る: 小さな約束でも大切に。守れない場合は即座に謝罪する。
- 相手の気持ちを尊重する: 意見を聞き、実現に向けて行動する。
- 言葉選びに気をつける: 尊敬の念を持って接する。
- ミスを繰り返さない: 利用者の好みや要望をメモし、改善する。
- 秘密を守る: 利用者のプライバシーを最優先に考える。
まとめ
今回は「介護士が利用者さんと信頼関係を築くための3つのポイント」について解説しました。
おさらいすると次のとおりです。
<利用者さんと信頼関係を築く3つのコツ>
- コミュニケーションのコツ
- 利用者さんに寄り添うコツ
- 気遣い・心配りのコツ
以上のポイントを押さえて対応すれば、あなたを見る目が変わります。
利用者さんから信頼される介護士になって、楽しく仕事をしましょう。
ぼくも介護士。あなたの仲間。
あなたを応援しています。
では、また。
==追伸==
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