仕事ができる介護士の特徴4選【ベテラン介護士が解説】

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どうせ働くなら、信頼される介護士になりたいですよね。

言われたことをしているだけは評価されません。

「仕事ができる介護士だと思われたい」というあなたに向けて、介護士として信頼度を上げる方法を紹介します。

ぼくが今まで一緒に働いたスタッフで「仕事ができる」と感じた人には4つの特徴がありました。

<仕事ができる介護士の特徴4選>

  • 相手の気持ちを理解できる人
  • ミスをしない工夫ができる人
  • どんな状況にも対応できる人
  • チームで協力できる人

結論からいうと、この4つを実践すれば仕事ができる介護士の仲間入りです。

今日から実践して、あなたもエース介護士の仲間入りしましょう。

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随時、情報を追加・更新していきます。

記事を書いた人

名前:なお(介護おじさん)
年齢:42歳
資格:介護福祉士、介護支援専門員
☑介護士歴14年目

☑介護施設のリーダー職

☑ブラック企業からホワイト企業に転職

☑介護職の悩みを解決する情報を発信中

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目次

「仕事ができる」介護士ってどんな人?:特徴4選

「仕事ができる」介護士ってどんな人?:特徴4選

介護の仕事ができる人には、次のような特徴があります。

<仕事ができる介護士の特徴4選>

  • 相手の気持ちを理解できる人
  • ミスをしない工夫ができる人
  • どんな状況にも対応できる人
  • チームで協力できる人

詳しく見ていきましょう。

1.相手の気持ちを理解できる人

「仕事ができる」介護士は、ただ単に介助をするだけではなく、相手の気持ちをよく考えます。

たとえば、「この人はどんなことをしてほしいと思っているんだろう?」と考えたり、「今日は元気がなさそうだけど、何か不安があるのかな?」と感じ取ったりすることが大事です。

こうした思いやりがあると、相手も安心して介護を受けられるのです。

2.ミスをしない工夫ができる人

介護の仕事では、薬をまちがえない、車いすに安全に移乗するなど、ミスをしないように工夫することが大切です。

「仕事ができる」介護士は、どんな小さなことも気を抜かずに丁寧に行い、安全に注意を払います。

こうして「いつも安心して頼れるな」と思ってもらえるのです。

3.どんな状況にも対応できる人

介護の現場では、急な対応が必要になることが多いです。

たとえば、利用者さんが急に体調が悪くなったり、転倒してケガをすることもあります。

急変や事故が起きたとき、「仕事ができる」介護士は冷静に行動し、どうすれば一番いいかすぐに判断して動けます。

「柔軟に対応する」ことができれば、利用者にとっても心強い存在ですね。

4.チームで協力できる人

介護の現場には他にも介護士や看護師などがたくさんいます。

「仕事ができる」介護士は、こうした人たちとしっかりコミュニケーションを取り、協力しながらサポートを進めます。

たとえば、「この人は最近よく食べるな」とか、「今日は少し元気がなさそうだから気をつけよう」といった情報をチームで共有し、お互いにカバーし合うことで、よりよい介護ができるのです。

どうして「仕事ができる」ことが大切なのか?

介護士が「仕事ができる」と、介護を受ける人は安心して生活を続けることができます。

また、家族も「この介護士さんなら信頼できるな」と安心できるのです。

そして、チームで協力している介護士たちも、互いに信頼して働くことができ、仕事がしやすくなります。


以上のように、「仕事ができる介護士」は周りの人みんなに安心感と信頼を与えています。

そして、「自分もこんな介護士になりたい!」と思える人が増えれば、介護の現場はもっと良い場所になっていくでしょう。

チームに貢献できる介護士の特徴5選

チームに貢献できる介護士の特徴5選

<チームに貢献できる介護士の特徴5選>

  • コミュニケーションが取れる
  • 協力的な行動できる
  • 他の人の意見を尊重する
  • ミスを報告できる
  • 周りの人がやりやすいように工夫できる

1. コミュニケーションが取れる

信頼される介護士は、同僚や他の職種の人たちとしっかりコミュニケーションを取ることができます。

たとえば、「利用者さんが今朝は元気がなさそうだった」という情報を他の介護士や看護師に伝えたり、リハビリの先生に「最近足腰が弱ってきているみたいです」と相談したりします。

コミュニケーションが取れることにより、みんなが同じ情報を持って連携しやすくなり、利用者さんに適切なケアができるのです。

2. 協力的な行動できる

チームに貢献できる介護士は、協力的な姿勢で行動しています。

たとえば、忙しい同僚がいれば「手伝いましょうか?」と声をかけたり、自分の仕事が一段落したときには、周りの状況を見て必要なサポートができるのです。

このような協力的な行動が、チーム全体の仕事を良くしていくのです。

3. 他の人の意見を尊重する

介護の仕事には、自分ひとりでは気づかないこともたくさんあります。

他の人の意見や気づきを素直に受け入れることができる介護士は、チームにとって貴重な存在です。

たとえば、看護師さんが「この利用者さんはお薬の影響で眠たくなりやすいです」と教えてくれたときに、そのアドバイスを聞き入れて対応することで、より良いケアができるのです。

4. ミスを報告できる

チームに貢献できる介護士は、もし自分がミスをしてしまったときも、隠さずに正直に報告できる人です。

介護の現場でのミスは利用者さんの安全に関わるので、どんな小さなことでも早めにチーム全員に知らせることが重要です。

たとえば、「誤薬をしてしまった」と報告すると、チーム全体でどう対処するかを考えられます。

このような姿勢が信頼され、結果的にチーム全体の安心感も高まります。

信頼を失うのは、ミスをする人ではなく、「報告をしない人」や「ミスを隠す人」です。

5. 周りの人がやりやすいように工夫できる

チームに貢献できる介護士は、他の人が仕事をしやすいように工夫する力も持っています。

たとえば、書類をきれいに整理しておいて必要なときにすぐ見つかるようにしたり、ケアの道具を取り出しやすい位置に準備しておいたりします。

ちょっとした配慮があると、チーム全体がスムーズに働けるようになりますね。


まとめ

チームに貢献できる介護士は、他の人のことを考え、積極的に助け合える人です。

こうした介護士がいると、チーム全員が気持ちよく働けて、利用者さんもより良いケアを受けることができます。

また、チームプレーがうまくいくことで、みんなで支え合って仕事ができ、利用者さんにも安心感を届けることができるのです。

介護の仕事では、一人ひとりがチームのために協力し合うことで、より良い結果が生まれるでしょう。

利用者さんに信頼される介護士の特徴5選

利用者さんに信頼される介護士の特徴5選

介護の仕事では、「信頼」がとても大切です。

信頼される介護士は、利用者さんに「この人に任せたら安心だな」と思ってもらえる人です。

では、どうすれば利用者さんに信頼される介護士になれるのか、特徴を見ていきましょう。

<利用者さんに信頼される介護士の特徴5選>

  1. 小さなことでも丁寧に対応する
  2. 相手の気持ちをくみ取ることができる
  3. 失敗をしないように気をつける
  4. 自分の感情をコントロールできる
  5. 話しやすい雰囲気を作る

1. 小さなことでも丁寧に対応する

信頼される介護士は、どんな小さなことでも丁寧に対応します。

たとえば、利用者さんが飲む水の温度や、ベッドで休むときの枕の位置など、「そんなに重要じゃないんじゃない?」と思えることでも、利用者さんにとっては大切なポイントです。

細かいことに気を配り、「この人は自分のことをよくわかってくれている」と思ってもらうことで、利用者さんの安心感につながります。

こちらも読まれています【介護職】利用者さんから好かれる人と嫌われる人の特徴

2. 相手の気持ちをくみ取ることができる

信頼される介護士は、相手の気持ちを理解できる人です。

利用者さんは、時には言葉で表現できない不安やつらさを抱えています。

信頼される介護士は、表情やしぐさから「今日は何か困っているかな?」とか、「どんなサポートがあると安心できるかな?」と相手の気持ちを考えながら行動できるのです。

相手の気持ちを理解しようとする姿勢が、「自分を大切にしてくれている」と感じさせ、信頼につながるのです。

3. 失敗をしないように気をつける

介護の仕事は、利用者さんの命にかかわる業務もあります。

たとえば、利用者さんが入浴中に溺れたり、ストレッチャーから転落するなど、失敗が大きな事故につながるのです。

介護士のミスで命を落とす事例もありますから。

信頼される介護士は、失敗を防ぐために注意深く状況を確認し、焦らずに作業をします。

安全第一ですね。

4. 自分の感情をコントロールできる

介護の現場は、いろいろな出来事あります。

忙しかったり、思うようにいかなかったりすることもありますが、信頼される介護士は、イライラしたり落ち込んだりする気持ちをうまくコントロールしています。

いつも冷静で、穏やかな対応ができる介護士は、利用者さんにとって安心できる存在になります。

「この人ならどんなときも頼れるな」と思ってもらえることで信頼が生まれるのです。

関連記事はこちら介護士が利用者さんにキレる!?3つの理由と対策を紹介するよ

5. 話しやすい雰囲気を作る

利用者さんが信頼する介護士は、「話しやすい」雰囲気も持っています。

自分の困っていることや要望を伝えやすい人だと、利用者さんも安心できますよね。

たとえば、やさしく声をかけたり、目を見てうなずきながら話を聞いたりすることで、「この人には何でも話せる」と感じてもらえます。

いつもニコニコと笑顔でいる介護士は、利用者さんの不安も和らげることができるのです。

関連記事はこちら【介護士必見】傾聴とは?利用者さんの心を開き信頼関係を築く7つのコツ


まとめ

信頼される介護士は、

  • 利用者さんの気持ちを大切にする
  • 細かいことにも気を配れる
  • 丁寧に対応する人

です。

また、利用者さんが安心して頼れるように、自分の感情を落ち着かせ、話しやすい雰囲気を作ることも大切です。

上記のような特徴があると、利用者さんは介護士を心から信頼するようになります。

介護士の仕事は、相手の心に寄り添うことが求められる、とても大切な仕事ですね。

家族と良好な関係を築く方法5選

家族と良好な関係を築く方法5選

<家族と良好な関係を築く方法5選>

  1. 丁寧でわかりやすい説明をする
  2. 家族の話をよく聞く
  3. 小さな気配りをする
  4. 困りごとや質問にすぐ対応する
  5. 感謝の気持ちを忘れない

介護士は、利用者さんのサポートをするだけでなく、利用者さんの家族とも信頼関係を築くことがとても大事です。

利用者さんをサポートする人が、家族と良い関係を築いていると、家族も安心でき、介護もスムーズに進みます。

家族と良好な関係を築くために、介護士が心がけるべきことを見ていきましょう。

1. 丁寧でわかりやすい説明をする

介護士が利用者さんの体調やケアの内容について説明するとき、専門的な言葉を使わず、丁寧でわかりやすい言葉で話すように心がけます。

たとえば、「今日は体調が良さそうで、しっかり食事も取れていますよ」といった簡単な説明があると、家族も安心できます。

専門用語を使いすぎず、家族が安心できるような説明をすることが大切ですね。

2. 家族の話をよく聞く

利用者さんについて何か気になることや相談したいことがある場合、家族が介護士に話しかけてくることも多いです。

信頼される介護士は、家族の話にしっかり耳を傾けます。

たとえば、「最近、家ではあまり食欲がなかったようなんですが……」といった相談を受けることがあります。

その時、「そうなんですね。私も気をつけて見ておきますね」と答えることで、家族は「この人になら話せる」と感じることができ、安心感が生まれます。

3. 小さな気配りをする

家族が介護施設を訪れるときや、利用者さんの体調に変化があったときなど、介護士が小さな気配りを見せることも大切です。

たとえば、家族が来たときに、挨拶をするだけでなく「お変わりないですか?」と声をかけたり、利用者さんの近況を話してあげたりするだけで、「この介護士さんは家族のことも気にかけてくれているんだな」と感じてもらえます。

こうした小さな気配りが積み重なって、信頼関係が深まりまるのです。

4. 困りごとや質問にすぐ対応する

介護の現場では、家族が不安になったり、質問をしてくることがあります。

たとえば、

  • 「お薬はしっかり飲めているのか?」
  • 「食事や水分を摂れいているのか?」
  • 「今日は元気があるのか?」
  • 「お風呂にはちゃんと入っているのか?」

といった質問に、すぐに答えたり、対応したりすることが大切です。

すぐに対応してくれると、家族は「しっかり見てくれている」と感じ、信頼が深まるのです。

5. 感謝の気持ちを忘れない

介護士と同じように、利用者さんの家族も介護に参加することがあります。

面会に来て、食事の介助をしたり、一緒にイベントに参加したり。

介護士が「いつもありがとうございます」と家族に感謝の気持ちを伝えることで、家族も「面会に来て良かった」と思えるでしょう。

お互いに感謝の気持ちを持つことで、より良い関係が築けるのです。


まとめ

利用者さんの家族と良い関係を築くためには、

  • 丁寧でわかりやすい説明
  • 家族の話をよく聞くこと
  • 小さな気配り
  • 迅速な対応
  • 感謝の気持ち

が重要です。

上記のことを積み重ねていくと、家族も介護士を信頼し、安心して利用者さんを任せられるようになります。

介護の仕事は利用者さんだけでなく、その家族とも協力し合って進めていく仕事です。

利用者さんの家族からも信頼されるような介護士を目指したいですね。

番外編:仕事ができる人の細かすぎる共通点

利用者さんの爪を切る

爪を切る介護士のイメージ

利用者さんの爪を切るということは、視野が広くて気が利く証拠です。

職場の人を思い浮かべてください。

爪を切る職員とまったく爪を切らない職員の顔が思い浮かびませんか?

  • 爪が伸びてるのに気づかない職員
  • 気づいても「面倒だから」「誰かがするだろう」としない職員

爪が伸びているのを発見して放置することなく行動できる職員は優秀ですね。

爪を切るときに足の爪もしっかりと確認して、切ってあげれる職員は評価されます。

手の爪が伸びてるということは足の爪も伸びてるだろう。でも靴と靴下を脱がすのが面倒だな…(←ここで終わりにしない)

(※白癬や巻き爪等、介護職員には切れない爪もある為よく確認しましょう)

足の爪まで確認できる職員は、その他の細かな部分まで気づきケアすることができます。

利用者さんの寝ぐせはないか?ベッドから移乗後に寝具は乱れてないか?

忙しいから見て見ぬふりをしてませんか?忙しいのは他の職員も一緒です。

そこで行動できるからこそ差が出るのです。

文字がきれい

業務日報に記入するイメージ

文字がきれい=読みやすい。

「字は体を表す」という言葉があります。

(※文字がきれいとは字が上手とか下手ではありません)

相手が読みやすいかどうか?考えることが出来る。思いやりの部分です。

  • 他の人が読めるか?
  • 意味が通じるか?
  • もっとわかりやすい表現はないか?

自問自答しながら書いているでしょう。

当たり前の事ですが、自分さえ読めればよいわけではありません。

その当たり前の事ができない職員は、その他の仕事もできないでしょう。

業務日報などを読むとよくわかります。

文字の汚い職員が書いた情報は正確に伝わりません。

字が汚くて読めないので本人に確認するが、本人から「わからない」といわれたエピソードがあります。

体調を崩さない

タフな職員のイメージ

体調を崩さない職員はそれだけ自己管理ができている証拠です。

仕事ができて一目置かれる職員は体調を崩さない、仕事を休まないです。

逆に仕事ができない職員はよく体調を崩して仕事を休みます。

その差はプロとしての意識です。

利用者さんをケアするには、まず自分をケアしなければなりません。体は資本です。

より良いサービスを提供するには万全の体調で仕事をすることです。

プロスポーツ選手は常に最高のパフォーマンスが出来るように日頃から体のメンテナンスをしたり食事にも気を付けてます。

介護職員も介護のプロです。その意識があるだけで必然的に仕事に取り組む姿勢が変わります。

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まとめ

今回は「仕事ができる介護士の特徴」についてお伝えしました。

おさらいすると次のとおりです。

<仕事ができる介護士の特徴4選>

  • 相手の気持ちを理解できる人
  • ミスをしない工夫ができる人
  • どんな状況にも対応できる人
  • チームで協力できる人

<チームに貢献できる介護士の特徴5選>

  • コミュニケーションが取れる
  • 協力的な行動できる
  • 他の人の意見を尊重する
  • ミスを報告できる
  • 周りの人がやりやすいように工夫できる

<利用者さんに信頼される介護士の特徴5選>

  1. 小さなことでも丁寧に対応する
  2. 相手の気持ちをくみ取ることができる
  3. 失敗をしないように気をつける
  4. 自分の感情をコントロールできる
  5. 話しやすい雰囲気を作る

<家族と良好な関係を築く方法5選>

  1. 丁寧でわかりやすい説明をする
  2. 家族の話をよく聞く
  3. 小さな気配りをする
  4. 困りごとや質問にすぐ対応する
  5. 感謝の気持ちを忘れない

以上のことに気をつけて日々の業務に取り組んで行きましょう。

介護経験者になると介助技術では他の職員と大きな差はできません。

通常の業務をこなすだけでは並の職員止まりです。

いかに周りを観察して気づくきことができるか?

ここが介護士としての質の分かれ道です。

ほとんどの人は知識を得て終わります。つまり行動しません。

ここで行動できるか?そこが一番重要なのです。

あなたなら大丈夫。

応援しています。

では、また。

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この記事を書いた人

【介護業界14年目】
資格:介護福祉士 介護支援専門員
施設のリーダー 採用から教育に関わる
モットー:やさしい介護
転職回数:5回

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